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フライングスパー・・・最強のBENTLEYだそうです。英国の雄、北米市場を意識したデビューです。記事はRESPONSEからです。 3月27日、米国で開幕したニューヨークモーターショー13。英国の高級車メーカー、ベントレーのブースでは、新型『フライングスパー』が北米プレミアを飾っている。 新型フライングスパーは、3月のジュネーブモーターショー13で初公開。先代の『コンチネンタル フライングスパー』の後継モデルだ。 新型は、パフォーマンスにさらなる磨きをかけた。そのハイライトは、6.0リットルW12ツインターボエンジン。最大出力は625ps/6000rpm、最大トルクは81.6kgm/2000rpmと、先代の最大出力552psに対して、73psものパワーアップを果たす。 新型フライングスパーは、このパワフルなエンジンを、アルミやポリマーを使って50kg軽量化したボディに搭載。 トランスミッションは、ZF製の8速AT。駆動方式は、前後トルク配分40対60を基本とするフルタイム4WDだ。 新型フライングスパーは、0‐96km/h加速4.3秒、最高速322km/hの実力。 先代のコンチネンタル フライングスパーの0‐96km/h加速4.9秒、最高速312km/hを超える、最速かつ最もパワフルな4ドアベントレーへ進化した。 ニューヨークモーターショー13のプレスカンファレンスには、ベントレーのクリストファー・ジョージ社長兼COOが登場。 「新型フライングスパーを、ベントレーにとって最も重要な市場のひとつ、ニューヨークで披露できることに興奮しています」と述べている。
2013年03月31日
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CHEVROLET CAMARO。Z28は60’から70’にかけて一世風靡したアメリカン・スポーツカーの代表車です。記事はRESPONSEからです。 カマロ Z/28は、2014年モデルのシボレー『カマロ』の発表と同時に復活した伝統の高性能グレード。初代カマロ Z/28は、1967年に発表。カマロの歴史において、「Z/28」という名を冠したモデルは、最も象徴的な存在でもある。 ところで、現行カマロには、「ZL1」という高性能グレードも設定。シボレーによると、公道での高性能を追求したZL1に対して、Z/28はサーキットで本領を発揮するモデルに位置付けられるという。 カマロ Z/28のフロントには、LS7型と呼ばれる7.0リットルV型8気筒ガソリンエンジンを搭載。吸排気系は専用チューニングされ、最大出力500ps以上、最大トルク65kgm以上を発生する。 トランスミッションは、専用ギアレシオの6速MTのみ。 サスペンションは4段階の調整が可能。ブレーキはブレンボ製のカーボンセラミックだ。 タイヤは305/30ZR19サイズのピレリ製「PゼロTrofeo R」。純正装着はカマロ Z/28が初となる。 大幅な軽量化を受けているのも、カマロ Z/28の特徴。 オーディオや遮音材、トランクカーペットの廃止、ガラスの薄厚化、エアコンのオプション化、バッテリーの小型化などを実施。シボレーは、「ZL1に対して136kg軽量化した」と説明している。
2013年03月30日
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もう・・このクルマに関しては言うことはありません!どこから見ても、趣味のクルマです。AUDI R8。記事はRESPONSEからです。 アウディ ジャパンは3月19日に、2シーターミッドシップスポーツカー『R8』の一部仕様・装備を変更し発表した。 最高級モデルとなる『R8 スパイダー 5.2 FSI quattro』は、525psを達成する5.1リットルV型10気筒で、新開発された7速Sトロニックトランスミッションを搭載。従来のシングルクラッチATからデュアルクラッチとした。 価格は2339万円。
2013年03月29日
