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2023.03.27
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カテゴリ: 夢華録 全40話



第17話「差し出された花」

闘茶に勝利し、堂々と賎民だった過去も明かした趙盼児(チョウパンアール)。
その夜、店の裏庭で久しぶりに舞を楽しんでいると、いつの間にか顧千帆(コチェンファン)が立っていた。
「いつ来たの?」
「闘茶の時から」
パンRは図らずも顧千帆に芸妓の一面を見せてしまったと知り決まりが悪い。
「私とどう向き合うか決めるまで会わないはずよ?」
「それを伝えに来た…君が好きだ、君を娶り妻とし、死ぬまで連れ添う」

しかし顧千帆は身分の違いなど血にまみれた日々を送る自分には無意味だという。
「皇帝御用達の葉だろうと銭塘(セントウ)の葉だろうと茶に心がこもっていれば人々は称賛を贈る…
 君はそう言っただろう?」
すると顧千帆は庭にある鉢植えから枝を折った。
「迎える準備もまだだ、今はこれを…応えてくれるかい?」
パンRはまだ信じられずにいたが、差し出された花を受け取って胸がいっぱいになった。



翌朝、忙しく貴賓室の準備をする宋引章(ソウインショウ)の前に突然、沈如琢(シンジョタク)が現れた。
からかわれていると感じた引章は仕方なく一度、嫁いだが離縁し、元夫を牢へ送ったと告白する。
「私のような悪名高い女子に関われば名声に傷がつきますよ?」
しかし沈如琢は華亭(カテイ)県での一件なら全て知っていた。
「君の容貌だけに惹かれたわけではない、惹かれた点を挙げるなら神がかった琵琶の技だろう

沈如琢は自分が引章の辛い過去を払拭すると告白したが、引章はとにかく早くこの状況から逃れたい一心だった。
「お帰りください、琵琶なら今度お聞かせしますから…」
「約束だよ?順天門外の金明池(キンメイチ)がいい」
金明池とは皇室の庭園で年に数月ほど開放されるが、もうすぐ閉鎖されるところだった。
「3日後、池のほとりで待っている、私一人のために弾いてくれ」


一方、高府では乳母の江(コウ)氏が欧陽旭(オウヨウキョク)をあきらめられない高慧(コウケイ)に頭を悩ませていた。
実は欧陽旭が出世の道より宮観宮(キュウカンガン)を選んで都から逃げたのは、許嫁の存在が露見するのを恐れたからだという。
話を聞いた娘の春桃(シュントウ)は許嫁の方が不憫だと同情しながら、高慧に伝えるのか聞いた。
「あの娘が消えれば知られることはない…」
「母さん、どうするつもり?」

池蟠(チハン)はパンRが可四(カシ)を手名付けるだけでなく、張好好(チョウコウコウ)まで籠絡したと逆恨みした。
そこで腹いせに配下を従え仕返しに向かったが、偶然にも半遮面(ハンシャメン)の前で別の男衆たちと対峙する。
奴らは?>(*´・ω)(ω・`*)<半遮面の用心棒では?
衙門、きっと雇われた奴らですよ>(ノ°д°(; ̄Д ̄)ハッ!
双方は勝手に相手が半遮面の用心棒だと誤解、雄叫びを上げて威嚇し合った。
そうとは知らず、孫三娘(ソンサンニャン)はパンRに2組が喧嘩だと知らせ、巻き込まれないよう戸をしっかり閉めてしまう。
「さすが馬行街(バギョウガイ)ね~気の荒い商人が来ても無視無視♪」
しかし結局、小競り合いだけで双方は撤収、大事には至らなかった。

池蟠の配下は用心棒の衣を引き裂き、布切れを持ち帰っていた。
すると高価な布だと分かり、とても雇われ用心棒が買える衣ではない。
張好好はパンRに後ろ盾がいるのか、もしくは引章が教坊使に頼んだのかもしれないと考えた。
さすがの池蟠も役人が関わっているとなれば手は出せない。
張好好はパンRに聞いてみることにしたが、二度と争わないよう言い聞かせた。

顧千帆とパンRは登雲楼(トウウンロウ)へ出かけた。
これまで顧千帆と一線を画していたパンRだったが、これからはもう気にせず一緒にいられる。
「私は欧陽旭とは違う、一生、君を守り愛すると約束する、屈辱は味わせない」
しかし顧千帆にはまだパンRに言えない秘密が多かった。
パンRはふと思い出して于中全(ウチュウゼン)の一件がどうなったのか尋ねたが、顧千帆は何と説明すればいいのか言葉に詰まる。
「ぁ…蕭(ショウ)使相は私の先輩の友人だが、朝廷で評判が悪く距離を置いていた
 前回は鄭青田(テイセイデン)に追い詰められ、行き場を失い、やむなく助けを求めたんだ
 私は蕭使相に救われ、長子・蕭謂(ショウイ)の妬みを買った
 于中全はそんな蕭謂を利用して私に対抗しようとした、だが安心してくれ、全て済んだ」
そんな2人の親しげな様子を密かに蕭謂が見ていた。

