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ようやくやってきたスキーシーズン。初滑りを白馬方面とする。立山方面は高原バスがどうなるか分からなかったので。ネットで見たら終日運休だったので、白馬で正解であった。富山ヒールフリースキー協会のメンバー総勢4名で、栂池高原スキー場を目指す。やまやろう運転で148号線。こんな天気でスキーに行くのはよほどの人と笑い合う。148号線を離れ山道をぐいぐ上がっている途中から、雨が雪に変わってきてようやく安心する。ゴンドラで一気に栂の森へ。下部は少雪、溶けてしまったようだ。上部は本日断続的に雪が降り、充分滑走が楽しめた。栂の森ゲレンデでは、降りたてのパウダーを蹴散らし、テレマークを楽しむ。猫又山以来か。ブランクを感じず、華麗な?テレマークターンを披露することができた。予想以上に雪質が良く、バフバフのパウダーを味わうことができた。リフトの動いていない最上部はそれが顕著。奇声をあげながら雪まみれになった。これぞバックカントリーの醍醐味(ゲレンデを出ていないけれど)。今回の滑りで、今シーズンは何とかやっていける自信となった。あとはツアーの計画と自身のスケジュール次第である。2人目がうちにやってくるまでの期間限定でなんとか。
2008/11/30
本日は半ドンとした。午後から家族でおでかけ。富山方面へ出向いたので、好日山荘にも寄ってみる。現在はポイント3倍決算セール。さすがに車が多い。お知らせハガキに掲載されていた、モンベルのスーパーメリノウール アクションジップネックを購入。ウール製品は一度使うと病みつきになる。やまやろうは薄手の手袋を使っているが、それに続くウール製品となる。ゆくゆくは全身をウールで固めたい。嫁さんには「先に買う物があるでしょ」と言われる。そうだよそうだよソースだよ。うまい焼きそばソースだよ(古)。雪山ジャケットを先ずは買わないと、すでにシーズンイン。本日もモンベルとミレーに袖を通したが、これだという決め手がなかった。モンベルは内ポケットがないし、スノーカフが短い(用をなす?)。ミレーはダブルジッパーになっていないので却下。ハーネス着用時は下側だけ開くことがあるので、ダブルジッパーは必須なのだ。このままうだうだと悩んでいたら、春を迎えてしまいそうだ。何とかならないものか。
2008/11/29
そろそろ嫁さんは出産に備えて実家に帰る頃である。デジカメも持って帰る予定なので、やまやろうの手元には銀塩カメラしかなくなる。山行記録はどうすればよいのか?ここはしばらくフィルムシステムを楽しむことにするか。最近フィルム一眼にまったく触っていないのだ。写真好きの名折れだ。車やカバンにカメラを忍ばせて、いつでも撮影できるようにしておくべきなのだろうが、日常そうそうこれはと思える被写体に出合わない。帰りはいつも夜になってしまっているし。言い訳はともかく、まずはカメラを触ることから始めないと。
2008/11/28
バトンを受けて書いたリレーエッセイ。先日できた社報に掲載された。800字以内にまとめる要請に応えるのは大変であった。文字数が少ないと伝えたいことを厳選しないといけない。推敲を重ねた結果、自分では満足のいく文章となった(社報に誤字を見つけてしまったが)。他の2人は800字を大幅に超えているではないか。律儀にまとめたやまやろうのエッセイは短くて物足りなささえ感じてしまう。本当はもっと具体例を挙げ躍動感に富む内容にしたかったのだ。まあこの不完全燃焼の思いを、やまぶろぐにぶつければいいだけなのだが。エッセイへのコメントは、現時点で2件。あれ、意外にあっさりですな。肝腎な内容は、やまぶろぐでも紹介したことのあるものだ。それをリンクしようと考えたが、いつ書いたか忘れた。
2008/11/27
