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2015.12.10
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12月にしては暖かい日が続いたのでキャブを外して見ることにした。クラブマンの初期型(E型)はツインキャブ使用となっている。左側がプライマリーキャブで低中速用、右側がセカンダリーキャブで高速用となっている。この2つのキャブがパイプで繋がって一体化されており、このバイクの特徴となっているのだが、何ともややこしい。

先ずはセルモーターからだ。電源コードを外してボルト2本を抜けば取り外せる筈であるが、なかなか抜けない。恐らくモーターの先のギアがカッチリ噛み合わされているのだろうと思い、ハンマーのゴムグリップをモーターに当ててゴムハンマーで叩くと呆気なく外れた。
次は、エアクリボックスの左後方にあるヒューズボックスを外し、エアクリケースのボルトを外す。
次はシリンダーヘッドからエアクリに繋がっているブリーザーチューブを外す。
次はキャブレターバンドを全て緩める。
次はブリーザーケースからパイプを抜いてボルト2本を外し、ケースを抜き取る。
ここまでやって、エアクリケースを後方へずらすとキャブが左側に外れて来るのだが、これがなかなか外れそうで外れないので、作戦変更。インシュレーターの3本のボルトを外しインシュレーターごと外す事にした。
フレームは近いし、キャブレターが2つもあるので嵩張って、兎に角狭い。格闘の末それでも何とか取り出す事ができた。今まででこんな外しにくいキャブは初めてだ。先が思いやられそうである。外したボルトは無くさないように全て元の場所に仮留めして置く。

腐っているとは言え、中にガソリンが残っているのであれば、そう悪くはないのではと淡い期待を抱いてフロートチャンバーを外してみた。汚い。
ガソリンの不純物がビッシリと付着し、見事な色になっている。外してみて綺麗だったら、キャブを分離せずに、そのままの状態で洗浄だけしようと思っていたのであるが、この状態だと全バラにするしかないだろう。
IMG_1508.JPG
セルモーターコードのナット
IMG_1513.JPG
取り外したセルモーター
IMG_1520.JPG
ツインキャブの中





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Last updated  2015.12.11 16:49:13
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