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昨夜は荒んだ心でネットしていた。気晴らしにブックマークの価格コム(カメラ部門)をちらちら見たり。一年くらい前から、コンパクトフィルムカメラについてブログにコメントを残しているが、要らないという結論を出しておきながら、年明けにクラッセを買っているわけで、人間の意志の弱さを記録している。折角買ったカメラ(クラッセ)も押入れの肥やしとなっている。最大の原因は山に行っていないことである。日帰りならば現像不要のコンデジを使うしな。G会の例会山行は、年末年始までに一回しかないし。フィルムカメラを使う機会がとんとない。自分で状況を作るくらいの気概がないと、宝の持ち腐れだな。今週は気分的そして肉体的にえらかった(きつかった)ので、連休はどこかに行きたいわ。
2008/10/31
貧乏暇無し。これは金銭だけではなく、精神的な貧富も含まれていると思う。忙しいと山のことを考えていられなくなる。好きな登山が頭から抜けたら、やまやろうは何を気晴らしに生きればいいのか。遅く帰ればむすこはもう寝る時間(いい子に育つためには本当は早く寝て欲しい)。じっくりスキンシップをはかる時間もない(寝かせたい)。今夜は嫁さんから「すれ違いの生活ね」と言われてしまった。その通り、嫁さんと会話する時間もない。何のための生活??ある上司からは「連休くらい息抜きのために山へ行けば?」と言われる。そうは言っても山行計画を練る時間すらないので、ぎりぎりになって慌てて結局行かないパターンが最近多い。昔のように何かに取り憑かれたように山へ向かう情熱もなくなった。またさらに上の上司からは「(遭難するから)山へは行くな」と言われる。そんなことを言われて素直に従うつもりはないのだが、精神的にはブレーキがかけられてしまう。山から心は離れていく。こうして大方の30代の山屋は、一般人へと戻っていくのだと知る。続けていられる人は、相当な覚悟と精神力と恵まれた環境(周囲の理解)があるのだろう。成り行き任せ、人生流されるままのやまやろうは、自分という柱を持たずに世間にもまれて消えていくのだろう。
2008/10/30

僧ヶ岳市民登山会から。目をこらして探したが、ブドウの実は既になかった。最近ブドウ酒を飲んでいないな(日本酒ばかり)。今年のボジョレー ヌーヴォーの解禁日は11月20日だそうだ。円高だし、買ってみようかしら。
2008/10/29
今朝は寒い。たまらず車のエアコンをつけた。缶コーヒーはホットを選んだ。日中は冷たい雨が降る。山では雪だ。立山のライブカメラはガスに覆われて積雪状況が不明。明日以降確認しよう。あと1ヶ月もしないうちに、山スキーシーズンが到来する。初滑りは立山か。雪が少ない昨今、アルペンルートが営業を終える前に充分な積雪になるかも微妙な情勢だ。ゲリラ豪雨があるのだから、標高を上げればドカ雪になると思うがどうだろう。昨夜あたりから、あわすのスキー場で華麗なテレマークターンをしている自分をイメージしている。頭の中ではスキーモードだ。しかし身体は寒さに慣れていない。徐々に耐えられるようにしていこう。まずは冬用ジャケットを買わないとなー。
2008/10/27

10:18 1860m 僧ヶ岳に到着(1855m)。とにかく寒い。急いで化繊ダウンと雨具を羽織る。手先はウールの手袋。それでも長時間滞在はきつい気温。山頂には若いグループ。じきに続々と登山者が到着。同日開催うおづスポラの秋山トレッキングの一行39名。スタッフの中にG会の方も。駒ヶ岳方面の鉱山道を撮影することができた。家で画像を調査してみよう。10:48 山頂を交替するかのように、我々は下山開始。人が多い山頂では落ち着いて記念撮影することができなかった。こういう構図も面白い。冬を待つ 残果の先に 毛勝山11:43 成谷山で一服。例年よりも早い行動。12:31 伊折山で一服。この場所が一番であったと思う。色とりどりの紅葉と緑、その先に白い川床の阿部木谷。同じところから。絵になるところはコンデジ撮影でも楽しい。同じところから。下りは落ち葉で滑るうえに急坂なので、慎重な足捌きが求められる。それでもやまやろうは尻餅をついた。赤が鮮やか。川音が聞こえてきたら、もうひと頑張りでゴールである。14:14 登山口に到着。全員無事に帰ってきた。今年のお客さん慣れた方が多かったのか、大変に早い下山であった。振る舞いミカンが美味しかった。
2008/10/26