昨日今日と出張であった。前日入りの昨日、途中駅の京都でぶらり途中下車。烏丸御池にある山の店ロッジへ。目的は山のジャケット試着。もう雪山シーズンに入っているが、それ用のジャケットがない。それでは今月末のスキーツアーにも参加できません。性能にこだわるやまやろうは、細部まで自分で確認しないと買う気にならないのだ。この店にあった、値段それなりのジャケットは、マムート、OP、ミレーあたり。前2つを試着。重要なのはポケットの位置と数、そしてフードの使いやすさ。軽量であるかも見逃せない要素である。最近のジャケットは止水ジッパーをよく使っているが、普通のジッパーより抵抗がある。メーカによって抵抗に強弱があることを知った。もちろん軽く引ける方が良い。他、店内を一巡。富山の好日にはない品揃えで、なかなか興味深い。しかしこだわり男の心をつかむ商品はなかった。ロッジの隣にもスポーツ用品店があり、試しに寄ってみる。3階のスキー用品売り場に、山でも使えるTNFの商品があった。ヒマラヤンジャケットは、なかなか良かった。ただ、Sだと着丈が短くてMだと袖がだぶついた感じがした。これだけで終わってしまうのはつまらない。セブンイレブンで周辺地図を見てみると、新風館という複合施設があると知る。時間があるので足を運ぶ。クリスマス電飾が鮮やか。舞台ではライブ演奏中。雰囲気は良いが、なにせ冷たい雨が降っており寒い!立ち止まるわけにはいかない。フェールラーベンを発見、ここでもジャケットを試着。山用ではなくおされな街着用だな。結局のところ、4社ほど着てみたが、これはというものはなかった。ただ、試着しないと本当に自分に合うものなのかどうか分からないことは確かだ。本命があるのだが、富山では売り切れていて試着できなかったのだよ。だから注文には躊躇する。あら、今調べていたら、烏丸御池にバムスポーツという店があって、そこでホグロフスを取り扱っているではないか!おおお、情報収集不足であった。ここに行けばスピッツジャケットが試着できたかもしれなかったのにー。不覚を取った。もう行くことないぞ。参ったなー。
2008/11/25
午後から一家総出で呉西の病院へ向かう。2人目の子供は逆子で足位のため、帝王切開にするかどうかを決めるのが目的。嫁さんは身体にメスを入れることに難色を示していた。術後の育児が大変だからだ。できれば自然分娩を望んでいた。その前に、外回転術をやってみようということで、今日はその日程がいつになるのかという考えで先生に会った。そうしたら「やっても成功率は50%以下」「子供が死ぬかもしれない」と言われた。「今年からやらない方針にした」とも。確実に逆子が直るわけではないし、母体にも子供にも負担が大きいし、さらには最悪の事態になった場合訴えられたら医者側が100%負けるそうなのだ。足位での自然分娩はどうか。頭が最後に出てくる危険性を具体的に教えられた。「腕を折ってでも引っ張り出すことはできる」「しかし腕に麻痺が残る可能性がある」。頭が残ると苦しくて子宮内でバンザイしてしまうのだそうだ。そうなると余計に出にくくなる。無理矢理出すので腕が折れることもあるそうだ(ボキッと音付きで説明)。この説明を聞いて嫁さんはショックで涙を流してしまった。それだけ足位での自然分娩はリスクが大きいのだ。素直に帝王切開しなさいという医者からのメッセージ。子供が五体満足で生まれればそれでいいので、今回は腹を切るのかと腹を決める嫁さんとやまやろう。そうなるといつが手術日になるのかが心配になってきた。忘年会とブッキングしたら簡単には行けないぞ。まあ、お腹の中を見てみましょうということで、エコーを当ててみる。「あ、直ってるじゃん、何もしなくていい、終わり!」すぐに診察室から出た。えーホントですか。エコーの画像に慣れていないやまやろうはどこに頭があるのか分からなかったが、逆子はいつの間にか直っていたようだ。嫁さんいわく「2日ほど前から頭の位置が分からなくなっていた」。逆子体操しても、お灸をしても全然直らなかったのに、勝手に回ってくれたようだ。嫁さんは嬉しくてまた涙。夜になったら腹の子供はよく動いているらしい。正しい位置になって嬉しいのか。36週にもなったら逆子は直らないのでは、とほとんど諦めていたのだが逆転満塁ホームランのような出来事。これで出産まで維持してくれることを祈るばかりである。
2008/11/22
