笏取り虫

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Comments

turu164 @ Re:フロントブレーキ修理(05/09) こんな新車のようなバイクは初めてです。…
906tom@ Re:フロントブレーキ修理(05/09) 太田ガレージに入庫する中古物件にしては…
turu164@ Re[1]:TY50/12年振りのエンジン始動(05/02) グリフイスさんへ 今年は不動車になってし…
グリフイス@ Re:TY50/12年振りのエンジン始動(05/02) バイクも車も同じですが、ほおって置くと…
グリフイス@ Re:フレンディーでキャンプに行ったものの(04/18) 良いですね。最高じゃないですか。ひとり…
2014.02.11
XML
カテゴリ: BMW R90/6
変速操作は爪(シフトフォーク)が軸方向に動くことによってギアをスライドさせている。つま先の操作で行うのだが、ほとんどの国産車は爪が車体と直角方向に動く。ミッション軸が車体と平行なBMWは車体と同じ方向に動く。そのため爪を動かす機構がちょいと違う。写真1は以前分解したときのものだが、プレートの溝に爪の反対側が入っている。このプレートを変速操作で回転させることによって爪を平行移動させているのである。
アウトプットシャフトの先端(出力側)は、220Nmの強いトルクで締められるのだが、それがオーバートルクで締められたため交換することになった、と以前書いた。そのネジ部分がこれである。(写真2)よく見るとネジ部分が少しけずられた感じだ。フランジを入れ、ナットを入れてまわしてみる。(写真3)普通だったら手で回して入っていくはずだが、変形しているためだろう、手では入っていかない。インパクトレンチなどで、ダダダダッと締めてしまうと良くないらしい。長めのエクステンションでじわっとトルクを掛けるのがよろしいようで。もちろんトルクレンチは必需品。
それにしても写真3のフランジとアウトプットシャフトはテーパー状態で接合している。220Nmで締められているだけで、キーとか溝が無い。かなりの力で回るはずなのによく滑らないものだ。(藤)
DSC00171(1).JPG
写真1
P1090295(1).JPG
写真2
P1090290(1).JPG
写真3





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2014.02.11 06:43:45
コメント(4) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ

利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:ミッション修理 その8(02/11)  
ミッションとかエンジンとか内部はデリケートなものですな。ネジが固いとすぐにインパクトレンチを使ってしまいそうですが、このあたりはやはりトルクレンチが必須となりますな。 (2014.02.11 06:54:36)

Re[1]:ミッション修理 その8(02/11)  
906tom さん
turu164さん
堅い材料ではあるが扱いはデリケートに、であろう。100Nmまでならトルクレンチを持っているが、それを超えると無理だ。こんな修理は素人が手を出すべきではない。
写真3の4本のボルトは、整備書に「再利用禁止」と書いてある。規定トルクで締めて、緩めたらもう使ってはいけない。ここは狭いから普通のトルクレンチは使えない。プロの腕の見せ所か。 (2014.02.11 17:48:47)

初めて見ました  
め~め~ さん
BMWのミッション内部を初めて見ました。
心地よい走りはこのパーツ群の総合力だったんですね。
ほんとに素人に手が出せるものではないですが、内部を知ると
さらに運転操作を丁寧にしようと言う意識が生まれます。
貴重な映像資料をありがとうございます。 (2014.02.11 20:54:06)

Re:初めて見ました(02/11)  
906tom さん
め~め~さん
素早さよりも確実な操作、そのためには余裕をもってゆったりと運転すること、つまりぶっ飛ばさない。しっかりクラッチを切り、フルストロークで変速操作をし、ゆっくりクラッチをつなぐ。壊さない長持ちの秘訣。 (2014.02.12 15:11:32)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: