ゲルギエフのサロメ

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2014年10月17日

カテゴリ： OPERA

NHK音楽祭2014
ワレリー・ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管弦楽団

10月17日 (金)
NHKホール

「楽劇“サロメ”演奏会形式」リヒャルト・シュトラウス作曲

指揮】ワレリー・ゲルギエフ
管弦楽)マリインスキー劇場管弦楽団

Besetzung

Herodes, 　　　　tenor アンドレイ・ポポフ
Herodias, mezzo-soprano　ラリサ・ゴゴレフスカヤ

Salome, soprano ムラーダ・フドレイ
Jochanaan baritone ミヒャエル・クプファー　

Narraboth, tenor 水口聡
The Page of Herodias / A slave Makiko Yamashita 山下牧子(MS)

First Jew tenor 　高田　正人　Ｔ　
Second Jew tenor　岡本泰寛　Ｔ　
Third Jew tenor 与儀巧　Ｔ　
Fourth Jew tenor 加茂下稔　Ｔ
Fifth Jew bass　　大塚博章　Ｂｓ

Second Nazarene tenor　秋谷直之T

First soldier bass 志村　文彦　Ｂｓ
Second soldier bass　斉木健詞　Ｂｓ

A Cappadocian bass　岡昭宏　Ｂｒ

上記が正解と思われます。

すごかった！
さすがゲルギエフ！
聴けてよかった。
最高の音楽体験だった。

やっぱりこの演目はサロメ！
フドレー期待を遥かに上回る素晴らしいサロメ。
成長したね！
ワグネリアンロールも行けそう
イゾルデとか。

そしてやはりオケ！

金管素晴らしい。
弦にも
酔った

ポポフはもう～！演技しまくり。
非常に高い声の強靭なテノールで
ミーメとかローゲが似合いそうです。

彼とサロメが傑出した存在感を放つ

歌手は皆日本人も含めすばらしかった！
皆パワーあふれる声でオケに負けない。

個人的には
終わった時日本人のすばらしい歌手たちがずらっとゲルギエフらの横に並んでいるのを見て感無量だった。
日本人だけでもこれだけのすごいメンツが一堂に会するのはなかなかないです！
皆主役を張っている歌手たちなんで…もう眼福でした！！
テレビでも放送されるのでまた見れるのを楽しみにしております。

重要な第一声のナラボート
すばらしい！
パワーあふれる声
テンション高いこれこそナラボート！というヘルデンがかった強靭な声！

そしてまたページの牧子様がすばらしい声～！
もう最初からうっとりですわ！

第一の兵士と第二の兵士
カッパドキア人との会話

第一の兵士（志村）はヨカナーンに同情的。第二の兵士（斉木）は懐疑的。

サロメはどうしてもヨカナーンに会いたいのでナラボートを口説きにかかる

ヨカナーンが現れる

サロメもどんどん調子をあげてくのがすごい
サロメがヨカナーンに夢中になって彼のことを描写する。このへんから最高のサロメに変わってきた。

ヨカナーンは美しい声のバリトンでドイツ語がうまい
演技も入っていたので舞台で上演経験があるのでしょうね。

ヨカナーンはサロメの言葉に嫌悪を感じ横を向いている
芝居入ってます！

ナラボートが自害して一顧だにしないサロメにヨカナーンはイエス・キリストの話をする。
しかしサロメには響かない。
ヨカナーンはさっさと井戸に戻る

後半へのつなぎの音楽がすさまじい！

後半のヘロデの登場をいまかいまかと待つ

ヘロデってほんとすごいキャラクター
ポポフはすごく性格俳優的に入り込んで演じる
声もすごい！刺すような高音
しゃべっている部分もある。
彼のヘロデは必見です！！
まさに一人舞台！
まるで舞台のヘロデを見ている気がする。
最高のヘロデ
いつかほんとに舞台でも見れるのかな？

ユダヤ人たちがヨカナーンはエリアスの再来ではないと主張し始め
かんかんがくがくの大論争になる

うっるっさい！
ヘロディアスが叫ぶ
しゃがれた声の独特な声の歌手
一方ヘロデは突き抜けるような濁りのない声で
声のコントラストすっごい

ナザレ人が救世主イエスキリストのことを語り出す

ヘロデは死んだものを蘇らせてもらっちゃ困ると言う

ヨカナーンがそでで歌う

黙らせてと頼むヘロディアスをまったく無視しサロメに踊りを所望するヘロデ

なんでもやるぞ

なんでも？

誓いまするのか？

誓うとも
ああ寒い
いや熱い、熱いぞ！
脱がしてくれ
早く！
冠で頭が痛い
一人でパニック状態のヘロデ
完全にヤク中である

７つのヴェールの踊りの音楽

すばらしかった～
きょうの白眉といって差支えない！
さすがゲルギエフ
これを生で聴けただけでも何物にも代えがたいこと

踊りが終わるとヘロデがすかさず叫ぶ
すばらしいぞ！
ほうびをとらせるぞ

銀の皿に乗った…

可愛いのう、皿に乗った何をほしいんじゃ？

ヨカナーンの首が

だめだ！

一転してべらべらと洪水のようにしゃべって娘の気を変えさせようとするが無駄。

サロメがヨカナーンの首が欲しいと
脅迫的に異常に言い続ける

さすが娘！

黙れ女！

クジャクなんてバカらし！

あざけるヘロディアス。

ヘロデはますます必死に

おまえの母も知らない宝石もあるのだ

ヘロディアスがまあっ！という表情をする
彼女も演技しまくりである

宝石の話でますます目を輝かせるヘロディアス

ユダヤの祭壇でもなんでもやるぞ…

そででユダヤ人たちがぎゃー！と叫ぶ（笑）

ヨカナーンの首をくださいませ

ついにヘロデがギヴアップした時
ヘロデはがっくりと椅子に座りこむ
そしてすぐに立って
くれてやれ！

まったくこの母親の子だけあるな
俺の指輪がない！
酒もない！

首切り人が井戸の中に下りていく

ぎしぎしぎし…

狂おしいサロメ

あんた死んだ男の友達でしょ！
兵士に命令して

どさっ

ナーマン剣を落としたわ

首が現れる（実際は現れない

サロメは長い上着の裾を握って銀の皿代わりにし
ヨカナーンの首を持っている。

口づけするよ

ここからのサロメがほんとにすばらしく
もう涙が出てきました
いじらしくて
せつなくて
そして
美しくて。

地声で言う
お前の娘は化けもんだ！

城に入るぞ
何かいやなことが起きる

口づけ

自分の手に何度も口づけする

その女を殺せ！

大大大喝采！

ほんとにありがとうございました！！

11月9日(日)21時からテレビ放送があります。

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