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2023.07.11
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第22話「百鳥朝鳳の礼服」

玉児(ギョクジ)こそ11年間、探し続けていた琉璃(ルリ)だと知った裴行倹(ハイコウケン)。
ようやく安(アン)氏の金針と奥義書を返せる時が来たが、尚服局の大家・卓錦娘(タクキンジョウ)が琉璃の敵だと気づいて断念した。
…これを返したら琉璃が危ないところだった…
その夜、玉児を暢春(チョウシュン)湖に呼び出した裴行倹は結局、玉児の好物の桂花糕(ケイカコウ)を渡して茶を濁した。
「今後は弈心(エキシン)宮で会おう」
実は弈心宮は妃嬪が首を吊って以来、使われておらず、もののけが出るという噂がある。
そこで裴行倹はもののけに扮して噂をあおり、さらに人が寄り付かなくなるよう手を打った。




楊(ヨウ)妃はわざと遅れることで豪華な百鳥朝鳳(ヒャクチョウチョウホウ)の衣を見せつけ、後宮での自分の地位を顕示しようと企んだ。
予想通り妃嬪たちは楊妃に圧倒されたが、武媚娘(ブメイニャン)の姿はなく、皇帝の表情も険しい。
すると皇太子・李治(リチ)がすかさず最近、長安で羽根が珍重されるという噂の原因がこれだったと指摘した。
「貴重な鳥の羽根を使って衣を作るとは、かつてない発想です」
仏事に豪華なだけでなく鳥の羽根を使った衣を着てしまった楊妃。
形勢が不利になったと分かると咄嗟に武才人も金の生糸を使って牡丹を刺繍し、天山の玉をはめ込んだ衣らしいと言いつけ、あろうことか皇帝を待たせていると非難した。
その時、ようやく武才人が到着する。
しかし楊妃の思惑が外れ、武媚娘は質素でありながら斬新で目を引く美しい衣をまとっていた。

武媚娘が作った豪華な牡丹の礼服は亡き長孫(チョウソン)皇后のために仕立てたものだった。
実は沐浴して身を清めた後に衣を供えてから来たので遅れたという。
皇帝はうっすらと涙を浮かべ武才人の心遣いに感謝し、豆子(トウシ)と一緒に考えたという衣を褒めた。


皇帝は儀式にそぐわない装いの楊妃に反省を促し、寝宮に帰した。
このまま冷遇されるのを恐れた楊妃は質素な衣に着替えて甘露之殿の前でひざまずいたが、これが裏目に出てしまう。
謁見を許された楊妃は忙しさで衣を確認する暇がなかったと釈明、尚服局に責任を押し付けた。
しかし皇帝は罪を人に押し付けるのが反省した結果なのかと厳しい。
「そなたの過ちは3つ、皇后の衣のみに許される百鳥朝鳳の図案を用いたこと

 戻って反省せよ、朕が召すまで目通りは許さぬ」



その夜、李治は亡き母の立成(リッセイ)殿を訪ねた。
するとちょうど参拝に来ていた武才人と出くわす。
「心から母に参るのは父皇と私、それに武才人だけだ…」
「敬愛する長孫皇后に中元節の巷の風習である蓮花灯を贈っただけです」
李治は武才人の策謀の才に感心していたが、こうして蓮花灯を供えてくれた気持ちには後宮争いも陰謀も無関係だと感謝した。
しかしこの参拝までが計画だったことは李治にも見抜けなかっただろう。
実は武媚娘が蓮花灯を贈ったのは皇太子に見せるためだった。

武媚娘は長孫皇后のために作った衣で皇帝を騙せても、皇太子は欺けないと分かっていた。
予想通り皇太子はその目的が楊妃を倒すことだ気づいたが、ささやかな蓮花灯を贈ることで心を動かされたに違いない。
帰りの道すがら話を聞いた侍女・玉柳(ギョクリュウ)はさすが才人だと称賛した。
「策略ずくで近づくのは私も嫌だわ…でも楊妃を敵に回した今、太子殿下だけが頼りなの」
しかし嘆いている暇はない。
楊妃を倒すためには皇帝の寵愛が薄れたこの機を逃すわけにはいかなかった。

楊妃の怒りの矛先は尚服局に向かった。
尚服局の主管である林(リン)尚服は全て卓大家の責任だと訴えたが、卓錦娘は図案を提案した豆子が元凶だと責任転嫁する。
その時、ちょうど尚服局を訪ねた王伏勝(オウフクショウ)は豆子の危機を察し、慌てて皇太子に報告した。

楊妃は豆子が武才人と結託して自分を陥れたと疑い、直ちに外で打つよう命じた。
しかし皇太子が現れ、母への衣の褒美に豆子に菓子を届けに来たという。
「陛下も喜んでいた、称賛すべき豆医官になぜ罰を?
 本来、豆医官は不禄(フロク)院の者で手伝いに過ぎぬ、間違いあれば上の者が正すべきであろう?
 上の者も目を通した上で完成したのなら誰の罪だ?」
李治は楊妃が皇帝の前で忙しくて衣を確認する暇がなかったと言い訳したことを持ち出した。
「太子、医官を守るために私を敵に回すと?」
「だとしたらどうしますか?…私は物の道理を守っただけ
 この件が大ごとになれば恥をかくのは誰でしょうか?」
すると楊妃は卓大家に板打ち50回の罰を与えて帰って行った。



その夜、皇帝は武媚娘をそばに置いた。
思えば楊妃がここまで増長したのも自分が甘やかしたせいだろう。
皇帝は今日の衣の件で楊妃に深く失望したが、一方で武才人の誠意に心を動かされたと話した。
そこで武媚娘は長孫皇后の詩に曲をつけた歌を披露する。
皇帝は感激のあまり思わず涙し、長孫皇后との幸せな日々に想いを馳せた。

その頃、楊妃は寝宮で荒れていた。
このままでは武才人を味方につけた皇太子が力をつけ、息子を守ることができない。
侍女は主の身体を気遣い、今は休んで元気になったら落ち着いて策を練ろうとなだめた。
すると楊妃は確かに冷静になるべきだと気づく。
「そう言えば太子はなぜ一介の医官を必死に守ったのかしら?」
楊妃は皇太子と豆子の間に何かあると疑い、2人の関係を探るよう命じた。

裴行倹は弈心宮に琉璃を呼び出した。
素性を隠している琉璃では母親の供養もままならないと考え、ここで灯籠を浮かべるよう勧める。
「覚えていてくれたのね」
琉璃は裴行倹からもらった蓮花灯を池に浮かべたが、母が帰ってくる家がないと嘆いた。
すると屋根に登った裴行倹が横笛を吹き、傷ついた琉璃の心を癒してくれる。

つづく



( ̄▽ ̄;)めいにゃん、皇太子が好きなんだとばかり…恐っ!





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最終更新日  2023.07.13 17:21:35
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