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配線を繋ぎ変えて、プラグホールにオイルを垂らし始動を試みる。満充電のバッテリーなのでセルが軽やかに回る。暫くすると初爆があり、何とか掛かった。チョークを戻してアクセルを開けると回転も上がるが、少しぎこちない。これは何とかなるかなと思った瞬間、3番、4番辺りのキャブから滝のような燃料漏れが起こった。ドレンパイプからでは無く、キャブ本体からのようだ。慌ててエンジンストップ。やはりキャブの分解は必須だろうと言う事で、キャブを外す事にした。
ゼファーのキャブは過去に2回ほど外した事があるので、要領は分かっているし、このキャブはインシュレーターから思いの外簡単に外す事ができるのだ。先ずタンクを外して、次にバッテリーを外し、タンク取り付けステーを外すと、エアークリーナーケースが外せる。エアークリーナーボックスを後に引くと僅かだがキャブを外す隙間ができるので、車体の右側に引っ張り出せるのだ。予めインシュレーターのバンドや、エアクリ側のバネバンド、チョークワイヤなどは外して置く事は言うまでも無い。
外したキャブにはアクセルワイヤが2本付いているので、取り外す。この時ハンドルグリップ側のワイヤを外しておけば簡単なのだが、面倒くさいので、そのままでラジオペンチで取り外した。
車体から離れたキャブを机の上に置いて観察してみると、③番と④番のエアクリ側が特に赤黒く汚れており、2つの穴も黒い不純物が付いている。タンク内を覗くと綺麗なのだが、見えない所にサビが少し残っているのかも知れない。何れにしても外観から見るだけで、分解清掃は必須だろう。
エンジン側のインシュレーターからキャブを外す
2本のアクセルワイヤを外すとキャブが取る出せる
エンジン側
エアクリーナー側
赤黒く汚れた1番と4番
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