蕭謂は店の外へ出た。
使用人の話では娘は半遮面という茶坊の店主だという。
顧千帆に父の面影はなかったが、思いがけず自分たち父子と同じ特徴があると知った。
どうやら顧千帆も生姜が体質に合わず、苦手な物を強いられる時は唾を飲み込み目を閉じるらしい。
しかし于中全の密告が事実なら、長子は自分ではなく顧千帆になってしまう。
すると蕭謂は父がかつて良民にした侍女とその家族がいたことを思い出した。
侍女は亡くなったが、息子と家族は固子(コシ)門外にいると聞いている。
「今すぐに探せ!父上が母上を娶る前に関係した女子を全て聞き出して来い!」

顧千帆とパンRは仲良く手をつないで個室を出た。
すると隣の席にいた雷敬(ライケイ)が待っていたとばかりに顧千帆を手招きして呼ぶ。
顧千帆の顔色は一変、思わずパンRの手を離し、外で待つよう頼んだ。
しかしパンRは回廊の椅子に気づき、そのまま座ってしまう。

顧千帆は雷敬に弱みを握られないよう、パンRを市井の密偵だと説明した。
「お前が手配したと?…手を取り、同じ卓に座るとはただならぬ関係だろう?」
「確かにあの女子に情はあります、ですがただの遊びなので勘繰られるのは心外です」
すると雷敬はパンRのような元楽妓の女子など妾くらいがちょうどいいと笑い、正妻に迎えれば欧陽探花のように出世の道を断たれると牽制した。

(Ŏ艸Ŏ) !


顧千帆が店を出るとパンRが待っていた。
まさか全て聞かれていたとは知らず、顧千帆は急によそよそしくなったパンRに困惑する。
すると待ち構えていた蕭謂がやって来た。
顧千帆は仕方なくパンRに友人だと嘘をつき、少し話して行くという。
「大哥、こちらは夫人ですか?」
「違う!」
焦った顧千帆は咄嗟に否定したが、パンRは再び傷ついて帰ってしまう。
(´ ・ω・)_ <ぁ…橋のたもとで…   スタスタ…((((((๑ ŏ_ŏ)↷↷

蕭謂は父が若い頃に婚姻を結んだ女が顧姓だと調べ上げていた。
しかし父がどんなに顧千帆を寵愛しようと自分の外祖父は斉昌(サイショウ)伯、蕭家の嫡男に変わらないという。
「お前は気遣い、距離を取れ」
すると憤慨した顧千帆は蕭謂の手首をつかんで締め上げた。
「気遣うのはお前だ、お前の父さえ皇城司を気遣う、何が″斉昌伯″だ」
顧千帆は蕭家とは何の関係もないと断言し、再び自分に近づけば次は鹿の足だけでは済まないと脅しておいた。

顧千帆は急いでパンRを追いかけたが、今度は叔父の斉牧(セイボク)に捕まった。
「蕭家の公子に警告を与えるにしても街中では控えるべきだ」
実はいよいよ蕭欽言(ショウキンゲン)が都入りし、宰相につくという。
ろくでもない息子たちのこと、威張り散らすようになるだろう。
「奴らを注視し、重大事を起こすまで待て」
しかし顧千帆は蕭欽言より目障りな雷敬をすぐにでも排除したがった。
すると斉牧は蕭欽言こそ清流派の真の敵だと訴え、雷敬は自分が何とかするという。
「千帆、お前を皇城司に入れたのは雷敬を除くためだけではない
 皇城司の力を使って清流派を助け、朝廷の秩序を正してほしいからだ、本末転倒とならぬようにな」

その頃、パンRはすでに仕事に戻っていた。
三娘はパンRの様子がおかしいと気づいたが、ちょうど常連客が入ってきたため話が途切れてしまう。
すると突然、男の客が倒れて血を吐いた。
一緒にいた弟は紅果茶に毒が入っていたと大騒ぎ出し、その証拠に茶に銀を浸して色が変わるのを見せる。
ちょうど現場に居合わせた濁石(ダクセキ)と袁屯田(エントンデン)は死人が出た以上、役所に報告するしかないと言ったが、パンRは弟の様子がおかしいことに気づいた。

パンRは死人の目が動くかどうか調べると言って錐(キリ)で目玉を突き刺そうとした。
死んだふりをしていた男は慌てて逃げようとしたが、三娘に捕まってしまう。
そこでパンRは兄弟に無理やり紅果茶を飲ませ、実は蛇草花を入れたと嘘をついた。
「半時以内に解毒しないと一生、話せなくなる
 でも解毒薬はひとつだけ…先に白状した方にあげるわ」

つづく


( ゚ェ゚)チェンファン、どんだけ尾行されてるのかと…w





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最終更新日  2023.03.27 21:03:41
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