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The New National Theatre, Tokyo (NNTT)Season OpeningDouble billSuor Angelica / Giacomo PucciniL'Enfant et les Sortilèges / Maurice RavelNew ProductionSuor Angelica: Chiara ISOTTONL’Enfant: Chloé BRIOTジャコモ・プッチーニ「修道女アンジェリカ」全1幕モーリス・ラヴェル「子どもと魔法」全2部2023年9月29日 ☆ゲネプロ新国立劇場 オペラパレス今後の日程2023年10月1日(日)14:002023年10月4日(水)19:002023年10月7日(土)14:00 2023年10月9日(月・祝)14:00上演時間約2時間25分『修道女アンジェリカ』65分 休憩35分『子どもと魔法』45分)【指 揮】沼尻竜典【演 出】粟國 淳【美 術】横田あつみ【衣 裳】増田恵美【照 明】大島祐夫【振 付】伊藤範子【舞台監督】髙橋尚史『修道女アンジェリカ』【アンジェリカ】キアーラ・イゾットン【公爵夫人】齊藤純子【修道院長】塩崎めぐみ【修道女長】郷家暁子【修練女長】小林由佳【ジェノヴィエッファ】中村真紀【オスミーナ】伊藤 晴【ドルチーナ】今野沙知恵【看護係修道女】鈴木涼子【托鉢係修道女1】前川依子【托鉢係修道女2】岩本麻里【修練女】和田しほり【労働修道女1】福留なぎさ【労働修道女2】小酒部晶子『子どもと魔法』【子ども】クロエ・ブリオ【お母さん】齊藤純子【肘掛椅子/木】田中大揮【安楽椅子/羊飼いの娘/ふくろう/こうもり】盛田麻央【柱時計/雄猫】河野鉄平【中国茶碗/とんぼ】十合翔子【火/お姫様/夜鳴き鶯】三宅理恵【羊飼いの少年/牝猫/りす】杉山由紀【ティーポット】濱松孝行【小さな老人/雨蛙】青地英幸10/1の出演ダンサー<雄猫>浅田 良和<牝猫>山口 緋奈子(谷桃子バレエ団)<火/灰>篠塚 真愛(谷桃子バレエ団)高谷 麗美(谷桃子バレエ団)巻田 恵瑠(谷桃子バレエ団)林 高弘(東京シティ・バレエ団)小林 良輔<火/灰/雨蛙>水 友香里(ブルガリア国立スタラザゴラ歌劇場)竹内 俊貴安中 勝勇(NBAバレエ団)合唱指揮】三澤洋史新国立劇場合唱団児童合唱】世田谷ジュニア合唱団東京フィルハーモニー交響楽団***GP行って来ました。もんのすごいお金と手間がかかっているすばらしい舞台です。二本立てですが物理的に何の関係もありませんw特に「子供と魔法」の世界は粟國さんのファンタジックな世界観がものすごい。バレエダンサーが10人近く登場し踊りまくります。本格的クラシックバレエの振付です。振付は伊藤範子さんです。特に可愛いキャラがカエルさん。まるでピーター・ラビットの世界!発情期の黒猫と白猫のカップルはチャイコフスキーのバレエ「眠りの森の美女」に出てくる長靴を履いた猫と白猫を髣髴とさせ、黒猫はまんま「キャッツ」の〇〇猫です!他にも楽しいキャラクターが続々登場。コスチュームデザイナーほんとすごい。衣裳担当は増田恵美さんです歌手はアンジェリカのキアーラが頭抜けてすばらしいです。アンジェリカはほぼ題名役が歌いっぱなしのモノオペラに近いのでいいのですが、やはり公爵夫人のピッツォラートが聴きたかったかなあ。***FACH:Suor Angelica Voice Part : soprano Fach : spintoアンジェリカはやはりPucciniの題名役だけにスピントソプラノの役なのですね。納得です。***Role and Voice typeL'enfant, the child mezzo-soprano Part oneMaman, contralto Le fauteuil bass La bergère Louis XV soprano L'horloge comtoise, baritone La théière, Wedgwood teapot tenor La tasse chinoise, a broken china cup mezzo-contralto Le feu, the fire in the fireplace coloratura soprano La princesse, coloratura soprano Une pastourelle soprano Un pâtre contralto Le petit vieillard, the little old man (representing the torn arithmetic book) tenorLe chat baritone La chatte mezzo-soprano Part twoLa chouette soprano L'arbre, a tree bass La libellule, a dragonfly mezzo-soprano Le rossignol, a nightingale coloratura soprano La chauve-souris, widower bat soprano L'écureuil, a squirrel mezzo-soprano La rainette, the tree frog tenorThe score specifies that fire / the princess / nightingale must be sung by the same singer, and the little old man and frog by the same singer. It is also specified that the following groups or pairs of roles can be sung by the same singer: mother / china cup / dragonfly; the bergère / owl; the female cat / the squirrel; the male cat / grandfather clock; the armchair / tree.***「子どもと魔法」では、歌手は、羊飼いの少年/牝猫/りす役の杉山由紀さんとティーポットの濱松さん、火/お姫様/夜泣き鶯役の三宅理恵さん、安楽椅子/羊飼いの娘/ふくろう/こうもり役の盛田麻央さんがすばらしかった。***この日は、普段のGPではない光景があった。ふだんは関係者か抽選で選ばれた数十名しかいないのだが(多分)、この日は、非常に多く一般客や賛助会員が招待されていたのだ。賛助会員は1階の左右のサイド・ブロックをすべて埋め尽くすぐらいの人数。2階や3階にも人を入れていた。ありがたいことですね! そしてGP開始前に支援室長のあいさつと解説があった。これも初めて経験する。公演の度にやっていただいてもいいのではないか。特にこういうレア・オペラはどうして取り上げたのか背景を知りたいですものね?※以下はメモに基づく概要。 支援室長「ダブルビルは大野監督の肝いりだが、今回のダブルビルはシリーズ第三弾。今回の二作は、第一次世界大戦(1914~1918)を挟んだ前後、とても近い年代に作曲された。(アンジェリカは1918年初演、子供と魔法の初演は1925年)。二作とも母と子の愛情がメインテーマ。 キアーラ・イゾットンは『トスカ』以来の登場。クロエはNNTT初登場。この役を世界で200回ほど歌っている。 また今回のすばらしい歌手の中の5人は新国立劇場オペラ研修所出身。指揮の沼尻さんと演出の粟國さんは2019年のダブル・ビル・シリーズ第一弾に続くタッグ。 2作品ともNNTTでは初上演で、舞台は大変素敵な仕上がりになっている。一粒で二度おいしいダブル・ビル。どうぞお楽しみください。」(拍手)***このあとは中身に具体的にふれますのでご注意ください。***「修道女アンジェリカ」 原設定どおりの演出を逸脱しない良心的な演出家、粟國さんが新国立劇場の舞台機構と予算を使って17世紀のイタリアの尼僧院をどう描くかは興味の中心だった。期待通り、セットに関しては原設定どおりの世界が広がっていた。粟國さんはカトリックの総本山バチカンを有するローマで育った。日常風景としてナンの姿に接していたと考えられるため、教会への畏敬の念は持っていただろうし、彼の本作品への思い入れは相当なものであったと思われる。衣裳もルカ・ロンコーニ演出の「修道女アンジェリカ」そのままの本格的な尼僧姿。セットは粟國さんが新国立劇場中劇場の公演「フィガロの結婚」でも使っていた手法、そのまま左右に移動するセット。客席から見て高さの段階が四段階あり一番手前側が左右に動く。さらに尼僧院の無情さを思わせる高い壁が「高さ」を演出し、尼僧院の社会から隔絶した感じを表している。手前の可動式の舞台は最初のシーンは聖母マリア信仰の礼拝堂を思わせる。尼僧たちの中でひときわ背の高い尼の姿、アンジェリカだ。アンジェリカが歌うとピアノ(弱音)で歌っているのに劇場にすっと通っていく透明感がある。修道女長、郷家暁子さんはいい人の役なので柔和な笑顔修練女長、小林由佳さんは厳格な上司の役なのか厳しいことを言う。郷家さんや小林由佳さんの演じる身分の高い尼僧は黒い前掛けをしている修道女、オスミーナ(伊藤 晴さん)は赤い薔薇を袖口に隠していたと咎められ叱責される。それを否定する反抗的な彼女。礼拝が終わるとセットが動いて修道尼僧たちの日常生活の場が現れる植物園、さまざまな日常業務をこなす尼僧たち粟國さんの特徴である、ひとりひとりにまで細かい演技をつける演出である。「望み」について以前は羊飼いだったので羊に会いたいと語る修道女、ジェノヴィエッファ(中村真紀さん)。彼女もスピントでパワフルな歌唱ですので見どころ(聴きどころ)です。食いしん坊の尼僧、ドルチーナ役の今野沙知恵さん、笑顔がとっても可愛らしいです。アンジェリカは蜂に刺されて苦しむ尼僧への薬草を渡す。鐘が鳴り、面会人があることが告げられ、色めき立つ一同。院長がやってきてアンジェリカの名を呼ぶ院長はアンジェリカが動揺していることを叱責するアンジェリカは心を静めてようやく面会の場に行けるセットが移動し面会室となる面会室が本当に恐ろしいです。大きな一枚の板に描かれた十字架は黒く大きな墨で書きなぐられたようなものそれまでの牧歌的な修道院のイメージが吹き飛んでいきますなんというか「運命の力」のセットで出てきそうな力強い恐ろしさです。これが出てきた時にだいたい粟國さんの意図はわかってきました。それはアンジェリカにキリスト教的な「救い」は与えられたのだろうか?という点です。ここのポイントがこの作品の演出のある意味本質的なものになりますのでぜひ劇場で確認してほしいです。院長と格上の修道女長たちは金持ちの公爵夫人の莫大な寄附を当てにしています(私の推測です)ですから常に公爵夫人側に立ち、アンジェリカの不幸にはまったく心を砕きません。悩める者、苦しむ者を救うべき拠り所である修道院のトップがこうなのだったら教会の存在意義には疑問符が付きますし、現生を生きることに救いはありません。世俗に生きる人の私利私欲のために、社会の厄介者を閉じ込めるのがこの時代(17世紀)の修道院の一つの役目だったのかと思ってしまいます。台本作家ジョヴァッキーノ・フォルツァーノ、けっこうすごいですね。「罪」をおかしたことを理由に財産放棄を迫る公爵夫人に耐え切れず、アンジェリカは公爵夫人を怒鳴りつけます。そして生き別れの息子はどうなったかを聞きますアンジェリカの苦しみ舞台は転換し…アンジェリカのアリアSenza mamma母なしにお前は死んだのね…社会からの抑圧と孤立で子供を失う「蝶々夫人」に似ているシチュエーションと音楽です。以降割愛<了>***子どもと魔法 こちらの作品は見て、思いっきり楽しんでいただければよいのではないかと思います。カラフルで楽しくて、驚きがあって、最高です。「子どもと魔法」におけるベストの演出と言っても過言ではないすばらしさです。歌手もダンサーの皆さんもすばらしいです。早替えがすごいな~と感心してしまいます。何度も見たくなるほどスピーディで仕掛けが複雑です。 柱時計他役の河野鉄平さんがいい芝居をしています。彼が出てきたオペラ「夏の夜の夢」を思い出すファンタジックさと独創性がありました。 本当にすばらしかったです。 幼稚園や小学校の子供たちからおとなにいたるまで、たくさんの人に見てもらいたいなあと思います。ぜひ映像化して販売してほしいです。
2023年09月29日
第92回日本音楽コンクール声楽部門第2予選2023年9月25日トッパンホール本選に進まれた方は下記のとおりです(文中敬称略)砂田愛梨(ソプラノ)山下裕賀(メゾソプラノ)市川敏雅(バリトン)徐大愚(バスバリトン)奥秋大樹(バス)いや~厳しい戦いでした!皆さますばらしい歌手ばかりでとても濃くエキサイティングな予選会でした。詳細は明日以降記述いたします。***演奏時間15分自由曲、選択曲の2曲(選択曲は参加者があらかじめ選択していた3曲から当日抽選で決まる)65 益田早織(メゾソプラノ) 〇 1曲目 選択曲 Rossini Cruda sorte amor tiran! ロッシーニ「アルジェのイタリア女」より ドラマチック・メゾ。ぶ厚い声。ピアノは齋藤亜都沙さん?リンドーロへの愛を歌う。スピーディ、かつ軽快に歌う。 2曲目 自由曲 Werther! Werther! Qui m’aurait dit la place (J. Massenet) マスネ「ウェルテル」からシャルロッテのアリア「手紙の歌」 圧倒的な声。トップバッターは後続の歌手の試金石(基本的な比較の対象)になってしまうためつらい立場かと思う。しかも朝一((((;゚Д゚))))69 山下 裕賀(メゾソプラノ) 〇 ★第二予選通過 1曲目 自由曲 Donizetti Ah!Si barbara minaccia ドニゼッティ「トロメイのピーア」より ドラマチック・メゾ。ノーブルな美声。珍しい曲。 2曲目 選択曲 Samson and Delila〜Amour! viens aider ma faiblesse サン=サーンス「サムソンとデリラ」より 大好きな曲。ボロディナ様の得意とする曲。レガートで歌う難曲。すばらしい。 73 近野 桂介(テノール) 1曲目 自由曲 Bach: Frohe Hirteb,eilt, ach eilet バッハ「クリスマス・オラトリオ」から リリコ・レッジェーロ。ドイツ語歌唱。バッハにまさにぴったりの声。メリスマの嵐。 2曲目 選択曲 Vivaldi Dopoun orrida procella ヴィヴァルディ「グリゼルダ」より 音程の上下動が激しい難曲。やはりアジリタの嵐。高音が美しい。高音まで上がるアジリタが見事。BCJで即歌えますw 調べてみたら宗教曲のスペシャリストで、経歴がけっこうすごいです。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。ビリャゾンに師事。過去に、東宝ミュージカル「エリザベート」初代子ルドルフ役。同「レ・ミゼラブル」ガブローシュ役など。 公式サイト104 林 眞暎(メゾソプラノ)◎ 1曲目 自由曲 Haendel Ariodante Dopo notte ヘンデル「アリオダンテ」から リリック・ドラマチック・メゾ。すばらしい声。深く鋭く響く。アジリタも上手い。スピーディな曲。キレもよい。表現力豊か。中音域がすばらしい。カデンツァも迫力。 2曲目 選択曲 Meyerbeer Nobles seigneurs, salut! マイアーベーア「ユグノー教徒」より フランス語歌唱。超難曲。すごいアジリタ!よく響く。 108 徐 大愚(バスバリトン)◎ ★第二予選通過 1曲目 自由曲 Ella giammai mamo ヴェルディ「ドン・カルロ」より 響く声。低音すばらしい。ぶ厚い美声。このアリアはこのように深い声の人が歌うと最高です。 2曲目 選択曲 Aprite un poquel occhi いい声~と嘆息。フィガロはバスバリトンの役なのでぴったり合ってる。 110 山際きみ佳(メゾソプラノ) 1曲目 選択曲 Rossini Nacqui all'affanno e al pianto ロッシーニ「チェネレントラ」より♪悲しみと涙に生まれ リリック・メゾ。ピアニストが篠宮久徳さん。高音のアジリタがうまい。表現力豊か。 2曲目 自由曲 Rossini : Se Romeo tuccise un figlio ロッシーニ「カプレーティとモンテッキ」より せつせつと訴えかける。カバレッタも。111 一條翠葉(メゾソプラノ)〇 1曲目 選択曲 Massenet:Va!Laisse couler mes larmes マスネ「ウェルテル」より♪さあ、涙を流させて ピアニストが篠宮久徳さん。ピアノの蓋を大きく開ける仕様。 ドラマチック・メゾ(高い声出る系)、ワグネリアン・シンガー。しかし、ドラマチック・メゾというよりかはユーゲントリッヒャー・ワグネリアン・ソプラノに近いかと思う。声が明るく美しい。とてもパワフル。 2曲目 自由曲 O don fatale ヴェルディ「ドン・カルロ」より♪呪わしき美貌 すごいアリアが来ましたよ(喜)。激しく慟哭する出だしから、中間部をせつせつと訴えるところへの転換といい、名曲ですね。この曲はパワフルな部分もあり、高音の伸ばしもあり、難曲。114 前島 眞奈美(メゾソプラノ)◎ 1曲目 自由曲 Samson and Delila〜Amour! viens aider ma faiblesse サン=サーンス「サムソンとデリラ」より♪愛の神よ、助けにきて ピアニスト高橋健介さん? なんとデリラ二連発!いいですね~最高です。この方の声は一番好きだったかも。ドラマチック・メゾのすばらしい声。空気を包み込むような重い声。もう泣けてくる。すばらしい!低音もよく出ている。 2曲目 選択曲 Saint-Saëns: Samson et Dalila - Mon cœur s'ouvre à ta voix サン=サーンス「サムソンとデリラ」より♪あなたの声に心は開く めっちゃ感動で号泣してしまいました。 彼女は新国立劇場オペラ研修所第24期生で7月の公演を聴いています。その時も超すばらしかった!119 井口 侑奏 (ソプラノ)〇 1曲目 自由曲 Massenet:Manon: “Suis-je gentille ainsi~Je marche sur tous les chemin... Obéissons quand leur voix appele” マスネ「マノン」第3幕より ♪私、そんなに美しいかしら?~女王様のように路を行けば リリコ・レッジェーロ。高音も美しく、すばらしい。美声。高音High D, High Es 中間部、行進の所、うまいし表現力も。最後にまた超高音High D?披露。金もあり、モテモテで絶頂の幸せを歌うマノン。セクシーな赤いマーメイドドレスが高びーな高級娼婦マノンを連想させ総合的にも成功。 2曲目 選択曲 Bellini Eccomi in lieta vesta ベッリーニ「カプレーティとモンテッキ」より♪さあ、幸せな衣装で 曲が変わると声の印象も雰囲気もがらっと変わった。すごい。超高音のアジリタもすばらしい。 125 井出 壮志朗(バリトン)◎ 1曲目 選択曲 Goucod:Avant de quitter ces lieux グノー「ファウスト」より♪故郷を離れる前に。 反田恭平のような侍スタイルのヘア。有名曲。彼の美声で聴けて嬉しい!フランス語。声の輝き、轟く美声。弱音も駆使し、強音部分との対比を形作る。うまい! 2曲目 自由曲 Verdi: Io morro ma lieto in core ヴェルディ「ドン・カルロ」♬私は死んでいきます アリアの後半部分から。フィリッポの差し向けた暗殺団に撃たれたところから。テジエをおもいだしてしまいます。演技もしています。高音すばらしい。 1回目は、Io morrò, ma lieto in core, ché potei まで息継ぎせずに歌う。2回目はio morrò, ma lieto in coreで息継ぎ。すばらしい!!126 笹川知加(ソプラノ)◎ 1曲目 選択曲 R.Wagner Dich, teure Halle リヒャルト・ワーグナー「タンホイザー」より♪尊き歌の殿堂よ さらさらのまっすぐな黒髪。一次予選で聴衆の度肝を抜いた彼女。一次のドット姫の時とはドレスのイメージをまったく変えてきました。バルーンドレスに変身。スピント・ソプラノ。きましたね~ワグナー!(喜)すばらしい!圧倒的な声です。 2曲目 自由曲 Verdi : Nabucco:Act 2: Scena. "Ben io t'invenni" - Aria. "Anch'io dischiuso un giorno" (Abigaille) そしてアビガイッレ!(喜)スピントソプラノの圧倒的な声。ah! regie figlie qui verranno l’umil schiava a supの l'umil schiavaがすごい!もうサイコー!!17 奥秋大樹(バス)〇 ★第二予選通過 1曲目 選択曲 Haendel:Orlando: Sorge infausta una procella ヘンデル「オルランド」より♪不吉な嵐が起こり 抽選でバロック二連発になってしまい、正直超絶技巧が二曲で心配していたが杞憂だった。安定。バスのアジリタの超絶技巧。リリック・バス?黒光りする様な艶やかな美声。強く歌う。長いサステイン。すばらしい。 2曲目 自由曲 Vivaldi:Tito Manlio:Se Il Cor Guerriero ヴィヴァルディ「ティト・マンリオ」から♬もし戦士の心があるならば 珍しいバロックの曲。高音も美しい。19 今井 実希(ソプラノ) 1曲目 選択曲 Je veux vivre グノー「ロミオとジュリエット」より リリコ・レッジェーロ。高音大得意。アジリタもすばらしい。 2曲目 自由曲 Donizetti:Ardon gl’incensi ~ Spargi d’amaro pianto' ドニゼッティ「ランメルモールのルチア」より「狂乱の場」 Il dolce suonoではなく、Ardon gl'incensiから Alfin son tua, sei mio! グラスハーモニカと歌う部分。すばらしい。最後のHigh Esも完璧。 21 中江 万柚子(ソプラノ)◎ 1曲目 選択曲 Donizetti: Infauto Imene ; Havvi un dio ドニゼッティ「ロアン家のマリア」より♪不吉な…憐れみの神よ リリック・ソプラノ。強い声。ドット姫笹川さんとと双璧の大声量。High Esも強烈。 2曲目 自由曲 Donizetti:C'en est donc fait...Salut à la France ドニゼッティ「連隊の娘」より DIVA!すばらしい!High ES!23 市川敏雅(バリトン)★第二予選通過 1曲目 選択曲 R.Strauss : Lieben Hassen Hoffen Zagen リヒャルト・シュトラウス「ナクソス島のアリアドネ」より ちょび髭のイケメン。スレンダー。珍しい選曲ですね。ハレルキンの独唱部分。短い曲です。ドイツ語。美声。リリック・バリトン。 2曲目 自由曲 "Hai già vinta la causa" Le nozze di Figaro モーツァルト「フィガロの結婚」より伯爵のアリア。ハイバリトン。演技も交え伯爵を熱演。 28 岩美 陽大(バリトン) 1曲目 自由曲 Puccini Edgar: "Questo amor, vergogna mia" プッチーニ「エドガール」より この人も侍スタイルのヘア。ドラマチック・バリトン。重い声。せつせつと歌う。 2曲目 選択曲 Leoncavallo Prologo Si puo レオンカヴァッロ「道化師」より プロローゴ この曲を歌える声の重さをもっている。最後のGはすばらしい。32 →棄権36 杉尾 真吾(バス) 1曲目 選択曲 Puccini:La Boheme :Vecchia zimarra, senti プッチーニ「ラ・ボエーム」より♪外套の歌 重々しく歌う。ピアニストが篠宮久徳さん。レガートで歌う。 2曲目 自由曲 Verdi : Nabucco: Sperati o figli! ヴェルディ「ナブッコ」より♪さあ息子たちよ、希望を持て! 