全23件 (23件中 1-23件目)
1

G会の沢訓練。参加者は四名。天気は良い。ならば訓練ではなく本チャンの沢へ行こうということになる。地形図を引っ張り出して、近場の沢を調査。小川支流の打谷へ行くことになる。あり合わせの装備を持って、スーパー農道を走る。8:48 170m 採石場そばに駐車して、歩き始める。9:01 170m 左岸の作業道がなくなったら沢へ下りて遡行開始。9:08 175m 最初の滝。少し下流側から右岸を巻く。巻き道あり。9:28 185m 高巻き終了。下降ルンゼにペナントあり。9:37 190m 最初の二又。右に入る。9:55 次の二又は左へ。10:05 215m 大滝30m。右岸のルンゼを詰めて高巻く。10:27 255m 高巻き終了。10:30 265m 大滝20m。右岸から高巻く。11:04 310m ルンゼの下部でロープを出し、懸垂下降15mで谷に戻る。11:15 320m 釜あり8m滝。直下の連瀑はフリーで登る。同地にて昼食休憩。8m滝は右岸を巻く。11:46 335m 斜瀑は左岸をフリーで登る。11:56 ここもフリーで。登っても登っても滝、また滝。相似形の滝ばかりで、いくつ登ったか忘れてしまう。標高はちっとも稼げない。お助けロープを出した小滝。萩を愛でながら遡行。12:43 410m 二又。右が本流。やまやろうトップでロープを出す。13:07 435m 先に登った会長いわく、上部はさらに滝が続いているという。負釣山の稜線に出るのは時間的に厳しいと判断し、ここで下降とする。13:30 休憩後、下降開始。大滝は懸垂下降。ロープ長が足りない場合は、高巻きした。16:35 作業道に到着。夕方になったためオロロに襲われる。16:55 駐車地点に到着。訓練気分で集まったが、本格的(しかもかなりヘビー)な遡行となった。充分に沢感覚がつかめた。完登できなかったのは残念だが、他会の記録によれば早発ちしても一生懸命な沢だということが分かる。
2008/08/31

朝晩は随分と涼しくなった。今年の夏は暑かったか?うだるような暑さも今は昔(忘れた)。虫の声を聞きながら、深まりゆく秋の気配を感じている。8月は過ぎるのが早かった。嫁さんも同じ意見。実家療養から帰ってきたら、家事と子育てに追われる毎日。やまやろうも仕事そして子育てに追われる。振り返れば8月は、登山のハイシーズンにもかかわらず立山にしか行っていない。8月2日室堂ターミナルにて撮影。自然環境と共存して、観光事業は成り立つのであろうか、未来への課題である。
2008/08/30
最近、酒ばかり飲んでいるやまやろうです。飲みたいから飲む。嫁さんは注意しなくなった。ある意味怖い。飲んだくれが原因かどうかは知らないが、短期記憶が弱くなった。数日前に嫁さんと話していたことを忘れていて、ばみかれること数度。もともと記憶力はよくなかったが(歴史など暗記教科は苦手)、最近はひどくなったようだ。覚えていられないからメモを多用している。とにかくメモをとっている。それで安心してまともに覚えようとしていないのかもしれない。山行記録も同様で、まずはメモなのだ。覚えておこうという気持ちはさらさらない。メモを見ればじわじわと記憶がよみがえってくる。しかしこれだと思い出として残りにくい。山人生を自分の中に留める方法として最適なのか分からない。S竹会長は、「平成○年は△△山に行った」とかそらんじる事が多い。G会山行の年表が頭にきちんと入っているようだ。誰と行ったとか何をしたとか細かく覚えている。この記憶力は素晴らしいと思った。やまやろうは、自分のメモやスライドを見返すことでようやく思い出す状態だ。きっかけがあれば思い出すことができるようだが、平時の会話の内容などは、何かと関連づけて覚えることは難しい(思い出すきっかけを作ることが難しい)。だから耳から耳へ抜けるように忘れていくのだろう。何とかしたいと思いつつ、今夜も酒を飲んでしまい頭がぼんやり。脳はますます使い物にならなくなっていく。
