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新シーズン、プレミア。始まりから派手だし、人も増え、力が入っているなあと感じますね。スコット・バクラは年を感じさせないアクションですばらしい。暑い場所なので、どうしてもCSIマイアミの初期を思い出してしまいます。あの頃は勢いがあったな。NCISフランチャイズもこの調子なら安泰ですね。移送訓練中の海軍のコンボイが、橋の上にかかったところで爆破事故に巻き込まれる。GPS誘導砲弾、エクスカリバーを運搬中の車両が、川に落ち2名の兵曹が死亡した。爆弾を仕掛けた犯人は、エクスカリバーを盗むために爆弾を仕掛けたようで、ATFからNCISに異動したソーニャは起爆装置を発見する。川岸にタイヤ痕があり、落ちていた菓子の包み紙から3年前に海軍を不名誉除隊したマーク・イエーデン元兵曹の指紋が見つかった。家ー伝は、国外派兵に対して不満を持ち命令に従わず、除隊後は軍や政府を脅していた。イエーデンの携帯を追跡したところ、フレンチ・クォーターにいることがわかり、NCISが追い詰める。しかし、イエーデンは降伏せずに「専政者はかくのごとし」と叫んで自分を撃ってしまう。これはリンカーン大統領を暗殺した、ジョン・ウィルクス・ブースの言葉で、エクスカリバーが大統領暗殺に使われる事も考えられ、プライドは全機関に警戒情報を出す。今のところ、エクスカリバーのGPS装置はオフラインになっており、犯人は電子機器に知識がありそうだ。イエーデンには仲間がいると思われ、入れていたタトゥを調べたところ、モンタナ連合のシンボルと判る。この団体は分離主義で民間武装組織(ミリシア部隊)を作っている。さらに、身体には化学物質によるやけどがみられ、爆薬を作っていたらしい。手からは、クライミング(ボルダリング)で使うホールドの物質が検出され、イエーデンが通っていたジムに向かう。ジムのトレーナー、サラの挙動が不審なため手を調べると、やはりやけどの痕があった。サラは、サウスカロライナの革命組織の一員で、軍事・産業複合体の解体を目指しているという。ソーニャの情報によると、過激で危険なミリシア部隊のメンバーがこの9ヶ月にニューオーリーンズに終結しているという。ATFのアリツァ特別捜査官によると、ネットで活動家を監視していたところ、「ファーザー」こと、ブラント・ブードローに忠誠を誓う者が増えてきたという。彼は現代ミリシア運動の祖とも言われ、武装化を進め、バラバラだった組織をまとめている。NCISはミリシア参加を呼びかけるブードローの動画を分析することにする。ブードローがニューオーリンズに持っている不動産を虱潰しに調べていくと、一件の空き家に女が隠れていた。女はブードローの元妻アナと言い、ブードローが有り金を持ち出してどこかへ行ったという。ブードローの仲間のうち、副官のゼッド・ヘイスティングスが直接的にミリシア隊員を集めているという。プライドは、ATFの偽アカウントを利用して、カンザス出身の活動家として組織に潜入することにする。寂れた酒場でゼッドと接触したプライドは、探りを入れられながらもゼッドに取り入り、通信機を残し秘密基地へ連れ去られる。ブロディとラサールは、残されたタイヤ痕を手がかりに必死にプライドの後を追う。パットンは、ブードローのリクルート映像を分析し、撮影された場所を突き止める。ブードローの秘密基地に連れられたプライドは、他の隊員から、USSイーグルがエクスカリバーのターゲットだという情報を聞き出す。基地では、ブードローにはゼッドしか会えないらしい。ラサールたちが基地を特定して近づくと、プライドはわざとラサールを撃って退却させる。ブロディはその時、プライドが手話で「イーグルが危険」と伝えるのを見て、ターゲットを知る。ミリシア隊員たちは、ゼッドの命令で、基地を襲ってくる突撃部隊に備え配置に就く。プライドはエクスカリバーの在処を探し、ブードローの居所に入る。そこでプライドが見たのは、死んで干からびたブードローの死体だった。ブードローはずっと前に死んでいたようで、仲間に見つかり引き出されたプライドは、ブードローではなくて、誰の命令で動くのかと叫ぶ。ラサールとブロディが基地への侵入ルートを見つけ出し、銃を向けられたプライドを救う。プライドはエクスカリバーを探すが、見つかったエクスカリバーは使えるような状態ではなかった。ゼッドの姿もどこかへ消えた。セバスチャンによると、エクスカリバーから誘導チップが盗まれているという。このチップには、海軍の配置情報、装備の情報など重要な情報が入っており、これを売るつもりだったのだろう。ミリシア隊員たちは、騙されて集められていた事になる。ブードローを撃ち殺した弾は、アナが持っていた銃から発射されたものだった。プライドはバハマ、ナッソーの高級ホテルに滞在しているアナを逮捕する。アナはチップを盗んだのは金のためではないという。購入する相手が誰であれ、政府がテロリストたちに振り回されると、自分たちは勝利に近づくのだという。プライドは離婚で手にした金を元手に、安バーを手に入れる。ソーニャは、ゼッドが闇のサイトにプライドの写真をアップしたのを見つけたという。プライドの首には5万ドルの懸賞金が掛けられていた。ブロディは、匿名の人物から送られた封筒に、双子の妹が高校時代に撮影された写真に自分が細工されているのが入っているのを見つける。ブロディがソーニャに席を譲り、ソーニャが新人いじめにあうのは、NCISの伝統でしょうか。そもそも、単独で仕事をしてきたソーニャは実力はあると思います。それがチームに入るとどうなのか。プライドに説教されてイライラしながら、修行の日々を過ごすのか、あるいは我慢できずに暴走するのか。あまりこぢんまり収まると、面白くないですね。プライドがキッチュなバーを購入した事で、活動の場が広がったのは良かったですね。毎回、豪華なゲストが出てくるのかしら。ドクター・ジョンはニューオーリンズの出身ですね。身軽になったので、プライドの新しい恋があるのかも知れない。指輪は外せなさそうですが。一方、ブロディに怪しい影が忍び寄る?ギター男のビリーは、ブロディに何かしかけてきているのだろうか。あるいは妹の秘密が更に暴かれるとか?プライドの今シーズンの敵はゼッドということになりますね。でも、今更連邦捜査官であることが判っても怖いことはないですよね。今回もそうですが、ミリシア戦士たちが口にしていた、古き良きアメリカを取り戻すというのもまた、大統領選挙を思い出してしまいます。
November 28, 2016
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カレンの次はサムの本筋エピ。今シーズンはキャラクターのストーリーを本気で片付けにかかった感じですね。各人の契約の問題もあるからかな。ぜひ、完結させてほしいものです。もちろん、内通者問題についても。それにしても、先が読める展開だなあ。サムとカレンは、要請を受け、エリトリア西部のサリー大佐の元を訪ねる。サリー大佐は長年、虐殺を行うLRAのカルメを追っており、NCISの情報漏れを気にしつつ、サムにある情報を打ち明ける。カルメが1週間滞在していたキャンプのテント内に、サムの一家の情報を集めたものがあった。ずっと監視していたらしい。NCISはすぐにミシェルやエイデンらを保護し、隠れ家に滞在させるが、問題はカルメがどうやってサムの情報を手に入れたかだ。他の情報機関はNCISの情報漏れを恐れ、非協力的だ。ケンジーとディークスはエルムスリーと連絡を取る。サムはヘティの命令をきかず、このままアフリカに残り、10年間逃げ回っているカルメを追うという。エルムスリーはカルメの情報をNCISに話すことは危険だと言いつつ、借りを返すという。LRAで少年兵をしていたサリームがLAの南スーダン平和団体の職員となっている。サリームはカルメの事をよく知っているという。