スノータイヤにしてから、燃費ががた落ちである。リッターで2kmは落ちた。数値上のことではなく、運転していて実感する。アクセルを踏んでも、ホント加速しない。時速60kmを超えてもエコランプが点灯しない。加速時に「カラカラ」と音がすることと関係があるのだろうか(故障?)。これならばマニュアルにして自力でシフトアップしたい衝動にかられる。今の車は4ATなので踏むに任せるしかない(省燃費の努力ができずつまらない)。この三連休はゆっくりする暇がない。週明けに出張があるし、その翌日には発表会がある(資料はできていない)。その合間にあった会議の議事録を作成しなければならないし、試作の準備もある。万人に与えられた時間は一日24時間。世界共通なのだが、成果を残す人もいれば、やまやろうのようにモタモタになって何もできない人もいる。ようは密度差だ。雪山訓練にも参加できなくなった。もうまったくもってそんな時間が取れないのだ。これは会社以外にもいろいろあって(嫁さん出産)、自由な時間が取れないことが原因である。このつらい状況をどう打破すればよいのか。何している人生か、考えたくなる日々が続く。
2008/11/21
朝起きると車に雪が積もっている。道路はしゃべしゃべ(シャーベット状)の雪がうっすらと。これはノーマルタイヤでは滑るのではないかと心配になった。でも、外は暗くて寒くタイヤ交換に出る気持ちにならない。嫁さんに言ってみたら「まだ換えなくてもいいんじゃない」と楽観思想。天気予報からは、まだ交換しなくても大丈夫な印象を受けたのであるが、なんのせ心配性なやまやろう。道行く車が鉄っちんぽいホイールなのを見かけて「交換している車ばかりやじゃ」と思ってしまった。朝食後もどうしようかともたもたしていたところ、外から工具の擦れる音が聞こえる。お隣さんがタイヤ交換しているのだ。これでやまやろうの心は決まった。物置からスノータイヤを出して、やまやろう号のタイヤ交換を始める。出勤前の一仕事。20分で終了。いつもの時刻に家を出る。道の雪は少ないな。でも工場に着いたら、さらさらと雪が降ってきた。積もるほどではないが。交換してよかったとこの時は思った。その後車を使う機会があったが、スノータイヤにすることもなかった感じだ。山間のスーパー農道を走ったのであるが、普通の道(濡れた道)であった。まだ早かったかもしれないな。それにしても気に入らなかったのは、燃費の悪さだ。アクセルを踏んでもちっとも加速しない。スノータイヤは燃費が悪くなるのは承知していたが、今日はひどかった。何か重量物を積んでいるのではと思えるほどちんたらしていた。会社帰りに空気を入れてみたところ、少しは転がるようになった。冬仕様になったものの、本格的な降雪があるのはもう少し先なのではないだろうか。暖冬傾向があるしな。山で降って(特にスキー場)、街では降らないで欲しい。ちなみに去年は11月22日に交換していた。
2008/11/20
昨日と今日で出張であった。まず昨日。仕事が片付かないため、退社時刻が電車に乗れるぎりぎりとなってしまった。一度帰宅して着替えて用意してなどしていると、タイムリミットが迫る。市営駐車場に車を置き、雨の中小走りで魚津駅に着くと、みどりの窓口に人が並んでいる。切符の予約は済んでいたので支払うだけなのだが、気が焦る。切符を受け取り改札を通ると、ほどなく電車が滑り込んできた。そのため夕食を買うことができなかった。社内販売で選択の余地なく弁当を買う。ビールを含めて1400円近くの出費。お財布には割と入れてきたつもりであったが、心配になる。その後もビジネスホテルでの酒で出費。そして今日。私鉄とタクシー代で朝から出費。残りの札数が気になり出す。仕事終了。帰りの電車に間に合うようにするには、特急に乗らなければならない。yahooの路線検索では、特急料金が表示されていなかったため、ここで予定外の出費が生じる。タクシー代はカード払いでないと電車賃がなくなることが判明。しかし帰りのタクシー代は、先方がチケット払いしてくださった。特急には無事に乗れ、お金の心配はなくなった。今度はダイヤだ。何せ初めての地、乗り換えが不慣れだ。先方営業に教えていただいた通りに歩き、スムーズに階段に移動。停車していた電車に何も考えずに飛び乗る。再び乗り換え駅に着いたら小走りに駅構内を移動。動体視力を駆使して歩きながら案内表示を確認、サンダーバードの待つホームへ。ここでも弁当を買う時間がないまま扉が閉まる。これでようやく安堵、魚津まで帰れる。振り返って考えると、私鉄からJRへの乗り換えで、何も考えずに飛び乗った電車に乗れなかったら、サンダーバードには乗り遅れていただろう。駐車料金を払ったら、財布の残金は1700円であった。夕食と土産を同時に買う余裕はなかったな(時間もなかったが)。最後までぎりぎりの移動劇であった。
