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第3話「愛しい幻」

徐薔薇(ジョショウビ)は十三皇子・愛新覚羅(アイシンギョロ)胤祥(インショウ)の助力のおかげで設計図の修正を無事に終えた。
この設計案は貝(バイ)先生から高評価を得て正式にプロジェクトの責任者に任命される。
( ๑≧ꇴ≦)و✧yes!彼に感謝しなくちゃ!
しかしこれが上司である蒋茗蕙(ショウメイケイ)の嫉妬心をあおり、薔薇への激しい憎悪に変わった。



一方、清代では胤祥が貼身太監・順児(ジュンジ)と市に出かけていた。
すると胤祥は花屋の鮮やかな薔薇に目を留め、宮中へ持って帰ることにする。
順児は十三皇子が宝物を集めたかと思えば、建築模型を探し、今度は花かと驚いた。

「そうですね」
順児が早速、花を買ってくると、胤祥はしみじみこの光景を薔薇に見せてやりたいと願った。
薔薇との楽しい時間を思い出して笑みがこぼれる胤祥、その時、人ごみの中に薔薇の姿を見つける。
「小薇(シァォウェイ)?」
驚いた胤祥は後を追いかけたが見失い、人違いだと思い直して引き返した。

薔薇に瓜二つの娘・茗薇(メイビ)は誰かに付けられていると気づき、裏道に隠れて息をひそめた。
そこへ従兄・元青(ゲンセイ)が現れる。
名家の娘である茗薇は父が自分を秀女選びに出すと知り、追い詰められていた。
姉から駆け落ちするしかないとそそのかされた茗薇は皇宮に入るなら死んだほうがマシだと訴え、一緒に逃げて欲しいと懇願する。
元青も覚悟を決め、愛しい茗薇を連れて都を出ると同意したが…。

プロジェクトの責任者となった薔薇は残業が続いていた。

胤祥は七夕を前に花を贈ろうと待っていたが、薔薇は部屋に入るなりソファで横になった。
「ハクション!ぁぁぁ…風邪を引いたみたい…」
「風邪を甘く見るな、そんなところで寝てはダメだ!ほら起きろ!起きろ!」
十三皇子にしつこく起こされた薔薇は仕方なくロフトへ上がった。
ちょうどその時、小秋(ショウシュウ)から電話が鳴ったが、薔薇は通話にしたまま意識を失ってベッドに倒れてしまう。


異変に気づいた小秋が飛んできたところ、薔薇が高熱を出して倒れていたという。
「それに妙な男の人の声が…こもった声で″小薇を助けて″って聞こえたの」
あの時、胤祥は薔薇を助けたくても何もできず、スマホに向かって懸命に訴えかけていた。
しかし小秋にはすぐ後ろに立っている十三皇子の姿を認識できない。
「もしや部屋に男の人を隠している?」
「まさか!そんなわけないでしょう?くすっ」
小秋は薔薇の様子をいぶかしみながら、とにかく粥を作ってくると言った。
( ・ノェ・)コショッ<謝謝!  ъ( ̄꒳ ̄ )

胤祥が書画を完成させた頃、熱が下がった小薇が降りて来た。
昨夜は気がつかなかったが、十三皇子の机の上に綺麗な薔薇がある。
「これあなたが?」
「もちろんだ」
すると胤祥は薔薇のために描いた絵を贈る。
「13爺(イェ)は文武両道なのね!」
薔薇はせっかくなので一緒に写真を撮った。
「その絵、素敵ね!」
「″杏花も実を結びし深き春 誰ぞ解す 独り来る我が心″…いつまで私を独りで来させる気だ?」
「13爺…あなたの親切は嬉しかった、でも私たちには300年っていう時の隔たりがあるのよ?」
「私が来られるなら君も来られるはずだ」
「どうやって?ゴホッゴホッ!」
薔薇は時空を越えるなど現代の科学でもまだ解明されていないと呆れ、寝るのも飽きたと言ってテレビを見ることにした。
そこで胤祥は清代の椅子をソファに置いて薔薇の隣に座る。
2人は清朝の古装ドラマを見ていたが、なぜかこうして2人で並んで杏花を見上げたことがあるような気がした。