預言者ザッカリーアのアリア。強い声で歌う。低音から高音への上げ。預言者の存在感を出している。アリアは高い音から最低音への降下。続いてカバレッタへ。勇壮。ピアノがうますぎる! 42 富永 果捺子(ソプラノ) 1曲目 選択曲 Thomas Hamlet, Act 4: "À vos jeux, mes amis" (Ophélie) トマ「アムレ」より♪私も仲間に入れて~お花を分けてあげましょう リリコ・レッジェーロ。強弱に注意して歌っている。Es? 超高音すばらしい。 2曲目 自由曲 Stravinsky:No word from Tom ストラヴィンスキー「放蕩者のなりゆき」より♪トムからの言葉はない ストラヴィンスキーのオペラが英語って不思議。難しい曲。49 島内 菜々子(ソプラノ) 1曲目 選択曲 ダルゴムイシスキー「ルサルカ」より♪私が水に身を投じた時以来 ピアニストが篠宮久徳さん。珍しくロシア語。 2曲目 自由曲 Massenet:Enfin je sui ici マスネ「サンドリオン」より リリコ・レッジェーロ。ノーブルな美声。フランス語も上手い。50 森 翔梧(バリトン) 1曲目 選択曲 Gounod:Faust: "Vous, qui faites l'endormie" グノー「ファウスト」より♪眠ったふりをせずに メフィストフェレスのアリア。歌う曲を考えるに、バッソ・カンタンテかバスバリの方でしょうか?糸を引くような歌い方の悪人ぶりがいいです。悪人笑いも3回目は、ははは…ハハハ…ははは の最後の声は最低音まで。演技派。 2曲目 自由曲 Beethoven: Fidelio Op. 72 / Act I - "Ha! Welch ein Augenblick!" ベートーヴェン「フィデリオ」より この曲はもっと重いヘルデン・バリトンが歌う曲。ドン・ピツァロの歌う悪人の曲。悪の喜びを謳歌する曲。これを勝負曲にするとは珍しい。悪人が好きなのでしょうか?55 本多信明(テノール)〇 1曲目 選択曲 Ah leve-toi soleil (Romeo et Juliette - Charles Gounod)- No. 7, Cavatina C.グノー:歌劇《ロメオとジュリエット》より〈太陽よ、昇れ!〉 Fach: lyric tenor Range: F3 - A#/Bb4 Ah! lêve-toi soleil の最高音はAis(ラ♯)=B(Bb)さすがあっぱれの本多さん!今回はリリックテノールのB(Bb)擁する難曲です。さすが勝負師!パワーと表現力が必要です。parais!で高音Ais。最後のparais!でも高音Ais。何回もBが出てくるのですが音程の不安定さはあるものの、最後のBは決まりました。このような勇気が必要な曲に挑戦する気概だけでもあっぱれです。ピアニストが篠宮久徳さん。グランドピアノの蓋を大きく開けました。 2曲目 自由曲 Verdi:Quando le sereal placido ヴェルディ「ルイザ・ミラー」より♪夜が静まった時 D3 - G#/Ab4 こちらのロドルフォの方のFachはもっと重くて、 dramatic tenor/heldentenor です。アリアはリリックテノールでも大丈夫とは思いますが。彼はファヴォリータを歌っていたからリリコ・レッジェーロかと思いきや重い曲も好んで歌うんですね。D3 - G#/Ab4 Ah! mi tradia!のAhで半音上げのG# 最後のG#はOKでした。 ピアニストがまたすばらしい。 テノールの名曲が最後になって二曲も聴けて大満足です。64 砂田 愛梨(ソプラノ)◎ ★第二予選通過 1曲目 自由曲 Donizetti: 'Lucia di Lammermoor' "Regnava nel silenzio... Quando rapito in estasi" ドニゼッティ「ランメルモールのルチア」より 「ランメルモールのルチア」の中で一番難しいアリアはこの1幕のアリアです。 別次元の声。美しく豊かな声が会場を包み込みます。DIVA。アンナ・ネトレプコの若い頃みたいです。おとなっぽさを強調する様な黒のワンショルダーのドレス。リリック・ソプラノです。手を伸ばす。アジリタは宙を舞うよう。すばらしい! Quando rapito in estasi" 鳥肌立ちまくり。 アジリタ ピアニストが篠宮久徳さん。うまいです 最後のHighEsあり。 2曲目 選択曲 Depuis le jour シャルパンティエ「ルイーズ」より♪その日から 胸を打つ歌唱。最後高音はHigh C?H?お疲れ様でした。熱い闘いは本選へと続きます。
2023年09月25日
Hakujuの歌曲 #3望月哲也 テノール ~ホルンと共に2023年09月23日(土)15:00開演(14:30開場)ハクジュホール望月哲也(テノール)河原忠之(ピアノ) 髙橋臣宜(ホルン 東京フィルハーモニー交響楽団首席ホルン奏者)F.シューベルト:流れの上で D.943中山晋平(詞:吉井勇):ゴンドラの唄山田耕筰(詞:北原白秋):城ヶ島の雨岡野貞一(詞:高野辰之):朧月夜多忠亮(詞:竹久夢二):宵待草B.ブリテン:ミケランジェロの7つのソネット op.22L.v.ベートーヴェン:遥かなる恋人に寄す op.98B.ブリテン:セレナード op.31***ハクジュホールのリサイタルやはり望月哲也さんのお声は唯一無二でした。プログラムも練りに練られた高度なものテノール道を極めていく内容でした芸術性の高さが半端ないです。エンターテイメントとか曲芸ではない真剣な音楽の時間でした。東フィル首席奏者のホルンがめっちゃすごすぎました。彼も求道者でした。ピアノで一人オーケストラの河原さんはピアノのみならずトークでもがっちり望月哲也さんをフォローしていました。とにかくこの三人のトリオは瞠目でした。***F.シューベルト:流れの上で D.943F.Schubert : Auf dem Strom D.943für Singstimme, Horn und Klavier 柔らかなホルンの音色!望月哲也さんの声はしみじみシューベルトに合う声トーク》(※メモを元にした概要)望月哲也(文中敬称略)「2021年5月開催のはずがコロナで延期になった。ハクジュホールでのコロナによる延期公演は今回で最後とのこと。 ホルンという楽器と声は合うと思うが、ホルンと声楽の曲はありそうでなかなかないのです。 シューベルトはロマンティックな旋律、恋人との別れを偲ぶ曲。 次の日本歌曲について。日本語の歌はちゃんと歌えないといけないと思っている。(以下曲解説)」中山晋平(詞:吉井勇):ゴンドラの唄山田耕筰(詞:北原白秋):城ヶ島の雨岡野貞一(詞:高野辰之):朧月夜多忠亮(詞:竹久夢二):宵待草日本歌曲パートは4曲続けて演奏され、歌曲集のようなくくりになっている。その構成も見事。ピアノと歌だけで、ホルンは演奏しない。ゴンドラの唄、転調すごい。城ヶ島の雨、声をすごく出しているのに美しい。朧月夜は万感こもる演奏。河原さんが感極まっているような感じ。最後は高音に上げてファルセットのような高音。宵待草はパワーがあり、色彩がある。スピントで声を出す。望月哲也氏の日本語歌曲もものすごくいいです~ベタ歌いはいっさいなく、全部違う歌い方をして彩りがあざやかで芸術作品のよう。まさに和製ヴンダーリヒ!トーク》望月哲也、河原忠之望月哲也「僕にとって三大BはBach, Beethoven, Britten なんです。Brahmsではない。」河原忠之「ブリテンは難しいですよね。」望月哲也「ブリテンは生涯のパートナー、ピーター・ピアーズのために曲をたくさん書いた。「ミケランジェロの7つのソネット」はブリテンが初めて外国語(イタリア語)に曲を付けた。ピーター・ピアーズに宛書した最初の作品。彼への本物の愛が描かれている。」河原忠之「ピアノも難しい。こうしてしゃべっている場合ではない💦」(会場笑い)B.ブリテン:ミケランジェロの7つのソネット op.22 B.Britten : 7 Sonnets of Michelangelo op.221940年第1曲:XVI: "Si come nella penna e nell'inchiostro" ("Just as in pen and ink")第2曲:XXXI: "A che più debb'io mai l'intensa voglia" ("To what purpose do I express my intense desire")第3曲:XXX: "Veggio co' bei vostri occhi un dolce lume" ("I see through your lovely eyes a sweet light")第4曲:LV: "Tu sa, ch'io so, signor mie, che tu sai" ("You know that I know, my lord, that you know")第5曲:XXXVIII: "Rendete agli occhi miei, o fonte o fiume" ("Give back to my eyes, o fountains and rivers")第6曲:XXXII: "S'un casto amor, s'una pietà superna" ("If there is a chaste love, a heavenly pity")第7曲:XXIV: "Spirto ben nato, in cui si specchia e vede" ("Noble spirit, in whom is reflected") ピアノと歌だけの楽曲で、ホルンは演奏しない。ブリテン独特のメロディライン。確かにすごく演奏するのが難しそう。高音への執拗な上げとかあって技巧もないと歌えない。第6曲は速くて、どことなくPucciniのジャンニ・スキッキを思わせる雰囲気もある。Spirto ben natoの高音はえぐいほどに高い音。望月哲也さんが新国立劇場でブリテンのオペラを歌ったのを思い出します。 L.v.ベートーヴェン:遥かなる恋人に寄す op.98L.v.Beethoven : An die ferne Geliebte op.981. Auf dem Hügel sitz ich spähend2. Wo die Berge so blau3. Leichte Segler in den Höhen4. Diese Wolken in den Höhen5. Es kehret der Maien, es blühet die Au6. Nimm sie hin denn, diese Lieder空にひばりが舞っているのを表現するピアノ。トーク》望月哲也、河原忠之河原忠之「Beethovenも弾きにくいです(笑)いくら練習しても難しい。」望月哲也「『遥かなる恋人に寄す』は人類初の連作歌曲集と言われている。そしてシューベルトはベートーヴェンに憧れて連作歌曲の名曲を残した。Beethovenが好きです。苦労するけど。シンプルで。(甘えさせてくれない)。 次のブリテンのセレナードは声楽とホルンと室内オケのための作品ですが河原さんが一人オーケストラなので。」河原忠之「思い入れのある曲はありますか?」望月哲也「『エレジー』はホルンとピアノの演奏部分が多いのでが好きです。」(会場笑い)河原忠之「『エレジー』はホルンのゲシュトップの後にテノールが半音下を歌うのが好きです。」望月哲也「Dennis Brainというホルン奏者とピーター・ピアーズ Sir Peter Pears のために書いた。大変な曲ですけど、好きなんです。実は若い頃に1回歌ったことがある。」B.ブリテン:セレナード op.31Serenade for Tenor, Horn and Strings, Op. 311"Prologue" (horn solo)2"Pastoral", a setting of "The Evening Quatrains" by Cotton3"Nocturne", a setting of "Blow, bugle, blow" by Tennyson4"Elegy", a setting of "The Sick Rose" by William Blake5"Dirge", a setting of the anonymous "Lyke-Wake Dirge"6"Hymn", a setting of "Hymn to Diana" by Ben Jonson7"Sonnet", a setting of "To Sleep" by Keats8"Epilogue" (horn solo; reprise of Prologue, played offstage)1. Prologue ホルンソロ2. Pastoral Shall lead the world the way to rest.3. Nocturne And answer, echoes, answer, dying, dying, dyingホルン水抜き4. Elegy ホルンのゲシュトップ5. Dirge Fire and fleet and candle‑lighte6. Hymn Goddess excellently bright. ホルンがいなくなる7. Sonnet Enshaded in forgetfulness divine 低音 And seal the hushèd Casket of my Soul.8. Epilogue 会場の外からホルンの音が そでから聴こえたと思ったのに 登場したのは会場の真後ろの入り口から。 あんなに遠くで吹いてたんですね!ブリテンの曲ですが新国立劇場で望月さんが出演した藤倉大さん作曲の「アルマゲドンの夢」を思い出しました。Encore:フランツ・シューベルト『春に』(Im Frühling)作品101-1、D8821826年作曲 エルンスト・シュルツェ作詞お疲れ様でした。
2023年09月23日
昨日(09/22)のアクセス数 3330アクセス(+1377) トータルのアクセス数6894153アクセス日記詳細昨日のアクセス数トータルのアクセス数2023年09月21日日本音楽コンクール声楽部門第1予選2023142016792023年09月13日ローマ歌劇場「椿姫」Day1737902023年09月09日藤原「二人のフォスカリ」276062015年08月31日日本音楽コンクール 声楽部門 第2次予選2273092023年09月10日アーリドラーテ「ルイザ・ミラー」226902022年09月08日日本音楽コンクール 声楽部門第2予選20221821732023年06月16日所沢オペラ「愛の妙薬」1810512023年07月26日第59回日伊声楽コンコルソ2023 本選1611512014年06月07日セルソのエドガルド@八王子144142022年09月02日日本音楽コンクール声楽部門 第1予選132608
2023年09月23日
速報!第92回日本音楽コンクール声楽部門 第1予選通過者17 奥秋大樹(バス)19 今井実希(ソプラノ)21 中江万袖子(ソプラノ)23 市川敏雅(バリトン)28 岩美陽大(バリトン)32 河野大樹(テノール)36 杉尾真吾(バス)42 富永果捺子(ソプラノ)49 島内菜々子(ソプラノ)50 森翔吾(バリトン)55 本多信明(テノール)64 砂田愛梨(ソプラノ)65 益田早織(メゾソプラノ)69 山下裕賀(メゾソプラノ)73 近野桂介(テノール)104 林眞暎(メゾソプラノ)108 徐大愚(バスバリトン)110 山際きみ佳(メゾソプラノ)111 一條翠葉(メゾソプラノ)114 前島眞奈美(メゾソプラノ)119 井口侑奏(ソプラノ)125 井出壮志朗(バリトン)126 笹川知加(ソプラノ)超ハイレヴェルの歌唱バトル!まれにみる激戦でしたあす以降詳細追記いたします***第92回 日本音楽コンクール 声楽部門 第一次予選「オペラ・アリア」2023年9月20日(水)・21日(木)トッパンホール審査員 (敬称略)市原 多朗 大島 幾雄 折江 忠道 釜洞 祐子 佐藤 美枝子 寺谷 千枝子笛田 博昭 光岡 暁恵 彌勒 忠史一次予選結果129人(棄権含む)→23人演奏時間は7分以内。以下はメモに基づく、個人の感想です。1 (ソプラノ) Tacea la notte placida Verdi「トロヴァトーレ」レオノーラのアリア スピントソプラノ。パワフルですばらしい。カデンツアもあり2 (ソプラノ) Donde lieta uscì al tuo grido d'amore Puccini「ラボエーム」ミミのアリア リリックソプラノ。透き通るような美声。すばらしい。表現力豊か。3 (ソプラノ) I Pagliacci: Stridono Lassù レオンカヴァッロ、ネッダのアリア、通称「鳥の歌」 リリックソプラノ。美人。ノーブルな美声4(テノール)(棄権)5(ソプラノ) Gounod - Faust "Ah! Je ris de me voir si belle en ce miroir! - Jewel Song" 宝石の歌 リリコレッジェーロ/リリコ6(ソプラノ)〇 Mozart: Mitridate, re di Ponto, K.87 / Act 2 - "Grazie ai Numi partì" リリックメゾかと思いました。ソプラノです。すばらしい。アジリタ。技巧。強い声。7(ソプラノ)〇 Donizetti Don Pasquale Quel guardo il cavaliere リリコレッジェーロ。高音のアジリタ。High Dか。8(ソプラノ) Les Contes d'Hoffmann: "Les oiseaux dans la charmille" オッフェンバック「ホフマン物語」からオランピアのアリア リリコレッジェーロ。演技しながら歌う。9(メゾソプラノ)〇 Werther! Werther! Qui m’aurait dit la place (J. Massenet) マスネ「ウェルテル」からシャルロッテのアリア「手紙の歌」 ドラマチック・メゾ。魅了される素敵な声。10(ソプラノ) Qui la voce sua soave ベッリーニ「清教徒から」エルヴィーラのアリア リリコ/リリコレッジェーロ 中音域がノーブル。HighEsもあり。11 (バリトン) No. 3 - Cavatina Se vuol ballare モーツァルト「フィガロの結婚」よりフィガロのアリア 美声のリリック・バリトン。イケメン。12(バスバリトン)◎ Ponchielli: I promessi sposi: Act II Scene 6: Recitative and Aria: Tutto or m'e noto ポンキエッリ「いいなづけ」より 轟く低音。すばらしい!アブドラザコフみたい。今後要注目。13(ソプラノ) Hamlet, Act 4: "À vos jeux, mes amis" (Ophélie) トマ「アムレ」からオフィーリアのアリア レッジェーロ・ソプラノ14(メゾソプラノ)◎ Verdi: Don Carlo - "Nel giardin del bello" ヴェルディ「ドン・カルロ」よりエボリのアリア「ヴェールの歌」 大迫力のドラマチック・メゾ。テバルドとの二重唱を含むアリア。アジリタもあり最難関曲。最高音も胸音で出した。以前、スカラ日本公演で聴いたドローラ・ザージックはこの高音はファルセットの鼻声っぽい発声という技巧を使っていた。すばらしい歌唱が聞けて感動!15(メゾソプラノ)〇 Bellini - Se Romeo t’uccise un figlio - I Capuleti e i Montecchi ベッリーニ「カプレーティとモンテッキ」より リリックメゾ カバレッタ付き。16(ソプラノ) Depuis le jour シャルパンティエ「ルイーズ」から リリック・ソプラノ。17 奥秋大樹(バス)◎ ☆第一予選通過 Rossini La calunnia ロッシーニ「セヴィリアの理髪師」よりドン・バジリオのアリア ビロードのような声。大爆音。楽しそうに演じていました。18(ソプラノ) Korngold - Die tote Stadt- 'Glück, das mir verblieb' コルンゴルト「死の都市」より リリック・ソプラノ。ノーブルな美声。めっちゃレガート。伸ばす~19 今井実希(ソプラノ)◎ ☆第一予選通過 Caro nome ヴェルディ「リゴレット」より すばらしい!コロラトゥーラの技巧。高音も美しい。High Esのアジリタも完璧。20(ソプラノ) Tacea la notte placida Verdi「トロヴァトーレ」レオノーラのアリア ノーブルなリリックソプラノ21 中江万袖子(ソプラノ)◎ ☆第一予選通過 Roméo et Juliette, Act IV, No. 17: Dieu, quel frisson court dans mes veines!... Amour, ranime...(Poison aria) グノー「ロメオとジュリエット」からジュリエットのアリア リリック・ソプラノ。桁違いの大声量。大迫力。22(ソプラノ) Mozart: 'Der Hölle Rache kocht in meinem Herzen' from Zauberflöte モーツァルト『魔笛』から夜の女王のアリア リリコレッジェーロ。超有名曲。アジリタも見事。23 市川敏雅(バリトン)☆第一予選通過 Il Barbiere di Siviglia: "Largo al factotum" ロッシーニ「セヴィリアの理髪師」より カヴァリエ・バリトン。すばらしい声。低音がよく出る。美声。表現力豊かでうまい。24(ソプラノ)◎ I Pagliacci: Stridono Lassù レオンカヴァッロ、ネッダのアリア、通称「鳥の歌」 リリコ・スピント・ソプラノ。パワフルな美声。すばらしい。DIVA!25(メゾソプラノ) Werther! Werther! Qui m’aurait dit la place (J. Massenet) マスネ「ウェルテル」からシャルロッテのアリア「手紙の歌」 リリック・メゾ。ノーブルな美声。 ピアニストが篠宮久徳さん。うますぎワロス!この方は最多出場ピアニストかと思う。必勝請負人!26(カウンターテノール) Dopo notte ヘンデル「アリオダンテ」より 鋭く高い声。コロラトゥーラの技巧も。27(カウンターテノール)◎ Vivi, tiranno! ヘンデル「ロデリンダ」より すばらしい声。豊かな響き、声量。最高音もパワフル ピアニストが篠宮久徳さん。28 岩美陽大(バリトン)◎ ☆第一予選通過 Anima santa プッチーニ「妖精ヴィッリ」より カヴァリエ・バリトン。ノーブルな声。ワイルド。情熱的。カリスマティックですっかり魅了された♥!29 (メゾソプラノ) O mio Fernando ドニゼッティ「ラ・ファヴォリータ」より 明るい声のリリック・メゾ。「ラ・ファヴォリータ」大好きです。30 (ソプラノ) 《Carmen》Je dis que rien ne m'épouvante|J.Bizet ビゼー「カルメン」よりミカエラのアリア リリックソプラノ。美しく歌う。 ピアニストが篠宮久徳さん。うますぎるw31 (ソプラノ)〇 Donizetti: Regnava nel silenzio 'Lucia di Lammermoor' ドニゼッティ「ランメルモールのルチア」より リリコ・レッジェーロ。若い。良いね。突き刺すような鋭い声、鈴のような声。カバレッタの一番いいところで時間切れになってしまった!最後まで聴きたかった。32 河野大樹(テノール)☆第一予選通過 Massenet - Pourquoi me réveiller (from "Werther") マスネ「ウェルテル」より リリコ・レッジェーロ。高音が鈴を振るようだ。焼けつくようなMAX歌唱で高音Bも完璧。 ピアニストの男性も上手い33(メゾソプラノ) "Quel torrente", Giulio Cesare in Egitto, Handel ヘンデル「ジュリオ・チェーザレ」より ドラマチック・メゾ。コロラトゥーラの妙技。34(ソプラノ) Rusalka, Op. 114, B. 203, Act 1: "Mesicku na nebi hlubokém" ドボルジャーク「ルサルカ」より リリックソプラノ。