早速ケンジーとディークスがサリームに話を聞くが、すぐに団体の創設者でCEOのエヴァン・ラベルが現れ、質問は理事会とCIAの確認を取ってからしてくれ、と追い返す。緊急を要するため、ケンジーとディークスはサリームの過去の犯罪歴を持ち出して身柄を拘束する。エリトリアでは、サリー大佐の軍がドローンで撮影したLRAの女性たちの写真をサムたちの前に持ってくる。そこには、ジェイダと兄のタヒアの姿があった。LRAでは女性を性奴隷として拘束しているという話もあったが、サムはタヒアが自分を監視している黒幕だという。この近くにタヒアの農場があり、ジェイダもそこにいるというが、国境を越えるため、サリー大佐らはすぐに出撃することはできない。サムは一人でもジェイダを救い出し、彼女からタヒアの情報源を聞き出し、NCISの内通者を探ると主張する。ケンジーとディークスがサリームから有益な情報が得られないでいると、エルムスリーからすぐに来て欲しいという連絡があった。緊急を要する様子で、家に入ると争った跡があり、エルムスリーの姿はなかった。サムとカレンがタヒアの農場に到着し、見張りを倒してタヒアを拘束する事に成功する。サムはタヒアを拷問して、内通者の名前を吐かそうとするが、タヒアもジェイダの名前を持ちだしてサムを挑発する。エルムスリーの家宅捜索をしているケンジーとディークスの前に、CIAのマーディ捜査官が現れ、エルムスリーが会わせたい人物だと判る。マーディはカルメをずっと追っており、カルメの金銭関係で情報を提供する。アフリカ北東部の多数の銀行に、あるダミー会社から送金が行われており、それがLAの国法銀行と関連があるという。調べると、銀行口座は南スーダン平和団体の名前になっており、カルメと戦っているはずの団体がカルメに資金を流していた。サムの尋問にタヒアは口を割ろうとしない。ヘティはサムとカレンを危険から遠ざけるために、海軍長官に頼み特殊部隊を送って、タヒアを移送するという。タヒアの尋問は国外でも良いではないか。ヘティの手元にはジェイダの生存情報は入ってきていたが、あえてサムには知らせていない。グレンジャーはサムがジェイダを追う理由は単に情報提供者を聞き出すためでなく、ジェイダへの義務感があるという。ヘティは憎まれ者になっても、ジェイダの事は知らせないと答える。ラベルの身元を調べたネルは、実はローランという名の詐欺犯だという。フランスでマフィアと繋がり、金を集めてカルメに情報を流している。カルメは自分を捕まえるために集められた資金を軍事に流用することができ、追っ手の情報も手が入るという訳だ。ローランとカルメがダークネットで繋がっているという事で、サリームが嘘を言っていると気づいたケンジーとディークスは、サリームが少年兵として洗脳され、今もLRAの手先なのではないかと考える。タヒアの農場にサリー大佐の隊が到着し、タヒアを移送するという。サリー大佐は匿名で大使館を通じて送られたジェイダの写真をサムに見せ、100キロ先にいるらしいという。サムはジェイダに会って戻るまで、タヒアの移送を待ってもらうようにいう。ケンジーとディークスは、サリームがローランと同じように、銀行でLRAに送金していた証拠を突きつけ、真相を話せと迫る。サリームは、国で妻子を超すと言われアメリカに来てローランの下で働き始めたと認める。今、ローランはエルムスリーをさらい、事情を聞き出しているというので、隠れ家に向かうと、エルムスリーは拷問され、ローランは銃を突きつけていた。エルムスリーは投降すれば終身刑を免れると、取引を申し出て、ローランはエルムスリーを開放する。しかし、エルムスリーには取引する権限はなかった。ジェイダを追うサムに、カレンは罠ではないかと言うが、サムはジェイダはそんな人間ではないという。2人が兵士に取り囲まれた時に、ジェイダが現れ、兵士たちはLRAではないという。指揮を執るバドリ大佐は南スーダン軍の所属で、ジェイダを兄から救い出してくれたのだという。バドリと婚約しているというジェイダは、10代の頃にバドリに恋をし、アメリカでの3年間で連絡を取り合っていた。スーダンに戻った時、タヒアはサムに復讐するため自分を罠に使ったが、今はバドリとの愛は本物で南スーダン軍が守ってくれるという。タヒアの情報源については知らないという。ジェイダと別れたサムとカレンが農場に戻ると、サリー大佐の隊はカルメの部下に襲われ、タヒアを奪われていた。カルメはずっと監視していたようだ。サムの家族は引き続き保護されることになった。NCIS全員が危険にさらされている。テントにあった写真が撮影された時期から、その1年前に逮捕されたブラウンと同期の者が怪しいのではないかという。ヘティは大使館に匿名の情報を送ったのは、グレンジャーだという。ヘティとグレンジャーが、俺たちはお互いに嘘を付き合っているというのはにやりとさせられました。カレンは父親の事になると暴走しますが、サムもまた、ジェイダ絡みとなると暴走しますね。カレンがブレーキ役になるはずもなく、捜査官を失いたくないというヘティの親心をあっさりと裏切ります。(笑)グレンジャーは男としてサムの気持ちを理解すると言うことかな。サムは多少なりとも、ジェイダがまだ自分に対して気持ちを持っていると思ったのか。あるいは、騙したジェイダへの思いを消せないのか。家族を守るためというのは、言い訳に聞こえますね。(笑)さらにサムがジェイダを追っていかなければ、タヒアは移送されていたはずなので、本来ならサムの責任は重いはず。サリー大佐には迷惑を掛けましたね。もう、みんな自分勝手なんだから。今度はジェイダがサムを助けてくれるのかな。やたら引っ張りましたが、やはり女は強し、ということですね。世界刑事裁判所(GCT)で有罪になったカルメはまだ登場していないですよね。タヒアと共に捕まるのかな。
November 25, 2016
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シーズンフィナーレ。まあ、終わってみれば予想通り、予定調和かな。それが「クローザー」以来続いてきた雰囲気ですものね。これでまだ、シーズン5があるのですから、本当に息の長いシリーズです。続き。プライス牧師はデニスを問い詰め、ついにデニスは教会の移動タコス販売車を使って、ヘロインの売買をしていることを認める。教会の運営は、デニスが裏で稼ぐ金で賄われており、対立する地域のギャングも、元締めがデニスであることから、対立抗争事件が大きくならないのだという。なぜウージーがヘロインの隠し場所にあったのかと聞かれて、自分ならヘロインだけ持ち出して銃を残すはずがない、警察が仕込んだのだという。そもそも、検事たちを殺す必要もなかった。兄が刑務所にいれば、デニスがボスとなり知己を仕切ることができる。ダニエルが神に目覚めたのは予定外だったが、バーンズを保釈させたことで、ブラッドとディアブロは対立せざるを得なくなった。バーンズの事はデニスに任せれば良かったのだ。シャロンは、デニスが至近距離で何発も撃ってバーンズを殺していない事に注目する。兄弟は結局リース以外は殺していない事になるが、ヘロインに関してはデニスは罪を認めた。フリッツはこのままデニスを泳がせ、タコス販売車の動きを監視することにする。週に一度、ヘロインを運んでいるはずだ。シャロンは、タミカ殺害の目撃者の少年に助けを求めようという。収監中のゲイリーが重大犯罪課に呼ばれ、自らを弁護するという。この件で有罪になると終身刑が決まるが、共犯者の名前を言うと言って取引を持ち出す。ゲイリーによると、ラスティに暴力を振るい、動物園で置き去りにしたのは自分ではなく、母親のシャロンだという。暴力を振るった上に男を何度も捨てる。ゲイリーと別れたのも、ラスティを守るためではないと、勝手な言い分を話す。タオが調べたところ、ウージーの製造番号を照会したのは2人だという。一人はラボのフランシーヌだが、報告したのは番号を照会してから5時間経っていた。フランシーヌは昔からヒックマンの言動を知っていて、サイクスに様子を見に行かせたと話す。