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2023.11.17
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第45話「行き場なき志」

誼のあった馬栄(マーロン)に投降を促し、銅牛(ドウギュウ)県を無血開城した楼犇(ロウベン)。
しかしこの降って湧いた功労者に凌不疑(リンブーイー)と程少商(チォンシャオシャン)は疑いの目を向けた。
不疑は顔忠(イエンジョン)にも密かに交流のある″旧友″がいたと知り、楼犇に探りを入れる。
「世家の子弟だそうだ、ただ世家に迎合したと思われるのを恐れて交流を隠していたらしい
 楼兄、ご存知か?」
「凌将軍に隠し事はできぬな…その旧友とは私だ」
楼犇は潔く認めたが、まさか顔忠が敵に投降するとは思わなかったと嘆き、かと言って友を貶めたくもないので伏せていたという。

 精銅を渡して家族を助けるつもりが、馬栄によって一族皆殺しにされたのだ」
少商は楼犇の言葉尻を捕らえようとしたが、不疑はこっそり少商の手を握りしめ制した。
「楼兄は功績を得た、都へ戻れば必ずや高みに登るはず…先立ってお祝い申し上げる」
すると楼犇は都へ戻るため荷物をまとめると言って部屋を出た。

実は顔一族が殺された件はまだ伏せていた。
どうやら楼犇は焦って口を滑らせたのだろう。
凌不疑と少商も皇帝から帰京を命じられていたが、2人はこのまま証拠探しを続けることにした。

一方、廷尉府の地下牢では程少宮(チォンシャオゴン)が趣味の亀卜(キボク)でこの先を占っていた。
すると″絶体絶命に活路を得る″と出る。
少宮は必ず出られると喜んだが、程頌児(チォンソンアル)は弟の占いが当てにならないと知っていた。
「何が私の成婚は嫋嫋(ニャオニャオ)より早いだよ…」


萋萋は父に頼んで看守に賄をつかませ面会にやって来た。
すると外衣を脱ぎ捨て、真紅の婚礼衣装姿になる。
「もう時間がない、だから今夜からこの萋萋、あなたの妻になります!
 もしあなたが死んだら寡婦のまま一生、再嫁しない
 断るならここで髪を下ろし、出家するわ!」

「程家の男たちが全員、斬首になろうという時にこんな忠義ある嫁を得るとは…
 萋萋や、程家代々の先祖に代わってお礼を言う
 2人が想い合っているなら頌児を万家の入婿にしてもいい」
老夫人は感激して萋萋に自分のかんざしを贈ったが、ふと嫁の顔を見た。
「あなたは…やっぱり反対するの?」
しかし蕭元漪(シャオユエンイー)は珍しく素直に君姑に従った。
確かに以前は真っ向から対立していたが、思えば嫁姑の諍いも程家の子女のため、家族なら根に持たず、何事も一緒に乗り越えようという。
こうして頌児と萋萋の結婚は姑と嫁の溝を埋め、程家の結束を強めることになった。



楼府では銅牛県で功績を上げて帰京した楼犇のため盛大な祝宴が開かれた。
愛妻の王延姫(ワンイエンジー)はもちろん、二房を見下していた楼縭(ロウリー)まで急に従兄を称賛している。
「この銅鏡は従兄が自ら磨いて10種の字体で蒹葭(ケンカ)を刻んだの」
その時、遅れて少商が現れた。
王延姫は少商の来訪を喜んだが、少商はちょうど楼縭が自慢していた誓いの銅鏡を見せて欲しいという。
すると凌不疑が袁慎(ユエンシェン)と黒甲衛(コクコウエイ)を引き連れ、乗り込んだ。
客人が騒然とする中、袁慎は勅命を示し、銅牛県令一家殺害の被疑者を捕らえに来たという。



