ブロ友の英坊3氏が「雪月花」ならぬ「雪猿花」の記事を書いて居られる。
「雪月花」と来れば大伴家持の歌「雪の上に照れる月夜に梅の花折りて贈らむ愛しき兒もがも(万葉集巻18-4134)」であるが、月に代えて猿を持って来られた処が英坊流の洒落。
そこで、その無視された「月」の方を、当ブログでは話題にしようという寸法なのであります。
と言っても、その月は「家持の月」ではなく「西行の月」の方であります。何故、西行かと言うと、以下の経緯にかこつけて、という次第。
先日(15日夜)、友人の蝶麻呂氏よりメールがあった。
PCを新しく買い替えたので、メールアドレスなどを整理移記しているが、あなたのそれはこれで間違いはないだろうか、というメール。そのことは、まあどうでもいいのだが、そのメールで「明日16日は西行忌」云々、西行が没した寺・弘川寺云々、が記されていました。弘川寺は何度となく訪ねて居り、当ブログでも紹介済みであるが、「願はくは花の下にて春死なむその如月の望月のころ」と詠んだ彼は、その歌の通りに2月16日、桜花の咲き散る満月の日に亡くなっている。
しかし、西行さんの2月16日は旧暦のそれ。新暦の2月16日では、早咲きの例外は別として、桜も咲いていないし、夜空も満月ではなく半月(上弦)である。
半月は上弦と下弦があるが、共にこれを「弓張月」とも呼ぶ。で、その弓張月を撮影してみました。
さて、西行さんの「弓張月」の歌と言えば、この歌でしょうか。
弓張の 月にはづれて 見しかげの やさしかりしは いつか忘れむ
(山家集620)
<弦月の光から外れて見たあの人のやさしく美しい姿は、いつ忘れることがあるだろうか。>
別れた恋人の面影。忘れ得ぬ恋人の面影という奴ですな。
山家集のこの次の歌はこれ。
面影の 忘らるまじき 別れかな 名残を人の 月にとどめて (同621)
<面影を忘れられそうにもない別れであることよ。その人の名残を月の光にとどめていて。>
しかし、弓張月も写真に撮ると、このようにあばた面にて、「雪月花」のかもすイメージとは必ずしもマッチしない。西行さんの忘れ得ぬ恋人が、写真写りの良くない「美人」であった、と申し上げているのでは勿論ない。
西行さんの「月の歌」や弘川寺の関連の記事は、下記の<参考>をご覧下さい。
<参考> 月見れば・・
2012.5.6.
弘川寺銀輪散歩
2012.4.17.
弘川寺銀輪散歩(2)
2012.4.18.
弘川寺銀輪散歩余録
2012.4.19.
そして、本日、れんげの郎女さんから電話があり、小生の元勤務先の後輩3人が、当ブログで知ったとして、「れんげ亭」に昼食に立ち寄ってくれたとのこと。郎女さんは3人の名前は聞いて居られなかったから、正確には誰とも分からない。話の内容から、高〇氏、畑〇氏、荻〇氏の3人ではないかと見当をつけたが、その後、高〇氏から電話が入り、推測通りであることが判明しました。なかなか愉快な出来事でありました(笑)。
少しブログの記事更新をサボっていましたが、当ブログの記事でも少しばかりはPR効果ありということが分りましたので、今日は記事を更新することと致します(笑)。
<参考>「れんげ亭」の記事は下記をご覧下さい。
囲碁例会・大阪で2番目においしいお好み焼きの店
2015.3.11.
囲碁例会・節分に60万アクセス
2016.2.3.
自宅療養記・6年ぶりの夕々の会 2025.11.28 コメント(2)
自宅療養記・ペリカンの家でランチ 2025.11.18 コメント(8)
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