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第45話「本当の自分」

蕭燕燕(ショウエンエン)は三姉妹を離間させた黒幕である蜀(ショク)王・耶律道隠(ヤリツドウイン)に毒酒を賜った。
さらに韓徳譲(カントクジョウ)と幽州へ赴き、二姐をそそのかした冀(ギ)王妃・夷蘭(イラン)を捕らえる。
「しくじった以上は言い訳しないわ、蕭燕燕、知っている?お前の命を狙う部族がどれほどあるか
 ふっ、夫と子の敵である韓徳譲を殺せなかったのが唯一の心残りだわ…」
すると夷蘭はあの世で待っていると言い残し、皇太后の前で毒酒を飲んだ。

烏骨里(ウグリ)が亡くなって3年が経った。
燕燕は皇太妃・蕭胡輦(ショウコレン)と文を交わしていたが内容は政務のことだけ、大姐は今でも自分を恨んでいるのだろう。

燕燕の書斎には今も筆がけに鈴がぶら下がり、また徳譲の腰にも対の鈴が下がっている。
今や燕燕の苦しみを知るのは徳譲だけとなった。
共に苦難を乗り越え絆が深まって行く2人、そんな中、再び虎や狼が隙を狙い始める。
実は皇太后が下した兵権集約の命に皇族内で不満の声が高まり、耶律虎古(ココ)たちが命を拒んでいた。
強行すれば国を揺るがすことになるのは必至、それでも燕燕は徳譲に任せるという。
そこで相父(ショウホ)としての礼遇を受けさせるべく、徳譲の誕生日に宮中で祝宴を開くと決めた。
「身分を笠に来て好き放題の老臣たちに君臣の礼を教えねばならない
 遼の主はあやつらではないと思い知らせる…(๑•̀ㅂ•́)و✧」

一方、北方を守る胡輦は狩り場で自由奔放なたくましい青年と出会った。
ひとりで湖畔にいた胡輦は急に暴れ出した馬から振り落とされたが、馬丁の青年に助けられる。
「大丈夫かい?」

すると青年は撻覧阿鉢(タツランアハツ)と名乗り、皇太妃の馬の世話をしていると言い訳した。
「君は?」
「…胡輦よ」
「小胡輦か」
「何ですって?」

「私がここの狩り場の主よ」
「狩場の主か…(はっ)君が皇太妃なのか」
そこで胡輦は自分を助けた褒美は何がいいか聞いてみる。
阿鉢はならば向こうの集落へ来て欲しいと頼んだ。
「小胡輦、明日、待っているよ」

耶律虎古は朝廷での漢人の台頭に焦り、聖宗(セイソウ)・耶律隆緒(ヤリツリュウショ)を担ぎ上げようと考えた。
そこで花嫁候補の絵姿を献上した上で、成人した聖宗こそ君主であり、皇太后と韓徳譲は補佐に過ぎないと訴える。
実は韓徳譲が始めた科挙のせいで漢人ばかり仕官し、契丹人の官員はもはや2割にも満たなかった。
今や室昉(シツホウ)が北府宰相に成り上がる始末、このままでは遼の天下が漢人のものになってしまう。
しかし聖宗はまだ母や丞相から学ばねばならないことがあると諭した。
「感情に任せて敵視するな、さらに国には法がある」
聖宗は皇太后や重臣を誹(ソシ)れば罰せられると釘を刺し、今回だけは見逃すという。
仕方なく虎古は引き下がったが、屋敷に戻ると韓徳譲への恨みを募らせた。
「韓徳譲を上京から離さねば…」

胡輦は約束通りひとりで青年の集落を訪ねた。
撻覧阿鉢の集落は北方で最も貧しかったが、部族が集まって楽しそうに踊っている。
すると阿鉢は胡輦に気づき、出迎えた。
親しげに手を取る阿鉢に困惑する胡輦、しかし阿鉢はひとりなら皇太妃ではなく小胡輦だと笑う。
「さあ行こう!」

草原で集落の男たちが馬を駆け、帯の取り合いを始めた。
撻覧阿鉢の話では自分の帯を取られたら負け、一番多く奪い取った男が勇士となり、意中の女子を得られるという。
「彼女がうちの集落で皆が憧れている阿曼(アマン)だ」
すると阿鉢も想い人のために参加すると伝え、飛び出していった。

