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①安定器に通電され続けるので無駄な電気を使う。
②「ちらつき」など安定器の劣化サインが分からなくなり、最悪の場合発火の恐れがある。
③安定器が壊れれば点灯しなくなる。
上記の理由等であるが、車内の室内灯なので、長時間点ける事も無いし、点灯時は必ずその場にいるので、危険な事は無いだろうと思い、ネットで探してみた。探してみたが6形21cmという特殊なLED蛍光灯はなかなか見つからない。が、とうとうメルカリで見つけた。6形21cm4W/LED直管(AC100ー277V 50/60Hz両側給電4W 5000K)1本1,980円の仏壇用である。仏壇用という所が泣かせる。ちと高いが特殊なサイズなので仕方のない所である。
届いたLEDは純正のTOSHIBAの物より径が少し太く、両端5cmほどプラのカバーが付いている。長さは21cmと同じなので早速取り付けを試みたが、径が太い分反射板兼遮熱板の鉄板に当たって、口金が端子の適正位置まであと数ミリという所で押し込めない。これは困った。両端に取り付けられているプラのカバーが外れないものかと、調べてみたら、口金辺りから一体となっており、外す事は不可能と分かったので、削ってみようかとも思ったが、壊れる可能性大なので止めにして、蛍光灯のプラカバーが当たる箇所の遮熱板とプラのハウジングに逃げの切り落としを行う事にした。
ハウジングからプラのリベット留めされた遮熱板を何とか外し、グラインダーとヤスリで逃げの切り落としを行う。ハウジングも同様、切り落とした遮熱板の形にドリルで穴開けを行い糸鋸で切断、ヤスリ掛けをして組み立てた。
これで数ミリは逃げが出来たので、何とかセット出来るだろう。遮熱板とハウジングを切り落とした箇所は蛍光灯カバーが基盤の裏側に接触するほど近いが、LEDなので基盤に損傷を与える程の発熱量はないであろう。
狙い通り数ミリの逃げのお蔭で口金を端子の適正位置まで押し込む事ができたので、天井に取り付けスイッチを入れてみると、見事点灯。しかも明るい。蛍光灯の何倍も明るいように感じる。純正の室内蛍光灯はグロー球が付いておらず、インバーターで作動するようになっているが、スイッチがONになっても蛍光灯特有のタイムラグで点灯するのに時間が掛かっていたが、LEDではサイドドアが動くと同時に点灯するのは有り難い。これでやっと車内全ての灯火をLEDに換装する事ができたので、牡蠣鍋をアテに清酒燦然で心地よい祝杯を挙げる事が出来た。
純正の蛍光灯(上)と仏壇用LED蛍光灯(下)
切り落とし加工を施した遮熱板とハウジング
ハウジングの端子に適正にセットされたLED蛍光灯
数倍の明るさで輝く室内灯
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