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2023.09.04
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第10話

天君・汝鈞(ジョキン)は姉の不始末の責任を取るため北淵(ホクエン)を訪ねた。
しかし長意(チャンイー)は紀雲禾(ジーユンファ)の亡骸のそばを離れられず、雲苑(ウンエン)に閉じこもったまま出てこようとしない。
雪三月(セツサンゲツ)と離殊(リシュ)は説得に向かったものの、長意の気持ちを考えるとまだまだ時間がかかりそうだった。

雲禾の死を受け入れられない長意。
すると窓から吹き込んだ風で広物(コウブツ)集が転がり落ち、その衝撃で間に挟まっていた紙が飛び出した。
そこには13話で2人が仲良く崖から人間界の町を眺めている様子が描かれている。
裏には雲禾の遺書が残されていた。

…死んだ後も風に身を任せて世間を見ることができれば満足よ
…私がいなくなったらあなたは悲しむかしら
…この文を読んでもらえるかどうかは天意に任せるわ

雲禾の手紙を読んだ長意は天君を雲苑に呼んだ。
汝鈞は雲禾の死を悼み、北淵への謝罪と償いに来たという。
そして力を合わせて仙師府を倒し、平和を取り戻そうと提案した。
「尊主にも恨みがあろう、でも衆生への愛は消えていないはず…
 返事は急がぬゆえ考えてみて欲しい」
汝鈞は長意のやりきれない悲しみを思い、無理強いはせず戻った。

長意は独り人間界へ出かけた。
雲禾と中秋節を楽しんだ町も今夜は閑散としている。

すると長意はようやく雲苑の結界を解いた。

洛錦桑(ルオジンサン)、三月、離殊、空明(コウメイ)が身守る中、長意は雲禾の亡骸を抱いて冰湖(ヒョウコ)に出た。
そして雲禾が以前、脱走して倒れていた場所までやって来る。
…覚えているか?ここは君が逃げてきた所だ
…″心から幸せを感じた″と言っていたな

…あれは私が知る限り最も単純で幸せそうな君だった
…実を言うと羨ましい、人生の最後に君は解き放たれた、私からも
その時、長意の血の涙がこぼれ落ち、雲禾の手のひらで赤い真珠となった。
ついに亡骸の封印を解いた長意。
すると雲禾の身体が消散し、風に乗って舞い上がって行く。
…雲禾、君はもう世界中を自由に飛び回れる、世界の争いや束縛は私が取り払うよ…
同じ頃、凌霜(ヒョウソウ)台からも御霊師や地仙たちが北淵のために散った雲禾を見送っていた。



長意はいくつか書物を持ち出してから雲苑を封印、氷で固く閉ざした。
その時、偶然、羅策(ラサク)の腕から落ちた広物集が開き、雲禾が印をつけた頁が開く。
小さく折り畳んだ頁の角には″寧清(ネイセイ)″とあった。
「天君を大殿に呼んでくれ」

長意は天君に雲禾が印をつけた広物集の頁を見せた。
詳しいことは何も分からなかったが、そこへ空明がやって来る。
すると天君はかつて遊歴で出会ったあの男だと気づいた。
「そなたか?!」「あの時の?!」
実は天君こそ空明が人間界で失意のどん底にいた時、救ってくれたあの神仙だった@15話。
「全ては運命で繋がっていたのですね」

死を覚悟した雲禾は戦場に赴く前、空明に寧悉語(ネイシツギョ)から聞いた話を明かしていた。
「いつか天君に会えたら伝えて欲しいと…その書物の作者は寧悉語です」
天君たちは寧清の悪行の全てが亡き師匠・寧悉語のためだと知る。
当時、寧清は一介の御霊師に過ぎず、林(リン)氏より位が低かったが、ある時、瞬く間に目覚ましい進歩を遂げた。
寧悉語の話では寧若初(ネイジャクショ)を殺してから寧清はしばらく万花谷を離れたという。
風に乗って寧清を追跡してみたところ、行き先はかつて偶然に迷い込んだ奇妙な山だと分かった。
しかしその時、寧悉語はなぜか山に入ることができなかったという。

遊歴が好きな寧悉語は寧清と各地を巡っていた時、いつの間にかある荒れ山に足を踏み入れたことがあった。
そこは最も憧れることと恐れることが幻覚となって現れる奇妙な山だったという。
寧悉語は別世界に入ったと気づいて探ろうとしたが、気がつくとすでに外へ出ていた。
戻ろうとしても2度と入れず、広物集に″無名山″と書き記しておいたという。
寧清はその山を降りた時から不思議な力を身につけていた。
その後、修為を伸ばして出世、御霊師の頭領となり、やがて寒霜(カンソウ)を作って万花谷を支配する。
雲禾が19話で偶然にも密室を見つけたのは寧悉語が風で導いたからだった。
『あの絵姿は妙よ、何か隠されているはず…』

雲禾が印をつけたのはどうやら無名山の頁だった。
その時、汝鈞は無名山の絵と砕けた仙令が示した図が似ていると気づき、2つを重ねてみる。
すると無名山の絵と仙令の図がぴったり一致した。

