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2024.01.26
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第11話

皇帝は慶(ケイ)王・穆澤(ムーヅー)の出自を知っていた。
かつて酔った勢いで良(リョウ)妃の侍女に手を出してしまった皇帝、しかし当時は子が少なく、皇子の誕生を喜んだものだ。
「それが…なぜあの子は暗く沈んだ目をするようになったのか」
一方、皇位を狙う穆澤はこれまでのような正攻法では無理だと思い知った。
しかし皇帝が今回の科挙で翊(ヨク)の選んだ試験官や出題者を交代させたことから、蔡望津(サイボウシン)は勢力を広げる好機だと進言する。
そこで跡目争いに一貫して不干渉を貫いている老臣・厳(ゲン)尚書を懐柔しようと企んだ。
実は厳尚書の息子は妓楼に入り浸りで科挙も連敗、合格を手助けしてやれば強力な後ろ盾になるだろう。


安然は弟を戦へ行かせまいと都の太学に入学させるつもりだが、陸昀はまだ大将軍になる夢を諦めていない。
すると安然は途中で馬車を降り、弟と冬青を先に行かせて慶王府を訪ねた。
昨日のことのように思い出される10年間の記憶。
何も知らずに幸せに暮らしていた日々から一転、息子も陸家も全て失うことになろうとは…。
その時、回廊で霊奚(レイケイ)を折檻している慶王妃・陸欣然(ルーシンラン)を見つけた。

欣然は笑いながら霊奚の顔を水甕につけていた。
激情に駆られた安然はいきなり欣然を突き飛ばし、霊奚を救う。
「(はっ!)お前…生きていたの?!」
安然は呆然とする欣然を捕まえ、水責めにした。
「私のおかげで王妃になれたでしょう?あなたの娘(ニャン)は立派な最期を遂げられたわ」
母の死を知らなかった欣然は激高したが、過去を思い出した安然は正気ではいられなかった。

安然はついに欣然の顔を沈めたが、その時、斉(セイ)王・穆川(ムーチュアン)が駆けつけ止めた。




安然は穆澤に騒ぎを起こしたことを謝罪し、霊奚を返して欲しいと頼んだ。
しかし澹(タン)州の功績だけでは不十分、穆澤は誠意を見せて欲しいと条件を出す。
それは厳尚書の放蕩息子を科挙に合格させろという無茶な要求だった。

穆川は霊奚を安然に返すよう二兄に掛け合った。

確かに安然の身辺で起こった事を思えば疑念を抱くのは当然だった。
そこで穆川は1日だけでも霊奚と過ごさせてやりたいと頼む。
穆澤は弟が安然を好きだと気づいたが、穆川はあくまで知己だと否定した。
「分かった、お前の望み通りにしよう」
思えば九弟の頼み事は珍しい。
穆澤はそんな穆川の願いを叶えてやりたいと思ったが、その実、安然が霊奚と共に過ごす事で愛着が募り、必ずや取り戻すべく尽力すると踏んでいた。

穆川のおかげで無事だった欣然。
実は慶王が安然に毒を盛った事をすでに知っていると聞き、慌てて弁明に駆けつけた。
しかし穆澤は真相など興味はなく、問題なのは陸家と陸安然が自分の役に立つかどうかだという。
「慶王妃の座を守りたければ無用な面倒を起こすな、分かったか?」
「でも…」
「出て行け!」
欣然は仕方なく引き下がったが、このままでは死んだ母が浮かばれない。
すると偶然、回廊で蔡望津と出くわした。
欣然は慶王の信頼を失ったと泣きついたが、蔡望津の話では慶王が安然の狼藉を叱責、罰も与えたという。
「殿下に寄り添い、支え続ければお気持ちは伝わりますよ」
欣然は王府で唯一、自分と向き合ってくれる蔡望津に好感を持った。

安然は瀚京に屋敷を構えた。
…息子を合格させてもらった恩があったのね…
安然は今になってようやく厳尚書が急に穆澤になびいた理由を知ったが、到底、不正の手助けなどできない。
「別の方法で霊奚を救うわ」
そもそも穆澤との盟約は慶王府に出入りするための口実、安然が瀚京に来た本当の目的は陸欣然だった。