ノーブル。せつなく心に訴える楽曲。35(ソプラノ) "Nun beut die Flur" from Die Schöpfung - F. J. Haydn ハイドン「天地創造」より レッジェーロ。若い。36 杉尾真吾(バス)〇 ☆第一予選通過 Verdi Macbeth Banquo's aria Studia il passo ~ Come dal ciel precipita ヴェルディ「マクベス」よりバンコーのアリア 轟く低音。大声量。俳優のような超イケメン。37(ソプラノ) Je veux vivre グノー「ロミオとジュリエット」より リリックソプラノ。ノーブルな美声。最高音もGood38(テノール) Verdi Luisa Miller Quando le sere al placido リリコ・スピント。迫力ある歌唱。39(メゾソプラノ) Parto, ma tu ben mio モーツァルト「皇帝ティートの慈悲」より ドラマチック・メゾ。40(ソプラノ) Bel raggio ロッシーニ「セミラーミデ」より ドラマチック・ソプラノ?ドラマチック・コロラトゥーラ?パワフル。この曲はすごいアジリタが楽譜に書かれている。最高音高い。41(テノール)◎ E lucevan le stelle プッチーニ「トスカ」より リリコ/リリコ・スピント 圧倒的声量。すばらしい!42 富永果捺子(ソプラノ)◎ ☆第一予選通過 C'en est donc fait...Salut à la France ドニゼッティ「連隊の娘」より リリコ・レッジェーロ。美しい高音。せつなく胸を打つ表現力。→Salut à la France High D すばらしい!最後は敬礼!43(ソプラノ) Ah, fors'è lui - Sempre libera ヴェルディ「椿姫」から リリック・コロラトゥーラ・ソプラノ たっぷりの思い入れで歌う。センプレ・リベラ、最後のHigh Esもあり。44(ソプラノ)〇 Come per me sereno ベッリーニ「夢遊病の女」より レッジェーロ。軽く高い声。美声。ベルカントの声です。アジリタも上手い。High C,High Esあり。45(バリトン) Madamina, il catalogo è questo (Leporello). Don Giovanni de Mozart モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」から リリック・バリトン。明るい声。颯爽と歌う。46(ソプラノ)◎ Si, mi chiamano Mimi プッチーニ「ラ・ボエーム」から リリック・ソプラノ。輝くような声。DIVA。パワー、表現力といい圧倒的。すばらしい。47(バリトン)〇 Eri tu ヴェルディ「仮面舞踏会」より ドラマチック・バリトン。強い声。大迫力。超パワフル。今後の成長に期待。48(ソプラノ) Verdi: Il Trovatore - "D'amor sull'ali rosee" ヴェルディ「イル・トロヴァトーレ」より リリコ・レッジェーロ49 島内菜々子(ソプラノ)☆第一予選通過 F.Poulenc 'Les mamelles de Tiresias' Act 1 - Scene 1 "Non, Monsieur mon mari" プーランク「ティレジアスの乳房」 レッジェーロ?プーランクの世界を表現。 ピアニストが篠宮久徳さん。50 森翔吾(バリトン)☆第一予選通過 Madamina, il catalogo è questo (Leporello). Don Giovanni de Mozart モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」から 美声のリリック・バリトン。表情も上手い。Fach違いの選曲。51(ソプラノ)〇 Mascagni: Iris / Act 1 - "Ho fatto un triste sogno pauroso" マスカーニ「イリス」より リリック・ソプラノ。ノーブルな美声。奔流のような声ですばらしい。 ピアノの男性もうまい。52(ソプラノ) Estinto è Idomeneo?...Tutte nel cor vi sento - "Idomeneo" モーツァルト「イドメネオ」より リリック・ソプラノ。大声量。53(バリトン)◎ "Hai già vinta la causa" Le nozze di Figaro モーツァルト「フィガロの結婚」より伯爵のアリア リリック・バリトン。柔らかくよく響く。美声。役に合った声ですばらしい。54(ソプラノ) Roméo et Juliette, Act IV, No. 17: Dieu, quel frisson court dans mes veines!... Amour, ranime...(Poison aria) グノー「ロメオとジュリエット」からジュリエットのアリア リリコ・レッジェーロ/リリコ。パワフル。ジュリエットの絶唱。55 本多信明(テノール)◎ ☆第一予選通過 Donizetti La Favorita Spirto gentil ドニゼッティ「ラ・ファヴォリータ」より リリコ・レッジェーロ。ファヴォリータの Spirto gentil High Cも最後のHも完璧!大興奮。今年の日伊声楽コンコルソの本選の時より良かった。難しい高音のある曲で勝負する気概たるやあっぱれ! ピアニストが篠宮久徳さん。56(バリトン(?)バスバリトン(?)) Sì! Morir ella de’!…Ombre di mia prosapia, La Gioconda, Bass aria ポンキエッリ「ジョコンダ」より スレンダーなイケメン57(バリトン)〇 Edgar: "Questo amor, vergogna mia" プッチーニ「エドガール」より ドラマチック・バリトン。すばらしい。感情が伝わってくる。58(バリトン)◎ Ah! Per sempre io ti perdei ベッリーニ「清教徒」より カヴァリエ・バリトン。魅了される華やかなオーラ。 ピアニストが篠宮久徳さん。59(テノール)〇 Konstanze!Dich wieder zusehen モーツァルト「後宮からの誘拐」より レッジェーロ・テノール。ベルカント。モーツァルト・テノール。美しい。60(メゾソプラノ) Werther! Werther! Qui m’aurait dit la place (J. Massenet) マスネ「ウェルテル」からシャルロッテのアリア「手紙の歌」 ドラマチック・メゾ。パワフル。61(ソプラノ) Donizetti Don Pasquale Quel guardo il cavaliere ドニゼッティ「ドン・パスクワーレ」より リリコ・レッジェーロ。軽やかに歌う。表現力豊か。High Dあたりの高音も自在。役に合ってる62(メゾソプラノ) Samson and Delila〜Amour! viens aider ma faiblesse サン=サーンス「サムソンとデリラ」より リリック・メゾ。名曲ですね。63 (ソプラノ)(棄権)64 砂田愛梨(ソプラノ)◎ ☆第一予選通過 Caro nome ヴェルディ「リゴレット」より DIVA レガート 世界レヴェル! High Dのカデンツァ、High Esまで上がる最後のカデンツァもまさに独壇場。スゴイ! ピアニストが篠宮久徳さん。65 益田早織(メゾソプラノ)◎ ☆第一予選通過 Rossini: Tancredi / Act 1 - "O patria... Di tanti palpiti" ロッシーニ「タンクレディ」より ドラマチック・メゾ。ぶ厚い声。感情を込めた表現。アジリタも。 ピアノは齋藤亜都沙さん?ここで一日目が終了。
2023年09月21日
Teatro dell'Opera di Roma JAPAN tour 2023La TraviataDirettore:Michele MariottiRegia:Sofia CoppolaVioletta Valery:Lisette OropesaAlfredo Germont:Francesco MeliGiorgio Germont:Amartuvshin EnkbathFlora Bervoix:Ekaterine BuachidzeAnnina:Mariam SuleimanIl Barone Douphol:Roberto AccursoMarchese d'Obigny:Mattia RossiDottor Grenvil:Andrii GanchukGastone:Eduardo NiaveUn Commissionario:Daniele MassimiUn Domestico di Flora:Maurizio CascianelliScene:Nathan CrowleyCostumi:Valentino Garavani Maria Grazia Chiuri Pierpaolo PiccioliMaestro del Coro:Ciro ViscoCoreografia:Stéphane PhavorinLuci:Vinicio CheliRiprese da:Jacopo PantaniVideo:Lorenzo Bruno, Igor RenzettiOrchestra, Coro e Corpo di Ballo del Teatro dell'Opera di Romaローマ歌劇場来日公演2023「椿姫」2023年9月13日(水)東京文化会館DAY1指揮:ミケーレ・マリオッティ演出:ソフィア・コッポラ合唱監督:チーロ・ヴィスコ美術:ネイサン・クロウリー衣裳:ヴァレンティノ・ガラヴァーニ マリア・グラツィア・キウリ ピエルパオロ・ピッチョーリ振付:ステファヌ・ファヴォラン照明:ヴィニーチョ・ケーリ照明補:ヤコポ・パンターニビデオ:ロレンツォ・ブルーノ、イゴール・レンツェッティヴィオレッタ・ヴァレリー:リセット・オロペサフローラ・ベルヴォア:エカテリネ・ブアチゼアルフレード・ジェルモン:フランチェスコ・メーリジョルジョ・ジェルモン:アマルトゥブシン・エンクバートアンニーナ:マリアム・スレイマンドゥフォール男爵:ロベルト・アックールソドビニー侯爵:マッティア・ロッシグランヴィル医師:アンドリー・ガンチェクガストン子爵 :エドゥアルド・ニアーヴェ受託人:ダニエレ・マッシミフローラの召使い:マウリツィオ・カッシャネッリローマ歌劇場管弦楽団、ローマ歌劇場合唱団、ローマ歌劇場バレエ団※ローマ歌劇場来日引越公演は、2018年9月以来5年ぶり。(「椿姫」ビニャミーニ、Sコッポラ、ドット、ポーリ、マエストリ)(「マノン・レスコー」レンツェッティ)その前は2014年5月、ムーティ指揮「シモン・ボッカネグラ」「ナブッコ」※ミケーレ・マリオッティ:2022年からローマ歌劇場音楽監督。***マリオッティ半端ないって。あいつ半端ないって。めっちゃ強弱つけまくりやもん。そんなんできひんやん、普通。マリオッティさんすごいです。椿姫を結構なデュナーミクの変化、緩急、アクセント付けで演奏1フレーズごとに強弱が変わるからオケも相当集中して弾いていたかもオケをぶんちゃっちゃの伴奏ではなく本当に主張させてました。さすが未来の巨匠オロペーザは現在39歳。リリック・コロラトゥーラ・ソプラノなので、明るく軽い声ドニゼッティ向けの声なのでなかなか好みは分かれると思う。特にやはり3幕のアリアが物足りないんだよね。音程がうわずることもたびたび。音を伸ばしてきれることも。しかしセンプレ・リベラの最後のHigh Esは出していました。注目のエンクバート思ってたより重い声でブルゾンというよりマエストリだったわドラマチックバリトンです。ジェルモンにはやや重すぎかな。スカルピアとかファルスタッフがぴったりの声なんだよね。低音域が重くて響くので今後ザックスもできるかも?それでいて高音部も美しくソフトな声が出て声の揺らしもできる。圧倒的な声の密度なので一聴の価値あり。エンクバートは1986年モンゴル生まれで現在37歳。フランチェスコ・メーリは1980年生まれで現在43歳。見た目がやや老けたけど声はまだまだすばらしい。何よりやっぱり表現力がダントツのうまさ。リリコなのに長年スピントの役を歌っているから声が硬質になってヴィブラートが深くなってきているがやっぱりすごかった。Meliが歌うとやっぱり他が全て霞むぐらい主役の声です。来日してくれて感謝しかないです。なんかもうホセ・カレーラスがダブって見えました。先週からずっとフォスカリ漬けだったので今にもカルマニョーラ!と叫び出すんじゃないかと空耳wわかる人はわかる今までスピントの役を歌うためにメーリは技巧を駆使してきた。ソフトな声やファルセットを巧みに使う。それによって声を張った時のメリハリが感じられて一本調子に感じないのだ。***FachVioletta Valéry Fach: Dramatic Coloratura SopranoAlfredo Germont Fach: Lyric TenorGiorgio Germont Fach: KavalierbaritonFlora Bervoix Fach: Lyric Mezzo-SopranoAnnina Voice: SopranoGastone Fach: Tenore BuffoBarone Douphol Voice: BaritoneMarchese d'Obigny Voice: BassGiuseppe tenorServant bassCommissioner bass***フローラのエカテリネ・ブアチゼはジョージア(グルジア改)出身のメゾソプラノで華のある美人。アンニーナはマリアム・スレイマンMariam Suleimanも若くて可愛い。超スレンダーで声はレッジェーロ。ガストン子爵のEduardo Niaveはメキシコ出身のテノールドビニー侯爵のマッティア・ロッシはバリトン。なんとまだ26歳という若手。アンサンブルに若手を主に配してくれてるので「ローマ歌劇場の若返り」は嘘ではないかも。エネルギッシュで若々しいシェフなのでそういう良い効果が生まれるのでしょうね。プロダクションに関しては前回の来日公演と同じソフィア・コッポラ版美しくゴージャスで、伝統版を楽しみたい人にはぴったり。音楽と歌唱に集中できます。***※ここからは内容にふれますので未見の方はご注意ください。序曲大きな天国まで続くような巨大な階段から降りてくるヴィオレッタ第1幕第1場Salotto in casa di Violetta鏡張りになっている大広間。複数の白いソファが並ぶ第2場ガストンがアルフレードを連れてくるヴィオレッタとの対面マエストロだろとけしかけられアルフレードは即興で詩を披露するLibiam ne' lieti calici続くヴィオレッタのソロ客が移動するが、ヴィオレッタが具合が悪くなる合唱Che avete?どうされました?ここ合唱も本当に囁くように歌って、ヴィオレッタを心配しているのが伝わってくる。さすがです。階段の陰に隠れていたアルフレードが出てくるだいぶよくなったわ僕がお守りしますあなたを愛しているのは僕しかいないまあすてき笑うなんてひどいアルフレード:Un dì, felice, etereaDi quell'amor ch'è palpitoDell'universo intero,Misterioso, altero,Croce e delizia al cor.情熱的に迫るアルフレードそこへガストンがくる愛とか、もうやめてよ承知しました。失礼いたします。悄然と帰ろうとするアルフレードを呼び止め白い花を渡すヴィオレッタ枯れたら来てじゃあ明日!Io son felice!マエストロのデュナーミクとテンポの揺らしがすごい。演奏するほうはかなり大変かと思う。メーリの歌唱はゆっくり歌って牽引するところもあり貫禄を感じる。彼はファルセットやメッザヴォーチェ、ソットヴォーチェを使いこなして自在に表現する。まさにプロの技巧に感嘆する。第4場人々が戻ってきて別れのあいさつをする第5場ヴィオレッタ一人È strano!Ah, fors'è lui大階段を使うFollie! follieSempre liberaリリック・コロラトゥーラ・ソプラノの美声アルフレードの裏歌がまたすごくゆっくりで裏歌と思えないほど心を込めて歌っている!いつもメーリは全力で歌う人。最後のHigh Esもあり第2幕 第1場パリ郊外の家広間はガラス窓が前面に広がり、温室のよう。左右の出入り口から庭に出入りできるようになっている。外にはのどかな田園風景が広大に広がっているヴィオレッタがしもてのドアから入ってきてなにごとかアルフレードに言う。アルフレードは1幕の表情と打って変わって笑みを満面に浮かべて、彼女をつかまえようと軽く手を出すしぐさ。Lunge da leiDe' miei bollenti spiritiこれがすごかった~メーリは長椅子にもたれかかるように座ったままで歌うのだ。リラックスしきって歌っているように体勢も表情も見せているが実はめっちゃ腹筋使ってる~そして手前の寝そべる式の椅子に移動して完全に寝転んだままでまたアリアを歌うのだ。さすがプロの至芸!Io vivo quasi in cielアンニーナが戻ってくるアンニーナにことの次第を聞き、激昂しガウンを脱いで投げつけるアンニーナを追い払うVa!O mio rimorso! O infamiaすばらしい!最後の慣習で歌うこともあるHigh Cは出さず。メーリは過去もアルフレードでは出していません。第4場アルフレードが出ていきヴィオレッタが戻ってくる。Per voiジュゼッペが手紙を渡す第5場ジェルモンが訪問Madamigella Valéry?アルフレードの父ですあなたにたぶらかされてる息子の超ぶ厚い声~~~~!まあ、失礼なヴィオレッタは財産の目録を見せるCiel!私の過去はアルフレードが消してくれましたそのあなたにお願い事がDe' suoi due figli.2人のお子様ですって?Pura siccome un angeloエンクバートもデュナーミクの変化とアクセントがすごい。やりすぎなぐらい。マリオッティの指示かと思われる。Ah, comprendoPur non basta本当に別れろっておっしゃるの?È d'uopo!すごい怒ってる~~~!Non sapete quale affetto時が経てば容色は衰えますUn dì, quando le veneriPoiché dal ciel non furonoTai nodi benedetti.È Dio che ispira, o giovineTai detti a un genitorこのあたりでマリオッティの指揮が歌手とずれてしまう場面もあった。(ジェルモンとヴィオレッタの二重唱のぶんちゃっちゃの部分。)すぐに音楽を止めたが、マリオッティがはやり過ぎでオロペサも入れ込み過ぎのせいか。歌手も全員テンポを自分の歌いやすいように変えてくるので、オケは本当に大変!ヴィオレッタDite alla giovineジェルモンSì, piangi, o miseraヴィオレッタはジェルモンに娘として抱きしめてくれませんかいったい何を?Generosa! e per voi che far poss'io?Morrò!死ぬしかありませんわ怒りを込めて歌う驚くジェルモンConosca il sacrifizioいや、生きてください!外套を着て、立ち去ろうとするジェルモンにConosca il sacrifizioジェルモン立ち止まるもうお会いすることはありませんわね?Siate felice Addio!第6場アルフレードに手紙を書くヴィオレッタ何しているの誰に書いてるのあなたによ見せて今はだめああごめん気にかかることがあって。父が来てるんだうろたえるヴィオレッタAmami, Alfredo, quant'io t'amo Addio去る。第7場ジュゼッペ通りすがりの手紙を託された人が手紙をとどける第8場ああ!ジェルモンは部屋に入って来ていてアルフレードの様子を観察している父のもとに戻るのだアルフレードは拒絶するDi Provenza il mar, il suol高音もすばらしいですね。Ah! il tuo vecchio genitorカデンツァマーーーーーー!マーーーーーーーー!→se alfin ti trovo ancorMa !(だが)Ma !se alfin ti trovo ancor, Dio m'esaudì!Dio m'esaudì!超大拍手ここからカバレッタNo, non udrai rimproveriT'affretta a consolarこのカバレッタも通常はカットされることが多いが、このプロダクションでは絶対歌われるだろうという確信があった。U-nextにSコッポラのこの椿姫(同じプロダクション)の映像があがっていて(ローマ歌劇場 2016 ビニャミーニ、ドット、ポーリ、フロンターリ)、フロンターリがこのカバレッタを歌っていたからだ。正直フロンターリの老親の感情をすべて包含した演唱があまりにもすばらしくて…。崇敬を覚えるほどだったので、やっぱりエンクバートは若いなと。もちろんその分圧倒的で豊かな旬の美声というのがあるので単純な比較はできない。レガートの嵐の長大なアリアの後に苦も無くカデンツァやこのカバレッタもなんなく歌ってしまうエンクバート、やっぱりすごいです。アルフレードはフローラの誘いの手紙を見つけてその手紙を捨て走っていくジェルモンもその手紙を拾い、立ち尽くす第9場フローラの館このセットも美しい!パリの美しい街並みが見下ろせる街中の館大広間で大きな窓下手にカードゲームの台後半にはガラス越しに大きな花火が打ちあがるのまで見えるバレエも充実していますマルケーゼ(ドビニー侯爵)とフローラの丁丁発止フローラ、超美人です闘牛士ガストン他テノール軍団が歌う第12場アルフレードが登場カードゲームに興じる勝ち続けるヴィオレッタと男爵が来るヴィオレッタがはらはらする中男爵とアルフレードは勝負をする。使用人が進み出るLa cena è pronta第13場ヴィオレッタが戻ってくるアルフレードも来る危険な決闘を避けるためアルフレードを去らせようとするがアルフレードはヴィオレッタと共にでないと行かないというあいつを愛してるのか?愛してるわ皆来てくれ!人を呼び集める第14場Questa donna conoscete?Ogni suo aver tal femminaPer amor mio sperdea悲痛なアルフレード今ここで借りを返してやりますアルフレードは叫びながら椅子を蹴り飛ばすすごい迫力!アルフレードは懐から札束を取り出し、ヴィオレッタに投げつけるヴィオレッタはショックで気絶する第15場アルフレードはようやくとんでもないことをしたと気づく中央に立っていたのは父、ジェルモン。Dov'è mio figlio? più non lo vedoアルフレードはかみてMe sciagurato! - rimorso n'hoヴィオレッタはようやく気が付くジェルモンが手を貸し起き上がるIo sol fra tanti so qual virtudeDi quella misera il sen racchiudeIo so che l'ama, che gli è fedele,Eppur, crudele, - tacer dovrò!私だけが知っている あなたの苦しみをあなたの犠牲をしかし残酷なことだが黙っていなくてはいけないヴィオレッタは耐え続ける。Alfredo, Alfredo, di questo coreコンチェルタンテのシーン重唱もハイレベルですばらしい!メーリの声もやはりすごく立っている!第3幕間奏曲ヴィオレッタの家窓辺に置いてある大きなベッドアンニーナはカーテンを少し開ける医者が来る「医者は優しい嘘が許される」というヴィオレッタの言葉第3場 謝肉祭の合唱(バッカナール)第4場ジェルモンの手紙を読むヴィオレッタÈ tardi!Addio, del passato表情が鬼気迫っている。Non lagrima o fiore avrà la mia fossa,Non croce col nome che copra quest'ossa!マクベスのアリアを想起させる歌詞ですOr tutto finì!第5場アンニーナ第6場アルフレードParigi, o caraすばらしい!教会へ行こうとするヴィオレッタ倒れる医者を呼んでくれアンニーナを引きはがし行かせるアルフレードヴィオレッタGran Dio! morir sì giovane,最終場ジェルモンや医者が来る貴方を抱きしめるために来ました遅すぎましたわ何をおっしゃるしかしジェルモンはほんとうだ…とつぶやく息子が責める 見ましたか?父さんああもう責めないでくれOh, malcauto vegliardo!Ah, tutto il mal ch'io feci ora sol vedo!ヴィオレッタがロケットをアルフレードに渡すPrendi: quest'è l'immagineSe una pudica vergine悲しみの重唱アルフレードとジェルモン医者とアンニーナすばらしいです!ヴィオレッタÈ strano!力が蘇ってきたわ!Oh gioia!ヴィオレッタは倒れ、抱き留めたアルフレードの腕の中で息を引き取る。全幕了お疲れ様でした。Related linksFrancesco Meli2009年10月13日 フランチェスコ・メーリ、アルフレードデビュー2021年1月23日 新国立劇場トスカ Day 1 カヴァラドッシLisette Oropesa2022年9月25日 リセット・オロペサ & ルカ・サルシ 〜華麗なるオペラ・デュオ
