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2021.01.21
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第51話「帝位継承の儀式」

慶雲(ケイウン)殿の涼亭では阿離(アリ)が白真(ハクシン)から講談話を聞いていた。
すると久しぶりに白鳳九(ハクホウキュウ)が顔を見せる。
阿離は喜んで鳳九に抱きつき、思わず梵音谷(ボンオンコク)に落ちたことは誰にも話していないと口を滑らせた。
驚いた鳳九は慌てて阿離の口をふさぐと、白真は阿離に遊びに行ってくるよう促す。
阿離は仕方なく伯父の言いつけに従った。
(˘•ε•˘)<僕は口が固いのに…鳳九姐姐と帝君が口づけした話だって誰にも言ってない…ブツブツ

白鳳九は自分の大事な務めを忘れていた。

いざという時は白真が鳳九に化けるつもりでいたが、戻ったからには必要ない。
「青丘の礼式は九天よりも簡素だが、それでも準備に手を抜くなよ?」
「はぁおぉ~」

成玉元君(セイギョクゲンクン)は連宋(レンソウ)を見直していた。
東華帝君(トウカテイクン)がいれば白鳳九が無事だと分かっていながら、自分の修為を犠牲にしてまで梵音谷で東華帝君の帰りを待ち続けるとは…。
連宋は成玉の影響だと話し、それよりどうして鳳九に会わないのか聞いた。
「私なんか邪魔よ~家族にどう話すか悩んでいる上、″兵蔵の礼″の準備もあって焦っているの」
成玉の話では青丘で帝位を継ぐものが必ず行う儀式で、自分の手で兵器を作り、それを子孫に遺すため八荒の神仙の前で聖地に納めるという。
すると連宋は白浅の儀式に参加したことを思い出し、確かに四海八荒で有数の重要な儀式だと言った。

実は白鳳九はとうの昔に合虚(ゴウキョ)剣を作っていた。
姑姑の婚儀の後で剣を入れる箱を作る予定が、梵音谷に落ちたせいですっかり忘れてしまう。

そこで成玉は連宋に賭けをしないかと持ちかける。
実は鳳九は何でも頼っていては自分が駄目になると言っていた。
「帝君は助言をするくらいで直接、関わったりしないわ
 私が勝ったらあなたは兵蔵の礼で鳳九のために働いて
 でも私が負けたら~芬陀利池(フンダリチ)で魚を捕り、鳳九に甘酢煮を半年間、作らせるわ~」


そこで東華帝君は設計図を出し、この通り作れば半月以内に完成するという。
一方、妙義淵(ミョウギエン)の緲落(ビョウラク)は聶初寅(ジョウショイン)から一向に報告がなく、痺れを切らして連心鏡(レンシンキョウ)を破った。
すると聶初寅の前に緲落の邪気が現れる。
『魔族の精気を吸いたい…早く集めよ!』
驚いた聶初寅は魔族が減れば神族に対抗できないと訴えたが、緲落は毎日、100人の生贄を捧げるよう命じた。

白鳳九は太晨殿にこもり、東華帝君の図面に従って剣を入れる箱を作りはじめた。
東華帝君はそんな鳳九を温かく見守りながら、重霖(チョウリン)に殿内の模様替えを命じる。
「帝君?外からの良い風が鳳九殿下まで届きません、文机をずらしましょうか?」
「うむ、それがよい」

連宋が太晨殿に偵察にやって来た。
かつて正室を娶るなら知鶴(チカク)も悪くないと言ったことがあったが、今になって思えば無理があったと気づく。
すると東華帝君は義父母によくしてもらったため知鶴を甘やかし、わがままな娘にしてしまったと反省した。
知鶴は西海水君のもとで修練させているが、実直な西海水君から何か学び取って成長することを願っているという。
「長年、待った甲斐がありましたね、正室にふさわしいのは鳳九しかいない」
連宋は成玉元君から聞いた話を教えた。
「成玉が″帝君に頼れ″と言うと、鳳九は″頼ると己が駄目になる″と答えたそうです
 当初、私は建前だと思っていました…だが本当に自力で取り組んでいるとは…」
そこへ重霖が現れ、念のため鳳九の耳に入らぬよう結界を張ってから報告する。
「比翼鳥(ヒヨクチョウ)族と夜梟(ヤキョウ)族に変わりはありません」
妙義淵の異変に気付いていない重霖、そうとは知らず、東華帝君は鳳九を気楽に過ごさせるため一切の情報を遮断していた。

白鳳九は確かに分別があった。
しかしそれも度を超えると東華帝君も寂しくなってしまう。
そこで差し入れを持って鳳九の元へやって来た。
「菓子はどうだ?」
「要らない」
「粥は?」
東華帝君は鳳九に粥を一口食べさせると、いつ自分を親に会わせるのか聞いた。
「父と外祖母を説得してからよ~」
|ω・`).oO(あ!正直に言っちゃった!怒らせたかしら?
鳳九は慌てて手を休め、東華帝君の肩にもたれかかった。
「しばらく我慢して、外祖母と父を説得したら青丘へ行くわ」
「いいだろう」