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今が旬のクルマ、TOYOTA86 ドイツで86台の限定車を出すようです。記事はRESPONSEからです。 トヨタ自動車の新型FRスポーツカー、『86』(欧州名:『GT86』)。同社のドイツ法人が、「カップエディション」と呼ばれる特別な86を設定した。 これは3月23日、ドイツの有名サーキット、ニュルブルクリンクにおいて、今シーズンの耐久レースが開幕したタイミングで発表されたもの。 VLN耐久選手権に86が参戦していることに合わせて、『GT86カップエディション』が発表されている。 ボディカラーは、ホワイトパールを含む3色が用意され、ボンネットやルーフに専用ストライプを追加。フロントスポイラーやリアのディフューザーにも、ストライプと同じ色がアクセントとして添えられた。 足元は18インチのOZ製アルミホイールに、225/40R18サイズのピレリ製PゼロコルサGTタイヤの組み合わせ。インテリアは、ステアリングホイールがアルカンターラ仕上げとなり、限定車を示すアルミ製シリアルナンバープレートを装着。 シートなどは、カップエディションの文字入りとなる。 GT86カップエディションは、限定86台を設定。2013年4月に発売される予定で、購入者はニュルブルクリンクで行われるVIPイベントにペアで招待される。
2013年03月28日
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仏ALPINE・・ですネ。60年代のル・マン レースの花形的存在でした。 記事はRESPONSEからです。 フランスの名門ブランドで、ルノー傘下のアルピーヌは3月22日、2013年のルマン24時間耐久レースに参戦する新型マシン、『N°36 アルピーヌ』を発表した。 アルピーヌ社は1956年、フランスに設立。当初はルノー車を改造してモータースポーツに参戦していた。1962年に発表したアルピーヌ『A110』がラリーで大活躍し、アルピーヌの名は一躍有名に。1973年にはルノーの傘下に入り、現在は「ルノースポール」各車を生産している。現在、ブランドとしてのアルピーヌは休止状態。しかし、ルノーは2012年5月下旬、モナコでコンセプトカーのアルピーヌ『A110‐50』を初公開。同ブランド復活に向けて動き出した。 そのような動きを経て3月8日、アルピーヌはルマン参戦計画を発表。2012年11月、ルノーは英国のスポーツカーメーカー、ケータハムと、スポーツカーを共同開発することで提携を結んでおり、2016年にスポーツカーを市販する予定。ルマン参戦は、新型スポーツカーの発売に向けて、ブランドイメージを再構築するのが狙いだという。 アルピーヌは、2013年のルマン24時間耐久レースのLMP2クラスの他に、欧州ルマンシリーズにも参戦する計画。今回フランスで、そのために開発したニューマシン、N°36 アルピーヌを初公開している。 N°36 アルピーヌは、日産製の「VK45」型をベースにしたV型8気筒ガソリンエンジンを搭載。このユニットは、2008-2009年シーズンのSUPER GTで、日産『GT-R』にも積まれたエンジンだ。 N°36 アルピーヌの場合、最大出力500psを発生。車両重量は900kgに抑えられ、最高速330km/hの性能を発揮する。 N°36 アルピーヌは3月26-27日、フランス・ポールリカールで行われる欧州ルマンシリーズの公式テストに参加する予定だ。
2013年03月27日
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2013年世界最高のデザイン車、JAGUARのFタイプですネ。やっぱりカッコいい!ですネ。記事はRESPONSEからです。 ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は3月28日、米国で開催中のニューヨークモーターショー13において、「2013ワールドカーデザインオブザイヤー」をジャガーの新型スポーツカー、『Fタイプ』に授与した。 2013ワールドカーデザインオブザイヤーは、2012年に発売された新型車の中から、優れたデザインを持つ車に授与されるもの。世界25か国、約60名のジャーナリストに、5人のデザインエキスパートが加わり、審査が行われる。 そして、2013ワールドカーデザインオブザイヤーは、ジャガー Fタイプが獲得。 同じく英国の高級スポーツカー、アストンマーチン『ヴァンキッシュ』と、唯一の日本車として最終選考に進んだ新型マツダ『アテンザ』を抑えての栄冠だ。 ワールドカーデザインオブザイヤーの過去の受賞車は、2006年がシトロエン『C4』、2007年がアウディ『TT』、2008年がアウディ『R8』、2009年がフィアット『500』、2010年がシボレー『カマロ』、2011年がアストンマーチン『ラピード』、2012年が『レンジローバー・イヴォーク』。 今回のジャガーFタイプを加えると、欧州車が圧倒的に強い結果となっている。