毎年恒例の魚津市の登山会。今年は選挙の都合で延期された。5:00 魚津市役所に集合。今年の参加者は、5名。スタッフは10名。なんとちぐはぐな。その分手厚いサポートができるというもの。車3台に分乗して、片貝川上流を目指す。6:12 720m 東又谷と阿部木谷の分岐にある、東又登山口を出発する。今年は一班体制。出だしは急登である。ここが一般登山者を泣かせるのだ(特に下り)。標高の低いところで早くも紅葉が見頃を迎えている。山頂は終わっていることを確信。だから道中で撮影しておかないと、ネタがなくなると思った。目に留まったところはとにかく撮っておく。毛勝山は葉枯れの茶色とハイマツの緑をまとい、晩秋の雰囲気。今年は赤色がいまいちかと思っていたが、透き通った美しい紅葉をいくつも見かける。ただ当たり年かどうかは分からない。8:01 1350m 伊折山に到着。高度計を見ると、僧ヶ岳では標高1300メートル付近まで紅葉前線が下がってきていることが分かった。それより上は視界の効く潅木の中を、落ち葉を踏みしめて歩くことになった。きのこは少ない。雨が少なかったからという意見も出た。9:02 1595m 成谷山到着。一服入れずに通過。紅葉はとっくに終わっており、寂しさを覚える。東又谷の源流部、ウドの頭が成谷山からよく見える。鹿島槍ヶ岳の二峰が角のようである。9:23 1655m 槍見の池。鹿島槍ヶ岳の好展望地。東又コースでまともに水が取れるのはここだけである(要煮沸)。初夏はカエルがひしめくこの池も、今は静寂に包まれる。曇り空であるが、視界は良好。富山湾が湾であることを実感できた。紅葉が見事なのは、はるか下方である。ひときわ色鮮やかな山腹であった。強風の吹き抜ける稜線を辿れば、山頂は近い。仏ヶ平に、烏帽子尾根から取り付いた登山者の姿が見える。初夏はニッコウキスゲで彩られるこの草原も、今は風の通り道。
2008/10/26

義弟が嫁さんを連れて、結婚式の御礼と新婚旅行の報告にやってきた。むすこは照れて照れて毛布を頭からかぶって「ぎゃはははー」とふざける。じきに義弟と絵本を読むほどに落ち着いたが。旅行先のデジカメ画像を見ることに終始する。デジカメ背面の小さな画像であったことは残念であるが、それを帳消しにする大量の画像を見せてくれた。ひとつひとつ解説してくれたので、どういうところなのかよく分かった。いいねーやっぱり、海外旅行はいいねー。我々も新婚旅行は海外であったが、気候は寒くて、料理は塩くどくて、土産購入は少なくて、消化不良の感はある。還暦祝いにね、と嫁さんからリクエスト(うほー)。んで、土産をやまやろう家各人にいただく。嫁さんは青の膝掛け、やまやろうは青のストライプのネクタイ、むすこはサッカーユニフォーム。早速着た。気に入ったようだ。デルピエロのように(よく知らんが)、スポーツ万能になってもらいたいものである。
2008/10/25

悩んだ末に買ったフジのクラッセ。最近の使用状況はどうだろう。実はかなり使用頻度が少ない。重くても一眼レフを持っていくことが多くなった。一眼は操作に慣れているし、、電源を入れたらすぐにシャッターが切れるからだ。コンパクトカメラの遅い合焦では、動き回るむすこや登攀仲間の決定的瞬間を撮り逃すことが多い。クラッセを持っていることは、ステイタスかつ所有欲を満たされる代物だとは思うが、やまやろうは実質主義者。一眼より性能に制限のあるコンパクトを選ぶ理由はなかったのだ(そんなことを今更)。しいて挙げれば軽いことか。厳冬期登山など軽量化重視の山行では使えるだろう。ただし耐久性はどうだろう。冷えて動かなくなるかもしれない。軽量化も単焦点レンズにすることで対応できたかもしれない。そういう悶々とした心のまま、昨夜は布団に入ったのだ。なかなか寝付かれなかった。後悔しても始まらない。こういう結果になることも予想しつつ、クラッセを購入したのであった(思い出してきた)。最近は撮影そのものからも遠ざかっているので、明日の市民登山ではたくさん紅葉を撮ろう(と良いながらコンデジしか持っていかないのだろう…)。黄葉の撮影適期は、今。記憶に残すか、フィルムに残すか。
2008/10/25
金曜日、ヘロヘロになって仕事を終える。今週は短かったように感じられる。多忙なことはありがたいことであるが、ちょっときつい。昔より体力が落ちてきているようにも感じられる。山に行っていないからと、やまやろうは推測する。毎日が車通勤で、身体をほとんど動かさないことも大きい。家に帰ってもご飯を食べて寝るだけというのも悪循環だ。身体だけでなく、頭も使わなくなった。時間がとれないので、本を読めないのだ。総合的に自分自身が退化してきていると実感する。この状況を好転させるには、何をすればよいのだろうか? このまま廃れるに任せるしかないのか?
2008/10/24

