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2020.12.17
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第36話「公主の生活」

沈曄(シンヨウ)は琉璃が映し出す阿蘭若(アランジャク)の姿を見ながら、愛おしさに思わず手を伸ばした。
「阿蘭若、お前が逝って久しいが、私はこの夢を作った
 ここにある草や木、そして生ける者たち、何もかもがお前のためにある
 私はお前を失い、死に至らしめた…だが話によるとこの夢を作ればお前は最初からやり直せる
 結魄灯(ケッパクトウ)のようにお前の元神を集め、生まれ変われる
 200年あまりが経ったが、お前のことはもう私しか覚えていない
 知っているか?今、夢で見たあの時、私たちは出会っていた…会いに行くよ、阿蘭若」


記憶を失って目を覚ました白鳳九はここから出られる時が来るまで、阿蘭若として生活するしかない。
しかし困ったことに阿蘭若は白鳳九が大嫌いな蛇が好きだった。
その朝も茶茶(チャチャ)たち侍女たちが公主の誕生日を祝うため、大きな青蛇を連れて来る。
驚いた阿蘭若は蛇から逃げ回り、茶茶たちは困惑した。

一方、東華帝君は阿蘭若の夢の中で白鳳九の元神を探していた。
それにしても夢とは言え良くできている。
東華帝君はひとまず茶屋でひと休みすると、偶然、他の客の噂話が聞こえた。
何でも公主・相里橘諾(ショウリキツダク)が落馬で怪我をし、大王が息澤(ソクタク)を招くことにしたという。
そこで東華帝君は修正術を使って夢の中にいる者の記憶を入れ替え、息澤になりすますことにした。

青蛇は無事にカゴに戻った。
茶茶の話では青蛇は阿蘭若に冷たくされたせいか、牛を3頭も呑んでしまったという。


「殿下を恋しがっているので連れて戻ったのに…殿下、どうなさったのですか?」
実は以前、阿蘭若はこの青蛇と一緒に住んでいた。
阿蘭若が身体を壊したのでしばらく離れていただけだという。
「感激のあまり驚いたのですか?」
「( ̄▽ ̄;)あはは~」

阿蘭若は″青″と名付けて弟分とし、今では大王に仕える側近まで″青殿″と呼んでいるという。
|ω・`).oO(つまり蛇好きのフリをしなきゃいけないの?…何とかしなくちゃ
「茶茶、正解したら褒美をあげるわ…私が最も好きな人と嫌いな人は誰だ?」
「お好きなのは…もう息澤大人に嫁いでおられますし…」
|ω⊙`).oO(阿蘭若に夫?!蛇は何とか受け入れられても…夫はどうするのよ?!
「恐れながら嫌いなのは姉妹の公主たちでしょう?」
相里橘諾と相里嫦梯(ショウリジョウテイ)は阿蘭若の姉妹だが、これまで酷い仕打ちを受けて来たという。
2人は幸せに育って来たせいか、大王や王后を盾にして横暴に振舞っていた。
「子が大勢いれば、親にも好き嫌いがあるわ、いいのよ、もう慣れた」
「殿下、私は不快です、姉君はさておき嫦梯公主は地位も同じ、なのにあんな高慢なんて…
 でも先日の馬の競走では橘諾公主が失敗し、スッキリしました!
 殿下があの場にいなくて残念でした~クスッ」

息澤となった東華帝君は橘諾公主の治療にやって来た。
王后の話では腕を痛めたが王宮の医者では治せないという。
息澤は外傷より、落馬した時に激しく驚いたせいで精神的に傷ついていると見立てた。
「しばらく静養が必要でしょう、私が王宮に留まり治療します、半月ほどで良くなります」
実は相里橘諾は身ごもっていた。
元神が宿るのに最もふさわしいのは胎児だ。
その上、仙力の強い母体ならなおさら、白鳳九の可能性が高い。
しかし母体が負傷しているため、無理に追魂術で鳳九を探せば負担がかかると心配した。
…小白、1割だけの仙力では連れて行けぬ
…″そこ″を選んだのならしばらく休んでいるがいい



一方、白鳳九は阿蘭若が好きだと聞いた酒楼・酔里仙(スイリセン)にいた。
毒は毒で制する、阿蘭若は店にある蛇料理を全て注文する。
給仕は蛇好きの公主がなぜ急に食べる気になったのか訝しんでいたが、ともかく阿蘭若は勇気を出して試すことにした。
しかし…(Ŏ艸Ŏ)ゥッ…