撻覧阿鉢は見事に皆の帯を奪い取り、勇士となった。
そこで阿曼に帯を差し出すと、喜んだ阿曼はお返しに花の冠を渡す。
すると阿鉢はその花の冠を胡輦の頭に乗せた。
「なぜ私に?」
「俺の心を奪っていったからだ」



燕燕は宮中で内輪の宴を開き、韓徳譲の誕生日を祝った。
耶律虎古ら皇族たちは参加したものの、あからさまに機嫌が悪い。
しかし燕燕は臆することなく聖宗に祝辞を述べさせ、さらに贈り物と称して斡魯朶(オルド)の兵符を渡した。
これに虎古は猛反発、兵符は元来、皇族が管理してきたと訴え、掟に反すると諫言する。
「陛下のために申し上げているのです!よそ者に斡魯朶を渡してはなりませぬ!」
「よそ者?韓相は陛下の相父である、虎古大人は2人を対立させようと言うのか?」
母と重臣の板挟みになる聖宗、そこで徳譲は自分に兵を率いる手腕がないため辞退すると申し出た。
すると燕燕は掟も何も先帝が徳譲に兵権を与えていたと虎古を黙らせ、誇示する必要はないという。
こうして兵符は無事に徳譲の手に渡ったが、祝宴は不穏な空気に包まれた。

聖宗はその場を和ませるため、渤海(ボッカイ)部から献上された舞姫を呼んだ。
すると招待席に座る美しい娘に一目惚れする。
実はその娘は韓徳譲の妹と国舅(コッキュウ)・蕭隗因(ショウカイイン)の子・菩薩哥(ボサツカ)だった。



聖宗の婚姻は国の根本に関わる重大な問題だった。
大于越(ダイウエツ)・耶律休哥(ヤリツキュウカ)はすでに后族から年頃の娘の名簿を献上している。
確かに皇后にふさわしい娘はたくさんいたが、聖宗は母に任せると言った。
すると燕燕は聖宗が心から好きな相手を選んで欲しいという。
「私は…私は菩薩哥がいいと思います」
「見る目があるわね」
そこへ渤海部の菓子が届いた。
聖宗は宮中の菓子とは違うので味見して欲しいと勧める。
早速、食した燕燕は美味しいと喜び、思わず韓徳譲にも届けるよう頼んだ。
そんな母の姿を見た聖宗は自分から背中を押すことにする。
「母后は常に私と国のことを考えておられます、でもご自分のことはいつも後回しですね
 父皇は母后に″思うように生きよ″と言い残された…当時、幼い私は解せませんでした
 でも大人になり、想い人ができて、やっと父皇のお心が理解できたのです
 父皇の願いは母后が新たな人生を歩むことです」
聖宗は相手が相父なら反対しないと言った。
「…朕は遼の太后です、国と民の安泰こそが望み、他の想いはないわ」
「ご自分のことはお分かりにならないのですね?韓相は独り身を貫き母上に仕えています
 父皇のご遺志だけが理由とは思えません、母后も韓相に想いを抱いているはず
 機を逃すと生涯、悔やむことになります、堂々たる太后が何を恐れることがあるのです?」
聖宗は誰が反対しても自分だけは永遠に母の味方だと言った。
( ;∀;)良い息子に育ったわね~それにくら…ゲフンゲフン(´゚艸゚)

胡輦は亡き夫のように自分を少女として扱う撻覧阿鉢に惹かれていった。
「小胡輦、君はいつも本当の自分を隠し、人にも自分にも気づかせない
 本当の自分でいるべきだ」
「…私は三姉妹の大姐だったの
 母が亡くなってから我が家の女主人となり、父の世話をして、妹たちの面倒を見て来た
 家族のために生きてきたわ」
阿鉢はそんな胡輦とは正反対、幼い頃から独りで自由に生きて来たという。
「いつになったら自分のために生きられる?」
「…私、自分のために生きるわ、だから一緒に来て、私の将軍になってちょうだい!
 ずっと一緒にいられるわ!」
「本当に俺を連れて行くのか?小胡輦、地位なんて欲しくないけど…君が好きだから行くよ」
って行くんかーい!⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ズコッ!

つづく


( ̄▽ ̄;)いや~ここまで来て何を見せられているのでしょうかw





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最終更新日  2021.11.13 20:51:31
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