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2021.01.12
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第46話「2人の初夜」

蘇陌葉(ソハクヨウ)が再び岐南(キナン)神宮へ戻ることになった。
そこで白鳳九(ハクホウキュウ)は食べ損ねた師匠のため、少し大きめの狐の飴を贈る。
「沈曄(シンヨウ)には違う味を贈ったの、下の者に配ったみたいだけど~」
蘇陌葉は嬉しそうに飴を舐め始めたが、公主が飴を手作りして皆に振る舞うことなどありえないため、この件を漏らさぬよう釘を刺した。
また3日後に橘諾(キツダク)が都を出るが、阿蘭若(アランジャク)がこの時、沈曄と会えるよう計らったと教える。
実はすでに蘇陌葉が郊外の川辺で会えるよう手配、ただし当時、阿蘭若は同行していなかった。
「暇だったら見に行ってもいいだろう」

 でも今は私の屋敷に住んでいるでしょう?とても大きな変化だわ」
「私もそれを考えていた、犬因獣(ケンインジュウ)の一件も起こらなくなるな
 他の方法で沈曄が好意を示すよう仕向けねば…」

白鳳九は赤い衣で孟春(モウシュン)院を訪ねた。
するとちょうど沈曄が中庭の大木の下で棋譜を解いている。
|ω・`)oO(阿蘭若の運命を知ったせいか、沈曄を見ると胸が潰れる思いだわ…
鳳九は明日、橘諾が都を出ると伝えた。
そこで最後に会ってはどうかと提案し、郊外の川辺まで自分が案内するという。
沈曄は驚いた様子だったが、阿蘭若の計らいなら好きにすればいいと拒まなかった。
「あなたが嫌がっても私は行くけどね~」
「…お前らしくもない」

鳳九は大木の根に腰掛けると、母が昨日どうして訪ねて来たのか聞いた。
相変わらず無愛想な沈曄は、橘諾を救った件で礼を言いに来ただけだという。
「ならなぜ一役買った私の所には来ないのかしら?」
「幼い頃から冷たくされているだろう?以前は耐えていたのに、急にどうした?」
「以前は耐えていたから今も耐えろと?」


白鳳九は約束通り沈曄と川辺に向かった。
そこで鳳九は護送官を呼び、2人きりで話せるよう気を利かせる。
すると橘諾は別れる前に来世の契りを結びたいと頼んだ。
しかし沈曄は橘諾を救ったのは愛しているからではないという。
あくまで先王への恩返しに過ぎず、見送りに来たのも、単に外へ出たかったからだと言った。
「橘諾、そなたの母の血は汚らわしい、そなたも嫦梯(ジョウテイ)もふしだらで母親と何ら変わらない
 当初は気づかなかった…」
鳳九は沈曄の気持ちがはっきりしたところで、護送官を迎えに行かせた。

一方、茶茶(チャチャ)は東華帝君を阿蘭若のもとまで案内していた。
道すがら東華帝君は美しい花を見つけ、白鳳九のために摘むことにする。
そうとは知らず、鳳九は現実に倣って沈曄から阿蘭若への想いを聞き出そうとしていた。
鳳九は沈曄を誘ってお茶を飲むことにしたが、わざとお茶を自分にこぼしてしまう。
すると驚いた沈曄が直ぐさま阿蘭若に駆け寄り、熱かろうと必死に面倒を見た。
思わずほくそ笑む鳳九、その時、沈曄は湯ではなく水だと気づき、阿蘭若に騙されたと分かった。

白鳳九は沈曄の阿蘭若への気持ちを確認したが、沈曄は頑なに口をつぐんだ。
すると痺れを切らした鳳九が自分から沈曄が好きだと告白する。
「沈曄、私が今日、来たのはあなたの本心を聞くためなの…
 私が嫌いならそう言って、なら今後、二度とあなたに関わらないし、苦しむこともない」
その時、沈曄は思わず白鳳九を抱きしめた。
「阿蘭若、我爱你…行くな、いつまでもそばにいてくれ…」
その姿を偶然、東華帝君と茶茶が見てしまう。



沈曄は阿蘭若への思いが募り、愛を打ち明けた。
しかし白鳳九の言葉で我に返り、慌てて身体を突き放す。
「…阿蘭若は死ぬまでその言葉を聞けなかった
 偽物の私に想いを告げて、本物には愛していることを認めなかったなんて…沈曄、非情すぎる」
「お前は一体、何者だ?」
その時、鳳九は沈曄の肩越しに東華帝君と茶茶の姿を見つけた。
驚いた鳳九は沈曄を置き去りにして駆けつけたが、東華帝君は1人でどこかへ消えてしまう。