楼犇はひとまず場所を変えようと提案、家族たちと別室に移動した。
凌不疑の話では楼犇が顔忠を騙して一家もろとも殺害、その後、馬栄に投降を促して罪を曲陵(キョクリョウ)侯になすりつけたという。
恐らく彭坤(ポンクン)の義子に刺された馬栄も楼犇が殺すよう仕向けたのだろう。
楼犇は筋書き頼みかと呆れたが、不疑は証拠を持っていた。

馬栄は証拠の隠滅を頼まれていたが、万が一に備えて書簡を残していた。
その書簡は楼犇が顔忠に宛てたもので、2人が知り合ってから実際に面会し、家族を連れて程将軍と銅を運び出すよう唆すまで克明に記されている。
呆然となる楼家の面々、しかし楼犇は自分の筆跡ではないと否定した。
「凌将軍、私の書簡を確認してみよ」
「確かに違う」
しかし少商が夫人への誓いの品である銅鏡が証拠だと言った。
少商はかつて楼垚(ロウヤオ)との婚約で楼家を訪ねた時、二房夫人が自慢げに話していたのを覚えているという。
『大郎は書道が得意で、銅鏡の裏に異なる字体で詩を彫ったのよ』

楼犇は言い逃れできなくなり、罪を認めた。
これも全て出来損ないの息子を守るため二房を押さえつけて来た楼太傅が発端だったが、だからと言って他人を殺して良い理由にはならない。
少商は内輪揉めする楼家に嫌気が差し、父の居場所を聞いた。
「答えて、私の阿父はどこにいるの?!」
すると楼犇は知りたいなら単独で教えると言った。

楼犇は少商と2人で書房に入った。
すると楼犇は自分が遊歴して書き記した″十四州疆(キョウ)域全図″を広げて見せる。
「罪滅ぼしとしてそなたに贈ろう…朝廷でこれを欲しがらぬ者などおらぬ」
少商は父の居場所さえ教えてくれれば良いと言ったが、確かにその堪輿(カンヨ)図は見事だった。
「これを陛下に献上すれば生きる道を残してくださるはずよ?」
しかし楼犇は少商に剣を突きつけた。

楼犇は少商を人質にして書房を出た。
まさかの事態に楼家も激しく動揺し、楼太傅は一門の不幸だと嘆くあまり倒れてしまう。
凌不疑は仕方なく王延姫を捕らえた。
「少商を解放して程将軍の行方を吐け、陛下には酌量を嘆願しよう」
「嘆願?笑わせる」
楼犇は自分の志が天下をも動かすと自負し、悲しいかな皇太子が楼太傅の言いなりで日の目を見ることができなかったと嘆いた。
本当なら袁慎のように若くして地位を得られたはず、それが行き場も見つからぬまま落ちぶれようとは…。
自分が官職についていれば母も虐げられることはなかっただろう。
これも長子として家を支え、自分や弟の子孫を蔑まれ者にしたくない一心だった。
「だが妻まで巻き込めぬ、阿垚、泣くな、これからはお前が楼家を支えなくては…」
「夫君!まだ引き返せる!名声も地位もいらない、あなたと生きたいだけ!」
「延姫…もう君と一緒に蓬莱仙境を探しに行けないな…すまない」
すると楼犇は少商を解放して突き飛ばし、自ら首を斬って自害してしまう。

王延姫は夫の元へ駆けつけ、泣き崩れた。
「目を覚まして!私たちの子を宿したのよ?!」
しかし無情にも袁慎は亡骸を廷尉府に運ぶと告げる。
少商は取り乱す王延姫の姿に胸を痛めたが、その時、楼犇の言葉を思い出した。
『苦難か簡単かは全て心次第…因とは果、果とはすなわち因』
すると少商は因が精銅なら果は鉱山だと気づく。
「馬はある?阿父を探しに行く」



つづく



(´・_・`)ベン…何してるのよ…
そしてまた独り闇落ちしそうな人が…





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最終更新日  2023.11.17 21:17:20
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