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2023.12.09
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第52話「歳月を経て」

15年前の孤城陥落の真実と凌不疑(リンブーイー)の出自が明らかとなり、大きな節目を迎えた宮中。
文(ウェン)帝は宣神諳(シュエンシェンアン)の希望を叶え廃后とし、皇太子も降格となった。
これで越姮(ユエホン)が皇后に冊封されれば、三皇子は滞りなく東宮へ入れるだろう。
一方、程少商(チォンシャオシャン)は恩人である宣皇后に終生、付き添うと決めて長秋宮へ戻った。
淡々と流れていく歳月、その頃、北西に駐留する霍不疑(フォブーイー)は再び殺戮に明け暮れていた。
しかし今でもその右腕には少商の弦がある…。




そんなある日、少商は父からの書簡を受け取った。

やがて二兄夫妻は双子に恵まれた。
長秋宮でも嫁ぐ五公主を送り出し、穏やかな日々が続く。
こうして5年が経った。




正月の夜は雪となった。
宣皇后は今年も家に帰らない少商を心配したが、少商の話では程家でそれぞれの夫婦に子が生まれ、自分が戻っても座る場所さえないという。
すると宣皇后は新年の願い事で少商が良人と出会い、嫁いで子を産む姿が見たいと言った。
しかし少商は一生、嫁ぐつもりはないという。
「まだ吹っ切れないの?」
「いいえ、ただ許せないだけ…縁が切れて別れたのです、もう有り得ません」
宣皇后は少商と子晟(ズーション)の復縁を願っていたが、やはり少商は簡単に自分を曲げることはない。
「ではこう願うわ、私の死後、あなたの余生に同伴がいるようにと…」

「少五が嫁いで行った今、1番の心残りがあなたなの…あ、見て、こんなに雪が降って来たわ」
宣皇后は寝殿に入ることにしたが、その時、ついに倒れてしまう。

孫(スン)医官は宣皇后の余命を早くて1ヶ月、長くても春までと診断した。
しかし頑なに皇帝と越皇后の見舞いを拒み、長秋宮を明け渡したいと申し出る。
「本来なら東海(トウカイ)王と属地に移り、東海太后と名乗るべきだと…」

「呼び名も変えなくていい、これ以上、蒸し返すことがあれば私を不快にさせるだけよ」
「越皇后に感謝します」 

袁慎(ユエンシェン)が回廊で待っていると少商がやって来た。
この5年、袁慎は宮中に留まる少商に付き添って縁談を全て断って来たが、待っていた甲斐はあったのだろうか。
「少商、宣皇后も望んでいる、伴侶を持つ気はないか?ならば私を選べ
 家柄も合うし、互いに伴侶が必要だ、いっそ宣皇后を安心させるため一芝居、打つのはどうだ」
「袁善見(シャンジエン)、あなたの想いには応えられない」
「少商、そなたの縁談が潰れてばかりなのは目先が利かぬからだ
 私は両親からも放任されて育った、自由を望むなら都で私ほど自由な者がいるか?
 我らこそ最適なのに私の望みに応えられぬと?」
袁慎は互いに生まれながら誰にも関心を持たれず、病友であり盟友でもあると訴えた。
利が一致すれば互いに信頼し合い、裏切ることはないという。
「私は某人より自分を大切にするし、危険にも近寄らぬ、ゆえに私の方が最適だ」

病床の宣皇后が薬を飲んでいると、少商が戻って来た。
何やら考え事をしているのか、衝立て越しでも上の空だと分かる。
実は皇帝は余命わずかとなった宣皇后のため、北西にいる霍不疑を呼び戻していた。
…近いうちに到着する…
複雑な面持ちで寝殿に入った少商、確かに宣皇后の言う通り、わだかまりに捉われていては更なる苦しみに陥ってしまうだろう。
…過去は過ぎ去るもの、今と将来を大切にして、そのためにはわだかまりを突き破る必要がある…
少商は袁慎に自分の心に″彼″がいても娶るのか聞いていた。
…待つよ、そなたが奴を忘れるまで待ち続ける、いつか振り向いてくれるまで…
「皇后、皇宮を出る許可をください、袁善見と婚約しようと思います」

霍不疑が5年ぶりに宮中へ戻った。
ますます義兄に似て来た子晟の姿に思わず目が潤む皇帝、しかし軍装でも生傷が絶えない身体だと察しがつく。
「なぜ1番の精鋭を都に残したのだ?皇宮を出られない少商には必要ないであろう?」
不疑は梁邱起(リャンチゥチー)を少商の護衛のために残し、梁邱飛(リャンチゥフェイ)だけをそばに置いていた。
邱飛の報告では5年前、王(ワン)将軍が戾(レイ)帝の残党に襲われ、若主公が救出に向かうも敵は死士、多勢に無勢で負傷したという。
「袁善見の父親が兵を率いたはずだが?」
「分かりません、そして2年も経たぬうちに若主公は蜀へ討伐に行きました
 その時、襲撃に遭った程頌(チョンソン)将軍を…」
「もういい」
不疑は邱飛の話を遮ったが、皇帝は凱旋した程頌が褒美をもらいに来ない理由が分かった。
「少商は知っているのか?…もしや兄を助ければ復縁できると期待したのか?」
「…私は過ちを犯しました、少商の許しなど求めるはずがありません
 少商に知られたら、かえってもっと疎まれてしまうでしょう」
皇帝は子晟に下心がないと知って安堵し、今後は度田令を監督している皇太子を補佐して欲しいという。
実は少商は5年ぶりに皇宮を出ていた。
袁善見との縁談を進めるためで、近々、成婚するという。
「お前はどうする?崔祐(ツイヨウ)さえ正室の座は空けて妾を取ると決めたぞ?」
「皇父、ご心配には及ばぬかと…」
皇太子は北西の軍営で駱済通(ルオジートン)が献身的に子晟の面倒を見ていたらしいと伝えた。
噂では駱済通が都へ戻って子晟と成婚すると宣言しているという。
しかし不疑は憤慨、成婚などあり得ないと否定した。

