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2020.04.15
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第70話「勝負の行方」

廃屋となった胡(コ)宅に杜明礼(トメイレイ)の姿があった。
すでに郡王には趙白石(チョウハクセキ)と周瑩(シュウエイ)の裏切りを報告、さらに機器織布局は全種類の洋布の値下げに踏み切っている。
杜明礼はこれで胡咏梅(コエイバイ)の敵を討てる、そう思っていた。

周瑩は杜明礼が値下げをしたと知り、昔の胡咏梅と同じ手法を使ったと呆れた。
あの時は韓三春(カンサンシュン)が株を手放して助けてくれたが、今回は趙さんや周さん、呉さんに鄭(テイ)さん、王さんもいる。
王世均(オウセイキン)は誰のことか分からなかったが、それは呉家の顧客たちのことだった。

商人たちは機器織布局の大幅値下げに浮き足立ち、呉家に押しかけた。

ただし3ヶ月耐えてくれれば織布局の値より5分値下げすると約束、その代わりこの3ヶ月くら替えしないという条件で、なおかつ前金として購入額の半分を支払って欲しいと頼んだ。

巡撫(ジュンブ)にいきなり郡王の幕僚・文(ブン)先生が現れた。
郡王が最近の趙白石に不満だという。
「郡王の配下でありながら、機器織布局の劣勢を黙認しておる
 陝西(センセイ)の巡撫でありながら、日昌和(ニッショウワ)の窮地に無策であった
 郡王は陝西での蓄えを失いかけた!」
趙白石は杜明礼の密告だと気づき、以前、沈星移(シンセイイ)から受け取った沈家と隆昇和(リュウショウワ)の仕訳帳を見せた。
すると文先生は杜明礼の着服を知り愕然となる。
実はこんなこともあろうかと、趙白石はすでに郡王への報告書を書いていた。
「機器織布局の損失の内幕や取り付け騒ぎの経緯についても全部そこに…
 これでお分かりでしょう?なぜ杜明礼が私を陝西から追い払いたいのか」



そんなある日、周瑩に香港から電報が届いた。
確かに宛名は周瑩だったが、なぜか伝言はなく白紙のまま…。
しかし周瑩はそれがある人の無事の知らせなのだと気づいた。

周瑩が顧客に3ヶ月後の値下げを確約、その額が機器織布局より安値のため商人たちも納得して取引きを継続した。
これで景気は低迷していても前金を集めたので操業は維持できている。

杜明礼は在庫の山を前に動揺した。
「もって何日です?」
「これらの在庫を安値で売りさばけば損はあれど銀子は入る…
 本来なら3ヶ月は維持できた、だがここひと月の売り上げは数百両のみ、長く持って7日だろう」
査坤(サコン)は顔を歪め、奥の手を使おうと覚悟した。
しかし杜明礼はその前に沈四海(シンシカイ)に相談してみるとなだめる。
それにしても不可解だ。
郡王ならすでに自分の文を読んだはず、なぜ趙白石はまだ処罰されないのか…。

杜明礼は日昌和(ニッショウワ)の仮店舗を訪ねた。
そこで沈四海に30万両を貸して欲しいと頼んだが、あっさり断られてしまう。
杜明礼は周瑩が200万両を預けたはずだと食い下がったが、沈四海は小口客の払い戻しから優先するよう条件がついていると教えた。
「見捨てるなど許さんぞ!」
「助けたくともできないのです」
「沈四海…忘れたのか?誰のおかげでのし上がれたのか?」
「忘れていません」
しかし沈四海は座って湯呑みを取ると、それが客人を追い返す合図だった。

機器織布局に戻った杜明礼と査坤だったが、もはや手立てはなかった。
3割も値引きすれば在庫がさばけ、十数万両は回収できるはずだったが、誰も買い付けに現れず、もはや綿花を買う銀子もない。
在庫は10万反、許容損失額は20万両、しかし損失はすでに25万両に及んでいた。
その時、突然、思わぬ助け舟が現れる。
工員が駆けつけ、新疆(シンキョウ)の商人が在庫の10万反を全て買い取ってくれると報告した。
ただしさらに1割の割引きが条件だという。
憤慨した査坤は追い返せと怒鳴ったが、杜明礼が止めた。
「10万反、全部、売る」