2008/08/29
栄養ドリンクのタウリン3グラムで、ぎゅんぎゅーんのやまやろうです(何が?)。ドリンクの効き目かどうかは知らないが、目覚めは良かった。仕事もスムーズ(午前中は)。魚津は雨が降っている。実はやまやろうは、まともなレインウェアを持っていない。晴れ男だから山で雨に遭うことが少なかったからだ。雨が降ったとしても、どうせ汗で濡れるのだからと雨具は買わないで済ませていた。昔、吟味せずに超軽量のゴア下は買ったことがあるが、山で着たことは二度三度くらい。上は防寒具を兼ねているので使用頻度は高いが、下は低いな。日帰りなら持っていかないことが多い。雨が降ったから即雨具という行動はとりたくない。着るのが面倒だ。その時間があるなら下山してしまえばいい。濡れても温泉があるではないか。教科書通りにやらなくても山では許されることがあるのだ。という山をなめた行動をしていただが、08年の正月はかなりきつかった。衣類が濡れると危険だということを身をもって知った。これ以後、身につけるものはウールか100%化繊のものしか着なくなった。濡れに対応できるように防寒具はフリースにした(嵩張るけれども)。今度の沢登りは9月の中旬。山は寒かろう。焚き火とフリースで対応だな。
2008/08/28
昨日の今日で、嫁さんは栄養ドリンクを買ってきてくれた。医薬部外品と医薬品では同じ10本入りでも値段が倍ほど違う。後者の方が効きそうだ(根拠なし)、という理由だけでお買いあげ。夕食後、早速一気飲み。リポDと大差ない味。明朝の目覚めはどうなるだろうか?登山中にスポーツドリンクを持っていく人は多いと思うが、やまやろうは持っていかない。その理由として、(1)市販品は濃度が高いので、水のように飲むと喉が渇く(2)誤って怪我をした際、傷口の汚れを洗い流すことができない(3)飲みきらないと、容器が使えない(途中で捨てるのが勿体ない)(4)雪から水を作る際、呼び水として使えない(5)味がついているので、飲み過ぎてしまう(一度に大量に飲めてしまう)などが考えられる(以前ブログに書いたような)。文句は言うが、同行者からスポドリを勧められたら飲んでしまうだろう(意志弱い)。スポドリはミネラル分を補給できるから、登山のような激しい運動には向いているとは思うが、やまやろうはこれからも水をプラティパスに詰めて、山に向かう。
2008/08/27
最近、朝がとてもだるいやまやろうです。毎朝ため息をついているのを見て、嫁さんはいささかうんざり気味。栄養剤でも摂ったらどうかと言われたが、何が効くのか分からないので保留中。会社に行ったらだるさは少しは回復する。布団から出にくいだけなのだ。ちょっと思ったのだが、低血圧の傾向があるのではないか。お盆に献血に行ったのだが、過去にないほど血圧が下がっていた(110台)。これまでは120の後半で、高血圧予備群だったのだ。食事に気を付けたことで健康体に戻ったようだ。血圧が下がった恩恵は、登山で素早く登れるようになったということ。先日の立山一周では、雄山までの登りで息切れすることがなかった。心肺が苦しくないのだ。この時は理由が分からなかったが、血圧が低かったのだと知ったら納得できる。最近のだるさはこの低血圧(一般的に100~110mmHg以下)が原因ではないか。と思ったが、やまやろうは110台なのでこの診断基準には合致していない。またWikiでは、低血圧ゆえに朝に弱いということは医学的に何も根拠がない、とも。では何だ?
