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2023.07.21
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第11話「猫を追う鼠」

三叔父夫婦と一緒に驊(カ)県へ旅立った程少商(チォンシャオシャン)。
程止(チォンジー)は少商の強情さに呆れながらも、男なら大成できただろうと残念がった。
すると桑舜華(サンシュンホワ)は嫋嫋(ニャオニャオ)の傷を見たが、蕭元漪(シャオユエンイー)は手加減していたと教える。
夫婦で出征する蕭元漪が本気で罰すれば、嫋嫋の命はなかっだろう。
その時、使用人の符登(フードン)が馬車に声をかけた。
「大人、夫人、後ろから馬が追ってきました、女公子に用があるそうです」
少商を追いかけてきたのは楼(ロウ)家二房の次男・楼垚(ロウヤオ)だった。


しかし楼家は何(ハー)家と破談になったばかり、程止は誤解を招く行動だと諭したが、楼垚はやましいことはないという。
その時、後ろの馬車にいた少商が楼垚と話がしたいと言った。

少商は楼垚に追いかけてきた理由を聞いた。
すると驚いたことに楼垚は万(ワン)家で偶然、少商が橋の木を抜き取っているところを見たという。
「あの時、君が止めてくれたから私は橋に行かずに済んだ
 灯会(トウエ)でも私を守ってくれたね
 でももう許嫁はいない、破談になったんだ、何昭君(ハージャオジュン)は来月、雍(ヨウ)王府に嫁ぐ」
少商は破談になった楼垚が自分を恨み、自分の弱みを握って脅すつもりだと早合点した。
しかし楼垚はそんな少商に心惹かれたと明かし、追いかけてきたという。
少商は突然の告白に気が動転し、慌てて馬車を出すよう頼んだ。



少商は楼垚を追い払ったが、楼垚は根気強く一行についてきた。

少商が三叔母と馬車で待っていると、三叔父の声が聞こえた。
「嫋嫋?山の頂に猟師小屋がある、行軍の際に建てた臨時の軍営だ、見に行ってみるか?」
喜んだ少商は戸を開けたが、三叔父と一緒に楼垚がいた。
すると少商は無言で戸を閉めてしまう。
「少商?大兄が昔、遊歴で清(セイ)県や驊県を通り、自ら地図も描いたんだ

「結構よ、どこにも行きたくない」

少商は自分が従順な妻にはなれないため、優しくて何でも言うことを聞いてくれる三叔父のような夫が欲しいと言った。
しかし舜華も程止に嫁ぐとは考えもしなかったという。
「あの頃、私には許嫁がいたの…でも縁がなかったのね」
当時、舜華の許嫁は事情があって7年も家を離れ、世界も広がり、人生で新たな節目を迎えたという。
少商はその許嫁こそ伝言を頼んだ袁善見(ユエンシャンジエン)の師匠だと気づき、師匠が薄情だから弟子も義理を欠くのだと呆れた。

その頃、その薄情な師匠と弟子は皇帝の西巡への同行を辞退し、驊県近くの山荘にいた。
皇甫儀(ホワンフーイー)は程止が驊県県丞(ケンジョウ)の任に就くことを思い出し、桑舜華も一緒だろうかと思いを馳せる。
すると袁善見はさすがにこれ以上は旧友を偲ばぬ方が良いと諫言した。
「…琴と笛の音が聞こえてくるかのようだ」
ちょうどその時、舜華は馬車の中で笛を吹いていた。
舜華はあの時の無駄な7年があったからこそ、程止という価値のある人に気づけたという。
しかし少商は昔から運のない自分なら逃した以上の人に巡り合うのは難しいと言った。
「心に沿う人がいれば決して離さない、逃したら最後です
 …武将には絶対に嫁がない、一生びくびくして暮らすなんて勘弁」
そこで琴棋書画に疎い少商は三叔母から笛を習うことにした。

程止は食事をしたら引き返すよう楼垚を説得したが、楼垚はあきらめなかった
根負けした程止は警戒心の強い少商も内心は愛を求めていると話し、思い続ければいつか通じると助言する。
その時、休憩している武婢(ブヒ)の歌声が聞こえてきた。

美しい歌声と舞を披露していたのは母の武婢・阿妙(アーミャオ)だった。
すると少商は三叔母にこれこそ自分が望む暮らしだという。
「山で笛を吹き、歌を合わせる…自由自在で最高だわ!
 見て!大きな鷹よ!私も広大な大地を心のまま自由に飛び回りたい!」