2023年09月13日
※カーテンコールは主催者のご厚意により撮影、公開OKとのことでした。Photo AlbumPhoto: ©Shevaibra, courtesy of Ali Dorate Opera Company,Teatro Verdi di Tokyoアーリドラーテ歌劇団 第9回公演《ルイザ・ミラー》~ Teatro Verdi di Tokyo ~(全3幕・字幕付・イタリア語上演)2023年9月10日(日)14:00開演 大田区民ホール アプリコ 大ホール(蒲田駅)指揮&プロデュース:山島 達夫演出:木澤 譲振付:能美 健志照明:照井 晨市合唱 テアトロ・ヴェルディ・ トウキョウ・コーラス合唱指導 渡辺 祐介管弦楽テアトロ・ヴェルディ・ トウキョウ・オーケストラコンサートマスター 池澤 卓朗ダンステアトロ21バレエ団ルイザ:鈴木 麻里子ロドルフォ:小貫 岩夫ミラー:大川 博ヴァルター:大塚 博章フェデリカ米谷 朋子ヴルム:奥秋 大樹ラウラ:栗田 真帆農夫:井上 元気合唱団***Verdi祭り第三弾ルイーザ・ミラーこちらもめっちゃ熱かったです。やっぱりヴェルディ最高です😀照明が色彩の魔術師、照井晨市さん。演出が光の演出白の魔術師木澤さんです。なんて美しい舞台でしょうティントレットの磔刑まで登場!ゴージャスな衣装も素敵です。モダンバレエもありオケが咆哮歌手も皆さんすごかったです。題名役の鈴木さんすばらしかったです。ワグネリアン・ソプラノの役でも聴きたいと思うぐらいパワフルでアメージングドラマチック・ソプラノでまさに舞台をDominateしてました。悪役Wurmの奥秋さんがビロードの声ですばらしかったです。大喝采浴びてました。これはメフィストとかアッティラも行けます!ミラーの大川さんはカヴァリエ/ドラマチックバリトンでやはりすばらしいお声。豊かな響きのヴェルディ・バリトンです。ヴァルター伯爵の大塚さんも見事な低音でした。最低音も最高音も完璧でした。ロドルフォの小貫さんは難役に挑戦。ヘルデンテノールのような深いヴィブラートで強いスピントの声を聴かせました。フェデリカの米谷さんが美しく魅力的でしかもすばらしいアルト声で魅了しました。国際的に活躍する弁護士でありながら私財を投じてレアオペラをやってくれて指揮者までできるなんて、マルチな天才ですね!表彰に値します。ありがとうございます😭***Luisa MillerFachMiller Fach : dramatic baritoneRodolfo Fach : dramatic tenor/heldentenorLuisa Miller Voice Part : soprano Fach : dramatic coloraturaCount Walter Fach : lyric bassWurm Voice Part : bassFederica Voice Part : contralto Fach : contraltoLaura Fach : lyric mezzoA Peasant Voice Part : tenor***序曲ステージには左右に階段がある低めの段が奥に設定されている。具体的なセットはない。ダンサーたち。黒色の衣裳のダンサーと白色の衣裳のダンサーたちがモダンバレエを踊る照明の形が目まぐるしく変わり、花びらのような形を作ったりする。第1幕 第1場村人たちルイザの誕生日のお祝いに集っているミラーと娘のルイザが登場ルイザは恋人を待っているルイザ登場のアリアLo vidi e'l primo palpito - Cavatina F#/Gb4 - C6なんともパワフル!ブリュンヒルデも歌えそう。すばらしい! 第3場ロドルフォ登場。ヴァルター伯爵の息子だが身分を偽っているリズミカルで明るいダンサブルな音楽一方ミラーは疑念をぬぐい切れない第4場Wurmとミラーヴルムはルイザに横恋慕している。ミラーはヴルムの要求を拒否する。ミラーのアリア:Sacra la scelta è d'un consorte C#/Db3 - F#/Gb4In terra un padre somiglia Iddioper la bontade, non pel rigorこの世では父親は厳格な神ではなく慈愛の神として生きるべきなのだ 豊かで重厚、包み込むようなヴェルディバリトンの響き。すばらしい。ヴルムはミラーにカルロと名乗っている男の正体をばらす。なんとお殿様の息子!ミラーのカバレッタ:Ah fu giusto il mio sospetto - Cabaletta D#/Eb3 - G4senza macchia io vo' l'onor.娘の純潔がなにより尊いものなのだ第5場ヴァルター伯の居室場面転換では緞帳のような白い幕がステージの中央に下りてきてステージを分けているその白い幕は高さが低かったり高かったりする今までも演出の木澤さんの白を基調とする美しい舞台、今回もその世界が継続されている今回の会場は非常に横幅が広く苦労したかとは思うがその分ダイナミックなダンスも効いているヴァルターは息子が自分の思い通りにならないことに苦悩している。ヴァルター伯爵のアリアIl mio sangue la vita darei - Romanza A#/Bb2 - F4 Di dolcezze l'affetto paternoa quest'alma sorgente non è . . .Pena atroce, supplizio d'infernoDio sdegnato l'ha reso per me. ワルターは 息子を愛する甘美な喜びを感じることができない なぜかというと自分か過去に犯した重大な罪で、神が自分を罰していると思うからだ 最高音から最高音まで見せ場があります第6場 ロドルフォと父親第7場 フェデリカの到着 なんと美しくすばらしいお声。 二重唱 ロドルフォはフェデリカに他に愛する人がいると告げる。フェデリカは激怒する。 二重唱ロドルフォ:Pria d'offiriti un coreche avvampa d'altro amore,la destra mia traffiggerloa' piedi tuoi saprà! ここの音楽は会話の内容とは裏腹に軽やかでリズミカル。こういうとこドニゼッティぽい。第9場 ミラーは娘に男の正体を告げる第10場 そこにロドルフォロドルフォはルイザと結婚すると告げるSon io tuo sposo!バカな…! ワルター伯がお出ましになる第11場 私たちは純粋に愛し合っているのです。ワルター:Puro amor l'amore abbiettodi venduta seduttrice? 純粋な愛だって?金で買われた売春婦の愛が? ルイザを侮辱した父に対してロドルフォが激昂するミラーも怒って領主に刃向かい、ミラーは捕らえられる。 ワルターにひざまずくルイザ ミラーは立ち上がらせるルイザ:Ad immagin tua creata,o Signore, anch'io non fui? 重唱+合唱 ベルカント的な技巧の見せ場 そして初期~中期のヴェルディに特徴的なコンチェルタートワルター: 執行しろ!ロドルフォil core io le trapasso. (彼女を逮捕するなら)僕がその前に刺し殺す ここで最高音 ロドルフォが何を言ってもワルターは動じない しかし昔の秘密をばらすというと途端にワルターは娘とミラーを解放させる 第1幕了第2幕 第1場 ミラーが逮捕され牢獄に入れられたとの知らせが第2場 ヴルムが来て、卑劣な取引をする ヴルムを愛しているという偽の手紙をルイザに書かせる ヴルムの奥秋さん、すばらしいです! 艶々のビロードのような美声、そしてノーブルさを併せ持つ主役の声 最初は拒否するルイザも父親を救うために屈し、手紙を書く。ルイザのアリアTu puniscimi, O Signore C#/Db4 - B5 Tu puniscimi, o Signore,se t'offesi e paga io sono,ma de'barbari al furorenon lasciarmi in abbandono,A scampar da fato estremoinnocente genitor chieggon essia dirlo io fremo!Chieggon essi della figlia il disonor! さらにヴルムは要求する ルイザが城に来てフェデリカにヴルムを愛していると証言することを。ルイザのカバレッタA brani, a brani, o perfido D4 - A#/Bb5A brani, a brani, o perfidoil cor tu m'hai squarciato!Almen t'affertta a rendermiil padre, il padre sventurato.Di morte il fero brividotutta m'invade omai.Mi chiuda almeno i raila man del genitore!第3場 城の一室 ワルター一人。 このシーンから第6場まで、驚きの美術が!ティントレットの「磔刑」が大きく背景に描かれています。 人の罪のためにすべてを背負って自らを犠牲にしたイエス・キリストになぞらえて、ルイザを象徴的に表しているのでしょうか? 木澤さんのFacebookに書かれたプロダクションノートに意図が書かれています。ルイザが常に手にしている聖書。木澤氏は「聖書のどこかの一節を舞台化する事を求められている」と感じて具現化したようです。なんとこの絵画もヴェネツィアにあるのですね。不思議な縁を感じます。第4場 ワルターとヴルムワルター:Ingrato figlio!L'alto retaggio non ho bramatodi mio cugino, che sol per esso!Ad ottenerlo, contaminatomi son pur troppo di nero eccesso! 二人は計画的に先代の伯爵を謀殺したときのことを回顧する なんとここのメロディはヴェルディ後期の名作「運命の力」のドン・カルロ・ディ・ヴァルガスのアリアにメロディがくりそっつです! また後期の傑作「ドン・カルロ」にも出てくる、バスとバスの二重唱というヴェルディらしいシーンがすでにここで出てきます。これは至福です。 その時殺害犯がヴルムだということを息子のロドルフォが知ってしまったことを聞き、ヴルムは動揺する。ワルター:O meco incolume sarai, lo giuro,o sul patibolo verrò con te. ここのバスの二重唱は隠れた名シーンです。ヴェルディ・フェチならわかるはず!第5場 フェデリカに説明するワルター第6場 ルイザが連れてこられるフェデリカ:嘘はダメよ フェデリカに偽りの証言をするルイザ ここの重唱も声楽的な見せ場 第1幕のシーンにもあったが、ルイザがリードヴォーカルのように歌い、その他がアンサンブルを構成する。いきなり演奏会形式になるような場面が何回か出てくるこの作品。第7場 ロドルフォは農夫から偽の手紙を受け取る 農夫はリリックな声のテノール そしてこの作品で最も有名なアリアが出てきますロドルフォのアリアQuando le sere al placido D3 - G#/Ab4Quando le sere al placidochiator d'un ciel stellatomeco figgea nell'eterelo sguardo innamorato,e questa mano stringermidalla sua man senita …ah! mi tradita! 思いを込めた絶唱!第8場 ヴルムに決闘を申し込むロドルフォ ヴルムは一発空に向けて撃って逃げる。 人々が来る。 ヴァルターは急にルイザとの交際を認めると言い出す。 しかしロドルフォはルイザに裏切られたと思っているので迷いながらもフェデリカとの結婚を承認する。ロドルフォ:L'ara, o l'avello apprestami.Al fato io m'abbandono.ché inferno senza leisarebbe il ciel per me!ここで最高音+重唱、合唱第3幕 ここでモダンバレエがあったかな? ミラーの家 ルイザは疲弊して弱って死を希求し、死を待つだけになっている 村人の心配をよそに、ルイザは床に父への別れの手紙を書く。 白い床に美しい文字で書かれるイタリア語 効果的な演出でした!第2場 ルイザとミラー ミラーは娘の手紙を読み、驚愕する。ルイザ:La tomba è un letto sparso di fiori 軽やかなコロラトゥーラの至芸を聴かせる部分。 ミラーは娘が死のうとしていると知り、悲しむミラー自殺は神がお赦しにならないぞ!ルイザ:じゃ愛は罪なの?ミラー:ああ、やめてくれ!Ah! nella tomba che schiuder vuoifia primo a scendere il genitor!お墓には親が先に入るべきなのだルイザ:Il foglio lacero, annullo死ぬのはやめるわ。最高音 ルイザは父親の悲哀を知り、自殺を思いとどまる 二人は明日朝に村を立ち去ろうと決意する二重唱Andrem, raminghi e poveri,ove il destin ci portama sempre al padre accantola figlia sua starà.いつも父の傍らには娘の姿があるのだ泣かせます!ミラーが出て行きルイザ一人教会のオルガンが聴こえるルイザE dove "T'amo" ei mi disse!ルイザは祈る。第3場白い背景に黒い影絵が浮かび上がるこの影絵の演出はこの前の幕のシーンでもあり。(殺される女のイメージとか)
2023年09月10日
藤原歌劇団公演(共催:新国立劇場・東京二期会)G.ヴェルディ作曲 オペラ「二人のフォスカリ」全3幕ニュープロダクション(新制作)2023年9月9日(土)14:00~新国立劇場オペラパレスDAY1指揮:田中 祐子 演出:伊香 修吾フランチェスコ・フォスカリ 須藤慎吾→上江隼人 ヤコポ・フォスカリ 藤田 卓也 ルクレツィア・コンタリーニ 佐藤 亜希子ヤコポ・ロレダーノ 田中大揮バルバリーゴ 及川尚志ピザーナ 中桐かなえ十人委員会の下働き:井出司総督の召使:?(合唱メンバー兼)藤原歌劇団合唱部/新国立劇場合唱団/二期会合唱団東京フィルハーモニー交響楽団合唱指揮:安部克彦美術:二村周作照明:齋藤茂男衣裳コーディネーター:小野寺佐恵振付:伊藤範子舞台監督:菅原多敢弘副指揮:山舘冬樹、大森大輝演出助手:手塚優子主催:公益財団法人日本オペラ振興会共催:公益財団法人新国立劇場運営財団/公益財団法人東京二期会(※日本での上演は22年ぶり二度目とのこと)***Verdi祭りの第二弾I due Foscari Day 1 すばらしかったです。日本で上演されることがほぼない作品なので上演してくれるだけでもありがたかったのですが、最高のパフォーマンスに涙でした。主役の三人のクオリティーがとても高かったです。ヤコポ・フォスカリの藤田さんが難役を見事に演じました。彼はリリック・ドラマチック・テノールです。めっちゃスピントで最高でした。ルクレツィア・コンタリーニの佐藤亜希子さんもめっちゃスピント・ソプラノでパワーハンパなく最高でした。ドージェ、フランチェスコ・フォスカリの上江さんは明るい響きの美声バリトンでやはりすばらしかったです。ロレダーノ田中さんもすばらしいお声テノールの井出司さんもすばらしかったです。合唱も秀逸でした。演出は悪くはないですが、伊香さんお得意のミニマル演出でヴェネツィアのヴェの字もなかったのが残念でした。現代に置き換えてたようですが、無国籍年代不詳でした。特に残念なのが衣装。ブラックアンドホワイトでした。***FACHFrancesco Foscari Fach : dramatic baritoneJacopo Foscari Tenor Fach : spintoLucrezia Contarini Soprano Fach : spintoJacopo Loredano bassBarbarigo, a Senator tenorPisana, Friend and confidant of Lucrezia mezzo-sopranoAttendant on the Council of Ten tenorServant of the Doge bass***序曲めっちゃ鳴らす。序曲の間に幕が開き、暗い舞台に一人たたずむドージェ赤いローブ、赤いドージェの特徴的な形の冠(Corno Ducale)椅子の上で苦悩するドージェ(ドージェの衣裳と椅子だけが時代がかっていてそれ以外は現代設定)「リゴレット」でも冒頭部分、こういう演出がよくある このプロダクションにはサン・マルコの獅子もサン・マルコ小広場もドゥカーレ宮殿もティントレットの絵画も登場しない。ならばなぜドージェだけドージェのイメージのかっこうにしたのか?解せない。ベネツィアの史実に基づいて書いてある本作を、史実をスルーしては書けないので僭越ながら追記させていただきます。 ないものねだりで恐縮ですがこの作品のためにベネツィアまで行ってきたのでwそこはどうしてもこだわりたい。薄い幕に照らし出されるラテン語の文字Cum dominus dux sit illa imago que representat dominium Venetiarum最高位(=Cum)の支配者(=dominus)であるドージェ(=dux)はヴェネツィアの(=Venetiarum)支配権(=dominium)を象徴するイメージ(= imago)でありますように(= sit) et ad quem tamquam ad primum omnia referuntur, et per cuius medium universum regiminem nostri status ministraturそして、あたかも最初のものであるかのように、すべてのものが誰に委ねられ、誰を通じて私たちの国の政府全体が運営されるのかFrom Dennis Romano. The Likeness of Venice: A Life of Doge Francesco Foscari 1373–1457上記のラテン語は、1447年7月5日の十人評議会の議事録に記録された言葉で、「総督は、国家の政府全体によって管理される象徴的存在であることが望ましい」という意味。つまりドージェは君主制とか絶対王政の意味での独裁者ではないのである。 ドージェ(Doge)は、国家元首を指す言葉で、ヴェネツィアの元首をはじめジェノヴァ、ピサなどの海洋共和国の元首のこと。総督、統領とも訳される。「ドージェ」の語源はラテン語: dux(ドゥクス) from Wikipedia この当時(1457年)はヴェネツィアでは十人委員会が実権を握っており、ドージェの持つ権力はあくまでも実質的な権力ではなく、象徴的なものだった。 フランチェスコ・フォスカリ (Francesco Foscari)1373~1457 : ヴェネツィア共和国の総督(ドージェDoge)ドージェは本来終身制だが、息子のスキャンダルにより辞職、辞任直後に亡くなった。第1場 原設定→(ドゥカーレ宮の「十人評議会の広間」Sala del Consiglio dei Dieci と思われる)ヴェネツィアのドゥカーレ宮殿の一室。ゴシック様式のバルコニーから月明かりで街の一部と港を見下ろせる。右側の2つのドア、1つはドゥカーレ宮殿の部屋へ続く、もう1つは評議員たちのの入り口。左側には、十人評議会のホールと、他の2つのドア。十人委員会が招集されている。Silenzio, mistero合唱が歌うこの訳はなかなか秀逸misteroを「守秘」と訳してたのだ。それで意味が通る。 15世紀、アドリア海の女王として覇権を握っていた時のこと、ベネツィア共和国は(貴族政だが)十人委員会(Consiglio dei Dieci)という政府の中枢機関によって支配されていた。 「十人委員会の公式な任務は、共和国の治安維持ならびに政府転覆および汚職の防止である。しかし、組織が小さく迅速な決定が可能なため、その職務範囲は徐々に拡大し、1457年の時点では政府の業務全般を取り扱うようになった。」from Wikipedia 他国に国家の重大な機密を漏らすことは死罪に値する ヤコポ・フォスカリは「1445年、贈収賄と汚職のかどで十人委員会に告発され、ヴェネツィアを追われた。1450年と1456年に他の2つの審理が行われ、ヤコポはクレタ島に流刑にされ、そこで死を迎えた。」from Wikipedia ヤコポは上下黒の現代の衣裳。再審のためにベネツァアに連れてこられた。十人委員会の役人「ここで待っていなさい。評議会が開かれるまで」 十人委員会の役人が井出司さん。すばらしいです。 この作品の原作者(Lord Byron)、台本作家 (Francesco Maria Piave)や作曲家(Giuseppe Verdi)は現在も存在するヴェネツィアのドゥカーレ宮殿を熟知していてそれでこの作品を作ったと思われる。私も先月行ってきたばかりだが、ドゥカーレ宮殿は監獄が隣接していて有名な「ため息橋」が宮殿と監獄の間にかかっていて、護送される囚人はそこで外の世界をつかの間眺めるのである。 またこの時ヤコポが待たされていた評議会の開かれる場所の前室(宮殿の3階)からも高くなっているので窓からベネツィアがよく見えるのだ。 ここのアリアはヤコポがベネツィアに戻ってきてその光景に慨嘆する様子が描写されている。ヤコポの登場のアリアDal più remoto esilio - Cavatinafrom Act I, Scene 1 Range : F3 to G#/Ab4 Dal più remoto esilio,sull'ali del desìo, a te sovente rapidovolava il pensier mio; come adorata verginete vagheggiando il core, l'esilio ed il dolorequasi sparian per meカバレッタOdio solo ed odio atroce - Cabaletta to Dal più remoto esilioRange : D#/Eb3 to A#/Bb5Odio solo, ed odio atrocein quell'anime si serra;sanguinosa, orrenda guerrada costoro si farà. Ma dei Foscari,だが僕はフォスカリ家の人間だuna voce va tuonandomi nel core;私の心にこの言葉が蘇ってくるのだforza contro il lor rigore厳しい刑罰に立ち向かう力を与えてくれるl'innocenza ti darà私は無実だという言葉が藤田さん、すごいです。すごいスピントです。きちんとすごいスピントで歌ってくれてありがたいです。