2008/08/26
むすこに「いっしょ、ねんねー」と言われたので、もう寝ます。
2008/08/25

遅く起き、特にすることを計画していなかったが、嫁さんが「高岡でピカソ展やってるよ」と発したので、すぐさまネットで調べて昼前に家を出た。高岡市美術館。高岡開町400年記念プレイベントとのこと。開町とピカソが関係するのかは、この際置いておこう。駐車場はいっぱいだ。裏から入る。嫁さんは7月の開催から気になっていたとのこと。やまやろうは、むすこがピカソの作風を見て、どんな反応を示すのかが楽しみであった。むすこは、入場を拒否した。薄暗くて人が多いのを見て、少々怖じ気づいたようだ。おいおいチケットはもがれてしまったぞ、引き返せないではないか。無理して入って泣かれても困るので、嫁さん一人で行ってもらった。むすこは階段に座り、次々とやってくる観覧者をじっと見続けていた。それから階段の昇降。ピカソという名前に興味のとっかかりを見出したようで、「ピカソ見たい?」と振ると「見るー」と気持ちが入れ替わった。うまく鉢合わせた嫁さんが連れていった。展示作品は陶器、版画、ドローイングなどが中心。一目でピカソと分かるものが多いが、美術の教科書に載っているような有名な作品はなかった。それもまたよし、新鮮で。むすこのことが気になって集中して鑑賞できなかったところがある。それと人が多過ぎる。観覧者がアリのように一列並んで、作品の前をゾロゾロと通過するのだ。芸術ってそんな眺め方をするものなのか?やまやろうは列の間をすり抜け、ちょっと傍目で楽しむ。その分作品から離れてしまったのが残念。むすこは皿や陶器に描かれたものを見て「かおー」とか「うし」とか発す。興味は示しているようだ。ピカソの作品によって、その辺りのセンスが磨かれてくれれば有り難いが。総合的には落ち着いて見ることはできなかったという感じか(記憶にあまり残っていない)。小さい子がいると、芸術に触れるのは少々難しい。高岡美術館に来たら、やらねばならないことがある。美術館前の「まじま」で10段ソフトを食べること。今日も列ができていた。150円。買って店から出たら、みるみる溶けていく。むすこに二口ほどかじらせてから親がいただこうとしたが、コーンから手を離さない。代わりのせんべいになんか見向きもしない。結局コーンに達するまで舐め続け、さらにコーンも三分の一ほど食べてしまった。今度はこども用100円を与えるしかなさそうだ。10個売れ 溶けて1個は 道路が食べる夏の午後 アスファルトには 白き点描
2008/08/24

もうじき2歳3ヶ月になるむすこの最近お気に入りな絵本が、作:なかがわちひろ、絵:ヨコセ・ジュンジの「おたすけこびと」。こびとが働く車を使って、あるものを作り上げるというお話。むすこは働く車が好き。これまで買ってきたトミカの中に、作中登場する車が偶然にもあった。ミキサー車とオフロードダンプがそれ。そして絵本を意識して、ショベルカーを追加購入。最近はこのショベルカーがお気に入りで、毎日「ガー、ガー」と掘っていたのであるが、ダンプの荷台に載せることを始めた。目的は達しているが何かしっくりこない姿に気をもんだやまやろうは、本日新たにトミカを入手した。ブルドーザー運搬車とトラックである。前者は似たような車が登場しているし、後者は同じ跳ね上げ荷台の車が登場している。むすこに与えたところ、早速食いついた。嫁さんが買い物に出かけた小一時間、この2台だけで絵本の世界に没入していた。やまやろうには触らせてくれなかった。一通り遊んだところで、ショベルカーに載せ替えてみたら、目の色が変わった。これまたやまやろうには触らせてくれず、一人で遊ぶ始末。これほどまでに気に入ってくれたら、買った親としては満足だ。トミカは一台300円くらい(店頭価格)なので、買おうと思えば幾らでも買うことはできる。しかしやまやろうは漫然と与えたくはない。むすこのためにじっくり厳選することで、嫁さん中心になりがちな子育てバランスを少しでも中庸にできているのでは、と思っている。置き場所が無いのであまり増やしたくはないのだが、やまやろう個人が欲しい車があったりしたら、今後どうなるか分からない(ホンモノは買えないしね)。