2008/11/19
今度の連休では、雪上訓練を計画している。メンバーも場所も決まっているのだが、問題は雪があるかどうかである。G会員の偵察では、この週末の時点ではほとんどなかったようだ。これではただの晩秋山行になってしまうか。と思っていたら、天気予報では雨か雪という日が並んでいる。特に水曜日以降はぐっと気温が下がる予報だ。降雪が期待できる。目的の山では積もってもおかしくない。富山県の初雪の平年値は11月28日。積雪の平年値は12月7日とのこと。街で積もることはないか。でもそろそろスノータイヤへの交換を考えねばならない。
2008/11/17
G会館での宿泊で体調を崩した。朝から鼻水が出る。午前中に買い物などを済ませ、午後はむすこと昼寝。起きたら葛根湯を一気。これで少し良くなった。明日はいろいろと用事があるので、今夜は大人しく体調の回復に努める。
2008/11/15
10月の市民登山の反省会が、G会館で行われた。来年に向けて、建設的な意見が数多く出された。
2008/11/14

今日はとある記念日。忙しい仕事をやりくりして、早めに退社。途中花束を求める。帰宅したら嫁さんは料理作りの真っ最中。やまやろうもいそいそと準備。ワインの栓を開けてカンパーイ!ごちそうです。ミラノ風カツレツ風ひよこ豆と水菜のサラダパスタ&トマトソース(義弟土産の本場物)白ワインすべてをイターリアンで揃えてみました(嫁さん談)。んめーです。むすこはイタリアを知らずとも、料理の旨さは理解したようだ。何も言わずに食らいついている。嫁さんとはしみじみーと4年間について語る。食後は、ラ・パンのフルーツケーキ。甘くどくなく、とても食べやすい。驚くほどのフルーツの量だ。ケーキの中にも何層にも含まれている。ためにさっぱりしていて食べやすいのか。むすこは何も言わずにフォークを動かしている。んめーよなー。
2008/11/13

ブログネタに困った時のむすこネタ。ただいま2歳5ヶ月ちょっと。最近はイヤイヤ期なので何をするにも「○○しないよぉー」「○○しないです」と嫌がる。どこで覚えたのか変な(親が使ったことのない)敬語でちゃんと受け答えしている。元ネタはテレビなのだろう。口ぽかんで、テレビに釘付け言葉が遅かったむすこだが、突然あふれだした。今では少々うるさいほど。まともな文法でしゃべるのだが、「お父さん、ご飯食べたか?」と時々なぜか目上言葉。一昔前のボビー・オロゴンのちょっとずれた日本語のようでおかしい。近頃とみに重たくなった。抱っこがきつい。原因は旺盛な食欲にある。むすこの頭の中は、ご飯のことでいっぱいなのだろう。三食きっちりとるし、量だって半人前は食べる。お代わりは必須だし。それでいて運動はしない。嫁さんの腹がでかいので、平日は一緒に遊べないのだ。だから太ってきたのではと心配になった。昨夜、簡易的に身長と体重を計ってみた。結果、身長約88センチ、体重約13.0キロということで、これまで同様成長曲線のど真ん中を通っていた。なーんだそうなのか。あんまりにも食べまくるので、大人になったら2メートルになるのではと思っていたが、親バカであった。
2008/11/12

デジカメのアスペクト比を、4対3から2対1に変更しただけで、コンデジ写真がぐっと魅力的に感じられるのはなぜだろう。フィルムカメラで見慣れた比率だからだろうか。作品撮影用としては、こちらが使いやすい。
2008/11/11

