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2024.01.19
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第6話

蔡望津(サイボウシン)が結納品を持って陸(ルー)府にやって来た。
柳鳴玉(リュウメイギョク)はてっきり娘の縁談だと誤解して歓迎したが、実は慶(ケイ)王の代理だという。
その時、穆澤(ムーヅー)が現れた。
「私の求婚相手は安然(アンラン)だ」
柳鳴玉は慶王が侍衛に成りすまして安然を懐柔したと知り呆然、すると安然はすでに自分の心なら決まっていると言った。
「私は慶王殿下に嫁ぎます」



陸軽舟(ルーケイシュウ)は宮中の恐ろしさを分かっていた。

「安心して、何もかも承知の上よ、万全の策を講じれば陸家は泥沼にはまらずに済む」
一方、柳鳴玉は安然の玉の輿を妬み、嫁ぐ前に手を打とうと考えた。
陸欣然(ルーシンラン)は今さら手遅れだと泣きじゃくったが、母は慶王が策を弄して安然に近づいたのは陸家の娘だからに過ぎないという。
「もし陸家に娘が独りだったら?殿下はどうするかしら…」

その夜、穆川(ルーチュアン)は陸府に安然を訪ねた。
「昨日、二哥と会ったんだ…」
穆川は安然が自ら籠の鳥になるのは二兄を深く愛しているからなのかと落胆する。
しかし安然は愛ではなく取り引きだと言い放った。
「水運を掌握した以上、しがらみは避けられないの、翊(ヨク)王か慶王か…
 帝王の心は冷酷なものよ、この道を選んだあの人に情などないわ」
穆川は安然の選択に困惑しながら、結婚祝いと称して銀の腕輪を渡した。

安然は穆川がなぜ買ったなどと嘘をつくのか分からなかったが、黙って受け取った。
「安然、必要な時は私が力になるよ」
「分かってる」



安然は瀚京(カンケイ)城へ戻る慶王と九皇子を見送った。
婚礼まで半年、その間に陸家の問題を片付けなくてはならない。

陸欣然から頬紅が届いたが、かつて薬舗で働いていた冬青(ドンチン)が蓖麻(ヒマ)が入っていると気づく。
「使い続ければ顔がただれるところでした」

陸欣然は何日経っても安然の顔に異変が現れないと訝しんだ。
何でも安然は侍女たちに帳簿を調べさせているとか。
柳鳴玉も確かに最近、大夫人・沈蘭渓(シンランケイ)の顔色が良いと首を傾げた。
しかし大夫人の部屋に変わらず観音像があったことから心配ないと高を括る。
すると側仕え・翠姑(スイコ)が大夫人に捕らわれたと知らせが来た。

安然は第二夫人から贈られた白粉に毒が入っていたと報告した。
「白粉をうっかり落として店に持ち込んだところ、香りが変だと言われたの
 調べると蓖麻が入っていたわ…きっと翠姑の仕業よ
 帳簿を調べたら翠姑が釣り銭の額をごまかしていた
 咎めるつもりはなかったけど、私に恨みでも?」
沈蘭渓は黒幕がいるなら白状すれば見逃すと言ったが、翠姑は主を裏切らなかった。
「私がやりました、悪事がバレるのを恐れて…」

翠姑は陸家の掟により棒打ち50回となった。
柳鳴玉と陸欣然は安然が全て知りながら仕掛けてきたと気づく。
腹心を失った柳鳴玉は悲しみに暮れ、必ず復讐すると誓った。
「娘は欣然1人になる、双魚令はあなたのもの、慶王殿下もあなたのものよ…」

一方、穆澤は国境を侵した北臨(ホクリン)を討つため戦場にいた。
そして半年にわたる激闘の末、穆澤はついに凱旋を果たす。
穆澤は皇帝から褒美として陸安然との婚姻を賜ったが、蔡望津は正室を名門から選び、安然を側室にするよう進言した。
しかし穆澤は安然がいない陸家なら何の価値もないという。
「あの者なら軍船を作ることも可能だろう、陸安然を取り込めるなら戦功も惜しくはない」

穆川は慶王の使者として結納品と共に蘇城へ入った。
しかし陸家には顔を出さず、田んぼの様子を見に行ってしまう。
農民は病気の苗を抜いたおかげで見事な穂が出たと喜んだ。
「さすがは稲香居士(トウコウコジ)ね」
その声は安然だった。

安然と穆川は2人だけでしばし一面の稲を眺めていた。
「力になってくれると言ったわね…あなたは各地を遊歴したから色々と知っているはずよ」
しかし安然は口ごもってしまう。
「どうした?何だよ?」
「…農業に詳しいでしょう?毎年ここへ来て指導してくれない?」
「それだけ?驚いた、新しい品種の研究がしたいんだ、君に口添えしてもらおうかな」
安然は結局、穆川に打ち明けることができなかった。

その夜、安然はロウソクの灯りで偶然、銀の腕輪の細工に文字が刻まれていると気づいた。
…今宵は美しき夜、良き人に出会えた、あなたを愛し、背かないと誓う…
安然はこの腕輪を作ったのが穆川だと気づき、ようやく穆川の自分への想いを知って涙があふれてしまう。
一方、冬青は安然が穆川から毒をもらえなかったと知り、思い切って九皇子を訪ねた。
「殿下、鉤吻(コウフン)と雪蝉子(セツセンシ)を頂けませんか?
 実はあの時の男たちに付きまとわれています
 劇薬の鉤吻を飲んでも3刻以内に雪蝉子を飲めば死なないと聞きました」
穆澤はそれが安然の計画だと気づいた。



翌朝、穆川は陸府を訪ねた。
安然はちょうど中庭の亭(アズマヤ)で独り茶を飲んでいたが、幸せな花嫁には見えない。
「どうしたんだ?そんな憂い顔で…
 安然、もし君が笑顔を失わず、家族を守れる道があればどうする?」
「そんな上手い話、あるはずないわ」
「これでも皇子だ、父皇に頼んで陸家と手を組み、水路を整えて田を広げることができたら?
 陸家の水運を狙う者も私がいれば手を出せぬはず…面倒が起これば私が解決する」
しかしもはや手遅れ、安然は穆川まで巻き込むわけにいかなかった。
「(もう少し早ければ考えられた…)
 皇上の詔が下ったのよ?今さら断れば陸家がどうなるか…
 心遣いに感謝します、でも殿下の本心は分からない、慶王や雍王と何が違うのかしら?」
「私まで陸家を狙っているというのか?」
安然の思わぬ言葉に穆川は落胆し、鉤吻と雪蝉子を置いて帰ってしまう。

穆川は安然の計画を知っていた。
「冬青、あなたが九殿下に頼んだの?」
「小姐が九殿下に対して後ろめたさを感じないよう勝手な真似を…」
冬青は罰を請うたが、安然は覚悟を決めた。
「どうせ叶わぬ夢、これで良かったのかも…」
するとその夜、案の定、陸欣然が現れた。

安然は母が差し入れてくれた好物の桃酥(トウソ)を食べていた。
そこで欣然は安然が目を離した隙に桃酥に毒を盛り、何食わぬ顔で帰って行く。
「娘、安然は私の目の前で桃酥を食べたわ、これでうまく行くはずよ」
柳鳴玉は娘の報告を聞いて安堵したが、黒猫は何かを察したように腕から飛び降りた。

つづく


(ΦωΦ)シャーッ!





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最終更新日  2024.01.19 10:36:22
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