(史実はともかく)無実の罪で流刑にされたヤコポの怒りが伝わってきます。しかもカバレッタでは通常より一部高い音程に上げて歌う技巧も見せました。第2場 Scene 2 原設定→遠くに運河やリアルト橋が見える豪奢なフォスカリの宮殿。このパラッツォのイメージは現在も残っている宮殿「カ・フォスカリ」のことだと思われる。 女性たちとルクレツィア。 名家コンタリー二家の娘ルクレツィアは、猛女。ドラマチック・コロラトゥーラのFachが求められる難役。 貴族の娘で義父はドージェなので誇り高く、絶対屈しないメンタルの持ち主。哀しみより怒りが先に立つまるで現代女性のキャラ。そこが演出家の狙いか。このプロダクションではルクレツィアは会社フォスカリの社長?らしく、オールブラックのスーツ(戦闘服)で登場する。夫も死んでないのに黒一色の衣裳は弔い合戦という意図か? 佐藤さんは美しくスレンダーなのでできれば15世紀のドレス姿が見たかった。 佐藤さんは最高にパワフルなスピントですばらしかったです。 Tu al cui sguardi onni possente Range : C4 to B6 ピアニッシモの歌唱が求められる難曲。 カバレッタ La clemenza! s'aggiunge lo scherno - Cabaletta to Tu al cui sguardi onni possente Range : D4 to C6O patrizi, tremate...貴族たちよ、恐れるがよいl'Eterno l'opre vostre dal cielo misura ...D'onta eterna, d'immensa sciaguraegli giusto pagarvi saprà.この恥、侮辱に対して絶対復讐してやるわ すばらしい!(今回、付け加えられた演出)背後の紗幕の後ろで後ろ手に縛られ滑車で吊り上げられ、拷問されるヤコポ。その様子をじっと見ているドージェ …トロヴァトーレかと思いました第3場 原設定→第1場と同じ。十人委員会メンバーと評議員たち合唱第4場 Scene 4 原設定→(現存するドゥカーレ宮殿、2階のドージェの住居部分、と思われる。)ダマスクで覆われた大きなテーブル、その上に銀のランプ。机と様々な書類。その隣には大きなハイチェア。ドージェのアリアO vecchio cor che batte - Romanza Range : C3 to F4O vecchio cor, che batticome ai prim'anni in seno,fossi tu freddo almenocome l'avel t'avrà;ma cor di padre sei,vedi languire un figlio;piangi pur tu, se il cigliopiù lagrime non ha.奥様がいらっしゃいましたルクレツィアは十人委員会を批判する二重唱総督としての義務と親としての情で板挟みになるドージェ奴は敵国に、内通していたんだあの手紙は、ヴェネツィアに帰りたい一心だったのですかみ合わない二人の会話di Venezia il principein ciò poter non haドージェはヴェネツィアの第一人者(プリンチペ)であっても権力は持っていないのだ。二重唱第2幕 第1場原設定→ヴェネツィア共和国の監獄。部屋の上部の隙間からはほぼ光が差し込まない。かみてには宮殿に続く狭い階段がある。(史実:監獄とドージェの住むドゥカーレ宮殿は隣接している)メンタルやられてるヤコポは亡霊に脅えているこの演出では紗幕にさまざまな抽象的な映像が映し出されるNon maledirmi o prode - Preghierafrom Act II, Scene 1 Range : G3 to A#/Bb5カルマニョーラ!僕を恨まないでくれNon maledirmi, o prode,se son del Doge il figlio;de'Dieci fu il Consiglioche a morte ti dannò!Ah! Me pure sol per frodevedi quaggiù dannato,e il padre sventuratodifendermi non può...Cessa... la vista orribilepiù sostener non so.ルクレツィアが来る。亡霊め私よああ夢だったのか来てくれたのかパパも来てくれるかなもうボク死にそうだしルクレツィアは彼を力づける二重唱死んだりしないわ流刑は死ぬよりつらいよmi piomban le tue lagrimea crescerne il soffrirすぐ外の運河を漕ぐゴンドラ漕ぎの歌が聴こえる。Maledetto chi mi togliea' miei cari, al suol natioSperanza dolce ancoranon m'abbandona il core二重唱perduto ogn'altro bene,dell'amor tuo vivrò君への愛だけは失われない!監獄に来るドージェお父様!ここには父として来た。総督としてではない。三重唱Così furtiva palpita la gioia nel dolor!哀しみの涙ではなく喜びの涙が激しく流れます父と息子の二重唱父に抱かれ安らぎを覚える息子三重唱それじゃもう行ってしまわれるんですかそこにロレダーノが裁きの場に連れて行くためヤコポを迎えに来るヤコポと嫁はロレダーノに抗議するAh sì, il tempio che mai non s'arresta四重唱第二場Sala del Consiglio dei Dieci十人委員会の広間 元老院の面々が集まる。この演出では現代の議場のようにマイクが設置された登壇者が立つ台があるGiustizia(正義)と連呼されるドージェが来るドージェは総督としての振る舞いに終始することを自分に課しているヤコポロレダーノは判決文をヤコポに渡す流刑は変わらないsono innocente私は無実です!ルクレツィアがまだ小さい男の子二人を連れて議会に乱入ヤコポはドージェに訴える。Queste innocente lagrimeti chiedono perdonoお赦しをどうか伏してお願いいたします議員:泣いても無駄だぞ スカラ座のアルヴィス・ヘルマニス演出のオペラ「二人のフォスカリ」(2016)では裁きの場面でドウカーレ宮殿の「大評議の間」に壁に描かれている、ティントレットの「天国」が背景に描かれています。 またヘルマニス演出ではここの親子の抱き合う構図が昔の絵画の構図のようでまさに動く芸術となっております。 ヘルマニス演出「二人のフォスカリ」(マリオッティ、ドミンゴ、メーリ、ピロッツィ)は U-nextご契約の方は「見放題」で見ることができます。 本演出ではそのような具体的な美術はなく、ヴェネツィアのイメージなのかわかりませんが、石畳の柄の八百屋舞台が使われています 大評議の間はもちろん屋内なので石畳ではありませんが… 音楽的には、声楽的に、ベルカント時代のような、非常に高度なアンサンブルが随所に聞くことができる本作品。音楽の力に圧倒されるすばらしいパワーを持っていました。第3幕 第1場本来の設定→サンマルコ小広場。運河を行きかうゴンドラ。反対側には、サイプレス島が見える。太陽がまぶしい。人々は喜びに満ちているこれから流刑地に護送されるヤコポヤコポDonna infeliceヤコポのアリアAll'infelice veglio Range : D#/Eb3 to A#/Bb5僕は行くよ次に会えるのは天国だコンタリー二家の娘なら泣いてはいけない敵を喜ばせるだけだここで最高音!すばらしい!ロレダーノが現れ、敵の姿にヤコポは激昂する。ヤコポのカバレッタO padre, figli, sposa - Cabaletta to All'infelice veglio Range : D#/Eb3 to A#/Bb5重唱+合唱ヤコポIn cielo un giorno avremomerce' di tal dolor!Sposo addio!連れて行かれるヤコポ哀しみのルクレツィア大拍手!第二場本来の設定→ドゥカーレ宮殿の総督の住居部分の部屋バルバリーゴがヤコポの無実を知らせる証拠を持って来る喜んだのもつかの間ルクレツィアが来て、ヤコポの死を告げるPiù non vive..l'innocente - Cabaletta to a duet from Act III, Scene 2 Range : C#/Db4 to B6Sorga in Foscari possentepiù del duolo or la vendetta ...Tanto sangue un figlio aspetta,quante lagrime versòフォスカリ家の人間なら復讐してください!流した涙の分だけ、血を流すのよ!すばらしい!そこに十人委員会が乗り込んでくる十人委員会のテーマ音楽が流れる話を聞こうロレダーノ:息子さんを亡くされたあなたの深い悲しみに配慮しあなたを重責から解放しますなんだって?ドージェは終身制だぞ今になって…終身制のドージェを途中でやめさせるのはドージェに対する大変な侮辱です。Doge morirei! Io, Foscari, non manco a' giuri mieiドージェのアリアQuesta dunque è l'iniqua mercede Range : D#/Eb3 to F#/Gb4今になって冠を奪うのか!だったらわしに息子を返してくれ!合唱:あきらめて従うのだ!ドージェは指輪を渡すもうわしは総督でじゃないルクレツィアが来るお父様!もうわしは第一人者ではないのだサン・マルコ寺院の鐘が鳴る後継者マリピエールの就任を告げる鐘だ。ドージェのカバレッタ Quel bronzo feral - Cabaletta to Questa dunque è l'iniqua mercede Range : C#/Db3 to F4 Quel bronzo ferale cheall'alma rimbomba, mi schiudela tomba, sfuggirla non so.D'un odio infernale la vittima sono...Più figli, più trono, più vita non ho!復讐の鐘が鳴り響く私は復讐の犠牲になった息子たちも皆死んだ私ももう人生は残されていない重唱+合唱すばらしい! 付け加えられた今回の演出→ヤコポの遺体の入った棺が運び込まれる。ドージェは棺に取りすがる。一方背後の評議員たちはヤコポが無実だったという書類を回し読みしていて全員がその事実に驚いている。最後にその書類がロレダーノに渡される。ロレダーノは右手にその紙を握り、高く掲げて握りつぶす。最後まで悪役に徹したロレダーノの田中さん、すばらしかったです!!全幕了お疲れ様でした。
2023年09月09日
予習編 I due Foscari FachI Due Foscari by Giuseppe VerdiLibretto : Francesco Maria Piave1457年Francesco Foscari Fach : dramatic baritone O vecchio cor che batte - Romanza from Act I, Scene 4 Range : C3 to F4 Questa dunque è l'iniqua mercede from Act III, Scene 2 Range : D#/Eb3 to F#/Gb4 Quel bronzo feral - Cabaletta to Questa dunque è l'iniqua mercede Range : C#/Db3 to F4Jacopo Foscari Tenor Fach : spinto Dal più remoto esilio - Cavatina from Act I, Scene 1 Range : F3 to G#/Ab4 Odio solo ed odio atroce - Cabaletta to Dal più remoto esilio Range : D#/Eb3 to A#/Bb5 Non maledirmi o prode - Preghiera from Act II, Scene 1 Range : G3 to A#/Bb5 All'infelice veglio from Act III, Scene 1 Setting : the Old Piazzetta of San Marco, Venice, 1457 Range : D#/Eb3 to A#/Bb5 O padre, figli, sposa - Cabaletta to All'infelice veglio Range : D#/Eb3 to A#/Bb5 Sento Iddio che mi chiama - Replacement cabaletta for All'infelice veglioLucrezia Contarini Soprano Fach : spinto Tu al cui sguardi onni possente from Act I, Scene 2 Range : C4 to B6 La clemenza! s'aggiunge lo scherno - Cabaletta to Tu al cui sguardi onni possente Range : D4 to C6 Più non vive..l'innocente - Cabaletta to a duet from Act III, Scene 2 Range : C#/Db4 to B6Jacopo Loredano bass Barbarigo, a Senator tenor Pisana, Friend and confidant of Lucrezia mezzo-soprano Attendant on the Council of Ten tenorServant of the Doge bass***フォスカリとルイザ・ミラーの予習を並行してやっているが、興味深いフォスカリはヴェルディのオペラ6作目で初期の作品。一方、ルイザ・ミラーはヴェルディ黄金期の中期に入る手前の作品。ヴェルディは手法が変遷していくがその作品すべてがそれぞれすばらしい。まさに栴檀は双葉より芳しである予習のため、それぞれ二作ずつプロダクションを参照しているがたまたまだがバリトンの主要な役が二つともレオ・ヌッチとドミンゴ。ドミンゴはテノール声でFACHが違うので参考にはならないが、ともかくヌッチがすばらしい(ずり上げ歌唱は気になるが…)ヌッチの声はドラマティックバリトンで、今井俊輔さんの声がヌッチに似ているなとやはり思ってしまう。二人のフォスカリ: スカラ(アルチンボルディ劇場)(2003年5月) ムーティ チェーザレ・リエヴィ演出 ヌッチ フランシスコ・カサノヴァ ディミトラ・テオドッシュウ スカラ(2016)マリオッティ アルヴィス・ヘルマニス演出 ドミンゴ メーリ アンナ・ピロッツィ ルイザ・ミラー: パルマ・レッジョ劇場(2007)レンゼッティ クリーフ演出 ヌッチ マルセロ・アルヴァレス チェドリンス MET Live in HD ド・ビイー ドミンゴ ベチャワ ヨンチェワ***旅行記 ヴェネツィア
2023年09月07日
オペラ「禅」~ZEN~version2.0オペラ禅2023思想家鈴木大拙の半生を描いたオペラを、新たにヴァージョンアップして上演公演日:2023年11月23日(祝・木)14時開演金沢歌劇座作 曲:渡辺俊幸台 本:松田章一 台本翻訳:家田淳指 揮:ミヒャエル・バルケ 演 出:三浦安浩 管 弦 楽:オーケストラ・アンサンブル金沢合 唱:金沢オペラ合唱団■キャスト鈴木大拙:伊藤達人 / ビアトリス:コロンえりか西田幾多郎:宮本益光 / エマ:谷口睦美釈宗演:高橋洋介 / 乃木希典:黒田博マッカーサー:町秀和 / くみ:石川公美娼婦:木村綾子将校A:野村京右 / 将校B:工藤翔陽 / 将校C:藤本慶ダンサー:アリエル・ロドリゲス/ 徳山琉一/ 吉光美緒/ 渡辺有咲/ 佐藤小秋/ 久住 萌助演■料金(全席指定・税込み)SS席:12,000円/S席:10,000円/A席:7,500円/B席:5,000円U22席:1,000円(A・B席から)/車椅子席10,000円【親子チケット】大人1枚+高校生以下1枚:5,000円(A・B席より)【U22】22歳以下の方対象 1,000円(A・B席)※U22チケット及び親子チケットは石川県立音楽堂チケットボックス・金沢芸術創造財団事務局のみの取扱い(要年齢証明書)●石川県立音楽堂チケットボックス TEL. 076-232-8632(窓口9:00-19:00 電話10:00-18:00)●金沢歌劇座 (9:00~17:00) TEL. 076-232-8632●公益財団法人金沢芸術創造財団 TEL.076-223-9898(平日9:00-17:00)●チケットぴあ(Pコード 244-320 )●ローソンチケット(Lコード 54264 )●セブンチケット■問合せ金沢芸術創造財団 076-223-9898石川県音楽文化振興事業団 076-232-0171■主催文化庁、厚生労働省、石川県、石川県教育委員会、金沢市、金沢市教育委員会いしかわ百万石文化祭2023実行委員会、いしかわ百万石文化祭2023金沢市実行委員会公益財団法人金沢芸術創造財団、公益財団法人石川県音楽文化振興事業団 ■特別協力北國新聞社/一般財団法人石川県芸術文化協会■後援MRO北陸放送/石川テレビ放送/テレビ金沢/HAB北陸朝日放送/エフエム石川
2023年09月05日
【ちらしのご紹介】音プラファミリー企画「ラ・ボエーム」2023年10月28日(土)15時00分開場 15時30分開演音プラファミリー企画 オペラ『ラ・ボエーム』ユリホール(昭和音楽大学南校5F)神奈川県川崎市麻生区上麻生1-11-1チケット:大人6,000円 学生3,000円ミミ:水上恵理ロドルフォ:藤田卓也マルチェッロ:鶴川勝也ムゼッタ:川越塔子ショナール:上田誠司コッリーネ:田中大揮べノア・アルチンドーロ・語り:立花敏弘パルピニョール:井上元気演出:古川寛泰音楽監督・ピアノ:高島理佐合唱:音プラ☆ファミリー合唱団子供合唱:多摩ファミリーシンガーズ、音プラ☆Jr.コーラス制作:福田恵理、渡邉麻衣、撮影:ムジカライブ フライヤーデザイン:WaS space協賛:株式会社アイテック 株式会社ゲイツオンホールディングス エンターテインメント事業部後援:公益財団法人日本オペラ振興会 藤原歌劇団 一般社団法人 オンプラゾリステン NPO法人しんゆり・芸術のまちづくり
2023年09月05日
20232023年8月~9月 September2023年9月1日(金)18:30開演 ハレノワこけら落とし公演 NISSAY OPERA 2023オペラ『メデア』全3幕イタリア語上演日本語字幕付新制作作曲ルイージ・ケルビーニ岡山芸術創造劇場ハレノワ大劇場 指揮園田隆一郎 演出栗山民也 岡山フィルハーモニック管弦楽団メデア:岡田昌子 ジャゾーネ:清水徹太郎 ほか2023年9月2日(土)2023セイジ・オザワ 松本フェスティバル<Bプログラム>ジョン・ウィリアムズがSKOを指揮2023年9月3日(日)14:00開演予定 OPERA NOVELLA歌劇「ラ・ボエーム」ハーモニーホール座間・大ホール 指揮:瀬山智博 演出:古川寛泰 ミミ(ソプラノ)佐田山千恵ムゼッタ(ソプラノ)斉藤園子ロドルフォ(テノール)伊藤達人マルチェッロ(バリトン)高橋洋介ショナール(バリトン)仲田尋一コッリーネ(バス)湯浅貴斗ブノア&アルチンドロ(バス)志村文彦アンダースタディ 東原佑弥、山口はる絵合唱:ハーモニーホール座間オペラ合唱ワークショップ参加者管弦楽:テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ主催:(公財)座間市スポーツ・文化振興財団2023年9月5日(火)-9月6日(水)19:00開演(18:30開場)Vivid Opera Tokyo『桃太郎×ジャンニ・スキッキ』《会場》渋谷区文化総合センター大和田6階 伝承ホール《チケット(税込)》全席自由席 一般 7,000円 ペア 13,000円指揮 松村優吾ピアノ 清水史演出 塙翔平【桃太郎】(2013年)原作 日本昔話台本/作曲 柏木恒希台本補筆 塙翔平桃太郎 近藤圭爺 下村将太婆 栗林瑛利子犬 川出康平猿 宮下嘉彦雉 傳田実咲鬼 岸野裕貴 寺田穣二 町英和【ジャンニ・スキッキ】(1918年)原作 ダンテ・アリギエーリ「神曲」地獄編第30歌台本 ジョヴァッキーノ・フォルツァーノ作曲 ジャコモ・プッチーニジャンニ・スキッキ 町英和ラウレッタ 重田栞ズィータ 実川裕紀シモーネ 牧山亮リヌッチョ 鷹野景輔ネッラ 戸森冴耶ゲラルド 濱田翔ゲラルディーノ 細川美央チェスカ 本多都マルコ 室岡大輝ベット 宮下嘉彦アマンティオ他 寺田穣二2023年9月9日(土)18:15開演 アーリドラーテ歌劇団 第9回公演《ルイザ・ミラー》~ Teatro Verdi di Tokyo ~(全3幕・字幕付・イタリア語上演)大田区民ホール アプリコ 大ホール(蒲田駅)ルイザ谷原 めぐみロドルフォ:村上 敏明ミラー:清水 良一ヴァルター:東原 貞彦フェデリカ:中島 郁子ヴルム:北川 辰彦ラウラ:北薗 彩佳農夫:村田 耕太郎2023年9月9日(土)14:00~ 藤原歌劇団公演(共催:新国立劇場・東京二期会)G.ヴェルディ作曲「二人のフォスカリ」オペラ全3幕ニュープロダクション(新制作)新国立劇場オペラパレス 指揮:田中 祐子 演出:伊香 修吾フランチェスコ・フォスカリ 須藤慎吾→上江隼人 ヤコポ・フォスカリ 藤田 卓也 ルクレツィア・コンタリーニ 佐藤 亜希子ヤコポ・ロレダーノ 田中大揮バルバリーゴ 及川尚志ピザーナ 中桐かなえ藤原歌劇団合唱部/新国立劇場合唱団/二期会合唱団東京フィルハーモニー交響楽団主催:公益財団法人日本オペラ振興会共催:公益財団法人新国立劇場運営財団/公益財団法人東京二期会2023年9月10日(日)ローマ歌劇場2023年日本公演ヴェルディ作曲ソフィア・コッポラ演出「椿姫」指揮:ミケーレ・マリオッティ ヴィオレッタ:リセット・オロペサ アルフレード:フランチェスコ・メーリ ジェルモン:アマルトゥブシン・エンクバート→日程変更???2023年9月10日(日)14:00開演 アーリドラーテ歌劇団 第9回公演《ルイザ・ミラー》~ Teatro Verdi di Tokyo ~(全3幕・字幕付・イタリア語上演)大田区民ホール アプリコ 大ホール(蒲田駅)ルイザ:鈴木 麻里子ロドルフォ:小貫 岩夫ミラー:大川 博ヴァルター:大塚 博章フェデリカ米谷 朋子ヴルム:奥秋 大樹ラウラ:栗田 真帆農夫:井上 元気2023年9月10日(日)14:00~ 藤原歌劇団公演(共催:新国立劇場・東京二期会)G.