サイクスは事実を認め、ヒックマンとの会話は全て録音し、書き起こしたと弁明する。もう一人照会したのは、ダニエル・プライスの裁判の20日前で、それはヒックマンだった。ヒックマンはそのことについて、覚えもないと否定し、仮にレイチェルらを殺したとしても、タミカを殺す理由がないという。重大犯罪課は、タミカにレイチェル殺しをばらされそうになり、タミカとエミールを殺したのではないかと追及するが、あくまで強く否定する。最近の事件の時のヒックマンのアリバイはあいまいで、シャロンはヒックマンの妻、シェリーを任意で取り調べることにする。ラスティはゲイリーの話は全て嘘だと言い、シャロン・ベックが何かを計画して首謀することなどできないという。シャロンは、ラスティに面会するように勧める。面会室の会話は全て録画される。ゴールドマンの車から見つかった使い捨て携帯からは、タミカとエミールに通話があったが、過去の犯罪とは無関係だった。シャロンはブッダが逮捕された時に見つかった未使用の使い捨て携帯との関係を調べるように言う。警察を訪れたシェリーに、夫とレイチェルとの関係をどうやって知ったのかと尋ねると、警察内の誰も2人のことを教えてくれなかったという。しかし夫に疑いを持った後は、携帯や職場のメールなども全て調べて証拠を押さえようとしたという。夫は仕事ばかりで、何も証拠は出なかった。いい加減な夫は、PCをログインしたままにしていたという。タコス販売車を監視していたサンチェスとステファニーから、車が戻ったという連絡が入り、特捜部と共に突入するよう命令が下る。倉庫の中に隠された車に麻薬犬が反応し、車内からヘロインが回収された。ラスティと面会したゲイリーは、自分勝手な理由を並べ、3年前に逮捕された時に自分は刑務所に入り、シャロンは更正施設に入ったが、今度はシャロンが刑務所に入る番だという。自分では何もできないシャロンが、ゲイリーを三振法で終身刑にしようとした。ラスティは置き去りにされたおかげで幸せな人生を掴んだと言われ、今度は自分がゲイリーを刑務所に置き去りにする番だと言い残す。重大犯罪課は、シェリーが夫からウージーの場所を聞いており、嫉妬心からレイチェルを殺したというストーリーを立てる。12年前、警察はエミールが自供した場所からウージーを回収できず、タミカは恋人の取引無効を恐れ、刑事に凶器の在処を教えた。刑事はそこでウージーの製造番号を照会したが、提出はしなかった。理由はレイチェルがヒックマンを振ったからで、ヒックマンは検事を追い回した。どうやら、新しい彼を見極めたかったのだろう。しかし、殺しはしない。むしろ、シェリーの方が動機がある。それでも説明できない謎が多々ある。シャロンは、目撃者の少年を警察に呼び、シェリーを見せることにする。タミカを撃ったのは女性だったというからだ。しかし、少年はシェリーではなく、ステファニーを見て彼女が犯人だという。レイチェルの新しい彼は、ボディガードだったエリック・ダン刑事だった。だから、ヒックマンも突き止められなかった。問題の携帯電話にもコーンスターチが付着していたが、ステファニーが2ヶ月前に麻薬捜査で押収した使い捨て携帯の一部だった。サンチェスは、ステファニーが使用していたゴム手袋にコーンスターチが付いている事を指摘する。ステファニーは捜査の先頭に立っていたので、ヘロインを仕込む事は可能だ。次々と指摘され、ステファニーは自分の夫を奪ったレイチェルを憎み、ヒックマンの妻のようにはなりたくなかったと認める。タミカについては、まさか子供を乗せてくるとは思わなかったという。タミカはエミールも自分も、ステファニーを警察に突き出す事ができると言っていたという。万事休すと銃を取り出して自らに引き金を引くが、事前にサンチェスが銃をすり替えて置いて、弾は込められていなかった。ステファニーが逮捕され、目撃者の少年は別人が演じていた事が明らかにされた。ヒックマンは釈放され、サイクスは過去は捨てて前向きに生きるように言う。しかし、ひねくれたヒックマンは上司に報告をしなかった事をいずれ自分の裁判で、サイクスが問い詰められるだろうという。プロベンザとパトリスの結婚式が、市庁舎で市長によって執り行われる。シャロンの頭の中にステファニーの名前が浮かんだのはいつでしょうね。コーンスターチの事をサンチェスが気づいたのは直前でしたが、偽目撃者(偽ヘスス)についてはサンチェスも気づいていたはずなので、だから銃もすり替えて置いた。ということは、ヘロインを押収した時にサンチェスからシャロンに連絡が入ったかな。ステファニーをサンチェスに無理矢理絡めたりしているなとは思っていましたが、関係者の妻が2人とも同僚警官だったというのがミソだったか。コーンスターチがゴム手袋に付いているのは、容易に想像できそうですけどね。いろいろ登場人物が出てきて、右往左往させられましたが、見応えはありました。12年前のリース巡査殺害事件の真実を暴き、重大犯罪課のお手柄は大した物です。ところで、結婚式に出てきた市長は本物のLA市長なんですね。といっても、この人Eric Garcettiさんは「クローザー」の時にも市長役で出てきて、その時はご本人はまだ市長ではなかったんですね。何でも、Eric Garcettiのお父さんがシリーズのコンサルタントプロデューサーなんだそう。なかなか粋な演出だなあ。プロベンザは結婚式を形式を重視し、今度こそ失敗できないと腰が引けていたのですね。バズからパトリスの希望に沿えばと、アドバイスされてやっと素直に幸せを受け入れる事ができた。いろいろ、孫の事件など立ちはだかるハードルは多そうですが、きっと大丈夫でしょう。人ごとのように「お幸せに~」と言っているシャロンとアンディこそ、次はゴールインかな。あるいは、若いラスティとガスが本格的にカップルとして、新しい人生に進み出るかも知れない。ラスティを人生のどん底に陥れたゲイリーはこれで完全におさらば。ママシャロンも今度こそ、更正できるだろう。サイクスが今後、裁判で苦しむ事になるかも知れないけれど、クーパーとも幸せそうだし乗り越えるでしょう。みんなに明るい光が差していますね。あ、フリッツとブレンダがどうなっているのかは、気になりますが。
November 23, 2016
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多少の収穫はあったけれど、予想通りの展開で、やっぱり内容が薄いなあと思いました。それと、やっぱりあれはロシアの大地には見えないですよね。いろいろ苦労して撮影しているなあと思って見ていました。前話の続き。モスクワに渡ったカレン、サム、アナは、ナザロヴォ刑務所の看守ヴラディを誘拐し、アルカディの居場所を問い詰める。バリンスキーについては知らないというが、アルカディが24号棟にいることが判り、NCISはブラディを脅して協力させる。ただ、刑務所への侵入方法は想定できても、アルカディらを救出して脱出するのは困難に見える。カレンはパヴェルに連絡を取り、囚人の移送を頼む。パヴェルは見返りとして、LAでカード詐欺で指名手配されている、アルテム・ヒョードルの身柄を拘束するようにいう。グレンジャーはケンジーとディークスに、現場に出たがっているエリックを連れてヒョードルを確保するよう命じる。ヘティのセーフハウスで準備をするアナは、カレンにアルカディは父親というよりも、仕事仲間だと話す。カレンは自分は父親の名前も知らないと話す。エリックの活躍でヒョードルが捕らえられ、パヴェルはアルカディとバリンスキーこと、シャロフに薬を打って医療施設へ移送するよう、手配する。カレンたちは護送車を襲い、アルカディとシャロフを救出するが、シャロフは負傷し、ロシアから脱出するには計画を変更しなければならない。ヘティはシャロフが本人なのかどうか、カレンに判断させ、もし本物ならセーフハウスへ案内できるという。シャロフは、カレンがセバストポリでCIAの任務についていたとき、何度か助けたと言う。シャロフの案内で、一同はギャリソンという男の隠れ家に向かう。