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フレーム等にプラサフを吹き終えたので、耐水ペーパーで軽く水研ぎを行ったのだが、研ぐ前から表面は滑らかでゆず肌ににもなっていなかったので、その他の部品は研ぐのを止めた。
ここで一気に塗装とも思ったのだが、リアサスのスプリングが気になる。フレーム、スイングアーム、スタンド、エンジンハンガーの塗装色は1号機と同じで無難なシルバーと決めていたので、同色を塗装するなら、スプリングも一緒に塗装すれば手間が省けるので、リアサスの分解に取り掛かる。
リアサスの分解はターンバックル2本とナイロンロープ2本と鉄棒があれば簡易スプリングコンプレッサーが作れ、簡単に分解出来るので、その方法でダンパーとスプリングを分離した。取り外したダンパーを縮めてみると、戻りが無い。ガスが完全に抜けているようだが、密閉式で分解は出来ない構造になっているので、修理不能。この年式なら皆同じようなものであるので、不本意ながらこのまま組立てるしかない。
このスプリングは以前シルバーで塗装しておいたのだが、長期保管のためあちこちに既に錆が出ている。たぶん下処理がマズかったのだろう。
大きなペール缶の中に珪砂と吸い上げ式ブラストガンのホースを突っ込み、スプリングの塗装剥離と錆取りを開始。スプリングのような形状の物はサンドペーパーやワイヤブラシでの作業は困難を極め、時間も掛かるが、サンドブラストなら残す事無く素早く全体を剥離する事が出来るので大変重宝する場面である。
今回は錆の再発生を防ぐために、錆があった部分に赤サビ転換剤を塗ってから、アストロプロダクツで買って来たスプレー缶のプラサフを吹いた。これでやっと塗装の準備が整ったので、塗装に掛かる事が出来る。塗料は今回も1号機と同じ十数年前に写真屋から貰った日本ペイントのアドミラ(1液ベースコート型アクリル樹脂塗料)を使用するので、硬化剤は不要であるが、クリヤは硬化剤入りの2液混合型ウレタンを使用しなければならない。ただ、缶を開けてみると、塗料の残量が心許ないので、足らなかったら追加購入の必要がある。
塗装準備が整ってからも、何かと忙しく時間が取れたと思ったら風が強くなかなか決行できず、とうとう連休まで延びてしまったが、やっと塗装を終えクリヤを吹く事ができた。
水研ぎ中のフレーム
塗装下から赤サビが浮き上がったリアサス
自作の簡易スプリングコンプレッサーでスプリングを外す
スプリングが縮んでロッドナットが見えて来たリアサス
ペール缶の中でブラスト中のスプリング
ブラストを終えたスプリング
錆びた部分に赤サビ転換剤を塗ったスプリング
塗料とクリヤを吹き終えた部品
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