周瑩は巡撫に趙白石を訪ねた。
実は機器織布局の在庫を全て買い取り、前金を払ってくれた顧客にこれを渡すという。
趙白石は周瑩がついに杜明礼と決着をつけるつもりだと分かった。
そこで最近、杜明礼が1人である場所へ行っては半日、過ごしていると教えてやる。
「どこへ?」
趙白石が渡した紙には″胡家″と書いてあった。←なぜ急に筆談?w

周瑩は荒れ果てた胡宅にやって来た。
すると杜明礼が胡咏梅の寝台で横になっている姿を垣間見る。
その時、うっかり物音を立ててしまい、驚いた杜明礼が部屋から出てきた。
「何しに来た?!」
「胡家の屋敷を買った人がいると聞いて見に来たの、誰かと思いきやあなただったのね」
「周瑩、好奇心が旺盛だな」
「ええ、性分なの」
「その好奇心がいずれ命取りになるぞ?」
周瑩は思わず鼻で笑い、まだ無事なようだと言った。
しかし杜明礼は今のうちだけだという。
「確かに人はいずれ死んで行く、でも私は正々堂々と生きたわ
 犬のように生きるあなたと違ってね?」
周瑩は商人として正当な手段で金を稼いできた。
だが杜明礼は悪事の限りを尽くしたのに結局、何か得たのだろうか。
すると杜明礼は人の一生は金に変えられないと答え、他にも多くの幸せがあると言った。
「あなたの幸せとは人を操ることでしょう?
 (ふっ)杜老板、でも操られているのはあなたの方なのよ?
 自分の感情を表に出せず、所帯も持てない、将来すら決められない…
 何もないわ、全ては郡王次第」
「ふん、卑しい女め」
「オホホ~こんな卑しい女でも好きなことをして思うまま生きてる、でもあなたは?
 想い人に告白もできず、黙って見ていただけ
 そして彼女の死後に屋敷を買い、彼女の衣を守ってる…
 胡咏梅を慕っていたのね、隠しても無駄よ?
 好きだったのならなぜ娶らなかったの?彼女が思いつめる前に救いの手を差し伸べ…」
「黙れ!私とて結ばれたかった、助けたかったとも!夢見るほど願っていた!
 身分を変えられたら彼女のためにどんなこともした!…だが無理だった
 私が何の苦労もせず、気楽に生きて来られたとでも?勘違いするな
 お前には分からない、私が生きるために何を犠牲にしたか
 だからこそ、ここで負けられぬ、絶対にな」
「おめでとう、杜老板、大勢の屍を踏みつけて生き延びたのね…
 でも苦労して勝ち取った人生ももはやここまでよ」

周瑩は機器織布局の在庫を買い取った新疆の商人が自分の手の者だとバラした。
もともと25万両の洋布を13万両で買って14万両で売りさばいたという。
まんまと騙された杜明礼は呆然となり、もはや返す言葉もなかった。

「そうそう~趙大人が私と郡王を会わせてくれるみたいよ?
 …でも実は迷ってるの、郡王と手を組めば弊害も生じるから
 郡王が要求をのめば迷いは消えるけど…」
「どんな要求だ?」
「夫を殺した者を差し出してもらうこと…杜老板?
 呉聘(ゴヘイ)は死ぬ直前、あなたと食事したわね?覚えている?」
「…覚えていないな」
「郡王はご記憶かも…」
「胡咏梅が毒殺したのでは?」
「下手人は別にいたの~
 望みはたくさんあるけど、最も叶えたいのは呉聘の敵を討つこと、必ず成し遂げるわ」
動揺を隠しきれない杜明礼は郡王なら応じないと強がった。
しかし周瑩は一年で200万両もの利益を上げる織物屋工場を贈ると言えばどうかとけん制する。
「郡王にとってあなたにはいくらの価値が?」
「私の忠誠心を銀子で量れるものか…」
「(ヤレヤレ…)忠誠でも犬に過ぎない、価値はないわ
 しかもその犬は沈家の配当をかすめ取り、商人から見返りをもらい、工場の経営すら失敗した
 救いようがないわ」
周瑩は話を終えて帰ろうとしたが、杜明礼は思わず殺してやると叫んで追いかけた。
そこへ韓三春が現れ、あっさり倒されてしまう。
「杜老板?観念しなさい」