そこから、救出チームと合流する予定だが、襲撃した護送車がロシア側に見つかり、いずれ追っ手はここに来るという。ギャリソンは今すぐ移動する様にいう。カレンはギャリソンのアトリエに、見覚えのあるレーニン記念金貨を見つける。もしや、ギャリソンはカレンの父親なのか。馬に乗り、救出チームとのランデブーポイントに向かったNCISだが、別れ際にギャリソンはカレンに「お前のこれまでの行動は全て知っている」という。2人に残された時間はなく、ギャリソンは別の機会に全て話そうという。カレンは「グリーシャ・アレクサンドロヴィッチ・ニコライエフ」という名前だった。カレンの母親が息子の出自を伝えたがっていたという。ギャリソン役の役者さんはベテランで、ミステリアスなカレンの父親像としては良かったと思いました。これで、カレンの本名「G」が何か明らかになりましたね。グリーシャだそうです。コンスタンチン・チェルノフと言っていた伝説上のカレンの父親は、今もなお生きており、ロシアに潜伏してアメリカに協力している。ついに、親子の対面をしたカレンは、父への思慕を振り切りロシアを去った。これで、決着できそうですね。ギャリソンはもう一話出てくるようですが、その時にはカレンの母親の話だとか、説明があるのでしょう。もうずっと以前に、ヘティが語っていたカレンの母親とやっと繋がりますね。
November 18, 2016
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今回も無理やり裁判にしたようなエピソードでしたが、目玉はやはり「ER」のグリーン先生こと、アンソニー・エドワーズとマリスカの共演でしょうね。そう、マリスカは受付だったか(看護師ではなかった)、シンシア役でした。グリーン先生と付き合ったけれど、結局逃げ出したような感じで、あまり良い印象ではなかったです。その後にSVUに加わったのですね。18シーズンも続いて、今ではすっかり立場が代わってしまったように見えました。大学生のエリス・グリフィンが、ハロウィンパーティで出会ったジェニー・スピアーズをレイプしたと通報された。通報したのは、イギリス人の旅行者ブライアン・ダンシーで、公園のゴミ置き場で意識を失ったジェニーにエリスが襲いかかっていたという。エリスは警察に事実ではないと主張するが、ジェニーが意識を失ったまま横たわる姿がネットに拡散されてしまう。任意で聴取に応じるエリスは、パーティ会場のトイレでジェニーと話をして外に出たが、ジェニーの方からキスをしてきて、合意の上のセックスだったという。ジェニーが意識を取り戻すと、酒に酔っていて昨夜の事は何も覚えていないという。少なくともエリスとのセックスに合意した覚えはなく、ショックを受けていた。署にエリスの父親、パトリックが現れる。何と、パトリックはオリビアが新人時代に指導役の警官で相棒でもあった。今もナッソー郡の警官だという。パトリックは息子に黙秘させ連れ帰る。ジェニーはトイレでエリスに出会った事は思い出すが、自分はボーイフレンドと別れたばかりで、いとこのリアの元彼であるエリスと寝るような事はしないという。リアによると、エリスとは短期間付き合ったが、セックスに強引だったという。SVUはエリスに関して大学で聞き込みを行うが、ジェニーがエリスを外に連れ出したのは確かで、エリスの人物像については優秀で一流企業に就職も決まっていたという。レイプ検査ではエリスのDNAが確認されたが、バーバはエリスの父親が問題だという。実は、オリビアが最初の手入れの時に犯人から金とブツを盗んだと主張され、内部調査にかけられ、パトリックが嘘をついてオリビアを守ったのだった。SVUと検事局はエリスをレイプ容疑で起訴する方針を告げるが、パトリックは強気であくまで戦うという。かつての同僚、友人なのだから見逃してくれという要望にオリビアも受け入れることはできない。裁判では合意の有無が争点となり、ジェニーには拒否した記憶もないため、今のところ目撃者の証言しか決め手がない。ジェニーはネットで自分の写真が晒されている事にショックを受け、裁判で証言するのは嫌だという。とにかく、エリスに謝罪してもらいたいというので、バーバは第3級レイプ罪で取引を持ちかけることにする。パトリックの反対はあったものの、エリスは罪を認め、罪状認否でジェニーの要望である謝罪の言葉を述べることになった。しかし、謝罪文を読み上げる途中、急にエリスは罪を認めることはできないと言いだし、オリビアはパトリックに説得されたのではと、責める。パトリックは何が何でも裁判にチャンスにかけるという。裁判が始まりジェニーが証言するが、弁護側は事件の直前にジェニーがリアにかけた電話の録音を証拠として提出する。酷く酔っていて支離滅裂だったが、ジェニーはそのことを覚えていなかった。拒否した記憶もレイプされたという記憶もない。弁護側が新しい証人を呼ぶというので身元を調べたところ、パトリックが勤務していた55分署の情報提供者であることが判る。オリビアはパトリックが証人に偽証させようとしているのではないかと詰め寄るが、パトリックはそれでも息子を守るためなら何でもするという。弁護側の証人ペレスに対して、バーバが信頼性を追求し始めると、それを聞いていたエリスが急に立ち上がり、罪を認め、気を失っていたジェニーに自分の欲望を止めることができなかったと、謝罪する。判事はエリスの強い意志を確認し、第2級レイプ罪で有罪を言い渡す。ジェニーはその際に謝罪してくれたので、自分は事件の事をもう水に流すという声明を出す。エリスは初犯であることなどを考慮され24ヶ月の懲役刑となった。パトリックはエリスが不憫だと言い、オリビアに自分を証人買収、司法妨害などで起訴するのかと問う。オリビアはそれは何とか取り下げてもらったと答え、これから2年間エリスを支えてあげて欲しいと話す。あのときの恩を忘れたか?というパトリックに、オリビアはあのときも正直でいて欲しかったという。意見がころころ変わる、こんな頼りない青年がゴールドマン・サックスに就職が決まった秀才だとは思えないです。善悪の判断もできないのか。もっと、しっかりしてよと言いたくなりますが、父親が優しくて甘やかしたのかなあ。以前のSVUなら、酒に酔った女性はレイプ裁判で自業自得だとか、酷く傷つけられて終わるのがオチでしたが、女性団体の外圧も強くて、時代は変わった感じがしますね。今では写真を拡散した輩を起訴する方が警察として大事なのではないか。大学のパーティで起こった事件でありそうな事ですが、しっかり話し合いをして落としどころを探れば裁判は避けられたのではなかったのかなあ。結局、愛情深い父親が余計なことをしたということか。またまたタッカーの事を問われて、オリビアが機嫌悪そうでしたね。複雑なの、というのは何があったのか。あんなの幸せそうだったのに。SVUは11月に1話放送した後は、来年1月からの放送となりなすので、FOXではしばらくお休みですね。その代わり、懐かしいX-Filesが復活するのが楽しみです。私は放送当時からめちゃくちゃはまりましたね。「シッパー」という言葉を覚えたのもこれですし、ゲームも買いました。(笑)放送が終了してから何年ぶりかしら。映画もありましたし、モルダーとスカリーは不滅のコンビですね。
November 17, 2016