ヴェルディ作曲「二人のフォスカリ」フランチェスコ・フォスカリ 上江隼人→押川浩士 ヤコポ・フォスカリ 海道 弘昭ルクレツィア・コンタリーニ 西本真子ヤコポ・ロレダーノ 杉尾真吾バルバリーゴ 黄木透ピザーナ 加藤美帆2023年9月10日(日)開演:15:00~ (開場 14:30~)カントキューブコンサート 3人のオペラ歌手とピアニストが贈るファンタスティックな午後クレアこうのす 小ホール (埼玉県)先着一般発売受付期間:2023/6/3(土)10:00~2023/9/9(土)18:00隠岐 速人 [テノール] 高橋 洋介 [バリトン] 後藤 春馬 [バス・バリトン] 長井 進之介[ピアノ] ・ビゼー:闘牛士の歌(オペラ「カルメン」より)・プッチーニ:誰も寝てはならぬ(オペラ「トゥーランドット」より)・カプア:オー・ソレ・ミオ・マンシーニ:ムーン・リヴァー・サルトリ:君と旅立とう(タイム・トゥ・セイ・グッドバイ)・村松崇継:いのちの歌 ほか2023年9月13日(水)15:00 ローマ歌劇場2023年日本公演ヴェルディ作曲ソフィア・コッポラ演出「椿姫」指揮:ミケーレ・マリオッティヴィオレッタ:リセット・オロペサアルフレード:フランチェスコ・メーリジェルモン:アマルトゥブシン・エンクバート2023年9月16日(土)14:002023年9月17日(日)14:00ミャゴラトーリ「ラ・ボエーム」杉並公会堂小ホール2023年9月16日(土)15:00 ローマ歌劇場2023年日本公演ヴェルディ作曲ソフィア・コッポラ演出「椿姫」指揮:ミケーレ・マリオッティヴィオレッタ:リセット・オロペサアルフレード:フランチェスコ・メーリジェルモン:アマルトゥブシン・エンクバート2023年9月16日(土)18時開演 オペラバフ《ナクソス島のアリアドネ》調布文化会館たづくり、くすのきホール 中橋健太郎左衛門 大黒屋オペラオーケストラ 工藤翔陽 梅津碧 井出壮志朗 8,000円(税込)全自由席2023年9月17日(日)14時開演 オペラバフ《ナクソス島のアリアドネ》調布文化会館たづくり、くすのきホール 中橋健太郎左衛門 大黒屋オペラオーケストラ 市川宥一郎 8,000円(税込)全自由席2023年9月17日(日)14:00ミャゴラトーリ「ラ・ボエーム」杉並公会堂小ホール2023年9月17日(日)14:00 13:30開場 14:00 開演 川越市民オペラ ヨハン・シュトラウスⅡ世作曲 喜歌劇「こうもり」 ウェスタ川越(埼玉県川越市新宿町1-7-17) 大ホール (定員1,700 人)指揮者:佐藤宏充演出:直井研二合唱指揮:小林昭裕キャスト:下村将太、牧野元美、福士紗希、一條翠葉、照屋博史、堺 裕馬、山本澄奈、那須琢乙、松山郁雄 金山京介主催 川越音楽文化振興会「音快」川越市民舞台芸術プロジェクト〈全席自由〉1階席3,500円(当日券4,000円) 2・3階席3,000円(当日券3,500円)問い合わせ : onkai2020@yahoo.co.jp(川越音楽文化振興会)■窓口販売 ウェスタ川越1階 総合案内9:00~19:00※電話でのご予約は承っておりません。※クラウドファンディング2023年9月17日(日)15:00 横浜 ローマ歌劇場2023年日本公演プッチーニ作曲ゼッフィレッリ演出「トスカ」指揮:ミケーレ・マリオッティ トスカ:ソニア・ヨンチェヴァ カヴァラドッシ:ヴィットリオ・グリゴーロ スカルピア:ロマン・プルデンコ2023年 9月18日(月・祝) 14:00 開演(13:30開場)日生劇場『マクベス』関連レク「イタリアオペラ」の世界 モーツァルトからヴェルディまで河原忠之(ピアノ)大沼徹(バリトン)相原里美(ソプラノ)約2時間(休憩含む)会場 日本生命日比谷ビル7階大会議室入場料無料(全席自由/要事前インターネット予約/定員 120 名)2023年9月18日(月・祝)15:00 ローマ歌劇場2023年日本公演ヴェルディ作曲ソフィア・コッポラ演出「椿姫」指揮:ミケーレ・マリオッティヴィオレッタ:リセット・オロペサアルフレード:フランチェスコ・メーリジェルモン:アマルトゥブシン・エンクバート2023年9月20日(水)・21日(木)日本音楽コンクール声楽部門 第1予選 トッパンホール2023年9月21日(木)15:00 ローマ歌劇場2023年日本公演プッチーニ作曲ゼッフィレッリ演出「トスカ」指揮:ミケーレ・マリオッティ トスカ:ソニア・ヨンチェヴァカヴァラドッシ:ヴィットリオ・グリゴーロスカルピア:ロマン・ブルデンコ2023年9月23日(土・祝)15:00 開演 ( 開場 14:30 )Hakujuの歌曲 ♯3望月哲也 テノール ~ホルンと共に 出演】望月哲也(テノール)河原忠之(ピアノ)髙橋臣宜(ホルン)【曲目】F.シューベルト:流れの上で D.943中山晋平(詞:吉井勇):ゴンドラの唄山田耕筰(詞:北原白秋):城ヶ島の雨岡野貞一(詞:高野辰之):朧月夜多忠亮(竹久夢二作詞):宵待草B.ブリテン:ミケランジェロの7つのソネット op.22L.v.ベートーヴェン:遥かなる恋人に寄す op.98B.ブリテン:セレナード op.312023年9月24日(日)13:00開演 町田イタリア歌劇団 シモン・ボッカネグラ Aキャスト2023年9月24日(日)13:00開演 12:30開場 稲城市民オペラ ヴェルディ「椿姫」稲城市中央文化センターホール 指揮 竹内 聡 演出 馬場 紀碧 稲城市民オペラ事務局申し込み6月1日より全席自由4000円アルフレード 村上 敏明ヴィオレッタ 川上 真澄ジェルモン 鶴川 勝也フローラ 高橋 千夏ガストン 岡坂 弘毅バローネ 若尾 隆太マルケーゼ 鈴川 慶二郎ドットーレ 星田 裕治アンニーナ 菊池 未来ジュゼッペ 加護 友也使者・召使い 菅生 悠太合唱 稲城市民オペラ合唱団10周年記念・ボンジョルノ市民オペラオーケストラ9月24日(日)15:00 ローマ歌劇場2023年日本公演プッチーニ作曲ゼッフィレッリ演出「トスカ」指揮:ミケーレ・マリオッティ トスカ:ソニア・ヨンチェヴァ カヴァラドッシ:ヴィットリオ・グリゴーロ スカルピア:ロマン・ブルデンコ2023年9月25日(月)日本音楽コンクール声楽部門 第2予選 トッパンホール2023年9月26日(火)15:00 ローマ歌劇場2023年日本公演プッチーニ作曲ゼッフィレッリ演出「トスカ」指揮:ミケーレ・マリオッティ トスカ:ソニア・ヨンチェヴァ カヴァラドッシ:ヴィットリオ・グリゴーロ スカルピア:ロマン・ブルデンコ2023年09月28日 (木)14:00 開演 ( 開場 13:30 )Hakuju Hall 20周年記念二期会ディーヴァ, ディーヴォ 10周年ガラコンサート高橋維(ソプラノ)渡邊仁美(ソプラノ)杉山由紀(メゾ・ソプラノ)吉田連(テノール)市川浩平(テノール)的場正剛(バリトン)山口佳代(ピアノ)主催:Hakuju Hall / 株式会社 白寿生科学研究所後援:公益財団法人東京二期会 協力:二期会オペラ研修所2023年9月30日(土)13:00 東京二期会オペラ劇場ヴェルディ『ドン・カルロ』《新制作》オペラ全5幕(イタリア語5幕版)日本語字幕付き原語(イタリア語)上演〈横須賀公演〉主催:公益財団法人東京二期会作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ よこすか芸術劇場 共催:公益財団法人横須賀芸術文化財団2023年9月30日(土)マチネ(昼) 13時30分開演 ソワレ(夕)17時開演(2回公演)オペラ カルメン(フランス語上演 日本語字幕付)四谷区民ホール(四谷区民センター9階)主催 IAW(アイ・エー・ダブル) CALAF.NET後援 駐日韓国大使館 韓国文化院 駐日スペイン大使館 東京オペラ・プロデュース チケット P席10000円 S席9000円 A席8000円 B席7000円 C席6000円カルメン Carmenソプラノ チョン ウォルソン(田月仙)ドン・ホセ Don Joséテノール 上本訓久(昼13時30分)テノール 青栁素晴(夕17時)エスカミーリョ Escamilloバリトン 今井俊輔ミカエラ Micaëla ソプラノ 城田佐和子(昼13時30分)ソプラノ 倉本絵里(夕17時)フラスキータ Frasquita メルセデス Mercédès白砂智子高階ちひろダンカイロ Dancaïre レメンダード Remendado スニガ Zuniga豊島雅弘野村京右片沼慎アンサンブルムーンライト Ensemble Clair de lune Ensemble moonlight 坂部愛飯塚奈穂薬師寺杏奈アンサンブルムーンライト Ensemble moonlight 釜屋琳太郎田村智仁郎Danseur高田真理子コセフィルオペラバンド指揮・演奏 リーダー: Pf 巨瀬励起浅田結希平井哲夫田澤明子横山二葉 竹内美乃莉演出 三浦安浩振付・演出助手 三浦奈綾照明 矢口雅敏衣裳 坂井田操ヘアメイク 濱野由美子舞台監督 近藤元字幕 升水弘之総監督 太田慎一デザイン 指宿玲子映像 金沢裕司撮影 菊地健志総監督 太田慎一チケットP席10000円 S席9000円A席8000円 B席7000円 C席6000円メールでお申し込み後、ご入金確認し、チケットを郵送いたします。問い合わせ ・予約mail@carmen2023.com☎03-5338-4701 Fax 03-5338-47022023年10月1日(日)14:002023年10月4日(水)19:002023年10月7日(土)14:00 2023年10月9日(月・祝)14:00新国立劇場 修道女アンジェリカ/子どもと魔法2023/10/1(日) 開演:18:00~ (開場 17:20~)マリア・カラスの生涯 -マリア・カラス生誕100年記念東京文化会館小ホール(東京都)森谷真理(ソプラノ)山下裕賀(メゾソプラノ)笛田博昭、宮里直樹(テノール)池内響(バリトン)藤原藍子(ピアノ)、フランコ酒井(司会進行)曲目・演目ベッリーニ『ノルマ』『夢遊病の女』『イル・ピラータ』ドニゼッティ『ランメルモールのルチア』『アンナ・ボレーナ』『ポリウート』ヴェルディ『アイーダ』『椿姫』プッチーニ『トスカ』ほかアリアと重唱2023年10月7日(土)13:00 町田イタリア歌劇団 シモン・ボッカネグラ Bキャスト堀越2023年10月7日(土)14:002023年10月8日(日)14:00東京二期会オペラ劇場ヴェルディ『ドン・カルロ』《新制作》オペラ全5幕(イタリア語5幕版)日本語字幕付き原語(イタリア語)上演 札幌公演 札幌文化芸術劇場hitaru 共催:札幌文化芸術劇場 hitaru(札幌市芸術文化財団)9月30日(土)横須賀・10月7日(土)札幌 10月8日(日)札幌フィリッポII世 妻屋秀和 ジョン ハオドン・カルロ 城 宏憲 樋口達哉ロドリーゴ 清水勇磨 小林啓倫宗教裁判長 菅原浩史 狩野賢一修道士 清水宏樹 畠山 茂エリザベッタ 木下美穂子 竹多倫子エボリ公女 加藤のぞみ 清水華澄テバルド 守谷由香 中野亜維里レルマ伯爵&王室の布告者 児玉和弘 前川健生天よりの声 雨笠佳奈 七澤 結6人の代議士(全日出演)岸本 大 寺西一真 外崎広弥 宮城島 康 宮下嘉彦 目黒知史二期会合唱団管 東京フィル2023年10月7日(土)14:002023年10月8日(日)14:00 藝大オペラ定期第69回モーツァルト:《コシ・ファン・トゥッテ》 K.588大学院音楽研究科オペラ専攻生 他佐藤宏充(Cond)今井伸昭(演出)藝大フィルハーモニア管弦楽団●S席 ¥6,000 ●バルコニー席¥5,0002023年10月8日(日)14:30開演2023年10月9日(月・祝)14:30開演愛の妙薬はなみがわ風の丘HALL高橋洋介 吉田連 又吉秀樹自由席6500円 他2023年10月8日(日)16:00 創立25周年記念 熊川版 新制作『眠れる森の美女』[東京]Bunkamuraオーチャードホール S:¥17,000A:¥13,000B:¥9,000C:¥7,000TBSチケット一般発売:6/11(日) オーロラ姫:日髙世菜デジレ王子:山本雅也カラボス:浅川紫織リラの精:成田紗弥2023年10月9日(月・祝)14:00開演 13:30開場 Kバレエ眠り[東京]BunkamuraオーチャードホールS:¥17,000-A:¥13,000-B:¥9,000-C:¥7,000-TBSチケット一般発売:6/11(日) オーロラ姫:飯島望未デジレ王子:石橋奨也カラボス:日髙世菜リラの精:岩井優花2023年10月11日(水) 16:00開演 終演予定20:15来た、見た、勝った!そして、いつのまにか愛していた。鈴木優人プロデュースBCJオペラシリーズ Vol.3 ヘンデル 歌劇「ジュリオ・チェーザレ」Handel:Giulio Cesare <全3幕>セミ・ステージ形式・イタリア語上演・日本語字幕付東京オペラシティ コンサートホール Tokyo Opera City Concert Hall鈴木優人 Masato Suzuki (指揮・チェンバロ,Conductor and Harpsichord)ティム・ミード Tim Mead (カウンターテナー, Countertenor)森麻季 Maki Mori (ソプラノ, Soprano)バッハ・コレギウム・ジャパン Bach Collegium Japan (管弦楽, Orchestra)マリアンネ・ベアーテ・キーラント Mariaane Beate Kielland (アルト, Alto)加藤宏隆 Hirotaka Kato (バス・バリトン, Bass-Bariton)松井亜希 Aki Matsui (ソプラノ, Soprano)アレクサンダー・チャンス Alexander Chance (カウンターテナー, Countertenor)大西宇宙 Takaoki Onishi (バリトン, Bariton)藤木大地 Daichi Fujiki (カウンターテナー, Countertenor)佐藤美晴 Miharu Sato (演出, Stage Director)チケット① 5月6日(土) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあオンラインチケット WEB② 5月13日(土) 10:00a.m.~発売 一般 TELWEB③ 6月10日(土) 10:00a.m.~発売 学生 TELWEB2023年10月13日(金)18:00東京二期会オペラ劇場ヴェルディ『ドン・カルロ』《新制作》【全5幕イタリア語】東京文化会館大指揮バッティストーニ演出:ロッテ・デ・ベア東京フィルハーモニー交響楽団 配役 10月13日(金)/15日(日) 10月14日(土)フィリッポII世 ジョン ハオ 妻屋秀和ドン・カルロ 樋口達哉 城 宏憲ロドリーゴ 小林啓倫 清水勇磨宗教裁判長 狩野賢一 菅原浩史修道士 畠山 茂 清水宏樹エリザベッタ 竹多倫子 木下美穂子エボリ公女 清水華澄 加藤のぞみテバルド 中野亜維里 守谷由香天よりの声 七澤 結 雨笠佳奈2023年10月14日(土)14:00東京二期会オペラ劇場ヴェルディ『ドン・カルロ』《新制作》【全5幕イタリア語】東京文化会館大指揮バッティストーニ演出:ロッテ・デ・ベア東京フィルハーモニー交響楽団2023年10月14日(土)18:30開演 18:00開場 Kバレエ眠り[東京]BunkamuraオーチャードホールS:¥17,000-A:¥13,000-B:¥9,000-C:¥7,000-TBSチケット一般発売:6/11(日) オーロラ姫:岩井優花デジレ王子:栗山廉カラボス:小林美奈リラの精:戸田梨紗子2023年10月14日(土)14:00開演(13:15開場)東響●川崎定期演奏会 第93回ミューザ川崎シンフォニーホール指揮=ジョナサン・ノット ソプラノ=カテジナ・クネジコヴァ メゾソプラノ=ステファニー・イラーニテノール=マグヌス・ヴィギリウスバス=ヤン・マルティニーク合唱=東響コーラス合唱指揮=冨平恭平ドビュッシー/ノット編:交響的組曲 「ペレアスとメリザンド」ヤナーチェク:グラゴル・ミサ(Paul Wingfieldによるユニヴァーサル版)2023年10月14日(土)13時~ 水島正樹リサイタル 六本木ルーテル教会 勝又 康介FBより2023年10月14日(土)17:30開演 水島正樹&竹内利樹デュオコンサート 六本木ルーテル教会 勝又 康介FBより2023年10月15日(日)14:00開演(13:15開場)東響 第715回 定期演奏会サントリーホール指揮=ジョナサン・ノット ソプラノ=カテジナ・クネジコヴァ メゾソプラノ=ステファニー・イラーニテノール=マグヌス・ヴィギリウスバス=ヤン・マルティニーク合唱=東響コーラス合唱指揮=冨平恭平ドビュッシー/ノット編:交響的組曲 「ペレアスとメリザンド」ヤナーチェク:グラゴル・ミサ(Paul Wingfieldによるユニヴァーサル版)2023年10月15日(日)13:00開演 12:30開場 Kバレエ眠り[東京]BunkamuraオーチャードホールS:¥17,000-A:¥13,000-B:¥9,000-C:¥7,000-TBSチケット一般発売:6/11(日)オーロラ姫:成田紗弥デジレ王子:堀内將平カラボス:浅川紫織リラの精:小林美奈2023年10月14日(土) 開演 6:00pm [ 開場 5:00pm ]N響 第1992回 定期公演 Aプログラム NHKホール ブルックナー交響曲 第5番 変ロ長調 指揮ヘルベルト・ブロムシュテット2023年10月15日(日)14:00東京二期会オペラ劇場ヴェルディ『ドン・カルロ』《新制作》【全5幕イタリア語】東京文化会館大指揮バッティストーニ演出:ロッテ・デ・ベア東京フィルハーモニー交響楽団2023年10月16日(月)~22日(日)TOKYO ATP 500 RAKUTEN JAPAN OPEN TENNIS CHAMPIONSHIPS 2023年10/20(金)19:00 NNTT『ドン・キホーテ』キトリ:米沢 唯 バジル:速水渉悟2023年10/21(土)13:00 NNTT『ドン・キホーテ』柴山紗帆 井澤 駿 2023年10/21(土)18:30 NNTT『ドン・キホーテ』木村優里 渡邊峻郁2023年10/22(日)13:00 NNTT『ドン・キホーテ』池田理沙子 福岡雄大2023年10/22(日)18:30 NNTT『ドン・キホーテ』小野絢子 中家正博2023年10/24(火)13:00 貸切 NNTT『ドン・キホーテ』柴山紗帆 井澤 駿2023年10月24日(火)~10月29日(日)創立25周年記念 熊川版 新制作『眠れる森の美女』 東京文化会館 大ホール2023年10月24日(火)14:00開演 13:30開場 熊川版 新制作『眠れる森の美女』東京文化会館 大ホール S:¥17,000-A:¥13,000-B:¥9,000-C:¥7,000-D:¥5,000-TBSチケット一般発売6/11(日) オーロラ姫:飯島望未デジレ王子:石橋奨也カラボス:日髙世菜リラの精:岩井優花2023年10月24日(火) 19:00開演 開場 18:20 終演予定 21:00五島記念文化賞 オペラ新人賞研修成果発表 大西宇宙 バリトン・リサイタル会場東京文化会館 小ホール Tokyo Bunka Kaikan Recital Hall出演大西宇宙 Takaoki Onishi (バリトン, Bariton)ブライアン・ジーガー Brian Zeger (ピアノ, Piano) JAPAN ARTS10月25日(水)13:3014:00熊川版 新制作『眠れる森の美女』東京文化会館 大ホール オーロラ姫:日髙世菜デジレ王子:山本雅也カラボス:浅川紫織リラの精:成田紗弥2023年10月26日(木)日本音楽コンクール声楽部門【本選】東京オペラシティコンサートホール タケミツメモリアル2023年10月26日(木)13:3014:00熊川版 新制作『眠れる森の美女』東京文化会館 大ホール オーロラ姫:成田紗弥デジレ王子:堀内將平カラボス:浅川紫織リラの精:小林美奈2023年10月26日(木)18:0018:30熊川版 新制作『眠れる森の美女』東京文化会館 大ホールオーロラ姫:飯島望未デジレ王子:石橋奨也カラボス:日髙世菜リラの精:岩井優花2023年10月27日(金)13:3014:00熊川版 新制作『眠れる森の美女』 東京文化会館 大ホールオーロラ姫:日髙世菜デジレ王子:山本雅也カラボス:浅川紫織リラの精:成田紗弥2023年10/27(金)14:00 NNTT『ドン・キホーテ』米沢 唯 速水渉悟2023年10月28日(土曜日)から11月5日(日曜日)第9回 静岡国際オペラコンクール 第1次予選 2023年10月28日(土曜日)から30日(月曜日)第2次予選 2023年11月1日(水曜日)、2日(木曜日)本選 2023年11月5日(日曜日)表彰式 2023年11月5日(日曜日)2023年10月28日(土)11:3012:00熊川版 新制作『眠れる森の美女』東京文化会館 大ホール オーロラ姫:成田紗弥デジレ王子:堀内將平カラボス:浅川紫織リラの精:小林美奈2023年10/28(土)13:00 NNTT『ドン・キホーテ』池田理沙子 福岡雄大2023年10/28(土)18:30 NNTT『ドン・キホーテ』木村優里 渡邊峻郁2023年10月28日(土)16:0016:30熊川版 新制作『眠れる森の美女』東京文化会館 大ホールTBSチケット一般発売6/11(土) オーロラ姫:飯島望未デジレ王子:石橋奨也カラボス:日髙世菜リラの精:岩井優花2023年10月28日(土)15時00分開場 15時30分開演音プラファミリー企画 オペラ『ラ・ボエーム』ユリホール(昭和音楽大学南校5F)神奈川県川崎市麻生区上麻生1-11-1チケット:大人6,000円 学生3,000円ミミ:水上恵理ロドルフォ:藤田卓也マルチェッロ:鶴川勝也ムゼッタ:川越塔子ショナール:上田誠司コッリーネ:田中大揮べノア・アルチンドーロ・語り:立花敏弘パルピニョール:井上元気演出:古川寛泰音楽監督・ピアノ:高島理佐合唱:音プラ☆ファミリー合唱団子供合唱:多摩ファミリーシンガーズ、音プラ☆Jr.コーラス制作:福田恵理、渡邉麻衣、撮影:ムジカライブ フライヤーデザイン:WaS space協賛:株式会社アイテック 株式会社ゲイツオンホールディングス エンターテインメント事業部後援:公益財団法人日本オペラ振興会 藤原歌劇団 一般社団法人 オンプラゾリステン NPO法人しんゆり・芸術のまちづくり2023年10月29日(日)12:3013:00熊川版 新制作『眠れる森の美女』東京文化会館 大ホールTBSチケット一般発売:6/11(日) オーロラ姫:岩井優花デジレ王子:栗山廉カラボス:小林美奈リラの精:戸田梨紗子2023年10/29(日)14:00 NNTT『ドン・キホーテ』小野絢子 中家正博2023年11月2日(木) ボローニャ歌劇場「トスカ」東京文化会館大ホール Mアルバレス、マエストリ2023年11月3日(金祝)ボローニャ歌劇場「ノルマ」東京文化会館大ホール ラモン・ヴァルガス2023年11月4日(土) ボローニャ歌劇場「トスカ」東京文化会館大ホール Mアルバレス、マエストリ2023年11月5日(日) ボローニャ歌劇場「ノルマ」東京文化会館大ホール ラモン・ヴァルガス2023年11月5日(日曜日)第9回 静岡国際オペラコンクール 本選 表彰式2023年11月5日(日曜日)14:00開演蒔田裕也作曲個展&伴奏リサイタル「たじみ音楽でまちづくり市民協議会」主催多治見市・バロー文化ホールプーランクの作品主軸にフランス作品作曲分野:各楽器のために書いた中で人気のある作品ソプラノ野々村 彩乃藝フィルクラリネット奏者の吉本 拓オーボエ石田 正2023年11月7日(火) ボローニャ歌劇場「トスカ」高崎芸術劇場2023年11月11日(土)ボローニャ歌劇場「ノルマ」滋賀県立芸術劇場2023年11月11日(土)日生劇場オペラ『マクベス』ヴェルディ指揮:沼尻竜典演出:粟國淳読響マクベス:今井 俊輔マクベス夫人:田崎 尚美バンクォー:伊藤貴之マクダフ:宮里直樹マルコム:村上公太侍女:森季子マクベス従者/医師/刺客/伝令(4役):後藤春馬/金子慧一※1日2役ずつ、交互に出演更新2022/07/152023年11月12日(日)日生劇場オペラ『マクベス』ヴェルディ指揮:沼尻竜典演出:粟國淳読響マクベス:大沼 徹マクベス夫人:岡田 昌子バンクォー:妻屋秀和マクダフ:大槻孝志マルコム:髙畠伸吾侍女:藤井 麻美マクベス従者/医師/刺客/伝令(4役):後藤春馬/金子慧一 ※1日2役ずつ、交互に出演更新2022/07/152023年11月15日(水)19:002023年11月18日(土)14:00 2023年11月21日(火)14:00 2023年11月23日(木・祝)14:00 2023年11月26日(日)14:00新国立劇場シモン・ボッカネグラフロンターリ イリーナ・ルング リッカルド・ザネッラート ルチアーノ・ガンチ シモーネ・アルベルギーニ2023年11月19日(日)1st Open 13:30 Start 14:30(途中休憩あり・16:30終演予定)2nd Open 17:30 Start 18:30杉浦 奎介 Keisuke Sugiura❗️✨ソロライブ✨ tw本人アカで第一報杉浦奎介 6th.Solo Live「myself」ミュージカル俳優と並行し歌手としても活動する杉浦奎介が、6度目のソロライブを今年は初のJZ Brat で開催!