沈曄が酔里仙に入ると阿蘭若が慌てて店を出るところだった。
「阿蘭若?」
(Ŏ艸Ŏ)ゥッ<あ、急いでますので…
しかし運悪く外は雨だった。
「阿蘭若?」
(Ŏ艸Ŏ).oO(阿蘭若の知り合いかしら?何とかやり過ごさないと…
「阿蘭若、私を忘れたのか?…沈曄だ、忘れたのだな?」
焦った阿蘭若は覚えているとごまかし、気分が悪いので慌てて走って帰ってしまう。
その様子を店にいた蘇陌葉(ソハクヨウ)が見ていた。

ずぶ濡れで戻った阿蘭若は、沈曄から何か聞かれたら多忙だったと答えるよう茶茶に頼んだ。
すると茶茶は親交のない沈曄から聞かれることはないという。
「でも私のことを知っているような顔つきだったわ…」
「まさかあの出来事をお忘れですか?
 かつて殿下が表哥の沈曄大人に誕生日の贈り物をしたら、橘諾公主と嫦梯公主が″汚い″と言うので
 大人が捨ててしまった…それ以来、親交はありません」
しかし阿蘭若はそれだけではないような気がした。

そんなある日、茶茶が嬉しそうに阿蘭若のもとへ駆けつけた。
「殿下、師匠ですよ?陌葉先生がお戻りに!客間におられます」
しかし阿蘭若はとても対応できそうにないと考え、頭痛がすると嘘をついて帰ってもらうことにした。

茶茶は仕方なく蘇陌葉に茶を出した。
すると蘇陌葉が自分の留守中、公主に変わったところはなかったかと聞く。
茶茶は公主が青蛇に腰を抜かしたと話し、確かに最近は少し妙だと言った。
「陌葉先生、殿下は具合が悪いそうです、いずれ訪ねると仰せなので今日はお引き取りを…」
しかし蘇陌葉は急に席を立ち、阿蘭若の寝殿に入ってしまう。
「公主?具合はどうだ?」

阿蘭若は仮病がバレて困惑した。
|ω・`).oO(師匠って言うから太上老君みたいな白髪の年寄りだと思ってた~
すると蘇陌葉は茶茶を下げ、青蛇との舞いを教えたが覚えたかと聞いた。
「ああ?ぁぁ…青殿は今、眠ってます」
蘇陌葉は戸惑う阿蘭若の様子を見ると、急に袂から酒瓶を取り出して飲ませてみる。
「なじみの味か?」
「はい、どこかで飲んだような…」
「やはり間違いない!鳳九殿下!」

蘇陌葉は阿蘭若の身体に宿った白鳳九を見つけた。
そこで話を聞かれないよう外へ連れ出し事情を説明する。
「じゃあ、ここは阿蘭若の夢の中で、夢が作る世界なのね?」
「そうです、現実の世界ではない、あなたは梵音谷(ボンオンコク)の蛇陣から夢の中に入ったのだ
 そこで連宋(レンソウ)殿下が蛇の女王の縁者なら蛇も譲ると思い、私に救出を託した」

東華帝君と白鳳九を助け出す方法を考えあぐねていた連宋は、西海の第2王子の母が蛇の女王だと思い出し、助けを求めた。
蘇陌葉は梵音谷に長く住んでおり、夢の中身にも詳しく、事情を聞いて協力を快諾する。
それにしてもまさか白鳳九が阿蘭若となり、第3皇子まで忘れてしまったとは…。
すると鳳九は本当に阿蘭若の師匠だったのか聞いた。
「だから偽物だと見抜けたのでしょう?」
「…阿蘭若は私の弟子だ」
実は阿蘭若が25歳の時、蛇穴から救い出して面倒を見て来たのは蘇陌葉だった。

血縁はないが、自分にとっては肉親と同じだったという。
しかし西海に用があって2年ほど梵音谷を離れ戻ってみると、あの活発だった阿蘭若が墓に埋まっていた。
比翼鳥(ヒヨクチョウ)族は口を揃えて自害したと言ったが、蘇陌葉は信じていないという。
この200年あまり死因を探っているが、比翼鳥族から情報は得られなかった。
今回、確かに連宋に頼まれて来たが、本当は生前の阿蘭若を知りたくて望んで来たと吐露する。
「私に力を貸してもらえないだろうか?」
「正体を知られたからには何でも手伝うわ」