その頃、魔界では聶初寅と側近・阿芒(アボウ)が魔尊の要求に頭を悩ませていた。
このまま生贄をささげていれば魔族は全滅、しかし拒めば自分たちの身が危うい。
すると阿芒はある提案をした。
「魔尊は強硬かつ身勝手で、魔君の要求を少しも考慮していません
 これでは魔族が衰える一方で、神族と戦う余力など残らないでしょう
 ならば魔族以外からいけにえを集めてみては?」

東華帝君が目を覚ますと、1人寂しく寝台で寝ていた。
兵蔵の礼まであと2日、白鳳九は見事に剣を入れる箱を完成させたが、まだ机の前にいる。
「屋敷の絵か?」
「箱は完成したけど、眠れなくて描いていたの
 姑姑が残してくれた狐狸洞(コリドウ)は住み慣れないから、竹林に家を建てたくて
 前から考えていたけれど…あなたの寝室がないから書き直しているのよ?
 まあ~あなたが青丘にいるのは1年の半分ほどだろうし…」
「ここを私に!」
東華帝君は図面をいきなり指差した。
「私は毎日、暇じゃ、太晨宮に居続ける必要はない、青丘に定住できるぞ?
 そなたの部屋に一緒に住めばよかろう?なぜ別々の部屋を?」
「熟慮した結果よ?もし喧嘩でもしたら書斎に寝るつもり?」
「うむ…そなたが私に腹を立てたとしてもだな、追い出しはするまい」
「細かい話は後回しにしましょう…それより子狐たちの部屋はいくつ必要かしら?」
「部屋の数だけ産むのか?…ならば1間で良いだろう」
「2間がいいわ~2匹だと賑やかよ?
 あ、でも2匹だけで仲良く遊んで私と遊んでくれなかったらどうしよう?」
「あ~2匹で良い、私の部屋を子狐にやる、手を止めよ」
すると東華帝君は待ちきれずに鳳九を寝台へ引っ張って行った。
「まずは寝ないと子狐は現れぬ」

白鳳九の″兵蔵の礼″にはたくさんの神仙が集まった。
青丘に招待状はなく、来てくれた者を客として歓待するが、一切、無理強いもしない。
すでに九尾狐一族も勢揃いしていたが、そこへ東華帝君と連宋が現れた。
白奕(ハクエキ)は賑わいを好まない帝君がなぜ来たのか訝しむと、折顔(セツガン)はいずれ分かるという。

儀式では白鳳九が自ら作った合虚剣で敷かれた陣を破れるか挑戦、破ったら階段を上がって剣を聖峰に納めることになっていた。
この儀式を考案したのは狐帝白止で、儀式が始まると狐帝が陣を敷くという。
もし失敗した場合は100年後に再び兵蔵の礼を行うのだ。
すると連宋は東華帝君が鳳九の儀式を見られるのは幸運だという。
「夜華(ヤカ)などはかつて白浅(ハクセン)の兵蔵の礼を見られず、いまだに悔しく思っています」
「ほお~私は妙華鏡(ミョウゲキョウ)で赤子の小白も見られるがのぉ~」
「はあ~夜華に聞かれないでくださいよ?挑発だと思われます
 同じ青丘の婿とは言え、夜華はあなたの先輩なんですから…ってそれは何です?」
東華帝君は鳳九が作ってくれた狐の飴を大事そうに器に入れて持っていた。

儀式の時間となり、白鳳九が登場した。
すると狐帝が聖峰へ登る石段の前に陣を敷き、鳳九は早速、合虚剣で挑む。
しかし祖父の陣は次々に陣形を変え、破っても破っても切りがない。
行き詰まった鳳九はふと振り返り、上座に陣取る東華帝君を見た。
その時、東華帝君がそれとなく合図を送る。
鳳九は梵音谷での修練を思い出し、目隠しを召喚した。
そのおかげで鳳九は幻影に惑わされず陣を破ることに成功する。
あとは石段を登り、自慢の箱に入れた合虚剣を聖峰に納めるだけだった。

白鳳九が石段を登り始めると、突然、玄魔君が配下を連れて現れた。
聶初寅は今回の″兵蔵の礼″に礼式が1つ欠けると難癖をつけ、書物には新帝が挑戦を受け入れたとあったと指摘する。
確かに当時、新帝は同輩の挑戦を受け、負ければ望みを叶えていた。
元来、この挑戦は白家の男子に幼少から覚悟させるのが目的で狐帝が始めたという。
しかし白浅が女帝となる時、狐后から娘を危険にさらすのかと泣きつかれ、取りやめになっていた。
今後も女帝が誕生する際は行わないと決まったが、実はこの件はまだ青丘の法典に記されていない。
そこで白奕は娘と玄魔君が同輩でないことを理由に断った。
すると聶初寅は白鳳九が狐帝の孫なら自分も3代目の玄魔君なので同世代だと屁理屈を言う。
それにしても聶初寅が急に出しゃばってあからさまに挑発するのは一体、何のためなのか。

↓「どうやら戦うしかないな〜♪」折顔&白真


白鳳九は父に聶初寅との手合わせを希望した。
「父亲(フーチン)、玄魔君に教えを賜るまたとない機会です、お受けすれば多くを学べます」
「鳳九殿下は率直な方だ、是非お願いしたい」

つづく


|ω・`)もう成玉と連宋の賭けとかどうでもいい気がする…





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最終更新日  2021.01.27 09:51:31
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