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2024.06.17
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第8話

陸長空(ルーチャンコン)に突き付けられた退婚書を一方的に破り捨てた祥雲(シャンユン)。
その夜、祥雲は今さらながら辺境から届いた長空からの手紙を開き、その深い愛情に涙した。
一方、長空は祥雲を守るため冷たく突き放したものの忘れられず、今夜も長命玉を手放せずにいる。
その頃、宮中では第三皇子・寧王(ネイオウ)が別れ際の祥雲の言葉を思い出していた。
『彼との絆から逃げたいと言っていたな?婚約を解消するよう私が口を利こう』
『いいんです、たとえ辛くても面倒でも受け入れようと思います、切れない縁ですから…』

翌日、寧王は皇帝に謁見し、陸涼(ルーリィャン)の謀反は間違いないと上奏、陸府の捜索を嘆願した。

「宋勤文は陸涼の盟友、彼の出方を見る良い機会です
 それに陸涼の配下が宋勤文の元に移ることを防ぎ、彼の評判を落として陸涼に続かせません」
「一石二鳥か…良いだろう」
これまで父皇に軽んじられてきた修茗(シュウメイ)、しかしいよいよ本性を現し始めた。

宋府に勅旨が届き、宋勤文は皇帝から陸府を改めるよう命じられた。
すると陸涼のもとに宋勤文から密書で知らせが届く。
陸涼は覚悟を決め、長空に全て明かした。
あれは8年前、晋水(シンスイ)の堰(セキ)があふれ、多くの民が死傷し、行方知れずになったという。
巷では恨みの声が沸き上がり、皇帝は騒ぎを鎮めるため、陸涼に被災した民の受け入れを頼んだ。
それ以来、皇帝は毎年、被災した民へ大金を割いたが、これは陸涼と2人だけの秘密だったという。
陸涼は約束通り何も書き残さず、遺族たちも受け入れた。

しかし当時の副将で隠棲した仲良(チュウリョウ)が唯一の証拠となる詔勅を隠し持っていると話した。

出かけていた祥雲が屋敷に戻ると、宋家軍がすでに整列していた。
軍装姿の父を見つけた祥雲は陸家に向かうつもりだと気づき、考え直すよう訴える。
しかし娘がひざまずいて嘆願しても宋勤文は皇帝の命に背くことはできなかった。
「娘を見張れ、逃げたら罰するぞ」





中庭の涼亭では陸涼と夫人が2人、全て達観したかのように酒を飲んでいる。
一方、長空は仲良の山荘に到着していた。
仲良はありもしない詔勅を捜しながら時間を稼いでいたが、やがて長空に気づかれてしまう。
「父上が私を騙したのか…私を生かすために、そうなんですね?」

陸家軍の名簿や帳簿はすでに長空が全て燃やしていた。
陸府に謀反の証拠などあるはずないが、その時、突然、馮(フウ)都尉が兵を率いて駆けつける。
「陛下が証人さえ出ないことを懸念し、宋統領を手助けしろと…」
すると馮都尉は自分の配下にもう一度、捜索するよう命じた。

祥雲は食事の差し入れに来た翠碧(スイヘキ)と入れ替わり、部屋から脱出した。
しかし見張りにすぐばれてしまう。
追い詰められた祥雲は思わず兵士の帯剣を奪って突きつけたが、そこへ婉娘(エンジョウ)が駆けつけた。
「やめなさい!阿娘に逆らうの?!」
「陸長空を助けたいの…今日、会わなかったら一生、後悔する!」
婉娘は娘を止めることなどできないと分かっていた。
「必ず戻るのよ」
「阿娘、ごめんなさい」

その頃、陸府では思いがけず連判状が発見された。
「陸涼、これは何だ?!」
陸涼は自分を陥れるため偽造までするのかと馮都尉を蔑んだが、それを指示したのが皇帝だと分かっていた。
「陛下が死ねというなら死ななくてはならぬ…宋兄、私と同じ轍を踏むな」
すると陸涼は自分と共に国を守ってきた名剣を抜き、自ら首を斬ってしまう。
「老爺!置いていかないで!」
夫を抱き止め、悲しみに暮れる夫人、その時、思いがけず長空が戻ってきた。
「でぃえ!」
長空は父の死に動揺しながらも、母を救おうと兵士に応戦したが多勢に無勢、地面に叩きつけられ、馮都尉の剣が迫る。
焦った夫人は息子を守るため夫の剣を拾い、背後から馮都尉を刺した。
しかし致命傷には至らず、馮都尉に刺し殺されてしまう。
「娘!」




長空は目の前で両親を惨殺され、絶望の淵に突き落とされた。
その時、祥雲が中庭に爆薬を投げ入れ、煙が充満しているうちに陸放(ルーファン)と協力して長空を連れ出すことに成功する。
実は陸涼は陸放に馬車を用意して待つよう命じていた。
すると陸放は宋小姐に少爺を頼み、2人を逃すためおとりになってしまう。
「翠碧に伝えてください、もう待てなくなったと…」

祥雲は夜の街を馬車で疾走した。
しかし城門で待ち伏せしている父の姿に気づき、馬を止める。
「どうなるか分かっているのか?」
「陸長空を死なせない、彼が死んだら私も死ぬ!」
「行きなさい」
宋勤文は娘を止めず、見逃した。
城門を出た祥雲は一度、馬車から降りると、父の背中に叩頭し、別れの挨拶とした。

大皇子が陸涼と手を組んで軍費を着服、兵を集めて謀反を企てた証拠が見つかった。
大皇子は全ての地位が剥奪され庶民に落とされ、靖安の御陵で墓守りとなる。
全ては修茗の目論見通り、そこで具合の悪い皇帝に太医を遣わすよう命じた。

陸家が滅び、初空(チュコン)を狙う魔羅(マラ)族の刺客にまたとない好機が訪れた。
あの仙女のせいで陸長空は命を取り留めたが、すでに手は打ってあるという。
一方、鶯時(オウシ)は客桟で陸家の惨劇を知った。
兵士はまだ陸家に関わる者を探し回っているため、すぐ逃げなくてはならない。
翌朝、紫輝(シキ)が鶯時の宿を訪ねると、すでに部屋はもぬけの殻だった。
すると書き置きと姻縁祠(シ)で紫輝から買い取った傘が残されている。
…これで貸し借りなしね…
紫輝は鶯時がお尋ね者になったと知り、必ず自分が助けると誓った。

閑散とした宋府に寧王がやって来た。
祥雲が陸家の賊にさらわれ、宋勤文が怒りで倒れたと聞いて見舞いに来たという。
「あまり気に病むな、すぐ知らせが届く、賊は殺され、娘は救われたとな」

つづく





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最終更新日  2024.06.17 23:46:40
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