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2023.04.05
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第11話

林昊青(リンコウセイ)と紀雲禾(ジーユンファ)は万花谷(バンカコク)に張(チョウ)仙師が来る3日後、行動に出ると決めた。
卿舒(ケイショ)は直ちに谷主に報告、すると林滄瀾(リンソウラン)は卿舒に霊丹を返して主従の契約を破棄し、全て終わったら北淵の兄の元へ帰るよう勧める。
「好きなことをして生きるがいい」
「…はい」
一方、長意(チャンイー)は雲禾と林昊青が谷主に挑むと知り、協力を申し出た。
昊青は長意の策を聞いて納得したが、雲禾と2人だけで話したいという。
そこで雲禾は嫉妬する長意をなだめて外で待たせた。


すると林昊青は長意と去っても仙姫から逃げ回ることになると指摘、自由とは程遠いという。
「本気なのか?父がいなくなれば万花谷はむしろ安全な場所になるぞ?
 鮫人以外の者に一生を託す気はないか?」
雲禾は師兄の言葉に驚いたが、決意は固いと断った。
「長意は私にとって唯一無二の宝物よ、彼と生きられるなら悔いはない
 師兄が望まない平凡な暮らしでも私は十分、満足よ」
「雲禾、私が望まぬとなぜ分かる?」
昊青は思わず口を滑らせ失笑し、ともかく互いの願いを叶えようと言った。

万花谷に張仙使が弟子たちを引き連れてやって来た。
谷主から鮫尾の宝珠を受け取り上機嫌の仙師、しかし仙姫が修行を終えた仙師に鮫人を贈る予定のため、教化を急いで欲しいという。
その時、瞿暁星(クギョウセイ)が突然、歴風堂(レキフウドウ)に飛び込んできた。

卿舒は無礼だと瞿暁星を叱責したが、谷主に目配せして黙って出て行ってしまう。
すると林滄瀾は他にも献上物があると伝え、仙師を見送ることにした。

卿舒は花海(カカイ)で雲禾と林昊青の陣に捕らわれた。
実は百幻蝶(ヒャクゲンチョウ)である洛錦桑(ルオジンサン)の鱗粉(リンプン)を花に仕込み、卿舒の力を弱めておいたという。
この策を考えついたのは長意だった。


雲禾は洛洛に負傷した長意を連れて戻るよう頼んだ。
すると瞿暁星が駆けつけ、谷主が内殿に戻ったと報告する。
「護衛は出払っており、解毒薬を奪う好機です」
「師兄、卿舒は私に任せてあなたが行って、親子のことは自分でけりをつけた方がいい」

瞿暁星は少谷主に同行したが、あまりに順調過ぎて妙だと言った。
しかし今さら引き返すこともできず、林昊青は暁星を外に待たせて独りで内殿に入る。
「やっと来たな」
昊青は父に退位を迫り、隠棲を勧めた。
すると林滄瀾は息子がやはり軟弱で情にもろいと嘆き、驚いたことに息子を蹴り飛ばして車椅子から立ち上がる。
物音を聞いた瞿暁星は少谷主を救おうとしたが、結界に弾き飛ばされ意識を失った。

その頃、雲禾は卿舒が遠くを見る眼差しに気づき、何か企みがあると分かった。
思えば青丘(セイキュウ)で最強の九尾狐(キュウビコ)が鱗粉ごときでおとなしくなるはずがない。
「林滄瀾と結ばれる望みは捨てたの?」
青丘の狐たちは世に隠れて生きるが、卿舒は林滄瀾のため家族を捨てて仙侍になっていた。
雲禾は情があるからだと見抜き、恋愛禁止の万花谷を出れば自由になれると懐柔する。
「自分が望むまま生きたいと思わない?」
しかし卿舒は谷主が重荷を負ってからは心を封印し、家族さえも欺いて生きて来たと言った。
「私の願いはひとつ、谷主の望みさえ叶えられたら満足よ」
すると卿舒は陣を破り、雲禾に襲いかかった。

林昊青は父にずっと欺かれていた。
恐らく雲禾との計画も知っていながら、自分に合わせて猿芝居をしていたのだろう。
昊青は卿舒が捕まったのも罠だと気づき、思わずひざまずいて雲禾を見逃して欲しいと懇願した。
すると林滄瀾は剣を差し出し、雲禾を守りたいなら自分を殺せと迫る。
追い詰められらた昊青はついに剣を拾って父に突きつけたが、結局、殺せなかった。