穆川は霊奚を連れて安然の屋敷を訪ねた。
喜ぶ安然だったが、霊奚の手首に残った傷に気づいて涙を流す。
「ごめんなさい…全て私のせいね…」
しかし霊奚は安然さえ無事なら幸せだと訴え、実は婚礼の日に自害するつもりだったが、穆川が止めてくれたと明かした。

夜食を終えた穆川は安然たちが水入らずで過ごせるよう中庭にいた。
すると安然が酒を持ってやって来る。
「何をしていたの?」
「葡萄棚を作っていた、普通のとは違う、わざと木の隣に立てるんだ
 木に合わせて棚の高さを上げればツルも上に伸びて行く
 花の季節、実りの季節、季節ごとに景色が変わる、面白いだろう?」
安然は穆川の説明を聞きながら呆然となった。
当時、穆澤も安然を喜ばせるため慶王府に葡萄棚を作ったが、穆川と全く同じ説明をしている。
つまりあの葡萄棚は穆川の受け売りだったのだ。
…何もかもあなただった…

穆川は泥酔した安然から酒を取り上げた。
すると酒を取り返そうとした安然はうっかりつまづいて穆川の胸の中に倒れてしまう。
「どうして黙っていたの?」
「葡萄棚のことか?」
「違う、違う…人を見る目があると思っていたのに、何も見えてなかった…」
穆川は思わず安然の肩に手を回したが、その時、陸昀の声が聞こえて慌てて離れた。
「殿下!葡萄が届きました!」
陸昀は蘇城から届いた葡萄の苗を持っていた。




安然は必ず迎えにいくと約束し、霊奚と穆川を見送った。
陸昀は姐と斉王がお似合いだとからかい、慶王に嫁がなかったのも天の思し召しだという。
その話を壁の向こうで穆川と霊奚が聞いていた。
「子供が知ったような口を…」
「本当は好きなくせに、もったいつけちゃって」
霊奚は嬉しそうに微笑む斉王を見て思わず失笑する。
すると穆川は辛い時には甘い物が効くと霊奚に飴を持たせた。

冬青も思い合う安然と斉王の幸せを願った。
しかし安然が瀚京へ来たのは陸家を皇家の争いから遠ざけるため、穆川と結ばれては本末転倒だという。
「では次の計画が?」
「霊奚の話では欣然は慶王府で冷遇され、侍女の翠翠(スイスイ)に八つ当たりしているらしいわ」

穆澤の誕辰を前に慶王府には次々と贈り物が届いた。
すると翠翠が欣然に王妃として贈り物の1つも贈らねば無作法だと助言する。
安然は欣然が誕辰という好機に必ず食いつくと読んだ。
「穆澤は誕辰を憎んでいるのにね」
冬青は安然の計画の意図を知り、さぞや不興を買うだろうと気づく。
その時、陸昀が友人を連れて来た。

陸昀は科挙を受けるため上京した友人・徐清策(ジョセイサク)を屋敷に泊めることにした。
しかし徐清策は安然が一緒に暮らしているとは知らなかったと遠慮する。
そこで安然は気を使わせないよう、宿代の代わりに弟の勉強を見て欲しいと頼んだ。

一方、穆澤と蔡望津は厳尚書の息子の替え玉を探していた。
しかし瀚京で学のある者と言えば大半が名家の子息、答案をすり替えて不正に気づかれれば大ごとになる。
さらに穆川の出題は″瀚京が抱える課題″と難問だった。
狭き門になるのは必至、そこで蔡望津は地方の書生にまで手を広げるよう進言する。
穆澤は果たして安然が命令通り動いてくれるのか気になっていた。

安然はかつて科挙で状元となった徐清策と面識があった。
今回は自分が弟を都に連れて来たせいで出会いが早まったのだろう。
当時、徐清策は権力争いに巻き込まれ、非業の死を遂げていた。
その夜、安然は部屋の窓から机に向かう徐清策を眺めていたが、突然、穆澤が現れる。
「何をしている?」
驚いた安然は慌ててつっかえ棒を落とした。
「危ない!」
窓が勢いよく落ちると、穆澤は咄嗟に手を伸ばして挟んでしまう。

つづく


( ๑≧ꇴ≦)ちょwアンランwwwやり過ぎ笑ったわ





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最終更新日  2024.01.26 15:20:11
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