孟春院に戻った沈曄は白鳳九の辛辣な言葉のおかげで、ある答えを見つけた。
あの頃、阿蘭若は何度、放り出すと脅しても、懲りずに自分を訪ねて来たものだ。
そんな阿蘭若に沈曄は素直に気持ちを伝えることができなかったが、一度だけ阿蘭若の髪に小さな花を挿してやったことがある。
『物足りないようで、これでいいとも思う』
『″物足りない″とは何のことだ?』
すると阿蘭若は意味ありげに髪に差してもらった花を見せる。
あの時は分からなかったが、沈曄はようやく″物足りないもの″が何だったのか気づいた。

白鳳九は東華帝君を探していたが、見つけたのは落ちていた花束だけだった。
やがて激しい雨となり、鳳九は居所に戻る。
するとその夜、鳳九が眠っている寝台にびしょ濡れの東華帝君が滑り込んで来た。
時を忘れて散歩していたが、雨にも気づかず考え事をしていたという。
(๑°⌓°๑)<茶茶の言う通りやきもちね?
鳳九はともかくすっかり身体が冷えた東華帝君のため、湯あみの準備に向かった。

東華帝君が沐浴している間、白鳳九は衝立の向こうに座っていた。
「何かあったら声をかけてくださいね~」
「小白?散歩しながら過去を思い出した、そなたへの借りは多い…
 だからそなたが何をしても、何を言っても許そう、どうか正直に打ち明けてくれ
 …今日はただの芝居には見えなかった」
東華帝君は鳳九が阿蘭若という役に入り込みすぎて沈曄に心が動き、本当に好きになったのではないかと疑った。
呆れた鳳九は妄想をやめて湯船につかるよう伝えたが、東華帝君の様子がおかしい。
】.oO(ブクブクブク〜♪
( ゚д゚)<もしや気を失った?ディジュン?

白鳳九が驚いて湯殿に駆けつけると、東華帝君の姿がなかった。
すると湯船に頭まで浸かっていた東華帝君が急に浮上し、いきなり鳳九を引っ張って湯船に落としてしまう。
「沈曄は甘い言葉を言ったのか?…私の心が本当に分からぬのか?」
なぜか湯船で東華帝君に問い詰められる鳳九、どうやら本当に沈曄に嫉妬しているらしい。

「そなたが心変わりするとは思わなかった…」
「つまり嫉妬して外をさまよっていたの?」
「どうすべきか考えていたが、答えが出なかったのじゃ
 沈曄を始末すれば手っ取り早いが、そなたが悲しむ」
「私の気持ちを考えて凶行を思いとどまったってわけね…」
「私は男として女を悲しませるような真似はできない」
(´゚艸゚)<ふふ、十分、甘い言葉だわ~♪

白鳳九はいい加減に湯船から出ようとしたが、東華帝君が引き留めた。
鳳九と肩を並べた東華帝君はようやく安心したのか、目を閉じてのんびり湯に浸かる。
( ˘ω˘ )<やきもちを焼くのもほどほどにしてくださいね〜おじいちゃん
すると鳳九は愛しい東華帝君の顔をまじまじと見つめた。
「こんなに好きなのに、他の男を好きになると?」
鳳九は東華帝君の頬にそっと口づけした。

すっかり機嫌を直して寝所に戻ったと思われた東華帝君、しかしまだ沈曄に嫉妬していた。
そこで寝支度してくれる白鳳九を寝台に引きずり込み、沈曄を好きでないなら、なぜ抱き合ったのかと問い詰める。
「芝居をしただけよ~それさえ耐えられないの?なら私が他の男と話すだけでも嫉妬すると?
 忍耐は大切よ?しっかり学んで…まだ疑ってるの?」
「うむ」
「あなたをしばらく探したあと帰って来たのは、私まで雨に濡れたらあなたが心配するからよ
 あなのために冷えを除く薬風呂も用意したわ」
さすがに鳳九がふてくされ始めると、東華帝君は自分が悪かったと認めた。
|ω・`)oO(帝君、どうしたのかしら?今夜はやけに優しいけど…
すると東華帝君は鳳九をなだめるように優しく触れながら、口づけした。



翌朝、白鳳九は紫芋の菓子を作った。
しきたりでは床入りの翌朝には菓子を作る。
東華帝君は形式的なことにこだわるなと笑っていたが、鳳九はやはりこの菓子だけは作りたかった。

朝から甘い時間を過ごす鳳九と東華帝君、その裏で蘇陌葉はひとり神器作りに没頭していた。
すると東華帝君の元に蘇陌葉から文が届く。
…神器作りが仕上げの段階に入りました
…帝君のお力が必要なので、こちらへお越しください
東華帝君は文を読み終えると、そのまま燃やした。
そこへちょうど鳳九がやって来る。
「おいで…ここに座れ」
「午後は何をする?市を見に行きたいわ!」

つづく


(  ̄꒳ ̄)あの〜一瞬、変な生き物が映らなかった?…えっ?!
兎にも角にも管理人は劫を終えたのであった(笑





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最終更新日  2021.01.12 21:53:01
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