写真は、先日の中山登山のもの。今週は早いのー。あと一日で週末である。そして、魚津市の市民登山会。懸念していたとおり、参加者は分断された。しかし、ほとんどは向こうの団体に流れていってしまった。予想通りの展開(悪い方向)。お客さんより、サポート隊の人数が多いこと必至。それはそれでお客さんにとっては贅沢な山行なのではないか(安心感一杯)。さらにこちらの東又ルートの方が、紅葉はきれいであることは間違いない(どちらからも登っているから断言できる)。思い出深い山行になるだろう。来年こそは、同日開催にならないことを祈ろう。
2008/10/23
月曜日から午前様のやまやろうです。酒じゃないよ名前だよ。第二子がもうじき生まれるので、その命名を検討。性別は分かっているので、あとは良い名前を考えるだけ。しかし、これがまた難しい。むすこの名前は最高だと思って付けたが、またさらに良い字を考えねばならないので、プレッシャーもある。今回嫁さんからは、冬生まれに合う名前にして欲しいと要望された。浮かばないのでネットで検索したのが昨夜遅くだったのだ。すっかりはまってしまってなかなか終わらせられなかった。その中で二つほど色よい返事がもらえたので、やった甲斐はあった。そして今夜もネット検索。絞り込めてきたのか、どつぼにはまるのか、まだ不明。目がしょぼしょぼしてきたので、もう風呂入って寝ます…。
2008/10/21

中山の下山時に撮影。巨木に芽吹いた木々が色鮮やかに秋空に映える。日光に当たって白っぽくなっているタテヤマスギの幹とのコントラストが素晴らしい。やまやろうは、どの分野の写真で勝負しようかしら。山岳写真関係は勝ち目がないから独自性を求めなさいと、920さん。確かに、撮影目的で山に登り、一瞬を求めて何時間も粘るという行動はとれない。目的はあくまでも登山そのものなのだ。今のスタイルである、同伴者と山の絡みにこだわった方がいいのかもしれない。より撮影の困難な場所、例えば岩場であるとか沢登りであるとか雪山であるとか。自分も撮影意欲が湧く。分かりやすく言うと、ロストアローのカタログ写真みたいな感じか。あれって募集していると思うが、掲載されるようなレベルの山および行動はしていないから、ロストアローでは敷居が高すぎる。モンベルには出したことがあるが、使われないだろう(被写体=自分=モンベルのロゴが小さかった)。モンベル製品はよく使っているから、挑戦してみる価値はあると思う。実際のところどこがいいのだろう。自分のブログで出していくしかないのかな。
2008/10/20

ザイル祭り翌日の奉納山行は、中山(1255m)とする。参加者は、やまやろうを含めて5名。東小糸谷から山頂経由の一般ルートへの一周コースとした。道中、紅葉・黄葉が素晴らしく、全員デジカメ撮影会になっていた。我々は早めの登頂(前泊だし)。続々と一般登山者がやってくる。山頂は座る場所がないほどになったであろう。奉納山行にしてはちょっと物足りないという方もおられたが、片付けもあったしこの位で良かったと思っている。
2008/10/19