林滄瀾は心が弱く大事をなせない息子に深く失望した。
しかし生死の境目でも大義を守ったことは嬉しいという。
「私には永遠にできぬことだ…」
一方、卿舒は雲禾に霊力を使い果たし、ふいに手を止めた。
「殺さないの?」
「…私は谷主の大業を助けたいだけ、あなたは谷主にとって重要なの
 時が来たわ、谷主を見送りに行かなくては」

林滄瀾が突然、寒霜の発作を起こして倒れた。
実は林滄瀾も寒霜があり、すでに命が尽きかけていたという。
「私にはもう寒霜を抑える解毒薬は効かぬ…紀雲禾なら無事だ…あれは万花谷に役立つ
 …かの者はあまりにも強すぎる、私が冷酷にならなければ勝ち目はなかった
 かの者に勝つためならば誰かを殺してもやむを得ぬと思っていた…
 昊青、お前は決して私のようにはなるな…」
すると林滄瀾は事切れた。
その時、卿舒が戻ってくる。
卿舒はこれが谷主の選んだ道だと教え、少谷主の手から愛しい谷主を受け取った。
「父上の語ったことはどういう意味だ?」
「密室の中を見ればお分かりになるでしょう
 谷主は厳しく冷酷でしたが、子を思う真心は間違いなく本物でした」
卿舒は谷主の令牌を昊青に手渡し、決して谷主を恨まぬよう頼んだ。
「あなたなしで私にどこへ行けと…私も共に参ります」
そこへちょうど雲禾が駆けつけた。
しかし卿舒は自ら霊丹を潰し、谷主と一緒に消散してしまう。

万花谷の情勢が大きく変わった頃、青羽鸞鳥(セイウランチョウ)・青姫はまだ酒浸りの日々を送っていた。
すると心配した離殊(リシュ)の元神が現れ、さすがに飲み過ぎだと諌める。
実は離殊は陸吾(リクゴ)の末裔の山猫族のため9つの命を持っていた。
十方陣で9割の修為を失ったが、死んだわけではないという。
「あの御霊師に未練はないの?」
「青主が大切だ、それに彼女は俺を恨んでいるさ」
その頃、修行場に閉じ込められた雪三月(セツサンゲツ)は必死に青姫の結界を破ろうとしていた。
しかしどうしても壊すことができず、急に虚しさに襲われてしまう。
「私をだましたくせにどうして助けたの?…なぜ私をかばい、盾になったのよ?!」
離殊は未だ苦しむ三月に心を痛めながら、何とか強く生きて欲しいと願った。

離殊は青姫に本音を明かした。
確かに当初は三月に故意に近づいたが、その後、心を奪われたという。
「俺にとって三月は手駒ではない、愛する人だ…
 でも三月は欺かれるのを何よりも嫌う、許してもらえないよ」
青姫は離殊が本当は三月と離れたくないのだと分かった。
しかし離殊は三月の性分ではこの山を離れるはずだという。
今や霊力が尽きて三月を守るどころか、そばにいたら足手まといになる。
離殊は潔く身を引き、青姫の八つ当たりの相手になると笑った。
すると青姫は明日から離殊の再生を助けると約束し、その間は三月にも会わないよう命じる。
「再生後、あの者と縁があるかどうかは運次第ね」
「ならひとつお願いが…」

翌朝、青姫は洞窟の結界を解いて三月を自由にした。
そこで離殊にもまだ生きる望みがあると教え、岱輿(タイヨ)へ行くよう勧める。
「霊気が満ちるかの地で霊薬を手に入れたら離殊を救えるかも…」
「なぜ私が?!できれば殺してやりたいわ!」
「でも救わないと殺せないわよ?」
すると青姫は三月を崖から突き落としてしまう。

雲禾は卿舒の最期に驚きながら、谷主の大業が一体、何なのか考えあぐねた。
未だ解毒薬はもらえずにいたが、父親を失った師兄を急かすこともできない。
一方、林昊青は内殿にこもったまま何日も出てこなかった。
父が話していた″かの者″とは誰なのか。
その時、昊青はようやく密室のことを思い出し、令牌で扉を開けた。
すると解毒薬の入った箱の下に父が残した密書がある。
…昊青よ、お前がここにいるということは私は死んだのだな
…今まで隠し通して来たが、お前自身が向き合うべき時が来た
…万花谷の御霊師にある寒霜は私の仕業ではなく、元凶は別にいる
…寒霜を解き、林氏を再興するには紀雲禾が頼りだ
…もしお前が情け深いままであれば、どのような道を歩むことになるか考えよ

つづく


|ω・`)まさかのアゴ対決…w





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最終更新日  2023.04.05 21:30:36
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