杜明礼は屋敷に戻ると、査坤に自分たちの財産がどのくらいあるか聞いた。
実は査坤は沈四海に知られないよう日昌和以外の銭荘に預けていたため影響はなく、30万両あるという。
杜明礼は十分だと安堵し、すぐ逃げる準備をするよう頼んだ。
「周瑩が郡王と手を組む、あの女は私たちの秘密を知り過ぎている」
査坤は女を始末すれば解決すると言ったが、杜明礼はあの韓三春に勝てるはずないと止めた。
そこでかつて手を組んだ張長清(チョウチョウセイ)を頼ろうと思いつく。
しかしその頃、すでに文先生は王府の侍衛から4人の精鋭を連れて巡撫に到着していた。

杜明礼は査坤を先に逃がすことにしたが、ついに文先生が現れた。
そこで査坤は咄嗟に物陰に姿を隠す。
すると文先生はにこやかに郡王から話があるので一緒に来て欲しいと言った。
杜明礼は思わず大事な商談があると訴えたが、文先生は隆昇和なら今後は自分が仕切るという。
「長年、ご苦労だったな、もう交代だ」

杜明礼は4人の侍衛に囲まれて外へ出た。
すると隠れていた査坤が飛び出し、後ろの侍衛2人に斬りかかり杜明礼を救う。
「お逃げを!」
査坤は残りの2人の侍衛を阻んだが、杜明礼は逃げるなら一緒だと留まった。
そこで文先生は自ら剣を抜き、杜明礼に襲いかかる。
驚いた査坤は侍衛らを退け杜明礼を助けに向かったが、そこで文先生と刺し違えることになった。
そこへ侍衛たちが加わり、中庭は修羅場と化す。
すると深手を負った文先生は侍衛たちが応戦している隙に逃げ出そうとした。
その姿に杜明礼が気づき、すぐ追いかけることにする。
しかしその時、護衛を全て片付けた査坤が崩れ落ちるように膝をついた。


査坤は侍衛に刺され、もはや手遅れだった。
「早くお逃げに…早く…」
「逃げろと言ったのに…なぜ残っていたぁぁぁ!」
「老板こそ…逃げずに留まった…すぐに人が来ます…早く逃げてください…早くしないと…捕まり…」
「査坤!…」
査坤はそこで事切れた。
「お前の敵は必ず討ってやる…」

趙白石が涇陽(ケイヨウ)県署で待っていると、文先生が血まみれで戻って来た。
驚いた趙白石は直ちに隆昇和へ駆けつけたが、中庭に侍衛と査坤の亡骸が転がっている。
すると殺された侍衛の刺し傷を見た趙白石は驚愕した。
この傷口は沈月生(シンゲッセイ)の検死で見たあの珍しい刺し傷と同じ…。
趙白石は査坤の横に落ちていた洋剣を確認し、全てを察した。

翌日、趙白石は沈家に沈四海を訪ねた。
10年前は沈月生殺害の真相を解明できずにいたが、当時、凶器だけは身体の傷口から予想がついていたという。
そこで趙白石は沈四海に当時、描いておいた凶器の絵を見せた。
実は昨日、隆昇和で死傷者が出る騒ぎがあり、犠牲者の傷口が沈月生の傷と全く同じだったという。
現場の検分によると手を下したのは査坤だと判明、すでに骸となった査坤の手元には剣が落ちていた。
趙白石は証拠となる査坤の剣を渡すと、沈四海は剣先を見て愕然となる。
「月生を殺したのは査坤だったと?」
「沈家も胡家も呉家も偽の血竭(ケッケツ)には関わっていなかった、査坤が仕掛けた罠だったのです」
あの軍需品の入札は呉家東院を陥れるためのものだった。
そのため沈家が呉家より安値で入札したが落札できず、本物を納めても偽造だと訴えられたのだろう。
そして事件の晩、査坤は呉家をはめるため蔵に偽の血竭を忍ばせた。
しかし運悪く沈月生が現れ、現場を目撃されてしまう。
つまり沈月生の死の真相は査坤による口封じだったのだ。

沈四海は全てを知り、息子の霊位を手に自分の愚かさを嘆いた。

まさか息子の敵討ちを殺した本人に頼んでいたとは…。
しかも敵のために必死で稼ぎ、貢いできたのだ。
「月生よ…この恨みは必ず晴らす
 ここに誓おう、あの杜明礼とその後ろにいる奴らに命をもって償わせると…」

つづく


(꒦ິ⌑꒦ີ)コンさん〜
ちょっと待った!よく考えたら趙白石が血竭を張長清に渡したせいじゃないの?( ๑≧ꇴ≦)





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最終更新日  2020.04.15 23:38:51
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