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2月のスウィープ時期のエピソードだし、今シーズンの目玉となる、本筋ストーリーでしょうか。これまで駒は揃っていますからね。マトリョーシカが映った段階でテーマは想像できました。タイトルのものままじゃないか。しかし、あの人形を作っていたのは誰でしょうね。ヒントなのか?監視下で保釈中のキルキンがスパから何者かに誘拐された。エリックがその情報をカレンに伝え、さっそく捜査に入ろうとする。しかし、ヘティは勝手な判断で暴走しないよう釘を刺す。スパの館内ビデオには、キルキンをワゴンに入れて運び出す女性の姿が映っていた。逃亡に使った車がロングビーチのコンテナヤードで見つかり、周辺を捜索する。NCISがコンテナの中に監禁されているキルキンを発見すると、バイクに乗った犯人が戻ってくる。逃げる犯人を捕らえたところ、それは何とアルカディの娘アナだった。アナは、アルカディはまだ生きていると言い、生きている証拠を得るために、キルキンの敵にキルキンを突き出す取引をしたという。キルキンは30日間かけて、船でロシアに向かうことになっており、NCISはキルキンを送ったという嘘の情報を渡して、情報を待つ。ヘティはアナに、アルカディとは別件で頼みたい任務があると話す。そのために電話したが、アナは無視してアメリカにやってきた。アルカディの動画が届き、現在バリンスキーという男と共に、捕らわれていると話す。バリンスキーとは、カレンがCIA時代にセバストボリで一緒に働いていた男で、アルカディはカレンにとって、父と繋がる存在だ。キルキンは連邦刑執行庁のネットワークにアクセスし、情報を得るように言う。ただし、ネットワークにアクセスできるのは、ロシア総領事館のパソコンしかないという。たまたま、総領事がLAでパーティを開くことになっており、NCISはアナと共にパーティ会場に潜入することにする。パソコンは警護の男が立つ部屋の中にあり、アナとカレンが男たちの気を引く間にサムが侵入する。ケンジーとディークスはケータリングの給仕に扮して協力し、無事サムは囚人の名簿と移送記録を手にすることができた。それによるとバリンスキーとは、CIA職員のランドール・シャロフで、シャロフは死亡したと思われている。シャロフとアルカディはナザロヴォ刑務所に捕らえられていて、ヘティはシャロフのみ救出するよう、カレンに命じる。カレンはアルカディも連れて帰るつもりだが、当然認められない。ヘティはアナを帯同することを認め、サムと3人で行くように言う。任務中、もしアナとアルカディが邪魔になれば切りすてろと付け加えて。To be continued.ずっと、ずっと続くカレンの父親探しのストーリーに、最初から関わっているアルカディに娘まで加わって、次の舞台はロシアということで、やっとここまできたかという感じがしました。でも、終わらないだろうな。(笑)パーティの潜入シーンなどはLAならではのお楽しみシーンですよね。アナ役の女優さん、キスが下手だなあと思って見ていましたが、一応カレンと恋の花が咲くという展開もありですね。ここまで来るとアルカディは父親代わりみたいなものですし。そのためのジョエルとの別れとも読める。キルキンに好かれるディークスもすっかりお決まりとなっていて、それなりに楽しいです。グレンジャーは例の北朝鮮の女スパイと関わっていてお休みで、これも次の展開がありそうです。なんでエリックはキルトを着ることになったのかな。ドラマか映画の影響か?
November 11, 2016
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確かにオリンピックイヤーですが、まさか、SVUでTOKYO2020が話題になるとは。今、いろいろもめていますが、4年後にはきっと立派な大会になっているように望むばかりです。ジェナ役の人、そうか「True Blood」のデビーだったか。しかも、キム役の人もクリスタルだった。そうだった!深夜ジェナ・ミラーが混乱した様子で身柄を保護される。レイプをされたらしく、記憶があいまいだった。オリビアが話を聞くと、ホテルのバーでフィルという男性と出会い、セックスしたが乱暴され後ろからレイプされたという。ジェナは動揺し、夫のチャドに詳しいことは知られたくないという。バーで聞き込みをすると、ジェナはバービーという名でよく客から酒をおごられていたという。バーテンダーは売春婦だと思っていた。その客はマイケル・ウィーラーでジェナから誘ってきたので500ドルで合意して部屋に行き、途中で乱暴だと泣き出したが、自分はそのために金を払っているのだという。再度、ジェナを訪ねると、売春をしていたことを認め、ストレス発散にバーで男性と出会い、セックスをしたあと金を受け取った事で興奮し、それがはまってしまって、度々楽しんでいたという。しかし、フィルからは金を受け取らず部屋を出た。実はジェナは世界記録を持つ棒高跳びの選手で、リオオリンピックには誤審で出られなかったが、今は4年後の東京大会に向けて、夫の協力を得てトレーニングをしている。しかし、今回のレイプ事件が表沙汰になると、選手生命に影響がでるので裁判で証言できないという。バーバは、他にも被害者がいるとみて、エスコート嬢などを探すように言う。フィルに乱暴されたという売春婦はたくさん見つかった。ただ、警察に通報はしていないし、売春婦が証言台に立っても信憑性が得られないだろう。SVUはジェナにおとり捜査に加わってもらうことにする。ジェナはフィルを呼び出し、司法取引に使えるような言葉を引き出そうとするが、そこに現れた夫のチャドがフィルとトラブルを起こしてしまったため、騒ぎとなった。ジェナはもうこれで選手のキャリアも失い、夫からも捨てられると落胆する。東京オリンピックはチャドの夢でもあるという。SVUは、ジェナのスポーツエージェントのデレク・カラーが事件のことを知っているのではないかと考え、協力を求める。ジェナは美人な上、誤審でリオに行けなかったことから同情も集めている。価値のある選手なので、事件のことは黙っているように言ったという。その後、デレクはコンプライアンスの問題から、ジェナとの契約を解除した上で、裁判に協力すると言ってきた。これで完全にジェナの選手生活は絶たれてしまい、ジェナはウィーラーを起訴し証言することに同意する。裁判はマスコミも注目することになったが、ウィーラーの弁護士が執拗にジェナを挑発し、売名行為ではないかと決めつけられたり、女として筋肉が付きすぎだと非難されたからレイプされたと訴えたのではないかと言われ、かっとなったジェナは私の身体は完璧だと、証言台で服を脱ぎ始める。アマンダはジェナに精神疾患があるのではないかと考え、診察を受けるように勧める。精神科医は双極性障がいと診断し、ジェナのような勝負の世界にいると、否定されることを認められず、常に勝とうとして行動すると証言する。レイプ事件に関しても合意がなくても、合意があったという方が躁状態を保って気分が良い。弁護側は第2級暴行罪で取引を求めてくる。ジェナと夫は、取引を受け入れ、治療とセラピーの生活を過ごすと公に認めた。アマンダの妹キムが仮釈放となり、アマンダの自宅に居候することになった。アマンダは再びキムがトラブルを起こすことを恐れ、過敏に対応するが、キムは精神科を受診して双極性障がいの診断を受けたという。治療薬を飲んで人生で初めて、自分に自信が持てたという。いくら双極性障がいだと言っても、ビルの屋上を飛び移るというのは、スーパーナチュラルですね。選手であれば、何よりも自分の身体を大事にするだろうし、無茶はしないだろう。やはりオオカミ女のイメージ?(笑)アマンダのやっかいの種、妹のストーリーもこれで終了でしょうか。母親を始め、これまでキムに酷い仕打ちを受けてきたので同情したくなりますが、病気なら仕方がない。治療をしながら、改めて家族の絆を築いていくのでしょうね。気になったのはオリビアとタッカーの関係ですね。4話目にして、また別れたのかな?日本ではどうなのか知りませんが、アメリカではオリンピック選手に専門のエージェントが着いて、投資をしたり、いろいろマネジメントをするというのは当たり前なのでしょうね。スポンサーが付いたら仲介料だけでも相当なものになるし、そうなると、プライベートの管理なども厳しくなるかも知れません。さすがに、夫がいるのにバーで売春というのは、スポーツ選手としてイメージが悪いですね。
November 10, 2016