2008/08/23
やまやろうの勤務会社では、年に四回社報が出される。記事の中にリレーエッセイというのがあって、その名の通り社員がつてを頼ってエッセイを書きつないでいくというものだ。今月号で、やまやろうにそのタスキが回ってきた(次号に掲載)。会社に入って○年、今か今かと待っていた出番がついにやってきた!このためにブログを1000日間続けていたと言っても過言ではない!??しかも山の話希望ということである。おあつらえむきだ。読む人は様々。山の話といっても、マニアック系から、ステレオタイプ系まである。そのどちらでも書くことはできるが、新聞記事のようなエッセイはつまらないだろう。やまやろうらしいちょっと受けを狙った文章にしてみたい。やまぶろぐをひっくり返してみたら、案外そのまま使える文章があるかもしれないな。でも社報だから山と会社をからめた話題の方が受けがいいかもしれない。その線で考えているが、ブログに書いたことある気がするな…。文章以外の課題は、エッセイと共に掲載される自分の写真。山の話を出すわけだから、登攀の写真なんて最高だと思っている。しかしそういう場面でカメラを向ける人はG会にはいない。今からでも遅くないので、登攀もしくは遡行時の激しく山と向き合っている構図の写真を、同行者に撮ってもらうことにする。直近では9月の不帰谷遡行か。
2008/08/22
涼しくなった。タオルケット一枚では、明け方寒い。季節は夏から秋へと変わる。もう三ヶ月もすれば、立山は白くなりスキーシーズン到来となる。一年は早いものだ。その前に、沢登りをやらなければ。9月の連休は、黒部川支流、不帰谷の遡行が計画されている。昨年途中で敗退した沢である。初めて入渓したので下部で遡行に手間どった。帰路、巻き道を発見したので今度はすんなり途中までは行けるはずである。引き返した地点のチョックストンは、ボルトを打ってアブミを掛けて乗り越すつもりだ。まあ、一年で渓相が変貌していてあっさり乗り越せるかもしれないが。ひとつひとつの山行計画をきちんとクリアしていくことで、経験が積まれ自信が付いていくものだろう。たとえどんな低い山でも登頂するか途中敗退するかで、その後の山人生への影響は大きく異なるだろう。だからやまやろうは、山行の成功にこだわりたい。
2008/08/21
今晩はG会の集まり。お盆は山に入らなくて良かったねと慰め合う。集会の最後に、錫杖岳の登攀写真をスライドで見せる。今のご時世、デジカメ画像をノートパソコンで見せれば簡単だと思うが、デジカメの写真と銀塩の写真は、やはり質感が異なるようだ。枚数が撮れないし大がかりな装備になりがちな銀塩カメラは、軽量化が進む山向けではないと思うが、やまやろうはこだわるつもり。せっかくリバーサルフィルムで撮影しているのだから、コンテストなど出せばいいのにね。でも山岳風景ではなく人をからめた構図が多いこと、さらにISO400の手持ち撮影で、絞りをカリカリに絞っているわけではないので、コンテスト向きではない。920さんからの勧めもあったが、どこにも応募していない。やまやろうとしては、まだ撮り足りないと思っている。今度の週末にはカメラを携えてどこかの山に行きたいものである。
2008/08/20