程止は旅の途中、旧友がいる清県に立ち寄ることにした。
しかし高台から見たところ城外は荒れ果て、ひと目見て様子がおかしいと分かる。
程止は下僕を1人だけ連れて様子を見てくると決め、舜華と嫋嫋を先に驊県に向かわせることにした。
すると楼垚が命懸けで2人を守ると約束する。
少商は気になることがあったが、程止は話を聞かずに出発した。

舜華は程止が心配で心ここにあらずだった。
そこで少商は父から三叔父が吉相ですこぶる運が良いと聞いたと話し、引き返そうと提案する。
「私はずっと運に見放されているから」
すると外から楼垚の声が聞こえた。
実は皇帝一行がこの地を通り、羽林(ウリン)虎賁(コフン)軍や凌不疑(リンブーイー)の黒甲衛(コクコウエイ)も随行中のため安心だという。
( ತ _ತ) .oO(あの死神も?
しかししばらくすると馬車が急に止まった。

先頭にいた武婢が馬蹄の跡を見つけた。
少商と楼垚が駆けつけると、阿妙は軍がこんな小道を通るはずがないという。
「大変だわ…引き返して回り道を」
少商は危険を察知したが間に合わなかった。
竹林から匪賊が現れ、武婢たちが応戦、その時、流れ矢に驚いた馬が暴れて車が横転し、車に残っていた舜華が巻き込まれてしまう。

使い手の武婢たちは匪賊を片付けた。
しかし少商は挟撃を恐れ、急いで逃げることにする。
そこで楼垚の大兄が描いたという地図を受け取り、楼垚には救援を呼んで来るよう頼んだ。
楼垚は後ろ髪を引かれる思いで出発、すると少商は阿妙に三叔母の手当を頼む。
「女は皆、馬車に乗り、乗れなければ荷は捨てて」
「でも将軍が女公子にと…」
「命を優先して!」

少商は地図で近くにある猟師小屋を確認、馬で誘導することにした。
乗馬はあの時以来、しかし覚悟を決め、凌不疑が教えてくれた言葉を思い出す。
…良馬は人の心を読む、強くなれば畏敬の念を払う…
「ジィア(駕)っ!」
少商は掛け声と共に馬の腹を蹴ると、一行を誘導して山の頂にある猟師小屋に避難した。

猟師小屋には行軍が残していった荷が残っていた。
道中で兵書を読んでいた少商は念のため仕掛けを作り、援軍が来るまでの時間稼ぎにする。
すると予想以上に早く匪賊が現れた。
矢倉にいた少商はぎりぎりまで敵を引きつけてから合図、その時、地面に埋まっていた紐が飛び出し、馬は足をとられて転んでしまう。
しかし後方にいた匪賊が縄を切り、今度は馬を降りて走り出した。
「ファンジィェン(放箭)!」
少商の合図で武婢や下僕たちが一斉に矢を放ったが、あっという間に矢を使い切ってしまう。
仕方なく少商は近寄れば死ぬと叫んだ。
その時、煽られた匪賊の頭が馬で矢倉へ接近、少商に向かって鞭を放つ。
阿妙は咄嗟に女公子を助けたが、鞭が身体に巻きつき、そのまま引きずり下ろされ、連れ去られてしまう。



その夜、少商は責任を感じて眠れなかった。
父と一緒に出征していた母もこんな事は日常茶飯事だったのだろうか。
舜華は乱世では命はちっぽけなものだと嘆いた。
嫋嫋の両親が娘を置いて孤城で戦ったのも、そんな乱世を終わらせる責を担っていたからだという。
すると武婢が駆けつけ、女公子が予想した通り匪賊が負傷した仲間を救出したと報告した。
「進撃も撤退も秩序があった…捨ててきた財物にも見向きもしない
 匪賊じゃない…兵だわ」
あの時、凌不疑は横流しした兵器が蜀(ショク)に運ばれたかもしれないと言っていた。
恐らく二心を抱いた蜀は西巡中の皇帝の暗殺を決めたのだろう。
そんな折に斥候隊が自分たちと遭遇、敵は発覚を恐れて口封じするつもりだ。

つづく


( ๑≧ꇴ≦)阿垚が来たわ~!と思ったら、何この展開?! (Ŏ艸Ŏ)





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最終更新日  2023.07.21 20:13:46
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