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何となく最終回を意識したような、予定調和な方向に向かっている気がします。シーズン5もあるのですが、話数を増やしてキャラクターのストーリーを無理に盛り込んでいますよね。追加のオーダーがあったから、水増ししましたという気もします。(笑)プライス牧師の殺人未遂逮捕されたヒックマンは、グレイ判事の殺害などについて追及されるが、グレイの事を愛していて、殺すわけがないという。自分がエミールやプライスの仕業に見せかけるために、ウージーを教会に隠すなども意味がない。そもそも、自分がウージーを見つけていれば、その段階でプライスの殺人罪は確定したはずだ。タミカ親子の葬儀で、サンチェスは気になるカードを見つけた。「イージー」ことエミールが送ったカードで、死ぬ前に送ったのか。宛先は「プリティボーイ」となっていたが、シャロンはそれがタミカのストリートネームだったのではないかという。つまり第3の男こそ、タミカで、エミールはリース巡査殺害時に15歳だったタミカをかばったと思われる。しかし、なぜプライス牧師は1万ドル払ってバーンズを保釈させたのだろう。ウージーの件で脅されたのか。犯行に加わった3人のうち、生き残ったのはプライス牧師だけ、ただ、プライス牧師はアリバイがある。リース巡査が殺された時に犯人が乗っていた車がまだ見つかっておらず、ブッダの修理工場で処理したかもしれない。ホッブス検事補は、首里工場での窃盗罪を見逃すかわりに、犯行に使われた車がどこにあるかしゃべるよう、取引を持ちかける。ブッダは、証人保護プログラムで守ってもらうという条件で、当時の話を話し始める。花屋を襲いリース巡査を殺した後、プライスはドラッグの影響でウージーの隠し場所も覚えていない状態だった。プライスの弟デニス「クリップ」が証拠隠滅のためにブッダの工場に犯行に使った車を持ち込んだが、ウージーの在処についてはバーンズが聞いていたのかもしれない。ラスティはシャロン・ベックがゲイリーから脅されている件をプロベンザに話し、シャロンは本部に呼んで話を聞く。シャロン・ベックは、匿名でゲイリー逮捕に協力するという。自分は更正したというゲイリーと元に戻ったが、実は薬に手をだしており、別れようとすると、リカーショップ強盗をして、シャロンを巻き込み、もう逃げられないと言われたという。シャロンはゲイリー逮捕を指示する。タミカはウージーをデニスに預け、デニスがダンとグレイを殺したのか。行方がわからないバーンズには、若者3人を殺害した疑いがあるが、デニスはウージーと共にバーンズも動かしたのか。ダン刑事の意見でデニスに揺さぶりを掛け、クーパーとサイクスが尾行すると、デニスはモーテルの部屋に入っていった。中から銃声が聞こえ、銃を持ったバーンズが飛び出してきた。クーパーの制止にも従わなかったバーンズは射殺されるが、部屋には銃を持ったデニスがいて、サイクスが逮捕する。デニスは正当防衛だったという。さらに、バーンズの部屋にはヘロインが大量にあった。ゲイリーが逮捕され、シャロンはラスティに、なぜいつもゲイリーの事については他人から聞かされるのかと注意する。ラスティは実の母親は嘘が上手で、彼女の口から出ることは釈放目的の嘘かもしれないので、シャロンを動揺させたくなかったという。バーンズの部屋から見つかったヘロインは、2ヶ月前に捕まったときのヘロインと同じだった。しかし、ヘロインの混ぜものは、タミカが持っていたものとは異なる。さらに、バーンズの弁護士はプライスの弁護士と同じゴールドマンで、ゴールドマンは他にも売人6人を担当していた。デニスをバーンズ殺害未遂で起訴することは難しく、シャロンは思いきった手に出る。デニスの弁護にゴールドマンが現れると、ゴールドマンはあくまで正当防衛だと主張する。その時、任意で重大犯罪課を訪れたプライスの姿を見せ、ゴールドマンは自分抜きで勝手に尋問するなと割り込む。デニスがプライスが釈放したバーンズと撃ち合って逮捕されたと説明すると、プライスは何があったのかと驚く。ゴールドマンはこれは罠だと、プライスの口を塞ごうとするが、デニスとゴールドマンが、教区でヘロインの売買に関わっていた疑いについて説明すると、プライスは激怒する。改めて、ブッダの供述書をプライスに見せ、プライスはデニスの犯罪の証拠を自ら確かめたいと申し出る。サンチェスは妻が事故を起こして死んだのは、医師から投薬を止められたのが原因だと考え、ダン刑事との話の中で、医師に長年の恨みをぶつけるという。しかし、医師は薬を辞めたいと言ったのは妻の方で、家族とよく話し合うように言ったという。それなのに、妻はサンチェスに嘘を言って、薬を辞めた。彼女は意志が強かった。夫には負担を掛けたくなかったのだろう。プライスに隠しカメラをしかけ、デニスが教会に戻ってくると、プライスはお前は潔白なのかと問う。シャロンは今ひとつ、デニスが黒幕だと思っていないのでしょうか。一連の事件の犯人プロファイリングと一致しない気がするという。ヒックマンも本当のことを言っていないのではないか。ということは、次回には真犯人が明らかになるのでしょうか。(一週休みですが)さてさて、フリンは一人ニヤニヤして「僕は待つよ」。まさか、プロポーズ?職場で良いのか、というほど2人はラブ×ラブですね。シャロンの仕事のオファーは、名誉でお金になるけれど、あまりうれしくなさそうですね。あなたにも会えなくなるし、ラスティの事も心配。エイミー・サイクスもヒックマンと会っているのに、情報を公にしてくれない。一体彼女には何があるんだろう。フリンは、面と向かって聞いてみろとアドバイス。シャロンもフリンには素直でしたね。あっさりとゲイリーが逮捕されて、ママ・シャロンの一件は落着したのかな。今度こそ、ラスティは秘密を隠すことなく、母子が向き合っていくのか。サンチェスがダン刑事とやけに親しくなってきたようですが、これも妻の死を乗り越えて前に進むというですね。医師に恨みを持つなんて、唐突な感じがしましたけど。
November 9, 2016
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冒頭のヘティはスタントの人と丸わかりでしたね。リンダ・ハントは立っているか、座っているかしか演じないのかも。Previously..を見て、タイトルを見て、「またか!」と思いましたが、終わってみれば、きれいにまとまっていたなと思います。ヘティは昨夜情報提供者と会ったが、その場で何者かに銃撃されたという。情報提供者が何者かを告げずに、ヘティはケンジーとディークスを警護の任務に向かわせる。情報提供者は、サイ・リッグスという移民局の職員がアフガニスタンへ出張に行ったとき、遺跡の調査に同行していた。リッグスは遺跡をリストアップし、そのリストを売ろうとしていたらしく、もしテロリストがリストを手に入れると、発掘した貴重な遺物を売って資金にする恐れがあった。リッグスは先週カブールから戻ったきり、行方が判らなくなっている。ケンジーとディークスがヘティのセーフハウスに向かうと、そこには何と、ケンジーの元フィアンセ、ジャック・サイモンがいた。ジャックは、半年前国務省から接触があり、ヘティからサイ・リッグスの案内を頼まれたという。その際、リッグスは単に遺跡の調査をしていただけではなく、自分用に何かのリストを作っていたという。ジャックはLAでリッグスに会う約束をして待ち合わせたが、現れないためヘティに連絡を取ったところ殺されそうになった。ケンジーとディークスは、ジャックと気まずい時間を過ごす。ジャックは昨年再婚したという。昨夜の銃撃現場から逃げ去った車の場所がわかったため、サムとカレンが倉庫に向かう。解体屋の男が乗り捨てられていた車を盗んだと認め、遺留品を捜す。ネルがドーナツの包み紙から、犯人が宿泊しているモーテルを割り出す事に成功し、サムとカレンがモーテルに向かう。フロントの男がサムとカレンに発砲し、撃ち合いの末射殺される。男はヤシンという名で、携帯には「GEB」という相手とたくさんのメールをやりとりしていた。グレンジャーは、ジャックにリッグスのリストの手がかりになる、訪問した町を教えろと迫る。