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turu164 @ Re:フロントブレーキ修理(05/09) こんな新車のようなバイクは初めてです。…
906tom@ Re:フロントブレーキ修理(05/09) 太田ガレージに入庫する中古物件にしては…
turu164@ Re[1]:TY50/12年振りのエンジン始動(05/02) グリフイスさんへ 今年は不動車になってし…
グリフイス@ Re:TY50/12年振りのエンジン始動(05/02) バイクも車も同じですが、ほおって置くと…
グリフイス@ Re:フレンディーでキャンプに行ったものの(04/18) 良いですね。最高じゃないですか。ひとり…
2012.08.19
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カテゴリ: KAWASAKI ゼファー400
ゼファーのタイヤとチェーンの交換を済ませ、帰宅後、早速リアブレーキのオーバーホールを行う事にした。ブレーキキャリパーは2本のキャップボルトで固定されているのは、昨日、外して確認済みである。今回はオーバーホールなので、ブレーキホースのバンジョーボルトも外す。

ローターは全体的に摩耗しているので、ここで、新品にしたいところだが、入手の時間がない。ここは様子見というところで今回は交換を見送る。
早速、ピストン抜きにかかる。ゼファーのピストンは2ポットだ。2ポットのピストンを抜くのは初めてである。バンジョーボルトの穴をビニールテープで塞ぎ、ワッシャー5枚でスペーサーを作ってキャリパーに締め込む。ブリーダーバルブを外して、ピストンにウエスをあてがいコンプレッサーでエアーを送る。実動車のピストンなのでポンと音がして片方のピストンが飛び出す。両方いっぺんに出てくれれば良いのだが、そうは行かない。
出てきたピストンをキャリパーに軽く押し込み厚めの鉄板4枚で固定する。もう一度エアーを送ると今度は反対側のピストンが飛び出す。これで、ピストンを両方抜く事ができた。
キャリパーの中は汚れも無く綺麗なものだ。ピストンは露出している部分が真っ黒に汚れている。パーツクリーナーとコンパウンドで磨くと、錆が少々出てきた。錆取りを行った後に、シールを外しキャリパー、パッドスプリングの汚れを落とし、デイトナの赤パッドの裏に鳴き止め剤を塗って、ローターに装着。本当はここまですれば、ピストンシールと、ダストシールを交換するのが良いのだが、これも入手時間がないので、再使用とする。
ブレーキホースを繋ぎエアー抜き。いつものようにキャリパー側から注射器でフルードを押し込むが、なかなか入らない。仕方がないので、オーソドックスにマスター側にフルードを入れて抜く事にした。何十回かエア抜きを繰り返すと気泡が出て来て、ブレーキアームに抵抗が出てきた。長男に試乗させると、前より踏みしろが大きいと言う。
更にエアー抜き、気泡が出ないので諦めようかと思った頃、出てきました。第2陣の気泡群。これで完全にエア抜きができたようだ。試乗してみると、踏みしろはOK。異音もなく。制動も大丈夫なようだ。
前回から4千キロ程走っていたので、エンジンオイルを前回同様カストロールのPOWER1 4T 10W-40に交換し、フロントブレーキも点検したので、これで次の車検までは何となるだろう。それにしてもこのゼファーエンジンの掛かりは申し分ないが、壊れているのではないかと思えるようなエンジン音は何とかならないものか。
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磨き終わったピストン(錆が少し残る)
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限界を超えたパッドと赤パッド
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ローターに装着したキャリパー





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Last updated  2012.08.19 15:23:42
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