毎年開催しているザイル祭り。一年間身の安全を守ってくれた登山用具に感謝するイベント。今年は馬場島の旧家族の森管理センターで開催。夕方、ぼつぼつと人が集まり散発的にグラスが傾けられていく。920さんの神事で、一旦中身が引き締まる。その後は楽しい宴会。A木さんの特製とろとろチャーシュー、S田さんの優しい総菜各種、M本さんの外パリ中ふわ餃子、Dさんのあったか鍋、S崎さんの手製ロールキャベツ、M田さんのじんわりおいなり、S沼さんの摘みたてミョウガなどなど。ごっそがいっぱいで腹がぽんぽんだ。定番ビールを始め、珍しい地酒もいろいろ飲んだ。落ち着いたところで、やまやろうのスライド上映。明星山のクライミングは昔を懐かしんだりして、話が弾む。宴は深夜まで続き、自然にお開きとなったのが、深夜1時半。やまやろうは最後まで意識があった(珍しい)。
2008/10/18
○過去の思い出に浸るよりも、新しい山行に目を向けたい。○経験の少ない者ほど、自分の山行を語りたがるものである。 経験の多い者は、語らずとも身体よりにじみ出る。○本のコースタイムは参考にならない。 自分の足で測ったコースタイムが一番精確である。○登山は雪山が一番だ。 目の前の雪をかき分けラッセルすれば、 高みを目指す行為に純粋に集中できる。 昇華された真の登山の姿である。○登山は人生の縮図である。
2008/10/17
紅葉の季節、僧ヶ岳(1855m)を魚津市街から見ると、山腹が赤く色づいている。つい先日雲一つない夕方に見る機会があったが、燃えているかのようであった。今年の紅葉は特にきれいらしい。そのような報告をネット上で散見している。今年も僧ヶ岳市民登山会が開催されるのであるが、昨年に続いて二団体による開催となった。今年は同日に行われる。選挙の関係もあったと思われるが、最悪だ。参加者が分断されてしまう。G会が関係する市民登山会は、魚津側の東又登山口から登る。急登のため初心者は大変厳しい。例年脱落者が出るほど。対して別団体のトレッキングは、宇奈月側の烏帽子尾根登山口から。こちらは車でかなり標高を上げるので、東又よりは楽である。人情的には、同じ山頂を目指すなら楽な方の宇奈月側から登りたくなるもの。参加者人数がどうなっているか分からないが、魚津側と半分半分ということはなかろう。できれば多くの参加者に来てもらいたいと思うのは、どちらの団体も同じなはず。お客(参加者)を奪い合うようなやり方をしていては、どちらもしぼんでしまうのでは。もう少し行政内で話をつけて、共催にするとか、山を変えるとかムダのない方法をとってもらいたい。
2008/10/16
登山における最大の障壁は、最初の一歩を踏み出すやる気である。一度登った山だから、往復の移動時間の方が長いから、とあれやこれやと考えてしまうと麓から抜け出すことはできなくなる。ザックを放り込み、車のエンジンをかけてから何をするか考えてもいいくらいではないのだろうか。登る前から山のことを考えてしまうと、登らなくても満足してしまう。ちょっと準備不足の方が、期待と不安が入り交じり緊張感が保たれると思う。先入観なしの、まっさらな気持ちで山に向かいたい。記録のない山行はあり得ない。登っただけで満足する人は、登山技術のさらなる向上は諦めた方がよい。失敗も成功も記録して後から見返すことで、過去と現在の違いを把握し、何をするべきか考えることができる。山は逃げないが、体力は歳とともに逃げていく。登るべき山の適期は存在する。山に行けないのは時間がないからではない。言い訳と先入観が原因である。山では臆病でありたい。その方が山人生は長くなる。山では勇敢と無謀は紙一重である。
2008/10/13