去る7月に献血運動推進大会があった。やまやろうは参加できなかったので、賞状と記念品が本日届いた。賞状をもらうなんていつぶりだろうか。記念品は高岡銅器の一輪挿しであった。献血50回の表彰らしいが、先日15日にまた献血に行ってきた。忙しかったのでちょっと日が開いた。驚いたのは血圧がとても低くなっていたことだ。110台である。嫁さんが塩分に気を付けた料理を作り、適度な運動(山登り)をした結果だと思う。
2008/08/19

昼前から魚津に向けて発つ。そのまま帰るのも面白くないので、足を伸ばしてファボーレへ。カプリチョーザでパスタとピザをでかいと食べてから、スポーツデポへ。嫁さんが、むすこのためにアルミボトルを買いたいのだと言う。外でお茶を飲ませる時に両取っ手のマグを使っていたが、ステップアップを求めたのだ。しかしPETボトルでは嫌なのだと。アウトドア用品なだけに、やまやろうは強く否定できないところがある。キャンプ用品売り場に見つける。容量・絵柄とも様々。ポリカーボネート製でもいいねかとやまやろうは主張するが、嫁さんはアルミボトル、しかもSIGGがいいと(形から入る人、ブランドにこだわる人)。容量は0.3リットルで決まり。絵柄については、嫁さんは緑の下地にオレンジのキャップの(Safari Fun)が気に入ったようだが、むすこに選ばせたところ、全て黄色の(Wild Friends)を手に取った。それをお買いあげ。むすこは絵を見て「らいおーん、ぞう」とか言っている。結構なお値段したので、茶渋が付くまで使い倒して欲しい。
2008/08/17

お盆は、まちやろうのやまやろうです。土日は嫁さんの実家にお邪魔。後追いのやまやろうはJRを使う。午後からバーベキューの支度。やまやろうは義父と共に、ガレージにブルーシートを張ったり、ベンチを物置から出したりしていた。そして炭火熾し。沢登りでの焚き火と同じ要領やにかと思っていたが、たき付けの細い枝がない。新聞紙に火を付けて、うまく炭にまで行き渡らせた。団扇であおいでもなかなか火が広がらないのを見かねて、義母が使い古しの割り箸や厚紙などをガンガン突っ込んで一気に火が立った。沢では焚き火は楽しむものだから(言い訳)。網に肉を載せると、火勢が良いのですぐにできあがる。むすこは義父の膝の上に陣取り、「にく、にく、にく」と肉ばかり注文。やまやろう家では肉もちゃんと与えてますぞ。というやまやろうも、肉8野菜2くらいの割合で食べまくっていた。片手にはヱビスビール。豚足も登場。グロテスクな見た目からか箸を伸ばす人は少なかったが、やまやろうは率先して食らいついた(骨付き肉が好き)。夕方は五輪の女子レスリングを、義弟のケータイワンゼグテレビで観戦。便利な世の中になったものだ。バーベキューの締めは、やっぱりというか焼きそば。もう、はらうぃ(腹憂い=腹一杯)なのだが、食べてしまう。ビールはまあまあ飲んだが、雨のため気温が低く本数はそれほどでもなかった。今回は食べに回ったし。片付けして家の中ではスイカ。そんなに栄養とって何に使うのか宛てがないが、満足満足。
2008/08/16
錫杖岳烏帽子岩前衛フェース三ルンゼの写真と簡単なコメントをアップロードしました。写真が多いので、三つに分けてあります。アプローチ編登攀編下山編山行から一ヶ月も放っておいたのは、更新する時間がとれなかったためです。お盆の夏合宿が中止となり、時間ができたのでようやくまとめられた次第。やまやろうは、記録を残すまでが山行だと思ってます。だから、これでけりがつきました。
2008/08/15

