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「この石と、あそこの桃の花と、どちらが正しくて、どちらが正しくないのだ?」 唐の都で、空海は逸勢に問う。 逸勢は、空海の問いにとまどいながらも次のように答える。「おまえの質問の意味がよくわからないのだが空海、それはちょっとおかしいのではないか。」「おう。」「この石とあの桃の花と、どちらが正しくてどちらが正しくないかということなど答えられないではないか。」「その通りさ、逸勢。」「あるものが正しくて、あるものが正しくないなぞと言う時、それは天地の理がそう言うているのではない。人がそう言うているのだ。」「うむ。」「あるものを正しい正しくないと区別するというのは、それは人の理ぞ。」 あっ、ちなみに上のような台詞、たぶん空海は言っていません。 夢枕獏著「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」(徳間文庫)」からの引用ですので、夢枕氏の創作です。 ただ、密教の教えは実際にこんな感じみたいです。「笑育の教え」というものがもしあるのなら、こんな感じかなぁ。「できるから正しい、できないから正しくない。」「教師の言うことを聞くから正しい、聞かない子は正しくない」などなど、こういうことは実は違うのではないのかなぁと・・・。 実際、教育現場では、天地の理どころか人の理をさらにこえて、教師の理で子どもたちを判断していることが多いと思います。 それも、その子自身のことを考えた教師の理ではなく、周りの目を気にした教師の理です。 子どものすべてを存在として受け入れる。 「天地の理」で、子どもたちをみれる。・・・そんな教師になるべく人間力を伸ばしていきたいと漠然と夢見ています。
2010年06月27日
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セリーグ阪神。パリーグオリックス。・・・という典型的な関西人であるたわせんとしては、とてもうれしい出来事でした。今日は昼過ぎからケーブルテレビでオリックス観戦。でも、交流戦の優勝だから、胴上げとかしないんですね。期待していたのに、残念!
2010年06月13日
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