汝鈞は神君たちと早速、無名山を探しに行くことにした。
そこで最後に長意に思わぬ言葉を残す。
「尊主、朽ちた花は形をなくすが、息吹はまだ世間を漂っている、緑が絶えぬ限り流転する
 数千年後、故人も戻るかもしれない」
一方、狐族少主・卿瑤(ケイヨウ)は林昊青(リンコウセイ)と思語(シギョ)を解放していた。
帰順した御霊師は北淵で受け入れるが、中には自由に生きたい者もいたという。
どちらにしても空明の薬があり、命の危険はないと安心させた。

思語は仙師の目が光る万花谷へ戻るより北淵に留まった方が安全だと進言した。
しかし林昊青にとって万花谷は家、まだ谷に残っている力ない者たちを放っておけないという。
何より寒霜を解毒する方法を必ず見つけねばならない。
すると瞿暁星(クギョウセイ)と東濂(トウレン)長老たちが駆けつけ、谷主と一緒に帰ると言った。
林昊青は感謝したが、瞿暁星には北淵に残って欲しいという。
「お前は長意と親しいだろう?…北淵で仲間の面倒を見てくれないか」
「分かりました…でも雲禾は本当に死んだのでしょうか?」
「…生きていればいつか願いは叶う」

長老は谷主に頼まれ、弟子を連れて寒霜の薬に必要な薬材を探しに出かけた。
すると林昊青は万花谷ではなく山へ入り、やがてうずくまっている狐を見つける。
「紀雲禾だ…」
実は双脈の雲禾は元神が散っても卿舒(ケイショ)が授けた九尾狐の霊丹が残っていた。
思語はようやく谷主が仙姫から雲禾を殺せと命じられても怯まなかったのは、雲禾が復活できることを知っていたからだと気づく。
「彼女をどこへ?長意には?」
「雲禾は北淵や万花谷のために犠牲を払い過ぎた…もう過去の苦しみを忘れさせてやりたい」
林昊青は大事そうに狐を抱きあげると、万花谷に連れて帰った。

一方、三月は志半ばで力尽きた雲禾のため、代わりに願いを叶えようと決めた。
離殊はそんなことだろうとすでに飛廉(ヒレン)神君に後を追いかけると連絡しておいたという。
こうしてそれぞれが前を向き始める中、洛洛だけは雲禾を失い途方に暮れていた。
雪山で独り酒をあおる洛洛、そこへ空明が現れる。
「身体を大切にしろ」
「…独りで生きて何になるの?」
雲禾は天敵に襲われ万花谷に落ちて来た洛洛を助け、いつもかばってくれた。
「でも雲禾は死んだ…誰のために生きればいいの?」
「私だって君を必要と…」
空明は大義をなすため言葉を飲み込み、そっと外套を掛けた。
「自分の道は必ず見つかる、それまでは身体を大切にするんだ」
すると空明は帰ってしまう。

林昊青は雲禾の生存を隠すため、かつての居所から雲禾の好きな花海(カカイ)まで結界で覆い隠した。
そこで狐に自分の半生分の霊力を分け与え、千年の修為が必要とされる人像(ヒトガタ)を与えてやる。
人間の姿になった狐は幼い頃の雲禾そのものだった。
しかし雲禾は過去の記憶を失い、自分のことも林昊青のことも何も覚えていない。
「生まれ変わったんだな…」
すると雲禾は美しい真珠を一粒、大事そうに握りしめていた。
思語は長意の涙だと気づいて回収しようとしたが、林昊青は持っていても構わないと許す。
「君の名は″阿紀(アキ)″、私は君の師父だ」
「師父!」



北淵での戦が失敗に終わり、姿絵に封印される悪念は苛立ちを隠せなかった。
しかし寧清は汝菱(ジョリョウ)の顔の傷を治すことに執着し、全く話を聞こうとしない。
痺れを切らした悪念は寧悉語にとって最も大切な弟子は寧若初だけだと挑発したが、憤慨した寧清は出て行ってしまう。
「好きにしろ!」

悪念は汝菱の夢の中に入り込み、最も恐れる幻覚を見せた。
…師父と弟に見捨てられ悲しみに暮れる汝菱、するとどこからともなく声が聞こえてくる
『力を持たねば誰からも侮辱される、力こそが全てなのだ
 踏みにじられる弱者のままでいるか?それとも万民に君臨する仙姫に戻るか?』
『力をちょうだい、ここから出して!』
『ここを出たいのなら他人の霊力を奪うのだ』
すると汝菱の手の平に不思議な力が宿る…



汝菱はそこで目を覚ました。
夢を見ていたのだと分かったが、ふと手の平を見ると本当に力が宿っている。
その時、仙娥が薬を持ってやって来た。
汝菱は試しに手の平の力を使ってみると、驚いたことに本当に霊力を奪うことができる。

つづく


( ๑≧ꇴ≦)モクモクさん!まさかアクアクだったとは!w





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最終更新日  2023.09.04 21:13:56
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