週間天気予報に傘マークが並んだお盆。不穏な気持ちでG会館に向かったのが昨夜。たとえ入山しても岩壁が濡れていて登攀できなかったら、何のために行くのか分からない。CLが下した判断は、中止であった。合宿の代替案を考えておらず、また剱岳以外で登りたい山が見つからず、このお盆中の山行は無くなった。酒飲んで雑魚寝。明け方、雨が激しく屋根を叩く。馬場島へ向かう前から雨だったら、少しは納得がいくもの。早朝帰宅して家で朝食をとる。その後も魚津は時折激しく雨が降る。昼前からは日差しも出て、セミがうるさくなる。山はどうかと、ライブカメラや雨雲レーダーを何度もチェックしてみる。称名滝は平時の数倍の水柱が吹き出しているし、湯川はカフェオレ色の濁流だ。室堂のアメダスは50mm/h超という猛烈な雨を記録している。レーダーは山間部を中心に、ピンクや赤の色がついている(50mm/h、80mm/h以上)。データを次々と集めることで、ようやく「行かなくて、よかった」と思えるようになった。夏合宿に向けて錫杖岳で岩登り技術を磨いてきたが、直前になって中止となりとても残念だ。しかし山は逃げない。チャンスを待って、また剱岳に向かいたい。あんな雲の下におったら、どうならんよ…。
2008/08/14
錫杖岳中央稜P2右岩壁左ルートの写真と簡単なコメントをアップロードしました。ネット検索しても、登攀中の写真ってなかなかないんだよね。だから貴重と自負。鉄砲水の写真もなかなかないの、これも貴重と自負。
2008/08/14
夕食はカーボローディングのためご飯二膳。明日からチンネに行くことを伝えると、むすこはちょっと考えて、「おとうさん、チンネ」と発する。そして爆笑。「おとうさん、チンネ。ギャハハハ」「おとうさん、チンネ。ギャハハハ」「おとうさん、チンネ。ギャハハハ」が、やまやろう家にこだました。何かと勘違いしていないかい(チンネは、鋸壁の意)?
2008/08/13
毎日更新ができない(諦めた)やまやろうです。1000日間更新したら、燃え尽きた感がありますわ。今夜はG会夏合宿に向けての集まり。行動概要と装備の見直し、食料の確認など。お盆に行くのは剱岳、いくつかの岩壁をよじるつもり。毎日が忙しくて合宿のことをじっくり考える時間が取れない。ばたばたしたままなだれ込むという印象だ。錫杖岳での完登の良いイメージを胸に、チンネに向かいたい(言っちゃった)。
2008/08/11
じゃんとこい魚津まつりの最後は、蝶六の踊りだ。やまやろうは魚津に何年か住んでいるが、踊りに参加するのは今回が初めてだ。事前の4回の合同練習に参加したが、本番直前にも先達に伺う(昔から一夜漬けが得意です)。三列になって踊るが、初心者は中列が通例。が、集合時なぜか真ん中ばかりが伸びてしまい、あぶれたやまやろうは左側(よりによって観客側)となってしまった。腹をくくってやるしかない。団体の中番目くらいで踊り始める。先達の動きを必死になって追い掛け、遅れないようにした。1時間以上踊り続けていたようだが、それを感じさせない雰囲気であった。終わった後の爽快感は特になかったが、お客さんに見られているという緊張感と優越感に浸っていた。踊りが終われば打ち上げ。明日仕事だと思っていると、酔わないものだ。途中から水を飲み始めたし。おかげさまで無事帰宅できた。
2008/08/03

立山開山の説明が、カンペ棒読みのバスガイドに、少々うんざりのやまやろうです。6:45 集合してバスで出発。9:01 室堂ターミナル。例年より30分ほど早い。今までの運転は何だったのだろうか。9:12 2300m(2430m) ターミナル発。雄山東面の状態が分からないので、まずは三角点を目指す。登山道は最初から飛ばしていき、目に入る先行者をことごとく追い抜く。9:39 2560m(2700m) 一ノ越。休憩なしで岩礫の急斜面に取り付く。韓国からの団体が列を作っている中、うまくルートを取って渋滞を避ける。登高ペースは早いが、足元には細心の注意を払って石は落とさない。9:57 2740m 三ノ越は通過。