ジャックは自分たちの村が壊れかけているのを何としても守りたいので、ヘティを頼ったのだと答える。ケンジーとディークスは、アフガニスタンでジャックを救出した後、まだきちんと話が済んでいなかった事を話し合う。ケンジーはPTSDで苦しむジャックから突然の婚約破棄を受け、何もしてあげられなかった事を悔やんでいた。ディークスは思いをきちんと伝えるように言う。ヤシンについて、ジャックは知らないというが、リッグスはサリブという男と頻繁に衛星電話で話をしていたという。LAには、サリブという名のエジプト系の骨董商人がいることがわかり、サムが電話して商品を買いたいのでジェブという人物を紹介してほしいと告げる。相手はジェブはここにはいないと言い、商品を買うには50万ドルを用意して指定した場所に来いと答える。NCISが配置についてサリブとリッグスを待ち構えるが、相手は危険を察知したのか、電話でサムには手を引けと言いその場から逃走する。ジャックとセーフハウスに残ったディークスは、これからケンジーと同棲すると話す。ジャックにはアフガニスタンに残した妻から電話がかかってくる。セーフハウスに戻ったケンジーは、ディークスのはからいでジャックと2人きりになり、別れた時の思いを語り合う。リッグスの車が見つかったため急行すると、近くに拷問された末殺されたリッグスの遺体があった。サリブに秘密のノートを奪われ焼却されたようだ。ノートに書かれていたのは、リッグスが現地で手に入れたタリバン関係者などの名簿と思われ、ジャックが狙われたのはそれが関係していたからか。先ほど妻から電話があったというジャックは、サリブに居場所を教えたと認める。教えないとアフガニスタンの妻子を殺すと脅されたからだという。NCISはセーフハウスへ急ぐが、すでにサリブの仲間がジャックを殺しに姿を現した。ケンジーが現場を監視するエリックらの情報を得て戦うが、相手が多いので苦戦する。サリブと向き合い、銃を向けられたケンジーだったが、間一髪サム、カレン、ディークス、グレンジャーに救われる。ジャックの家族はヘティがSEALsを配置し、無事だった。リッグスの秘密のリストは回収され、機密情報は守られた。ヘティはケンジーにリスクを承知でジャックを呼び寄せたという。それは自分たちの仕事では、避けられないリスクだという。ジャックはケンジーとディークスと和解し、妻子の待つ国に戻っていった。今更ジャックが出てくるなんて、と思いましたが、やはりケンジーとディークスが次のステップに進むためには、乗り越えるべき存在を出して良かったですね。ジャックには愛する家族がいるし、ケンジーとディークスにとって問題はないけれど、別れでものすごく傷ついてずっと引きずっていたケンジーの気持ちに完全にピリオドが打たれた事は大きな意味があります。もう後戻りはありませんね。(笑)2人して荷物をどうするとか、ヌードルを買ってこようとか、幸せ一杯の会話がほのぼのとして、いちゃいちゃしていても本当に嫌みがなくて、癒されます。長い道のりをやっとここまできた、と感慨深いですね。しかし、ジャックがヘティの情報提供者であることには代わりはないので、もしかすると、今後また出てくるのかも。それはそれで、ジャックもがばってくれ。「スコッチにはまだ早い時間だ」とか、グレンジャーとヘティの会話がそれなりに楽しくなってきました。
November 4, 2016
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先日BONESで、CSIのデイヴィッド役の人を見たばかりなので、今回も思わず「ホッジス!」と思ってしまいました。苦し紛れの1話という感じもしないではないが、まあ、性犯罪にもいろいろありますよね。息子の大学進学で熱心に活動しているローラ・コレットが、ホテルで薬物の過剰摂取状態で見つかる。1人でチェックインし、携帯には恋人にあてたような「さっきは最高だった」というメールがあっただけでなく、その10分後には「あれはレイプよ」と相手をののしる文面が書かれていた。夫に話を聞くと、妻の浮気相手には心当たりが無く、ローラは日頃から息子のジャスティンを名門大学に入れるために、熱心だったという。ジャスティンは母親が名門ハドソン大学にいれようと画策しているのがうっとうしく、つい「死ね」とメールしてしまったという。ホテルの防犯ビデオには、ローラが白人の中年男性と一緒のところが映っていた。ホテルでローラと同じ時刻にスパを利用した人物が、ハドソン大学の入学課課長、アルデン・ケスラーだったことから、大学を訪問する。しかしケスラーは別人とわかり、ローラと一緒に映っていた男についても知らないという。ケスラーは、ジャスティンのような成績は優秀でも、特別な才能のない志願者は入学が厳しいという。親はそのために、賄賂をもちかけることも珍しくないという。ローラが目を覚まし、「ケスラー」とは大学のカフェで声を掛けられたという。入学課の課長なので、入学に便宜を図ってもらえると思い関係を持ったが、ネットで偽物と知ってあのメールを送ったという。「ケスラー」は巧妙に身分を偽りローラを信じ込ませていた。大学内で聞き込みをすると、「ケスラー」は警備員のトム・メトカフと判る。トムを探すと、カフェで新たな女性を口説いていた。身柄を署に移し話を聞くと、トムは多少の嘘はついたかも知れないが女性を落とすためにやったことで、逮捕されるような事ではないと開き直る。オリビアはこのままトムの勝手を放置すると、騙される母親たちが増えると危惧し、バーバに起訴して欲しいと頼む。バーバも新しい法律ができるかもしれないといい、ローラに証言させるようにいう。トムの自宅を家宅捜索すると、これから高級マンションで別の母親と会うことが判った。フロントの男は「ケスラー氏はゼングさんの部屋を使っている」と言い、オリビアたちは部屋から出てきたトムと鉢合わせする。部屋にはまだ相手の女性がいたが、トムが偽物である事を告げるとショックを受ける。しかし、裁判で証言することは自分が騙されたことを知られて恥をかくので、嫌だという。トムが密会に使っていた部屋からは、隠しカメラが見つかり、そこには5人の母親が映っていた。再びトムを拘束するが、カメラについては知らなかったと言い、全ては合意の上のセックスだったという。SVUは逮捕に踏み切り、ローラに証言するように求める。すでに家庭関係は破綻しそうで落ち込むローラだったが、トムにも自分の味わった屈辱感を味わわせると決意する。ところが、申し立てで判事は他の母親たちが告発しないことから、セックスビデオについては、ローラの分しか認めないという。判事はバーバがこの件を利用して政界に進出するつもりなのかと釘を刺す。裁判で、弁護側は高級マンションのフロントの男ゲイリー・ベルを証人喚問するという。ベルはローラがトムの正体を知っていて、何度も関係を持ったと証言するという。ローラはベルは嘘を言っていると言い、裁判も負けそうなので捨て鉢になってしまう。ベルとトムは高校の同級生で、ベルは過去に隠しカメラを設置したことで、前の職場を首になっていた。トムはそのことでベルを脅し偽証させようとしたのか。SVUはベルがトムのセックスビデオを録画していた事を元に、取引を持ちかけ、偽証するのをやめさせる。最終弁論のあと、判事は現行の法律内で裁くようにと言い、第2級身分詐称罪で取引するようバーバに迫る。仮に評決で有罪となっても、判事はそれを覆すつもりだという。オリビアは連絡が取れないローラに会いに行くが、ローラは身を投げて死んだジャスティンの側にいた。事件の構図は詐欺という事ですね。お年寄りを騙してなけなしの金を奪うのとは違って、有名大学に入るために金持ちの母親が身体を差し出すということは、騙されてもそれは自業自得だと思ってしまいますね。トムは女性を落とす事に生き甲斐を感じていて、ジゴロもどき?ただでさえ、合意かどうかでレイプの認定が難しいのに、本件をレイプで裁くのは難しいでしょう。興味深かったのは、アメリカの大学事情。テストで高得点を取っても、一芸に秀でる生徒でなければ有名大学に入ることは難しい。マイノリティには一定の枠があって、そのせいで白人は逆差別を受けているという理屈。こういうところに今のトランプ旋風が関係しているのかな。ジャスティンは、悩み多い年代だったと思いますが、母親がここまで屈辱を受けた事に相当な責任、重荷を感じた事でしょうね。だんなさんも、これではやりきれない。やりきれないの2乗です。バーバの目立ちたがり批判はいつものことで、こんな調子で世間を騒がせているのは本人の将来にも影響しそうです。弁護側の弁護士役Callie Thorneは本当に久しぶりの出演。途中「レスキュー・ミー」に出ていたり、そういえば、NCISニューオーリンズにも出ていたのでした。