昨日の南保富士では、帰路むかごを摘んだ。登山道沿いにも黄色く枯れたヤマノイモの葉がたくさん見られ、収穫が期待できた。今回は大粒を選んで採取したので、量はさほどではなかったが、炊飯器1回分は充分であった。ほかほかほかーん。炊きたてを頬張ると、うーむポクポク。これだけで2杯はいけてしまううまさだ。秋だけのお楽しみ。昨年は、9月29日、10月6日、11月3日にむかごご飯を楽しんでいる。今日の日中、山を見ると、僧ヶ岳前衛峰の三ツ倉山(1480m)は昨夜の降雪で白くなっていた。もう少し下まで白かったので、富山県内1300m付近まで雪が下がってきたということか。もうふた降りすれば、いよいよ街にも雪の便りが届くだろう。
2008/11/10

起床は7時の曇り空。そのまま街にいそうな気分であったが、来週は登山に行く時間がない。午前中だけ簡単に往復できる山を「富山県の山」から探す。7年ぶりに南保富士(なんぼふじ:727.1m)へ向かう。アプローチは過去の記憶をたどる。同じところで道を間違える。笹川沿いの道を走り、七重谷川から三峯グリーンランドを通過、道なりに進み林道に入る。水たまりの残る悪路である。7年前はもっとぐちゃぐちゃで、車高のある四駆が欲しいと思った道である。その後県内ではここよりひどい悪路を経験したことがないので、南保富士に登らなければ、ジムニーやらパジェロミニは不要だと、やまやろうは判断した。登山道手前で分岐。ここに駐車する。右手を少し進めば、スギ林に入る登山道がある。9:37 355m 登山口出発。標高700mくらいが紅葉線かと思っていたが、さらに低くなっているようだ。道中の紅葉、黄葉は見事である。何度も立ち止まり、デジカメを取り出してはパチパチ撮っていく。今回は撮影を楽しむために、フィルムカメラのアスペクト比(1対2)の設定で撮ってみた。何度も山に登っていると、登らなくてもだいたいのことは分かってしまう。コースタイムはどのくらいで登って、景色がこうでと頭の中で出来上がってしまい、実際の山に行かなくても満足してしまうことがあるのだ。パソコンの疑似世界に慣れてしまったからか。錦の絨毯のようだとは、まさにこういう山肌のことをいうのだろうか。自然の見事なパッチワークである。写真ではなく自分の目で見ることで、心が揺り動かされる。落ち葉を踏み、風を感じ、息せき切って、全身で山を知覚する。人生でやってムダな経験はない。こういう低山でも新鮮な気分を味わうことができるのだ。この先がどうなっているのかを早く見たい、早く登りたいと気持ちが入ってきた。時折現れる紅葉にはただ見とれるのみ。この感動を一人で味わうのではなく、ブログを通じて少しでも共感してもらいたいという目的で、やまぶろぐは続いていく。本日最も赤く色づいていた木。緑色と黄色との三色共演となった。10:18 745m 南保富士山頂(727m)。やや拓けた山頂。座るに適した樹木や草付きはないので、立ったまま四囲を見やる。焼山方面は紅葉の連なり。ここの見所は黒部川扇状地が一望できることだろう。今日は雲が低く、剱岳北方稜線方面は隠れていたため、かえって引きつけられるのである。眼下の緑の山陵は、馬鬣山か。ミカンを1個食べて下山。単独おばちゃんが後続のみの静かな山頂であった。10:36 下山開始。トレイルランニング調に、登山道を駆け抜ける。気持ちいい。ただ走るだけなのだが、こんなにも爽快なんて。日常の仕事の何やらかんやらが、汗腺から出ているようだ。斜面を、木々を、風を感じるだけで幸せだ。自分はやっぱり山が好きなのだと知る。10:55 登山口到着。林道沿いのむかごを採取。国道8号線沿いのおもだかや(支那そば屋)で昼食。魚津のガソリンスタンドで汚れたライフを洗車して帰宅。
2008/11/09
暦の上では、昨日から冬である。それに備えて、インフルエンザの予防接種に行く。嫁さんのママ友情報から、地域最安値の病院へ。うを!受付前まで人があふれている。通常患者に接種希望者が混じっているのだろう。むすこは大人しくソファに座る。1時間待ちと受付で言われたが、それ以上となった。絵本をめくっていたりしていたむすこも飽きてきた。とっさにタオルの四辺をたたみ、片手ですぼめて「バナナ」を作った。皮をめくったらむすこは喜んであむあむと食べる真似をした。それでもっと作れと催促。丸くまとめれば「お芋」だし、ひも状にして両端を曲げれば「クロワッサン」だ。円筒にすれば「お茶(湯飲み)」だし、三角形にすれば「サンドイッチ」となる。食べることが大好きなむすこにとっては楽しい遊びだっただろう。昼になってようやく名前が呼ばれる。それで何しに来たのかを察したむすこ。嫌がるのを抱えて診察室へ。大泣きのむすこをなだめながら服を脱がせ、左腕にチクン。やまやろうも同様にチクン。忙しくて診察もそこそこであった。これで今年の冬も熱を出すことなく、スキーに邁進できることを期待している。