天気の良い連休二日目、白馬村のそば祭りに向かう。魚津ICから時速***kmで走って糸魚川ICへ。車は多い。国道148号線も車列。向かう先は、ふ~みんの里 白馬夢農場。やっているのか心配するほどの山道。途中の看板がなかったら、引き返したくなるほど。標高をぐんぐん上げて到着。山小屋風の「風の館」からは、後立山連峰が一望できる。斜面は絨毯を敷いたかのように紅葉している。これは素晴らしい景勝地だ。しかし、寒い(標高1000m)。デッキで新そばを注文したが、温そばにしたいくらいだ。たまらず家族みんなで上着を羽織る(むすこは拒否:イヤイヤ期)。大盛りざるそば(1000円)。コシが強い。ほのかに香ばしい。このそばを一年待っていたのだよ(やまやろうはそば好き)。他に野沢菜とそばあられのサービスも。むすこは生まれて初めてそばを食す。これまでも何度かうどん・そば屋には連れていっていたが、アレルギーが心配で全てうどんで通していた。どうだ、初めてのそばの味は? もう止まりません。嫁さんと二人、大盛りにしておいて正解であった。どんどん食べられてしまう。そばあられも皿が空になるまでつまみ続ける。むすこに食べられても、充分新そばを堪能できた。食後はお散歩。「恒久の丘」から山並みを臨む。夏場はラベンダーの紫で覆われるこの地であるが、いまは背丈を低く刈り込まれ、来る冬に備えている。むすこは、タンポポの綿毛飛ばしに夢中(山を見よう)。手入れの行き届いた針葉樹の林が広がり、小径が続いている。これを使って駐車場まで散策。むすこは余り運動しないが、今日は別。先行して歩いていってしまう。そして父と母の間を行ったり来たり。気持ちいいねー。駐車場そばには移築された山小屋が二軒。五竜山荘と八峰キレット小屋。中には入れなかった。ここからの山もまた素晴らしい。むすこは、やまやろうの真似をして、一眼レフを構えるポーズ。この時期に来たい来たいと思って、ようやく叶った新そば祭り。秋は駆け足で過ぎていくが、それまでにまたそばを食べに行きたい。
2008/10/12
先週から今週にかけては、とんでもなく忙しく、家のパソコンを起動しない日もあった。そんな開店休業状態のやまぶろぐにも来訪者があり、とてもありがたいことである。さてようやく三連休。G会では黒部の沢登りが計画されている。でもやまやろうは街にいる。今回は留守本部担当。仕事に疲れて山を考える余裕がなかったのでパスした。家族とどこかにいくつもり。山行の問題は初日の天気である。前回中止した際も、三連休の初日が雨であった。巡り合わせが悪いのー。
2008/10/10

日曜日の赤谷山には、金沢のお医者様も来ていたと知る。それを知ったのは、大窓へ行っていた山仲間mさんの情報。車はチェックしていたのだが、アルハイは分からなかった。mさんの車は見つけたのだが。やまやろうは、車を運転中、対向車を結構見ている。知人の車をナンバーと車種から判別している。走りながらよく分かるねと、嫁さんからは驚かれるが。逆にやまやろうが、誰それからどこどこで見かけたよと言われることは、ほとんど無い。よくある軽自動車だからか。でも、ナンバーは一度見たら覚えてくれるでしょう。天泊したい絶景地。
2008/10/03

日曜の赤谷山は、登頂の他にも目的があった。それは木の実を採ること。登りがてらだいたい場所を押さえたので、下山時に味わう。山頂ではイチゴ類とクロウスゴがなっていた。ちょっと熟れ過ぎな感じのイチゴは、指でつまんだだけでほろほろと落ちてしまうほどだが、そういうものの方が甘かったりする。クロウスゴは粒が小さいので数で勝負。幾つも食べていると満足感が得られる。最大の狙いは、サルナシであった。スキー仲間のtkmaさんが食べたというコメントが当ブログにあった。赤谷山に来たのは、剱岳の初冠雪を見るためというよりもサルナシを食べたくなったからというのが正直な気持ち。豊作か、例年より多い気がする。手当たり次第に口に運ぶ。堅軟入り交じっている。堅い実は酸っぱいのだが、それが疲れた身体に効いているような気がして、ついつい食べてしまう。柔らかい実はまさにキウイフルーツの味。甘い中にぷちぷちとした酸っぱさが弾け、もう止まらない。サルナシは野生動物の餌にもなっているが、やまやろうも野生児のようにむさぼり食った。一年に一回しか味わえないから。嫁さんに土産にできるくらいは実っていたが、キウイと同じ味なので目新しさはないと思い、持ち帰らなかった。このことを家で話したところ、食べたことないから採ってきて欲しかったと怒られてしまった。なら来年。ヤマブドウはたわわに実る。写真の房は届かなかった。甘酸っぱいねー、これも止まらないうまさ。数は少ないので、これは道中のおやつだな。サルナシを土産にしなかったのは、アケビにしようと思っていたからだ。目をこらせば幾つもぶら下がっているのを見かける。ちょうど良く裂けている実は少ない。紫色してそこそこの大きさのものならば、裂けていなくても持ち帰った。夜、むすこが見ていないところで嫁さんとこっそり食べる。素朴な甘さだ。嫁さんのは当たり(大甘)だったようだが、やまやろうのはいまいちだ。裂けていないものを食べたら、ほんのり甘さを感じることができた。ずっと種をしゃぶっていると苦くなるので、貧乏臭さは捨てて思い切りよくはき出すのが、アケビ食べのコツである。登山中に四種類もの木の実を食べることができたことに対し、山に感謝。
2008/10/01
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