ここは誰かが再現した阿蘭若の生前の世界だった。
当時を生きた者や情景がそのまま存在しているという。
「もし梵音谷の者が夢に入れば、中にいる自分と自然に入れ替わる
 例えばこたび私が夢に入ったため、もともと夢の中にいた私はすでに姿を消している」
しかし鳳九の場合は違った。
夢を作った者の仙術に落ち度があったのかもしれない。
またここに来た者は過去の記憶の一部を失う。
蘇陌葉もここへ来た当初、阿蘭若の顔がおぼろげだったが、それは仙術の落ち度が招いたのだろう。
「阿蘭若の元神は砕け、残ったのは墓のみ…比翼鳥族は生まれ変わることができる
 もし生まれ変わり、縁あらば梵音谷の王にもなれるということだ、阿蘭若を除いては…」
「話がよく分からないけど…(←全視聴者が頷いたw)まあいいわ、私にできることを教えて
 それが終わればここを出ましょう」

この夢は当初、梵音谷を模して作られていた。
しかし独自に進化し、今では梵音谷とは別の世界になったという。
恐らくこの夢を作った者の望みは、夢の中だけでも阿蘭若を幸せにすることだ。
ただ阿蘭若はすでに死んでいる。
幸せになったところで全てまやかしに過ぎなかった。
「偶然にも阿蘭若になったのなら、完全になりきってくれないか?
 生涯をありのまま再現するんだ、阿蘭若が死ぬまで…
 それがここを無事に出る唯一の手段かもしれん」
「話によると阿蘭若は純粋で気高い娘だったのね?しかも蛇が好き…なりきれるかしら?」
蘇陌葉は阿蘭若が生前に書いた文を渡し、これを読めば分かると言った。
ただ青蛇については白鳳九に自分で乗り越えてもらうしかないという。
(´・_・`)おぅ…

阿蘭若として生きることにした白鳳九、それにしても誰かが助けに来てくれるとは意外だった。
しかし東華帝君まで来ていると知り困惑する。
蘇陌葉は2人が夢に陥ることになった経緯までは知らず、東華帝君が来た理由を説明できなかった。
「だが同時に来たのなら、同じ場所にいたのでは?」
一方、おじ…じゃない東華帝君は息澤として橘諾公主の治療にあたっていた。
橘諾が完治すれば、白鳳九が腹にいるのか確かめることができるはずだ。

茶茶は居眠りしている阿蘭若を起こした。
「殿下?殿下?また頭痛ですか?」
「ううん、良くなったわ~」
すると目の前にまたしても籠に入った青蛇がいる。
(((ʘ ʘ;)))うわっ! 🐍シュン
「殿下、殿下に会えなくてしょげていたんですよ?」
白鳳九は蛇を克服するため、籠に近づいて声をかけてみた。
「チッチッ…チンディ、いい子ね?数日、会えないだけでガックシしないで~」
シャアァァァ~!~>°)ニニニニ=~
ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ
すると鳳九は驚いて卒倒してしまう。

白鳳九は寝台で目を覚ました。
そこへ茶茶が駆けつけ、なぜ青蛇に驚くのか訝しむ。
「あれほど仲良しだったのに…食事も寝床も一緒でした、冷たくなさると私まで辛くなります…」
鳳九は慣れるしかないと覚悟し、心配ないと答えた。
すると茶茶が大王から届いた名簿を見せる。
それは王后の誕生祝いの宴への随行者だった。
何でも新しく造らせた船で南の行宮へ行くのだとか。
「あ!私の名前もあるわ!」
「ご冗談を、第2公主なんです、当然ですよ」
…よかった!蛇は船に乗れないし、会わなくて済むわ、悩みが1つ減った!
「そうだ殿下!息澤大人も同行なさるので夫婦で過ごせますね?」
( ꒪ͧ⌓꒪ͧ)ほえ?

つづく


( ๑≧ꇴ≦)おじいちゃんを忘れないで〜って心配していたら大丈夫だったw





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最終更新日  2021.01.12 14:20:04
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