翌朝、薔薇が起きてくると十三皇子が心配そうに待っていた。
薔薇はまだ咳が治らず薬を飲んだが、胤祥は宮中に伝わる秘薬ならすぐ治るという。
それはみかんを串刺しにして火であぶり、焼けたら皮ごと食べるという方法だった。
「これが門外不出の方法?!医薬というより民間療法じゃないの…」
薔薇は文句を言いながらもガスコンロでみかんを焼いて食べてみる。
「うん、美味しい!今度は御膳房の料理を教えて!」
2人は触れ合うことができない中でも友好を深め、薔薇もいつしか十三皇子に惹かれていった。

元気になった薔薇はお礼に小秋を食事に誘った。
しかし薔薇の様子が明らかにおかしい。
小秋は直感で薔薇に好きな人ができたと気づいたが、薔薇は決して認めなかった。
そこで小秋は薔薇の写真を取ると、すぐにスマホに送信する。
「自分でよく見てみなさい、映画でよくあるでしょう?恋人を想うヒロインの顔よ!」
薔薇は仕方なく写真を見ることにしたが、その時、偶然、十三皇子と一緒に撮った写真を見つけた。
その時、薔薇は急に現実に引き戻され、愕然となる。
写真に写っていたのは自分だけ、十三皇子も書画も消えていた。
「実は叶わぬ恋なの…」
「小薇っ…不倫は駄目よっ」
「何を考えているの?!とにかく私たちは結ばれない運命なの」
薔薇は自分が落胆していることに気づき、十三皇子に恋していると確信した。
…彼は幻で現実じゃないのよ?300年前の人に恋するなんてどうかしてる!…

焦った薔薇は小秋に恋人を紹介して欲しいと頼んだ。
小秋は早速、友だちを3人集めて一緒に飲むことにしたが、薔薇は十三皇子の幻覚に悩まされる。
十三皇子を忘れようと酒をあおる薔薇、その頃、胤祥はなかなか帰ってこない薔薇を心配していた。
すると泥酔した薔薇がようやく帰宅し、そのままソファに倒れこむ。
「小薇、起きろ」
「まだいたの?もう顔も見たくない…」
胤祥は酔いつぶれた薔薇をロフトまで運んでやりたいが、それも叶わず、仕方なく一晩中、見守った。

翌朝、薔薇が目を覚ますとまだ十三皇子がいた。
胤祥は心配してなぜ酒を飲んだのか問い詰めると、薔薇は夢の中の自分を心配する必要はないと突き放す。
「一体、どうしたんだ?」
「…私が好き?」
「そうとも、好きだ、一目会った時から好きだった」
「でも何もできないでしょう?街を歩いたり、食事をしたり、私を助け起こすこともできないくせに」
「急に何を言う…」はやみゆー( ̄。 ̄ノ)ノ
「あなたは幻だと気づいただけ…」
「確かに私は夢の中でしか来られない、でも話をしたり、君を喜ばせることはできる
 決して幻なんかじゃ…」
「やめて!あなたには楽しい夢でも、私には?…幻を好きでいるなんてできない!(はっ…)」
「…つまり君も私のことを?」
薔薇はうっかり自分の気持ちを告白し動揺した。
そこでちょうどキッチンにあったみかんを手に取る。
「これが私の気持ちよ、つかんでみて、つかめなければ2度と私の前に現れないで」
薔薇はみかんを十三皇子に投げた。
しかしみかんは胤祥の手をするりと抜けて床に落ちてしまう。
「ね、無理でしょう?…帰って、2度と来ないで」



胤祥が目を覚ました。
すると薔薇の部屋から胤祥の椅子や調度品も消え、灯籠の灯りも消えてしまう。

つづく

※「杏花結子春深后 誰解多情又独来」=白居易「重尋杏園」

(^ꇴ^)あはは~2人で″歩歩驚心″見てる~
で、タイムスリップはまだなのかと…( ̄▽ ̄;)





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最終更新日  2021.02.19 18:50:58
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