霍不疑は阿飛と宮中を後にした。
これから直ちに霍氏の墓と祠堂を修繕し、妻は娶らず子もなさぬと祖先に報告するという。
(´ ・ω・)<若主公~それってどうみても吹っ切れてないっていうか~
するとちょうど外出していた袁慎たちが城門に入って来た。
袁慎は馬を降りて少商を馬車から降ろしたが、その時、2人は子晟の姿に気づいて呆然となる。
しばし見つめ合ったまま立ちすくむ少商と不疑、袁慎はただ黙って待つほかなかった。




霍不疑は意を決して少商に向かって歩き始めた。
すると少商はどう接したら良いのか分からず、咄嗟に袁慎の馬に飛び乗ってしまう。
その時、不疑がまたがった少商の足を支え、大事そうにあぶみに乗せた。
まるで第9話で初めて馬にまたがった少商の足をあぶみの中に通してくれた時のように…。
「感謝します、霍将軍…でももう昔の程少商ではない、あぶみがなくても乗れる」

少商は馬を駆けて去って行った。
安堵した袁慎だったが、霍将軍が戻ったからには少商を諦めないつもりだと疑う。
「少商の中で私はお前に及ばぬ、しかし少商の性分ならお前を選ぶとは限らない」
しかし不疑は黙ったまま拝礼して帰って行った。

北西の賈(ジア)家に嫁いだ駱済通が長秋宮に挨拶にやって来た。
宣皇后と少商は都に戻った駱済通を歓迎したが、どこか言葉の端々に棘がある。
「あなたは幸運ね、私なんて不遇の身…
 夫が重病で四六時中、世話ばかり、再嫁を狙っていると陰口まで叩かれたわ
 だから私も意地になって夫の死後も賈家の君舅君姑に奉仕した
 でも子晟にも前を向けと言われたの
 厳しい人だけれど私には寛容で、私だけ天幕に入らせ、酒や食事を届けさせた
 その後、天幕に入れなくなったけれど、私に苦労させないためね」
駱済通は恐らく子晟が都で求婚してくれると自慢したが、宣皇后も少商も当てつけだと分かった。
「…皇后が病となり吉事に水を差しましたね?」
「いいえ、そういう意味では…」
「分かっています、皇后が在位中は駱家を何度も庇護してきました
 恩人の前で恨み言など言えるはずない、もし本音なら畜生も同然です」
そこへ翟(ジャイ)媪(ウバ)がやって来た。
「駱娘子、早く実家へ戻らないと…先ほど実家から連絡がありました
 霍将軍が2台分の嫁荷に加え、巨大な銅鏡を届けて長老に命じたそうです
 ″駱娘子の嫁ぎ先をすぐ探すように″と…」
「銅鏡?鏡とはね…」
少商は思わず失笑した。

翌日、霍不疑が屋敷へ戻ると駱済通が待っていた。
駱済通は北西で連れ合った自分への仕打ちに憤ったが、不疑は確かにかつて連れ合いがいたことはあったという。
あの時、駱済通は負傷した子晟の意識がないのを良い事に勝手に介抱していた。
結局、すぐ軍営から追い出されたが、駱済通は外に住み着き、再び忍び込んで洗濯をしたという。
「私は顔も見ていない
 都へ戻る時も軍の後ろを追って来たそなたとは話もしていないぞ?
 それのどこが連れ合いだ?」
「でも3年前、天幕にも入れてもらえなかった私が今はこうして顔を見てもらえます」
駱済通は妾でも構わないと食い下がった。
すると不疑が馬から降りて来る。
実は不疑はとうに気づいていた。
駱済通の亡夫・賈七郎(ジアチーラン)は病弱だったが、20歳の若さで死ぬほどの病ではない。
「お前が謀って殺したな?その方法は言うまでもない」
子晟が北西に駐留すると知った駱済通は夫の薬湯に毒を盛っていた。
「…程少商のため?だから私を拒むの?」
「程少商がいなくてもお前に情はなかった」

つづく


(ˇ꒳ˇ *)今回もいい話だったわ〜
でもここにきてラクダさんが闇堕ち?
せっかくしみじみしてたのにな〜





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最終更新日  2023.12.10 21:23:33
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