2008/11/08
会社から離れたところへ赴き、サンプルを作ろうとしたら、そのものがなかったことに気付く。引き返してサンプルを用意してそっちへ行ったら、ロスは30分ではきかない。戻ったら上司につかまり報連相。他、データが出てきてああだこうだと議論が始まる。おら、ヒールフリースキー協会の集まりがあるがやー!と口が裂けても言えず、されるがまま。退社時刻では集会に間に合わないではないか。それでも頑張って30分遅刻。淡々と議事は進み、やまやろうは記録作成担当。こういうの好きかもしれん。会社でも議事録作成係になっている。でも、ブログ書く暇があるなら、議事録をメールしよう(ゴメンヨー)。
2008/11/06
11月後半の連休は、山に行くことになりそう。それなのに、冬用ジャケットはまだ購入していない。なかなか決められないのだ。一番の理由は高いことか。なけなしのお小遣いをはたくのに躊躇する。ネット注文すれば安いものが見つかりそうだが、着てみないと分からないこともあるだろうから、試着は必ずやりたい。モンベル製にこだわらず、幅広く探してみたい(振り出しに戻る)。しかし時間は限られている。買えるだろうか…。
2008/11/05
僧ヶ岳のドライブ(撤退)から戻り、午後から家族でおでかけ。目的地はオープンしたてのイオンかほく。その中のモンベルクラブへ行きたかった。スキー仲間のtkmaさんが、アウトレットでジャケットを買ったというので、やまやろうも欲しくなった(というか必要)。嫁さんは、むすこの冬用アウターを所望。ひょっとしたら、この方々に会えるかもという期待も。魚津ICから小矢部ICへ。359号線から212号線、そして新しくなった8号線へ。看板に導かれるように舟橋で左折。右手視程2kmにイオンを捉えるも、道が混んできた。こんなところで渋滞が始まっているのなら、もっと接近したらどうなるのかは想像がつく。早めに転進を決め、金沢駅前リファーレのモンベルクラブへ向かう。ナビなしだが磁石を頼りに旧8号線に出る。そしてリファーレ。久しぶりだ。以前の遠征時は、アウターをとっかえひっかえして、フレネイパーカがいいのではという結論を出した。それを購入するつもりで向かった。もちろん、アウトレットで。最新のカタログには記載されていないのだ。金沢店にはアウトレットコーナーがある。そして見つけたフレネイパーカ。しかし2007-2008年のカタログと色が違う。店員に確認したところ、2006-2007年ものであった。うーんそれではなー、確かに求めやすい価格となっているが(10000円引き)。2007-2008年ものを確認したところ、在庫があるという。しかしネットのアウトレット価格と同じであったため、その場で購入するには至らず。またしてもアウター購入は持ち越しとなってしまった。むすこのアウターはどうか。嫁さんは、リバーシブルサーマラップジャケットキッズ(色はマスカット)に決めていたようで、お目当ての100cmを入手。しかしむすこに着させようとしたら、「イヤー、着ないです」と激しく拒絶。うをー6600円出して買わなかったら悲劇だ。そこで芝居をうった。まず嫁さんが同色のジャケットを試着し、「お母さんの格好いいでしょ」と見せつける。興味を示すむすこ。「○○は着ないの? 要らんかぁ、要らん言うたもんねー」と振ると天の邪鬼なむすこは、「着るぅー」と反応。しめしめ、こうして鏡の前に立ってるんるんのむすこ、お買いあげの紙袋を自分で持つと言うまで気に入った。他、見る所なくひたすら8号線を走る。富山の好日に立ち寄るものの、品揃えがライトトレッキング系に偏り、ハード系は少ないことに気付く。モンベル以外も候補になるなこれでは。むすこがクライミングボードに取り付いたので親も同伴、中級2本クリア。午前午後と車の運転しっ放し、6時間以上か。まあ運転は楽しかったよ。懸案事項は一向に解決される気配がないまま、冬山シーズンに突入しそうだ…。
