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2023.09.15
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第27話「本当の気持ち」

凌不疑(リンブーイー)の権勢に反発しながらも聘礼(ヘイレイ)の儀を済ませた程少商(チォンシャオシャン)。
すると不疑は程家も自分の家族だと言って黒甲衛(コクコウエイ)に曲陵(キョクリョウ)侯府を警固させた。
「これからは私の親衛が毎日、出入りを調べて安全を守ります(キリッ!」
(๑•̀ㅂ•́)و✧<お任せください!
( ゚Д゚)゚Д゚)゚Д゚)アルソック?
さらに翌日は早朝から屋敷の人間が中庭に集められ、厳しい訓練が始まった。
2人の兄はもちろん、堂姉・程姎(チォンヤン)や侍女まで体力作りのためだと鍛錬を強いられてしまう。

喉が渇いても身体が冷えるからと白湯しか飲ませてもらえず、夜になっても護衛の目が光り気が休まる時がない。
やがて家族は限界に達し、凌将軍の対応を嫋嫋(ニャオニャオ)独りに任せると決めた。



その夜、少商は塀をよじ登って脱出、万萋萋(ワンチーチー)と酒を飲んで憂さ晴らしした。
「以前は書を読めと見張られたけど、今はみんな凌不疑から隠れるのに必死でそれどころじゃない
 今や阿母の代わりに凌不疑が干渉するの、母の干渉なんて凌不疑に比べたら可愛いもんだったわ
 鍛錬って…ケッ!屋敷中を集めて訓練を始めたのよ?!(# ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ バンバン!」
しかし軍生活に慣れている萋萋は確かにその病弱で非力な姿を見れば鍛えるべきだと失笑した。
少商は何も指図しなかった楼垚(ロウヤオ)を懐かしみ、食事にまで口を出す凌不疑への不満が爆発する。
「あの笑い話、何なの?あれは嫁がなければ一家が死ぬっていうおどしよ!凌不疑は極悪非道!」
「でも…凌不疑は色々と尽くしてる…で、あんたは凌不疑が好きなの?嫌いなの?」
「好きってどんな感情?」

少商は目を閉じて考えてみたが、ふと目を開けると凌不疑の顔があった。

凌不疑が泥酔した少商を背負って帰って来た。
家族は凌将軍が少商を酔わせたと誤解して非難したが、聞けば少商が屋敷を抜け出して萋萋と酒を飲んでいたという。
「少商だけでなく馬車で万娘子が寝ています」
すると驚いた程頌児(チォンソンアル)が馬車の様子を見に行った。


しかし凌不疑は無理だという。
「離したくないわけではなく、ご覧ください」
すると不疑は両手を離してみせた。
どうやら少商は凌不疑を馬だと思い込んでいる様子、しがみついて離れようとしない。
「程夫人、私が運びます」
一方、馬車でも泥酔した萋萋が程頌児に絡んでいた。
手を焼いた程頌児は萋萋を押さえつけ、静かにさせるため口づけしてしまう。

↓(*≧∀≦)ノ<ジィァ! ヒッ!(゚ロ゚ノ)(゚ロ゚ノ)ノ


翌朝、少商は蓮房(リエンファン)から凌不疑におぶさって帰って来たと聞いた。
すると早速、凌不疑が酔い覚ましの汁物を届けに来る。
「私が酒を止めるのが気に食わなくて痛飲したのか?」
そこで凌不疑は宮中の医官に生薬で作らせた桃花釀(トウカジョウ)を差し入れた。
「これなら悪酔いしない、酒を飲みたい時はこれを…
 自由を奪う気はない、身体を大切にして欲しいだけだ」
「これは嫌い…生薬配合なら養命酒の方が好き」←とは言ってないw
「もしや嫌いなのは酒ではなく私か?…少商、私は努力している、なぜ避けるのだ?」
蓮房は仕方なく女公子の代わりに酔い覚ましと桃花釀を受け取り、出て行った。

少商は自分たちの住む世界が違うと訴えた。
「こればかりはどうにもならないわ、それにここは私の家で私の家族、あなたのものじゃない」
「確かに…」
不疑は幼少より軍で育ったため、命令を第一に考えるきらいがあった。
決して強制したり支配するつもりはなく、ただ相談する習慣がないという。
不疑には長年、家族もおらず、誰かと打ち解ける機会もなかった。
「だから学びたい、私が権勢で抑圧したと言うが、私も普通の人間だ
 君と普通の暮らしを送りたいと願っている」
「でも私にとっては抑圧なの、桃花釀もいらない、私や家族への過剰な気遣いも不要よ
 そもそもあなたは普通の人じゃないし、私たちは平等じゃなかった
 あなたは私の気持ちも確認せず陛下に婚姻を頼んだわ、私を尊重していると言える?
 あなたのやり方は息が詰まるの…」
すると凌不疑は何より自分のことをどう思っているのか聞いた。
「私を好きか?…好きではないのか?!」
しかし少商はこれまでの不満が一気に爆発してしまう。
「あなたの言う″好き″とはあなたに服従して監視されることなの?
 行動や食べる物も管理され、朝から一家中で鍛錬を強いられ怯えることが?
 それが″好き″だと言うなら私には耐えられない!永遠に望まぬ日々よ!」
「では君が望む日々とは?」
「それはあなたのいなぃ…(はっ!)」
「それが本音か…」
「嘘偽りなくね…私の家から出て行って、ここで別れてお互いに別々の道を行きましょう」
「…帰るよ」

蓮房は女公子に朝餉を運んだ。
「あれだけ吐いたらさすがに空腹でしょう?」
聞けば凌不疑は昨夜から一睡もせず少商を介抱していたという。
その上、少商は一晩中、笑ったり泣いたり、しまいには凌不疑を叩くは蹴るは噛みつくはで、蓮房は激怒した凌将軍に殺されやしないかと怖かったと笑った。
少商は何も覚えていなかったが、ともかく両親の部屋を訪ねることにする。
すると寝殿の前に新しい履き物が置いてあった。
「あ、これは女公子の足が冷えないように凌将軍が大蛇の皮で作らせたそうです
 熱がこもらず、四季を通して履けるとか」

程始は凌不疑に何ら非はないとかばった。
そもそも人生はままならぬもの、凌不疑に嫁がなくても自分の望むまま生きて行けるとは限らない。
蕭元漪は自分で応じておきながら躊躇するのは君子の所業ではないと呆れたが、ただ娘の幸せのためなら全てを捨てて縁談を断る覚悟はあると言った。
「だから阿母にあなたの本音を聞かせて。凌不疑が本当に嫌いなの?
 この世に完璧な人間などいない、好きになっても全て意に沿うとは限らないわ
 阿母と阿父さえ、ぶつかり合いながら円満な夫婦になったの
 心を動かせる人に嫁げることだけで貴重なのよ?ちゃんと考えてから決めなさい」
すると最後に程始は嫋嫋がどんな結論を出そうと賛成すると言った。



少商は部屋に戻り、初めて凌不疑とのことを真面目に考えた。
やがて日も暮れ、蝋燭に火を灯す。
確かに凌不疑は不器用だが常に自分を守り、尊重してくれた。
あの優しいまなざしも大きな背中も、いつの間にか少商の心の中に深く刻み込まれている。
すると少商は凌不疑への本当の気持ちに気づき、部屋を飛び出して母屋へ走って行った。
「阿母、阿父!決めました!…嫁ぎます!」

つづく


( ;∀;)やっぱり親の愛を越える愛はないのね~





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最終更新日  2023.09.15 16:57:38
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