今年よりボーカルグループ活動も始め、歌手としてのフィールドも広げつつある杉浦奎介の、ありのままの「自分自身=myself」を現したライブご予約に関しまして本公演は先行予約でのお申し込みのお客様が最優先▼ 先行予約受付:8月05日(土)~8月13日(日)▼ 一般予約(JZ Brat Tel & Web)受付:8月21日(月)14:00~Members 杉浦奎介(vo)柳川瑞季(p)廣 政志(per)and more…Show Time 1st Open 13:30 Start 14:30(途中休憩あり・16:30終演予定)2nd Open 17:30 Start 18:30(途中休憩あり・20:30終演予定)Live System 入替制予約¥6,000 当日¥6,5002023年11月23日(木・祝)開演 14:00 開場 13:30ARTS MIX 第2回公演宮地江奈×藤井麻美デュオ・リサイタル音楽の友ホール 新宿区神楽坂6-30【チケット】 前売り:4,000円 当日:4,500円【お問い合わせ】(株)オフィスマキナ info@office-makina.com演奏曲目ラフマニノフ:ここは素晴らしい場所R.シュトラウス:オペラ『ばらの騎士』第二幕より“けだかくも美しき花嫁に”ファリャ:ムルシア地方のセギディーリャほか(※変更する場合もございます)出演:宮地江奈(ソプラノ)藤井麻美(メゾ・ソプラノ)ピアノ:高橋健介2023年11月23日(祝・木)14時開演オペラ「禅」~ZEN~version2.0オペラ禅2023金沢歌劇座思想家鈴木大拙の半生を描いたオペラを、新たにヴァージョンアップして上演作 曲:渡辺俊幸台 本:松田章一 台本翻訳:家田淳指 揮:ミヒャエル・バルケ 演 出:三浦安浩 管 弦 楽:オーケストラ・アンサンブル金沢合 唱:金沢オペラ合唱団■キャスト鈴木大拙:伊藤達人 ビアトリス:コロンえりか西田幾多郎:宮本益光 エマ:谷口睦美釈宗演:高橋洋介 乃木希典:黒田博マッカーサー:町秀和 くみ:石川公美娼婦:木村綾子将校A:野村京右 / 将校B:工藤翔陽 / 将校C:藤本慶ダンサー:アリエル・ロドリゲス/ 徳山琉一/ 吉光美緒/ 渡辺有咲/ 佐藤小秋/ 久住 萌助演■料金(全席指定・税込み)SS席:12,000円/S席:10,000円/A席:7,500円/B席:5,000円U22席:1,000円(A・B席から)/車椅子席10,000円【親子チケット】大人1枚+高校生以下1枚:5,000円(A・B席より)【U22】22歳以下の方対象 1,000円(A・B席)※U22チケット及び親子チケットは石川県立音楽堂チケットボックス・金沢芸術創造財団事務局のみの取扱い(要年齢証明書)●石川県立音楽堂チケットボックス TEL. 076-232-8632(窓口9:00-19:00 電話10:00-18:00)●金沢歌劇座 (9:00~17:00) TEL. 076-232-8632●公益財団法人金沢芸術創造財団 TEL.076-223-9898(平日9:00-17:00)●チケットぴあ(Pコード 244-320 )●ローソンチケット(Lコード 54264 )●セブンチケット■問合せ金沢芸術創造財団 076-223-9898石川県音楽文化振興事業団 076-232-01712023年11月23日(木・祝)17:00 東京二期会オペラ劇場≫ NISSAY OPERA 2023提携ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ作曲『午後の曳航』《2005年改訂ドイツ語版日本初演・新制作》【オペラ全2部 日本語字幕付原語(ドイツ語)上演】日生劇場 指揮アレホ・ペレス/演出宮本亞門新日本フィル配役 11月23日(木・祝)/25日(土) 11月24日(金)/26日(日)黒田房子 林 正子 北原瑠美登/3号 山本耕平 新堂由暁塚崎竜二 与那城 敬 小森輝彦1号 友清 崇 加耒 徹2号 久保法之※ 眞弓創一※4号 菅原洋平 髙田智士5号 北川辰彦 水島正樹船乗り見習いの声 市川浩平 河野大樹2023年11月24日(金)14:00 東京二期会オペラ劇場≫ NISSAY OPERA 2023提携ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ作曲『午後の曳航』《2005年改訂ドイツ語版日本初演・新制作》【オペラ全2部 日本語字幕付原語(ドイツ語)上演】日生劇場 指揮アレホ・ペレス/演出宮本亞門新日本フィル2023年11月25日(土)かっぱ橋歌劇団ロッシーニ作曲「湖上の美人」ピアノ&弦楽伴奏 ダブルキャスト 原語上演 字幕付き セミ・ステージ形式 台東区立旧東京音楽学校奏楽堂 指揮:高野秀峰 演出・舞台監督:舘亜里沙 照明:たきざわ勝彦 字幕:桑原理一郎 ヘア・メーク:鳳瀧妃麗 ウベルト:岡坂弘毅 中井亮一 エレナ:刈田亨子 正岡美津子 ロドリーゴ:及川尚志 宗像成弥 マルコム:齋実希子 中川 美智子 ダグラス:上田誠司 追分基 アルビーナ:臼井志保子 堀内晃子 セラーノ:坪内清 須藤章太(組分け未定) Vn1 勝部弓理子 Vn2(調整中)Vl西村葉子Vc (調整中)Pf土屋麻美 伊藤 郁馬2023年11月25日(土)14:00 東京二期会オペラ劇場≫ NISSAY OPERA 2023提携ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ作曲『午後の曳航』《2005年改訂ドイツ語版日本初演・新制作オペラ全2部 日本語字幕付原語(ドイツ語)上演】日生劇場 指揮:アレホ・ペレス演出宮本亞門新日本フィル2023年11月26日(日)14:00 藤沢市民オペラ ロッシーニ作曲『オテッロ』(演奏会形式)園田隆一郎 【オテッロ】宮里直樹【デズデーモナ】砂川涼子【エルミーロ】妻屋秀和【ロドリーゴ】小堀勇介【イアーゴ】山本康寛【エミーリア】中島郁子【ルーチョ/ゴンドラ漕ぎ】石井基幾【総督】平尾啓 合唱指揮:浅野深雪 藤沢市民交響楽団 藤沢市合唱連盟 副指揮:松川智哉/柴田慎平2023年11月26日(日)13時開演 小田原オペラ公演《魔弾の射手》南足柄市文化会館 2023年11月26日(日)14:00 東京二期会オペラ劇場≫ NISSAY OPERA 2023提携ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ作曲『午後の曳航』《2005年改訂ドイツ語版日本初演・新制作》【オペラ全2部 日本語字幕付原語(ドイツ語)上演】日生劇場 指揮アレホ・ペレス演出宮本亞門新日本フィル2023年11月30日(木)19:00 東京シティ・フィル2023年度定期演奏会第365回「トスカ」演奏会形式 指揮:高関健トスカ:木下美穂子カヴァラドッシ小原啓楼スカルピア上江隼人アンジェロッティ妻屋秀和シャルローネ&看守大塚博章スポレッタ高柳圭堂守晴雅彦東京シティフィルコーア2023年12月3日14時半開演 宮下 嘉彦 高橋 梢ジョイントコンサート ソフィアザールサロン駒込2023年12月08日 (金)15:00 開演 ( 開場 14:30 )TRAGIC TRILOGYトラジック・トリロジー Ⅲ 「蝶々夫人」主な登場人物に焦点を絞り 名作オペラの核心に迫るHakuju Hall 青木エマ(蝶々夫人) 城宏憲(ピンカートン) 大西宇宙(シャープレス)特別出演:山下裕賀(スズキ)園田隆一郎(音楽監督 / ピアノ)田尾下哲(演出 / 脚本)横山希(稽古ピアノ)G.プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」全3幕チケット2023年07月15日販売開始全席指定:7,000円(税込)※演出の都合上、最前列はC列。Hakuju Hall チケットセンター 03-5478-8700問い合わせHakuju Hall チケットセンター 03-5478-87002023/12/8(金)開場: 18:20 / 開始: 19:00 / 終了: 21:00「わ」の会コンサート vol.9 Leiden:苦悩調布市文化会館たづくりくすのきホールワーグナー作曲『リエンツィ』第1幕より リエンツィ、アドリアーノ、イレーネの3重唱『リエンツィ』第3幕フィナーレより 『恋愛禁制』第2幕より フリードリヒのアリア『トリスタンとイゾルデ』第1幕・「リエンツィ」1幕第2曲三重唱リエンツィ:片寄純也アドリアーノ:郷家暁子イレーネ:渡邊仁美3幕第10曲フィナーレリエンツィ:片寄純也アドリアーノ:郷家暁子合唱:東京シティ・フィル・コーア・「恋愛禁制」2幕フリードリヒのアリアフリードリヒ: 大沼徹・「トリスタンとイゾルデ」第1幕トリスタン: 濱松孝行イゾルデ: 池田香織ブランゲーネ: 高橋華子クルヴェナール: 友清崇若い船乗りの声: 髙畠伸吾合唱:東京シティ・フィル・コーア指揮:城谷正博ピアノ: 木下志寿子 三澤志保(2台ピアノ)字幕:吉田真2023年12月9日(土) 18:00開演(17:00開場)2023年12月10日(日) 14:00開演(13:00開場)東京二期会・二期会21 プレゼンツ・スペシャルコンサート~上岡敏之×東京二期会プロジェクト I ~モーツァルト「レクイエム」/ ストラヴィンスキー「詩篇交響曲」会場:東京芸術劇場 コンサートホール出演指揮上岡敏之ソプラノ盛田麻央メゾソプラノ富岡明子テノール松原 友バスジョン ハオ二期会合唱団 (合唱指揮:根本卓也)読売日本交響楽団チケット全席指定)一般¥10,000-¥8,000-¥6,000-¥4,000-¥2,000-愛好会先行発売:2023年6月17日(土)~一般発売:2023年7月1日(土)~チケットスペース03-3234-9999 二期会チケットセンター03-3796-1831 (FAX 03-3796-4710) ゲッティ イープラス チケットぴあ ローソンチケット2023年12月16日(土)18:00 N響 指揮:ファビオ・ルイージ ソプラノ:E.スティッキーナ、V.ファルカシュ、三宅理恵 アルト:O.ペトロヴァ、C.モリソン、テノール:M. シャーデ バリトン:L.ストリフ、バス:D.ステフェンス 新国立劇場合唱団、NHK東京児童合唱団 マーラー/交響曲 第8番 変ホ長調 「一千人の交響曲」2023年12月17日(日)14:00 N響 指揮:ファビオ・ルイージ ソプラノ:E.スティッキーナ、V.ファルカシュ、三宅理恵 アルト:O.ペトロヴァ、C.モリソン、テノール:M. シャーデ バリトン:L.ストリフ、バス:D.ステフェンス 新国立劇場合唱団、NHK東京児童合唱団 マーラー/交響曲 第8番 変ホ長調 「一千人の交響曲」2023年12月21日 (木曜日)⋅18:30~19:30 GTシンフォニック・コンサート v高崎芸術劇場沼尻竜典(指揮)砂川涼子、砂田愛梨(ソプラノ)宮里直樹(テノール)髙田智宏、池内響、清水良一(バリトン)妻屋秀和(バス) GTシンフォニック・コンサート・プロフェッショナル・シンガーズ*(合唱)岸本大(合唱指揮)澤村杏太朗(音楽アシスタント)群馬交響楽団 ほかプッチーニ《ジャンニ・スキッキ》から「私のお父さん」(砂川)《トスカ》から「テ・デウム」*《ラ・ボエーム》第1幕後半~第2幕*(全員)ヴェルディ《椿姫》から「乾杯の歌」*(砂田・宮里) 「ああ、そはかの人か~花から花へ」(砂田) 「プロヴァンスの海と陸」(髙田)《イル・トロヴァトーレ》から「アンヴィル・コーラス」* 「見よ、恐ろしい炎を」*(宮里)《ドン・カルロ》から「ひとり寂しく眠ろう」(妻屋)《アイーダ》から「凱旋行進曲」*【料金(税込)】全席指定S席 5,000円(U-25:2,500円)A席 4,000円(U-25:2,000円)B席 3,000円(U-25:1,500円)2023年12月24日午後オペラ20242024年1月24日(水)11:00~12:00(10:30開場)上野 de クラシック Vol.90 井出壮志朗(バリトン)東京音楽コンクール入賞者によるクラシックコンサート会場東京文化会館 小ホール出演バリトン:井出壮志朗 *第17回東京音楽コンクール声楽部門第3位ピアノ:清水綾中田喜直:木兎グノー:オペラ『ファウスト』より 「この土地を去る前に」チケット料金(税込) 指定1,100円発売日2023年10月7日(土)お申込み東京文化会館チケットサービス2024年1月24日(水)開場13:30/開演14:00今井俊輔バリトンリサイタル2024 in Hakuju Hall出演:今井俊輔、濱野基行(ピアノ)チケット(全席指定/税込):前売6,000円、当日6,500円チケット一般発売:2023年7月3日(月)10:00~2024年1月27日(土)・28日(日)東京上野 2月3日(土)日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール 藤原歌劇団公演C.グノー作曲「ファウスト」オペラ全5幕ニュープロダクション(新制作)指揮:阿部 加奈子 演出:ダヴィデ・ガラッティーニ・ライモンディファウスト 笛田 博昭 澤﨑 一了メフィストフェレス 調整中 伊藤 貴之マルグリート 砂川 涼子 迫田 美帆ヴァランタン 岡 昭宏 井出 壮志朗ジーベル 向野 由美子 但馬 由香ヴァグネル 大槻 聡之介 高橋 宏典マルト 山川 真奈 北薗 彩佳藤原歌劇団合唱東京フィルハーモニー交響楽団(東京)/調整中(愛知)主催:公益財団法人日本オペラ振興会2024年2月10日(土)・11日(日)・12日(月祝)日本オペラ協会公演 日本オペラシリーズNo.86倉本 聰 原作/渡辺俊幸 作曲/吉田雄生 オペラ脚本「ニングル」新作初演・ニュープロダクションめぐろパーシモンホール指揮:田中 祐子 演出:岩田 達宗勇太 須藤 慎吾 村松 恒矢才三 海道 弘昭 渡辺 康ミクリ 別府 美沙子 相樂 和子スカンポ 中桐 かなえ 井上 華那光介 杉尾 真吾 和下田 大典信次 黄木 透 勝又 康介民吉 久保田 真澄 泉 良平かつら 佐藤 美枝子 光岡 暁恵ニングルの長 江原 啓之 山田 大智かや 丸尾 有香 長島 由佳日本オペラ協会合唱団東京フィルハーモニー交響楽団主催:公益財団法人日本オペラ振興会共催:めぐろパーシモンホール2024年2月8日(木)パリ・オペラ座バレエ日本公演 「白鳥の湖」振付:ヌレエフ2024年2月9日(金)パリ・オペラ座バレエ日本公演 「白鳥の湖」振付:ヌレエフ2024年2月10日(土)※2回公演予定 パリ・オペラ座バレエ日本公演 「白鳥の湖」振付:ヌレエフ2024年2月11日(日)パリ・オペラ座バレエ団2024年日本公演 「白鳥の湖」振付:ヌレエフ会場:東京文化会館(上野)2024年2月16日(金)パリ・オペラ座バレエ日本公演 「マノン」マクミラン2024年2月17日(土)※2回公演予定 パリ・オペラ座バレエ日本公演「マノン」マクミラン2024年2月18日(日)※2回公演予定 パリ・オペラ座バレエ日本公演「マノン」マクミラン会場:東京文化会館(上野)2024年2月19日(月)18時名古屋音楽大学声楽コース公開講座「ヴォーカル・アカデミー2023」【第4回】テノール マキシム・ミロノフ 公開マスタークラス同朋学園名城公園キャンパス・ホール2024/2/21(水)18:00開演2024/2/22(木)14:00開演2024/2/24(土)14:00開演2024/2/25(日)14:00開演ORCHARD PRODUCE 2024鈴木優人&バッハ・コレギウム・ジャパンx千住博 モーツァルト:オペラ≪魔笛≫(新制作・全幕上演)会場:めぐろパーシモンホール 大ホール※原語上演、全2幕、日本語字幕付き演出:飯塚励生美術:千住博映像:ムーチョ村松衣裳:高橋悠介(CFCL)舞台監督:幸泉浩司(アートクリエイション)指揮:鈴木優人タミーノ(テノール):イルカー・アルカユーレックパミーナ(ソプラノ):森麻季ザラストロ(バス):平野和夜の女王(ソプラノ):モルガーヌ・ヘイズパパゲーノ(バリトン):大西宇宙パパゲーナ(ソプラノ):森野美咲管弦楽・合唱:バッハ・コレギウム・ジャパン他主催]Bunkamura/(公財)目黒区芸術文化振興財団チケット料金S¥23,000 A¥18,000 B¥14,000 C¥8,000(税込)MY Bunkamura先行発売2023/10/7(土)先着制一般発売2023/10/21(土)2024年2月28日(水)/29日(木)/3月2日(土)/3日(日)東京二期会オペラ劇場フランス国立ラン歌劇場との提携公演『タンホイザー』指揮:アクセル・コーバー演出:キース・ウォーナー読売日本交響楽団(東京)2024年3月2日(土) 14:00開演2024年3月3日(日) 14:00開演びわ湖ホール プロデュースオペラ R.シュトラウス 作曲 『ばらの騎士』(ドイツ語上演・日本語字幕付)指揮阪哲朗 演出中村敬一元帥夫人(3/2)森谷真理元帥夫人(3/3)田崎尚美オックス男爵(3/2)妻屋秀和オックス男爵(3/3)斉木健詞オクタヴィアン(3/2)八木寿子オクタヴィアン(3/3)山際きみ佳*ファーニナル(3/2)青山貴ファーニナル(3/3)池内響ゾフィー(3/2)石橋栄実ゾフィー(3/3)吉川日奈子マリアンネ船越亜弥*ヴァルツァッキ高橋淳アンニーナ益田早織*警部松森治*元帥夫人の執事島影聖人*ファーニナル家の執事古屋彰久*公証人晴雅彦料理屋の主人山本康寛*テノール歌手清水徹太郎*2024年3月3日(日)15:00~ DOTオペラ 北とぴあ・さくらホール 日本初演作品 #百々あずさ #小埜寺美樹 #鳥木弥生2024年3月23日(土)、24日(日)立川市民オペラ2024「愛の妙薬」2023年5月実施オーディション審査結果※敬称略、受験番号順【ソリスト】アディーナ :21.前川依子、 42.山口佳子ネモリーノ :55.吉田 連、105.工藤翔陽ベルコーレ :19.的場正剛、 88.高橋正尚ドゥルカマーラ:46.小野寺 光、 47.岡野 守ジャンネッタ :81.栗本 萌、103.山邊聖美【CS(コーラスサポート)】ソプラノ:24.山口はる絵、28.清永千裕、48.山﨑わかなアルト:34.藤田沙綾、76.松平 幸、133.中山美希テノール:56.加護友也、109.高橋 大、122.釜屋琳太郎、123.松田 健、127.荒木俊雅バス:14.森川友也、43.正木剛徳2024年5月25日(土)/26日(日) 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場≫ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル作曲『デイダミア』《新制作》【オペラ全3幕 日本語字幕付原語(イタリア語)上演】指揮:鈴木秀美/演出:中村 蓉ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウめぐろパーシモンホール 大ホール2024年6月 ロイヤルオペラジャパンツアー リゴレット トゥーランドットJune 2024The Royal Opera Japan tourBunka Kaikan TheatreNHK Hall in TokyoKanagawa Kenmin Hall in YokohamaAntonio PappanoOliver Mears’s production of Verdi’s Rigoletto Andrei Șerban’s staging of Puccini’s Turandot英国ロイヤル・オペラ 2024年日本公演 指揮:アントニオ・パッパーノG.ヴェルディ「リゴレット」演出:オリヴァー・ミアーズ2024年6月22日(土)、25日(火)会場:神奈川県民ホール6月28日(金)、30日(日)会場:NHKホールリゴレット:カルロス・アルヴァレスジルダ:ネイディーン・シエラマントヴァ公爵:ハヴィエル・カマレナ***G.プッチーニ「トゥーランドット」演出:アンドレイ・セルバン2024年6月23日(日)、26日(水)、29日(土)、7月2日(火)会場:東京文化会館トゥーランドット:ソンドラ・ラドヴァノフスキーカラフ:ブライアン・ジャッジリュ―:マサバネ・セシリア・ラングワナシャ2024年6月22日(土)・23日(日)アーリドラーテ歌劇団 第10回公演《シチリアの晩鐘(シチリア島の夕べの祈り)》ーバレエ音楽≪四季≫完全版を伴う【東日本初演】~ Teatro Verdi di Tokyo ~演目:ヴェルディ《シチリアの晩鐘(シチリア島の夕べの祈り)》(全5幕・字幕付)会場:新国立劇場 中劇場指揮:山島達夫 演出:木澤譲 振付:石井竜一、能美健志 6/22 6/23エレナ: 大山亜紀子 /中村 真紀アッリーゴ: 村上敏明 /藤田 卓也モンフォルテ:須藤慎吾 /小林 啓倫プロチダ: デニス・ビシュニャ/東原 貞彦ニネッタ: 成田伊美 /米谷 朋子ダニエリ: 所谷直生 /渡辺 正親ベテューヌ: 北川辰彦 /奥秋 大樹ヴァドモン: 高橋雄一郎 /松井永太郎テバルド: 村田耕太郎 /(調整中)ロベルト: 香月健 /室岡 大輝テアトロ・ヴェルディ・トウキョウ・コーラス&オーケストラ井上バレエ団、ダンステアトロ21ほか2024年7月18日(木)/19日(金)/20日(土)/21日(日) 東京二期会オペラ劇場ザクセン州立歌劇場(ゼンパーオーパー・ドレスデン)デンマーク王立歌劇場およびサンフランシスコ歌劇場との共同制作公演ジャコモ・プッチーニ作曲『蝶々夫人』指揮:ダン・エッティンガー/演出:宮本亞門東京フィルハーモニー交響楽団(東京)2024年 9月28日(土)9月29日(日)(9月26日・27日GP予定)調布市民オペラ第27回公演プッチーニ 歌劇「トゥーランドット」全3幕原語上演会場 調布市グリーンホール大ホール主催 NPO法人調布市民オペラ振興会提携 公財)調布市文化・コミュニティー振興財団指揮 村上寿昭 ・演出 久恒秀典管弦楽 桐朋学園オーケストラ 合唱 調布市民オペラ合唱団 2024年 11月9日(土)・10日(日)上演予定NISSAY OPERA 2024オペラ『連隊の娘』全2幕(フランス語上演)新制作日生劇場作曲:ドニゼッティ台本ジュール=アンリ・ヴェルノワ・ド・サン=ジョルジュ、ジャン=フランソワ・バイヤール指揮:原田 慶太楼 演出:粟國 淳(日生劇場芸術参与)管弦楽:読売日本交響楽団 合唱:C.ヴィレッジシンガーズ【キャスト】 11月9日(土)/11月10日(日)マリー:砂田 愛梨/熊木 夕茉トニオ:糸賀 修平/小堀 勇介ベルケンフィールト侯爵夫人:金澤 桃子/鳥木 弥生シュルピス:山田 大智/町 英和オルテンシウス:加藤 宏隆/森 翔梧主催・企画・制作:公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]2024年11月下旬 上演予定藤原歌劇団・NISSAY OPERA 2024 公演オペラ『ピーア・デ・トロメイ』全4幕(原語[イタリア語]上演・日本語字幕付)日生劇場作曲:ドニゼッティ 台本:サルヴァトーレ・カンマラーノ主催: 公益財団法人日本オペラ振興会 2024年(令和6年)12月7日・8日・14日・15日:4公演実施 第25回藤沢市民オペラ『魔笛』《予定》****情報ありがとうございます。*システム上の都合でお名前の旧字体が使用できない場合がございます。ご容赦いただきたくお願いいたします。【ご注意】本頁は個人的メモとなります。公演情報は変更となる場合がありますので必ず各公式サイトを参照ください。日々更新中!中止延期【振替日程】生配信完売
2023年09月05日