10:07 2835m(2992m) 雄山の一等三角点。55分で来てしまった。今回は調子が良くて、まったく疲れないのだ。ここで東面の観察。社の建つ尾根が邪魔して北側がよく見えない。大汝山側に北進してみることにする。何度か登山道を外れて岩稜から東面を覗き込むが、かなり切り立った感じに見えた。雪渓(御前谷)を下降して取り付き点から見上げるのとはまた異なるのであろうが、今回は単独ということもあるし、岩登りはパスした。さてこれからどうしよう。代案であった立山一周に気持ちを切り換える。もう大汝山近くに来ているし。10:30 2860m(3015m) 大汝山。狭い山頂に人がひしめく。青緑色の黒部湖がよく見えた。中高年登山者の団体が多い。すれ違いができない登山道で何十人もやってこられるとうんざりしてしまう。ガイドは一人で対応できるとは思えない(客の所在を把握していないガイドを見かけた)。時間に余裕があるので一周できるとは思うが、どれだけ短縮できるかだ。室堂でやりたいこともあった。登りは毎分12~13m、平地は小走り、下りは駆けた。山頂では写真を撮る程度で、腰を下ろした休憩は一切取らなかった。10:57 2720m(2860m) 真砂岳。人が多いのは一ノ越から雄山までと思っていたのだが、この後も団体がいくつも歩いている。この辺りは簡単な縦走路だったろうか、やまやろうが過度に厳しさをイメージしていただけなのだろうか。11:21 2725m(2874m) 別山。ピストンも考えたが、コースタイムが気になってきたので寄り道はしない。剱沢は雪がべったり、登山道は一部雪渓をトラバースしている。雪が多いと感じる。11:35 2615m(2750m) 剱御前小舎。ここまで来たら室堂までもうすぐだ。雷鳥沢は走って下りた。見るからにつまずいてしまいそうな石ごろごろの登山道だが、体幹をまっすぐ維持していれば、手足がばらばらしても転ぶことはない。スキー滑降時の応用だ。途中で雪渓に出たので下降速度が上がる。スキーができそうなほど雪がたっぷり残っている。12:01 2160m(2277m) 雷鳥沢キャンプ場。最短ルートは地獄谷経由であろうが、迷った。コースタイムを気にしているのにあえて雷鳥荘経由とした。12:17 2255m 雷鳥荘。キャンプ場を出た辺りから足の動きが鈍くなった。ここまで3時間、ほぼ休憩なしで歩き続けていたのでエネルギーが切れかかっているのだろう。シリアルを少し口にしたら回復してきた。みくりが池温泉下の地獄谷からの道は、学生の列で渋滞していた。回り道をして正解だったようだ。12:37 2305m(2430m) 室堂ターミナル到着。出発から3時間30分を切るタイムで立山一周を成し遂げた。しかもバスが出るまで2時間半近くもある。浄土山をからめた立山一周もできそうだ。腹が減ったので、まずは飯だ。売店のおやきを買い、雄山を眺めながら頬張る。そこからの景色はなかなか良かったので、絵はがきにしてみた。室堂のポストに投函。それでも時間があるので、歩道沿いの花々を撮影したり、売店を冷やかしたりしていた。14:50 魚津に向けて、バスが発つ。17:20 魚津到着。
2008/08/02

今週はとても忙しくて週末になるのが早かったやまやろうです。明日、嫁さんと息子が魚津に戻ってくる。嫁さんは調子が悪くて、実家で静養していたのだ。約3ヶ月ぶり。その間、やまやろうはにわか独身貴族であった。ご飯作らなくていい一緒にまた住めるのは嬉しい。むすこはどんどん成長している。暴れん坊は魚津の狭い家で満足するだろうか。戌の日の高瀬神社にて。夏の日差しがざんざん降り注ぐ中「だっこ」を求めるむすこ。ぴとーと密着してくるのは大変可愛いのであるが、冬にして。
2008/08/01
全23件 (23件中 1-23件目)
1