2008/11/03

空模様はいまいちであったが、山道具を詰めて車を宇奈月に向けて走らせる。時折雨がガラスを叩く。ういういと軽自動車を走らせると、林道は紅葉の中を走る。黄色が鮮やか、ドライブだけでも、まあ楽しい。僧ヶ岳の烏帽子尾根登山口に着くと、サーッと雨が降り注ぐ。気分はおおいに削がれる。その場で嫁さんに電話して、撤収を告げる。麓は降っていないのだが。このまま入山しても濡れること必至。また今度にしよう。割り切れば、撮影に徹する。稜線は冬枯れてしまったが、山腹は見頃を迎えている。何度も駐車しては、対岸の紅葉をデジカメに捉える。しかし降車時の静電気にSDカードが誤作動を起こしてしまった。撮影を中断せざるを得なくなり、帰宅を急ぐ。午後は家族でおでかけだ。
2008/11/03

片貝川散策の後は、桃山運動公園へ車を走らせる。むすこに運動させようと、ボールを持ってきた。本当は登山デビューをさせようとしたのだが、たぶん途中で抱っこになるだろうし、彼の中でボールがブームであったから、それならばということで、秋空の下のランチも兼ねて来たわけである。むすこはやまやろうと向かい合い、両手で放り投げたり、足で蹴ったりして、ボールをやりとりした。おぼつかないな、走る姿もよちよちだ。でも、坂道の上り下りは好きなようだ(今後に期待大)。嫁さんは、原っぱに自生する四つ葉のクローバーを見つけて大喜びだ。よく探すと幾つも見つかり有り難みが薄れてしまったが。ちなみに、やまやろうは五つ葉を発見してしまった。運動したら腹が減る。ベンチで嫁さんお手製サンドイッチを広げる。うまいのぉー。3人で5枚切り一斤をペロリ。食後は遊具を楽しむむすこ。滑り台が気に入ったようだ。適当に切り上げて帰宅の途につく。
2008/11/02

先週の僧ヶ岳市民登山会で、南又谷の洞杉(どうすぎ)散策道完成の話題が出ていた。洞杉とは、幹に穴の開いた杉の巨木のことで、多くは岩の上に根を下ろした独特の形態となっている。嫁さんに話したところ、見てみたいということで天気の良い本日、車で片貝川上流の南又谷を目指した。南又谷の砂利道を進むと、旧道(昨年までの車道)と補修道(迂回路)の分岐に着く。バスまで来ている、新川地区のホットスポット。白い川床に紅葉が映える渓谷美。新土倉橋のたもとに駐車して、洞杉観察道へ。周囲の紅葉が陽光に照らされて輝いている。岩屋前洞杉というらしい。南又谷の右岸に生えている。見上げると巨岩がせり出し岩屋として使えそう。実際、昭和初期まで使っていた痕跡があると、遭遇したバス団体解説員が喋っていた。その団体さんの中に、先週登山をご一緒した山女(あけびと読む)のW木さん。奇遇ですね。やまやろう家は観察道へ。洞杉はこの辺りに何本か生えていて、それらを周遊できる木道が整備されている。看板には全長300mとある。歩いてみて、ちょっとやりすぎの感を覚えた。幅広く樹木を伐採し(さらに拡張予定)、立派な木道とロープ杭が打たれている。まあこれらは一冬でかちゃかちゃに壊されるだろうが。これが幹周り日本一を標榜する、最大洞杉である。ぱっと見、これで日本一なのかという印象。過去に見た写真では、もっと大きかったような気がしたが。幹が分かれているので、どこまでを一木とするかは様々な意見があるだろう。樹齢はどのくらいなのだろう。岩と見間違うような木肌である。整備されたことによる環境変化で、洞杉に影響がないことを祈るばかりである。整備したからオーバーユースになるのか、オーバーユースに対応するために整備するのか。言えることは、昨年まではここはほとんど人に知られることのない、洞杉にとって環境変化の少ない場所だったということである。ここが魚津の新名所になるかは、行政のアピール次第だと思うが、先は見えている気がする。人間の思惑をよそに、南又谷は残り少ない秋の輝きを放っていた。
2008/11/02
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