写真左からショナール:仲田尋一さん、マルチェッロ:高橋洋介さん、ロドルフォ:伊藤達人さん、コッリーネ:湯浅貴斗さんPhoto AlbumPhoto: ©Shevaibra, courtesy of the artistOpera Novella オペラ・ノヴェッラG. プッチーニ作曲歌劇「ラ・ボエーム」日本語字幕付きイタリア語原語上演2023年9月3日(日)開演14:00 (開場13:00)ハーモニーホール座間・大ホール 指揮:瀬山智博演出:古川寛泰ミミ:佐田山千恵ロドルフォ:伊藤達人ムゼッタ:斉藤園子マルチェッロ:高橋洋介ショナール:仲田尋一コッリーネ:湯浅貴斗ベノア/アルチンドーロ:志村文彦パルピニョール:東原佑弥プラム売り:松田健軍曹:星田裕治税関士:片沼慎演奏:テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ合唱:ハーモニーホール座間オペラワークショップ(一般/ジュニア)参加者ムゼッタアンダースタディ:山口はる絵副指揮:柴田慎平演出助手:喜田健司音楽スタッフ:松岡なぎさ装置プラン:鈴木俊朗照明プラン:望月太介音響プラン:関口嘉顕舞台監督:徳山弘毅照明:A・S・G音響:T・H・Mヘアメイク:田中尚美(メイクアップスタジオ・イマアジュ)衣裳:オペラ・ノヴェッラ字幕製作:古川寛泰字幕:アルゴン社【主催】公益財団法人座間市スポーツ・文化振興財団【後援】座間市/座間市教育委員会【制作】オペラ・ノヴェッラ【助成】(一財)地域創造※13:30より演出家によるプレトークイベント実施***Opera Novella ラ・ボエームすばらしかったです。演出家で主催者の古川さんのPucciniの意図通り上演したいというこだわりがすごくて、全て楽譜とト書きどおり。出演者のオペラ歌手も役の設定に近い年齢若々しく弾けていて情熱的でまさに青春群像劇でした。オーケストラもすばらしい演奏指揮者はほぼ概ねゆっくりテンポでじっくり歌わせました。照明が秀逸でした。屋根裏部屋 雪の夜 など雰囲気がありました。歌手では皆さますばらしいのですが特に本作ロール・デビューの伊藤達人さんが次元の違うすばらしいRodolfoユーゲントリッヒャーヘルデンテノール(リリコ・スピント)の輝かしくも圧倒的な声でロドルフォを熱唱。全ての歌唱シーンで度肝を抜きました。すごかったです。ロドルフォにはパワーが必要なので誠に感動しました。演技的にも繊細にロドルフォの感情の劇的な移り変わりを演じていました。そして相棒のマルチェッロを演じた高橋洋介さんがまたすごいお声。カヴァリエ・バリトン/ドラマチック・バリトンの重く巨大な声で圧倒的。ややもすると通常オケに埋もれて聴こえないこともあるマルチェッロの歌唱部分が全部クリアーに聴こえました。とにかく熱い男でした!ご本人にうかがったところ、やはりロール・デビューとのこと。「マルチェッロ役、重唱などは歌ったことはもちろんありましたが、ロールデビューでした!マエストロの緩急の効いた音楽も素晴らしく、とても幸せな時間でした。」とのことでした。コメントありがとうございます。ミミ佐田山さんはノーブルな落ち着いた美声のリリコ/リリコスピントソプラノでやはりすばらしかった。弱く見えて実は芯の強い女性ミミを表現し紆余曲折しながらも最後に愛する人の腕に抱かれて亡くなり、涙を誘いました。ムゼッタの斉藤さんは役に合っていてコケティッシュで魅力的。破天荒で大胆に見えながら実は繊細なガラスの心を持っていてマルチェッロの包容力が必要というのが完璧に描かれていました。2幕から3幕 4幕と変容し成長していくムゼッタを表現していました。哲学者コッリーネがまたすばらしいお声で、バスバリトンということですが低音域が重く充実した美声でよかったです。ショナール仲田さんはショナールのおちゃらけキャラをよく表現していました。声はリリック/カヴァリエバリトンでしょうか。美声で重みもありました。***La Bohème Composer : Giacomo PucciniFACH※複数の資料を参照Mimi Fach : lyric soprano / Hochdramatischer Sopran Arias :Mi chiamano Mimi, Donde lieta usciRodolfo Fach : lyric tenor / Spinto Tenor Arias : Che gelida maninaMarcello Fach : lyric baritone / Kavalierbariton / Lyric Baritone (aka Kavalierbariton)Musetta Fach : lyric soprano / Lyric Coloratura Soprano / Lyric Soprano(also sung by Soubrette) Arias : Quando m'en vo'Colline Fach : lyric bass / Basso Buffo / Spielbass (aka bass buffo, comic bass) Arias : Vecchia zimarraSchaunard Fach : lyric baritoneParpignol Fach : buffo tenorBenoît Fach : buffo bassAlcindoro Fach : buffo bass*** 開演前に演出家のプレトークがあった。この団体では毎回おなじみなのだが、今回も大事な話があった。概要は後述するとして、ここで演出家は観客にあるお願いをした。 「アリアで拍手をしないでください。拍手は幕が下りてからにしてください。」 イタリア・オペラではアリアのあとに拍手をするのが慣例になっていて、幕間のみの拍手の習慣はWagnerなど、特定のオペラに限られてきた。 Pucciniの音楽の意図を壊さないために、ドラマを途中で断ち切らないためにそれは必要なのだと言う。 海外だとやんやの喝さい、もしくはブーイングがここで起こっただろうが日本のお客さんは素直ですw***序曲はなくすぐに幕が開く。Pucciniはここに若い頃に書いた作品を転用している。セットは黒いカーテンで左右が仕切られ、わざと狭く見せて屋根裏部屋が表現されている。かみての上方の狭い天窓から明かりが差し込む。正面しもてがわに階段に続く入り口のドアがあるマルチェッロはかみてがわロドルフォは中央ややしもてがわにいるマルチェッロ:Questo Mar Rosso - mi ammollisce e assideraこの(絵画)「紅海」に浸かって凍えちまったみたい(な寒さ)だマルチェッロはイーゼルの前に立って絵画を描いているロドルフォは寒いので毛布をすっぽりかぶっている何してる?ロドルフォ:Nei cieli bigi guardo fumar dai mille comignoli Parigiパリの煙突の煙だけはしこたま拝めるというに…ロドルフォはストーブが仕事してないと比喩でユーモラスに文句を言う二人とも寒くて凍えている悲壮な現実を文学的にユーモアや比喩で表現し、強がっている。ロドルフォ:L'amore è un caminetto che sciupa troppo愛とは燃え尽きた暖炉のようなものだなマルチェッロ:椅子を燃やすか?ロドルフォはアイディアがひらめく。ロドルフォ:Eureka(そうだ!)(アルキメデスが体積を測る方法を発見した時に叫んだとされる言葉)自分の書いた戯曲の紙を燃やすのだ。ロドルフォ:L'idea vampi in fiammaロドルフォは芝居がかって言う。ロドルフォ:E Roma in periglioローマ帝国(古代ローマ)が危機に瀕しているならば犠牲もやむをえまい!マルチェッロ:ありがたいな紙を引き裂いてストーブにくべるストーブから明るい光が漏れ、二人の顔を照らすコッリーネが帰ってくるコッリーネ:Già dell'Apocalisse appariscono i segni.すでに世界は終末を迎えようとしておるぞコッリーネは髭面ストーブの前のロドルフォを追い出す火が消えそうになってロドルフォの台本をまた燃やすことにマルチェッロが音楽に合わせて引き裂くマルチェッロ:Là c'eran baci!キス・シーンだったのかな。二人Abbasso, abbasso l'autoreへぼ作家を降板させろ!そこにショナールが帰ってくる青年二人に荷物を運ばせ、駄賃をやる。ショナール:Risponde: «Incominciamショナールのオウムを殺した話に誰も興味がなくテーブルに新聞をテーブルクロス代わりに広げる。食べようとするが…ショナールがクリスマスだから食事は外でと食べ物を回収するロドルフォは素直に食べ物を袋に戻すのを手伝う出かけようとするところにノック大家のベノアだ。3か月分の家賃を取りに来た。一言だけ…というので仕方なく中に入れるマルチェッロは椅子をすすめ、座らせ酒をつぐ。Alla sua salute!カンパ~イ!Via di qua!さっさと出てけ!マルチェッロの機転でうまくベノアを撃退した4人は出かけることにするがロドルフォだけは原稿を書くため残るという3人が出かける遠慮がちなノックの音誰?ミミがろうそく立てを持って火をもらいに来るロドルフォは火をつけてあげるがいったん出ていったミミは鍵を無くしたと言って戻ってくる意図的にミミはろうそくを消しロドルフォもあわてて自分のを消すまっくらだ照明さんさすがです!月明かりにしか見えない。探してますか探してますよロドルフォは急いで鍵を拾い自分のポケットに入れるロドルフォは床に置いたミミの手を握るあっ!Che gelida maninaロドルフォの声は光の奔流のようです。いやもうアリアだけでなくてすべてがそうなんです。歌い出すたびに宝石がばらまかれるようだ。Ma il furto non m'accora,poiché vi ha preso stanzala dolce speranza!そしてla dolce speranza!で最高音High C(ツェー)!もちろん客は拍手をしない。話を聞いていなかったと思われる客が一人、拍手をしかけるがすぐにやめる。Mi chiamano Mimì ノーブルで落ち着いたミミにぴったりの声。ミミのこのアリアは、陽気で開放的なロドルフォのアリアと異なり、病気で弱っているミミの抑制された表現の中で最初歌い始める。感情が高ぶって微かな希望を持って最後は絶唱となるというとても玄人向けのアリアなのだ。アリアの中でのこのコントラストが重要だ。 ミミはいつも見かける同じアパルトマンの住人、ロドルフォがひとりになるのを待っていた。火をもらうというのは口実で実はお近づきになりたかった。ロドルフォはそれをすばやく察知して鍵を隠したのだ。 仲間が下から声をかける三人:Momus, Momus, Momus, il poeta trovò la poesia.ロドルフォ:O soave fanciullaミミに口づけするロドルフォミミはついと下がってだめよあなたがたとご一緒したいわ外は寒いのに?あなたにくっついているわロドルフォは芝居がかって紳士のようにミミに腕を差し出すロドルフォ:Dammi il braccio, mia piccinaこちらにお手をどうぞ、お嬢さん二人は扉から出て行き、Amor!最後の音、ロドルフォは楽譜どおりでHigh Cには上げない。これはもちろん予想の範囲内。二人が去った後の月明かりに照らされた舞台を見せるのも美しい。第2幕QUADRO SECONDOカフェモミュス黒い幕が取り払われ、階段で上がるようになっている高台。大きなセットをこれだけで固定されている。1幕ではうまく隠されていて見えなかったのだ。舞台に高低差を作るのは効果的だ。人の行き交う流れが見える。物売りは松田健さん他が演じている。加護さんはギャルソン(ウェイター)星田さんの姿も。このシーンにはプロの歌手の多くの「トラ」が出演している。 下でショナールがホルンを買っている高台に現れるロドルフォとミミかみてそでに入り、帽子を買いにいくマルチェッロ:Io pur mi sento in vena di gridarマルチェッロはムゼッタに振られた直後で自暴自棄になっている。ナンパしまくる。プラムはいかが?(松田健さん)コッリーネは本を買ってショナールに自慢するロドルフォはミミにすでに嫉妬深い目を向けている。マルチェッロは自分でテーブルを勝手に店の外に運ぶギャルソンが迷惑しているがおかまいなし。ロドルフォはミミを仲間に紹介するロドルフォ:Dal mio cervel sbocciano i cantiかみてがわの仲間たちは承認。パルピニョールが来る。白塗りの道化(アルルカン)のメイクで誰だか顔がわからない!子ども:Vo' la tromba, il cavallin!その間に注文しているミミ達。ミミの注文は La crema (フォームミルク?)(プログラムにはホットミルクだという記載あり)ムゼッタが高台の上に現れる。全身真っ赤なドレス、真っ赤なファーの帽子ムゼッタの服装は派手な赤色でいかにもそういう女というイメージを植え付ける。マルチェッロのショックは半端ない。ムゼッタは階段を降りてきて店の外に、新たにテーブルを運ばせるマルチェッロ:あいつの話は俺にまかせてくれ!マルチェッロ:Il suo nome è Musetta;cognome: Tentazione!ムゼッタはわざと皿を割る。ショナール:La commedia è stupenda!コッリーネ:そうだな。ロドルフォ:あんなことしたら僕は絶対許さないからね。ムゼッタはしもての自分の席で座ったまま歌う。ムゼッタ:Quando men vo私は皆にじろじろ見られるのが(快感だわ)と歌うがムゼッタは強がっている。本当は違う。皆がムゼッタを見ているがマルチェッロだけは振り向かないマルチェッロはついにグラスをテーブルに叩きつけるように置くと立ち上がる。マルチェッロ:Legatemi alla seggiola!オレを椅子に縛り付けてくれ立ち上がると椅子を持ってかみてに移動し、椅子の背に向かって座るそして落ち着かずまた立ち上がってうろうろする。ムゼッタ:Ah! Marcello smaniaマルチェロったら、いらいらしてるわMarcello è vinto!あなたは敗者よ。マルチェッロはもう耐えきれず、「俺、帰るから」と仲間に告げて一人去ろうとする。その瞬間ムゼッタが叫ぶ。ムゼッタ:きゃああ思わずマルチェッロも振り向いてしまう。痛い!どこが?ムゼッタ:足よ!ムゼッタは音楽に合わせてドレスを持ち上げるそぶり(実際には足は見せない)マルチェッロはかみてで仁王立ちマルチェッロ:Gioventù mia, tu non sei mortaすばらしい!アルチンドロは靴を手にしていなくなる。マルチェッロ:Sirena!マルチェッロとムゼッタは抱き合うすぐにウェイターが勘定書きを持って来る客席で鼓笛隊が演奏するマルチェッロは靴を脱いだムゼッタをお姫様だっこ。そのまま階段を上がっていく。高台の上で二人で靴をはいていないムゼッタを肩車する。第2幕了第3幕QUADRO TERZOアンフェール門高台がアンフェール門に変わる。かみてには守衛の詰め所があるしもて側に大きな木。酒場はしもてそでにある設定まだ夜明け前で暗い朝早く、夜明け前から働く庶民の暮らしの描写。さきほどの豪華に飲み食べる世界との対比です。清掃夫たちが来て門を開けろという税関士の片沼慎さんは急がずゆっくり門に向かう牛乳売りの女たちミミが来て酒場を探す軍曹(星田さん)に聞くあそこだよマルチェッロを呼び出すマルチェッロが来るミミか!ミミ:Rodolfo m'amaどうしたらいい?マルチェッロ:Quando s'è come voi non si vive in compagniaそいつはもう無理かもしれないねミミ:そうよねマルチェッロ:あいつが起きたようだ。頼むよ、もう帰ってくれ。ミミは隠れるロドルフォが出てくる。ロドルフォ:ここにいたのかマルチェッロはロドルフォを罵倒するロドルフォはマルチェッロの襟首をつかむが離す。ロドルフォもミミへの不満をぶちまける。マルチェッロ:本心じゃないだろ?ロドルフォ:ああ。Amo Mimì sovra ogni cosa al mondoほんとは…あいつを世界で一番愛してるma ho pauraでも、怖いんだ、Mimì è tanto malataあいつはひどい病気なんだLa povera piccina è condannata!ミミはもう死の宣告を受けているマルチェッロはミミが聞いているのに気が付き、それとなくロドルフォを離そうとするが…ロドルフォ:Mimì di serra è fiore.ミミは温室の花だPovertà l'ha sfiorita貧乏がその花を枯らしてしまったのだper richiamarla in vitaよみがえらせるにはnon basta amore!愛だけでは無理なんだミミ:あたしは死ぬのねミミが咳き込んで出てくるロドルフォ:Che? Mimì!ミミに気が付き近寄るロドルフォムゼッタの笑い声でマルチェッロは居酒屋の方を見るマルチェッロは走っていくミミ:D'onde lieta uscìSe... vuoi... serbarla a ricordo d'amor!もし、よかったら、二人の記念に持っていてください拍手を挟まずすかさずロドルフォが続ける。ロドルフォ:Dunque è proprio finita?2人:Mentre a primavera c'è compagno il sol!ムゼッタが飛び出してきてしもてがわでマルチェッロとものすごい喧嘩をしているかみて側の二人はしっかり抱き合っている春になったら別れましょう…ムゼッタ:Pittore da bottega!看板絵描き!マルチェッロ:Vipera !まむしめ!ムゼッタ:Rospo !マルチェッロ:Strega !しもての花道を走り去るムゼッタマルチェッロは激怒しながら店に戻るロドルフォとミミは抱き合ったままかみてに消える。誰もいない。また雪が降りだした。第3幕了第4幕第1幕と同じ部屋ロドルフォは中央のテーブルで仕事しているマルチェッロはかみてがわで絵を描いている二重唱O Mimì tu più non torniマルチェッロ:Io non so come siaロドルフォ:poich'è morto amor二人はかみてとしもてに離れて重唱するショナールとコッリーネが食材を仕入れて帰ってくるコッリーネ:È un piatto degno di Demostene:デモステネスにふさわしい一皿でございます。un 'aringaニシン(aringa)料理、なーんちゃって(デモステネスは弁論家。弁論=arringa ※音楽之友社の対訳本による説明。)コッリーネ:ギゾー(1787~1874 ※当時の首相。1848年の革命でロンドンに亡命した。)に会ってくるとしよう。踊る4人。ムゼッタが来るミミが…!ロドルフォがミミを連れてくるベッドを運ぶロドルフォ:Ah! mia Mimì, sempre, sempre !ミミ:Buon giorno, Marcello, Schaunard, Collineロドルフォ:Non parlarしゃべっちゃだめだ。ムゼッタは自分のアクセサリーを外してマルチェッロに薬を買うように言うそしてマフを取りに行くというマルチェッロ:Sei buona, o mia Musettaなんていい人なんだ、ムゼッタ…(明らかに2幕で人々から得ていたムゼッタの評判とは変化しています。)コッリーネ:Vecchia zimarra, sentiすばらしい!美声!今後要注目です。コッリーネは自分のお気に入りのコートを売るべく、脱ぐ。ショナールも一緒に出ていく盛り上がる音楽立ち上がってドアの方を見ているロドルフォ振り返るとミミが手を起きて自分を見つめているミミ:Sei il mio amore e tutta la mia vita!あなたに話したかったのあなたは私の全てだって。抱きしめあう二人まだきれい?夜明けのように。そうじゃないわ夕暮れのようにでしょ?ロドルフォは小さく首を振る過去の思い出が走馬灯のようによみがえってくるミミLa mia cuffietta私のボンネットね…!最初に会った日のこと、覚えてる?鍵を探したよねもう見つけてたくせにそれが運命だったのさミミ:あなたはこう言った…Che gelida manina僕に温めさせて…ミミはロドルフォの手を握り引き寄せるロドルフォは泣く。ミミは咳き込んで驚いてショナールが様子を見に来るムゼッタとマルチェッロも戻ってくるムゼッタはミミの手にマフをはめる。マルチェッロはしもてで火を点けて薬を作ろうとしている。ミミは弱弱しくなっていてもう目がよく見えずこれはあなたが?とロドルフォに聞く。ムゼッタ:Sìムゼッタも泣かせます!ロドルフォが泣きじゃくるQui.. amor... sempre con te!ここには愛があるわ あなたと…ずっと一緒よLe mani... al caldo... e... dormireもう手も冷たくない眠るわミミは眠るようにこときれる左手がだらんと垂れるロドルフォは気づかず立ち上がる。音楽がミミの死を告げるムゼッタの祈り聖母様お願いします私は救いには値しない女ですがミミは天使なんです…ロドルフォとムゼッタの会話まだ希望はあるよね?ええ。ショナールは垂れているミミの手を触ってマフに戻すが、ミミが死んでいるのに気づくショナールはミミの死をマルチェッロに伝えるロドルフォがかみてのカーテンを閉め西日を遮る(実際にはカーテンはないが確かにそういう演技をしていた ここは演出家のこだわりか ミミの本名はLucia(=Luce)=光が消えたのだ 実は小澤征爾音楽塾のボエームをご一緒に聴いたときにこの話をしていただいたような気がする …憶測ですが)コッリーネが戻ってきてお金をムゼッタに渡すコッリーネはロドルフォに声をかけるCome va?どうだい?落ち着いてるよ。ロドルフォが自分の周りで凍り付いたように自分を凝視する友人たちにChe vuol direquell'andare e venirequel guardarmi cosìここのロドルフォはパニックになっている リアルです音楽ガーンCoraggio気を確かに!マルチェッロの励ましは音楽で消えてない!さすがMimì~~~~駆け寄るロドルフォMimì~~~~ロドルフォはミミのかたわらで号泣ムゼッタもミミのベッドの横で泣き崩れるほかの男たちも誰一人動かない全幕了お疲れ様でしたすばらしかったです!***追記(9月16日)古川寛泰氏(プロデュース及び演出、字幕制作 写真左)プレ・トーク(抜粋・概要)(※メモを元に記述) オペラ・ノヴェッラ代表、古川です。(このプレトークでは)プログラムにないことを話します。 「ラ・ボエーム」この団体の旗揚げ公演でやっている作品。 この作品の魅力は「革命」です。革命がモチーフとなっている。 (1789年のフランス革命で)「アンシャン・レジーム」(革命以前の政治体制)(が崩壊する。)(恐怖政治の後に現れた)ナポレオンが失脚し、王政復古(1814)となり、市民はないがしろにされる。 このフランスの国旗はフランス革命(1789)でできた。王政復古の時はこの旗は使えなかった。罪になったから。 1830年、七月革命が起きる。この旗を取り戻すのだという革命。「レ・ミゼラブル」(1832年6月5日に勃発する六月暴動)はこの「ラ・ボエーム」の一年後に起きる。(筆者注:ということは原台本によると「ラ・ボエーム」の時代設定は1830年頃と書かれているのだが、厳密には1830~1831年となるということでしょうか。) OperaNovellaを立ち上げたきっかけも「俺が真のオペラをやる」と言って立ち上げた。 14年前。私は27歳。 夢を現実にするため、行動することは、儚くて、輝かしい。 その革命の意識から「青春」というモチーフにつながると私は思っている。 小畑恒夫さんがプログラムに「スカピリアトゥーラ 退廃社会の放浪者たち」記事を書いている。「スカピリアトゥーラ」とは。「縮れ毛の人」という意味で、新しい時代を築く文学運動のこと。 (スカピリアトゥーラ派=イタリアで1860年代から80年代にかけて,王制による新国家体制に幻滅を感じた若い共和主義的作家たちによって,ミラノを中心に展開された前衛文学運動。蓬髪派とも訳される。彼らは既成の価値観を否定し,芸術至上主義を唱え,ボヘミアン的生活を送ったため,スカピリアトゥーラ(〈奇矯なふるまいの人々〉の意)と呼ばれた。From コトバンク) アッリーゴ・ボイトもその一人だった。その運動は世の中に広まらなかった。 私はこの運動は、今の時代の私たちにとっても、すごい生き方だと思う。 自分の理想を掲げることに青春を感じる。 「ラ・ボエーム」は何度も見たことがある、という人はいるでしょうけど、それはプッチーニの「ラ・ボエーム」でしょうか?プッチーニの本当の意図と違うと私は見ている。(ゼッフィレッリのとか…) 本当の「ラ・ボエーム」を見たいと思った方は拍手してください。(拍手) 皆さんにお願いしたいことがある。アリアの後にBravo!がかかるけど、今回、拍手は幕が下りた後にしていただきたい。すみません、私の我がままです。 アリア「冷たき手を」そして「私の名はミミ」そこにフェルマータはありません。 Si(ハイ) と続く。 皆さんとこのホール全体で共感したいんです。楽しいこと、悲しいことでコントラストを味わうためには、拍手はご遠慮いただきたい。 ここは座間ではありません。パリかな?別の空間と思って楽しんでほしい。 1幕が終わった時に歌手がカーテンコールで出てくるのでその時拍手をしてください。 今回ハーモニーホール(が改修に入るため?)ここでの公演はこれで一区切りとなります。 今日皆様にお会いできることに感謝申し上げます。古川寛泰
2023年09月03日
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