November 4, 2016
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まだまだ、話は複雑になるようです。タイトルの意味が「後知恵」ということなので、答えは最後の最後にわかるのかな。ここまで引っ張るのも珍しいですよね。話数を自由に増やせるというのも、ケーブルの特権かも。タオはエミールは他殺だという。シャロンは、使われたヘロインがタミカの車から見つかったものかどうか確認するようにいう。ブッダは車を改造して、ヘロイン密売のために隠し場所を作っていたようだ。自宅の家宅捜索でブラッドの密売仲間に連絡するためか、プリペイド携帯が多数が見つかり、「第3の男」はブッダなのかも知れない。エミールはブラッド内ではかつて密告者と言われており、最近ではドラッグをやっていなかった。いすの回りからはコーンスターチが検出され、それもタミカの車から見つかったヘロインの特徴と一致する。タミカが殺される直前に受けた通話は、警察で聴取後のエミールにかかってきた通話と同じ携帯電話から発信されていたことが判る。今その携帯電話の位置情報は電源が入っていないのでわからない。プライス牧師がエミールを殺せと命じたのだろうか。プロベンザはエミール殺害時のヒックマンのアリバイが不明だとし、サイクスが話を聞く事になった。ブッダの工場に持ち込まれた車は、いずれも教会に寄付されたもので、修理して仲間に転売していたことが判る。ブッダは、エミールが地元で歓迎されないのを知っていて、出所後身柄を預かったという。昨日はエミールが金を無心しに来たので、金を渡したが、エミールが死亡したと聞かされ弁護士を要求する。サイクスはヒックマンに会い、昨夜のアリバイを尋ねる。ヒックマンは妻との関係が冷え込んでおり、リース事件が蒸し返されるといつも船から追い出されるという。妻は当時からレイチェル・グレイ検事と夫の関係を知っていて、昨日の午後はずっと口論をしていたという。ヒックマンは第3の男はブッダだと決めつけ、サイクスに自分にかかわるなという。ホッブス検事補は、レイチェルとヒックマンが不倫関係だったことを、当時の検事局では公然の事実だったが、リース裁判への影響も考え伏せられていたという。タオも元相棒ということで、シャロンには話していなかった。ただ、レイチェルと不倫関係にあったのはヒックマンだけでなく、ホッブスの上司や市の大物などたくさんいたという。シャロンはシェリーに疑いの目を向ける。プライス牧師はタミカ親子の教会で葬儀を行うと言い、タミカの彼氏バーンズを1万ドルを払い保釈させていた。バーンズは葬儀に参列するのかもしれない。シャロンは特捜班にプライス牧師を追跡させ、サンチェスとステファニー・ダン刑事にバーンズの監視を命じる。バーンズの姿は確認できず、張り込んでいたサンチェスとダンの近くで発砲事件が怒る。3人の若いラテン系の若者が殺され、被害者の女性が最後にシルバーの車を見たと話す。このような状態で、ブラッド地区でタミカの葬儀を行うと、敵対グループが何をするかわからない。LAPDは葬儀の延期を申し入れるが、プライス牧師は葬儀は行うと言い、埋葬を先送りするという。警察は安全のため教会を周辺ごと警備することにする。思いがけず、シェリー・ヒックマンが重大犯罪課に面会を求めて訪ねてくる。夫に対しても、警察に対しても敵意むき出しの様子で、エミール殺害時のアリバイについては判らないという。サイクスがウージーを見せたところ、驚いた様子を見せ、レイチェルが殺された日は車の中で無線を聞いたという。夫とレイチェルの関係については、ヒックマンがレイチェルを愛していたにもかかわらず、レイチェルはリース裁判前に別れたので安心するように言ったという。シェリーは検事局でレイチェルと大げんかをしたが、レイチェルは遊びでヒックマンと付き合っていただけで、返してやったと言った。ホッブス検事補によると、ヒックマンはレイチェルにストーキングしたためエリック・ダン刑事が逮捕したという。警備の甘さを証明するためだったというが、ヒックマンに捜査情報が漏れていたのか。また、もしヒックマンがレイチェルを殺したのだとしたら、なぜ証拠をねつ造し偽証までして目立つような事をしたのか。タミカの車から見つかったヘロインとエミールが使用したヘロインの成分がほぼ一致した。シャロンはこのことをサンチェスに口止めする。警察の厳しい警備の中、教会でタミカの葬儀が行われる。重大犯罪課はバーンズが姿を現すのを待つが、タオは謎の携帯電話がオンになったという。それは駐車場の中にあり、近づくとプライス牧師の弁護士ピーター・ゴールドマンの車の中だった。ゴールドマンは誰かが置いたと主張するが、確かにゴールドマンは教会にプライス牧師を乗せてきた。ゴールドマンを逮捕した後、サイクスとフリンが教会に踏み込むと、酔ったヒックマンがプライスに銃を向けているところだった。ヒックマンは自白を迫り、プライスはリースを殺したと認めた。サイクスはヒックマンを逮捕する。ラスティはゲイリーの車を運転していて逮捕されたシャロンに面会する。シャロンは、ゲイリーがタバコを買いに車を降りた後、強盗するとは知らなかったという。それならば、事実を検察に話して取引をすればよいというラスティに、自分がゲイリーを売れば、いずれゲイリーの仲間から耳に入り、そうなると彼らはラスティを殺すという。これまで全ての事を謝罪した上で、シャロンはラスティに縁を切ると告げる。要するに怪しい人には全員話を聞いたが、決め手はないという事ですよね。ヒックマンの妻については、確かに動機があるかも知れないが、元刑事ですし、検事局で大げんかをした上で殺せば疑いを持たれることは判っているので、そんな馬鹿なことはしないだろう。ヒックマンは歪んだ正義感というか、長年の恨みでプライスにリース殺しの罪を認めさせて、「第3の男」説に捕らわれ、レイチェル殺しの決着を図ったということですね。そして誰かが警察にヒックマンの後を追わせるように仕向けている。やっぱり、あの科学捜査の人が怪しいか?でも、タミカ親子殺害の動機がまだ見えてこない。エミールが疎まれていたのは判るとして、タミカが何かを知っていたとか、警察にたれ込もうとしていたとか、何かあったのかなあ。プライス牧師は本当に罪を悔いて、生まれ変わった気持ちで聖職に就いたかもしれないが、彼の周辺で教会を隠れ蓑にして金儲けをしている奴がいるのかもしれない。ヒックマンのせいで、捜査が邪魔されて、このままでは真犯人を逮捕しても裁判で有罪に持ち込めないかもしれない。どうやら、情報も漏れているらしい。シャロンはきっと取引で犯人を追い込むのでしょうね。さて、ママシャロンと面会したラスティも辛かったですね。悪い男に良いように利用されているのは、ラスティという弱みがあるからで、いくら更正しようとがんばっても恐怖からは逃れることはできない。こうなると、ゲイリーを逮捕して一生刑務所から出られなくするしかない。ママシャロンの見方もかなり変わってきました。いつの日か、自由の身でラスティと向き合えると良いですね。
November 2, 2016
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