2013年03月26日
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PORSCHE車も911、しかもレース仕様車です。これは「もうひとつ」でも何でも、載せます。記事はRESPONSEからです。 3月5日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー13。新型『911 GT3』を初公開したポルシェだが、もうひとつの「GT3」もワールドプレミアを飾った。 このGT3は、新型『911 GT3カップ』。同車は、7世代目となる新型『911』(「991型」)をベースに開発された初のレーシングカーだ。 まずは2013年シーズンに開催されるワンメークレース、「ポルシェモービル1スーパーカップ」に実戦投入される。 新型911 GT3カップは、モータースポーツの舞台で定評ある戦闘能力の高さを、さらに向上。3.8リットル水平対向6気筒ガソリンエンジンは、最大出力460ps/7500rpmを発生。先代よりも最大出力は10ps引き上げられた。 トランスミッションは、新開発のパドルシフト付き6速シーケンシャル。車両重量は1175kgに抑えられた。エアロダイナミクス性能もアップ。 レース用のブレーキシステムも、さらなる耐久性向上を目指して新開発。フロントのローター径は380mmで、キャリパーは6ピストン。リアには、4ピストンのキャリパーを装備する。 タイヤはミシュラン製のレーシングスリックで、トレッドを先代よりも拡大した。 安全性も先代よりも引き上げており、室内には新設計のセーフティケージやバケットシートを採用。ルーフには、万一の事故時に、ドライバーの救出を容易にするレスキューハッチが装備されている。
2013年03月25日
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GT-Rの2013年型、そのインプレはサーキットでなくロードです。 記事はWeb CG青木禎之レポートからです。 さらにトガッた「日産GT-R」。エンジンのキレが増した2013年モデルは、ニュルの周回タイムをさらに縮めたという。では、ロードカーとして肝心な日常性能はどうか。ショートツーリングに出た。 「日産GT-R」2013年モデルがたたき出したニュルブルクリンクのラップタイムは、7分19秒1。2007年の初挑戦では7分38秒54だったから、その6年間の進化たるや、恐るべし! そういえば、翌08年は7分29秒3の市販車最速タイムを記録して、シュトゥットガルトの自動車メーカー(ポルシェのことです)を本気にさせたっけ。「ホントに市販車と同じ仕様なのか? タイムアタックスペシャル(!?)なんじゃないか?」。そんなクレームが付いたと記憶している。既報の通り、GT-R 2013年モデル進化の眼目は、エンジン高回転域での加速強化である。サーキットからのフィードバックが囁(ささや)かれる、燃料噴射の精度アップと過給圧低下を防ぐターボユニットの改良が施された。 オイルパンにバッフルプレートを加えて、油圧の揺れを抑える工夫も(手法が古典的だが)新しい。3.8リッターV6ターボのカタログ上のスペック(最高出力550ps/6400rpm、最大トルク64.5kgm/3200-5800rpm)は、2012年モデルと変わらない。一方、「一基のエンジンを一人の匠(たくみ)が組み上げる」といううたい文句通り、エンジンブロックにそのユニットを組んだ職人の名前が入ったアルミプレートが貼られるようになった。かつて、「フォード・マスタング」のスペシャルバージョン「コブラ」にも同様の手法が採られていて、「おもしろいことをするなぁ」と感心したものだが、GT-Rのプレートは、コブラのそれよりずっと立派だ。この日お借りした「Pure edition For TRACK PACK」のエンジンは、「Handbuilt by Izumi Shioya」だった。シオヤさん、すばらしいエンジンでした。For TRACK PACKは、かつての「SpecV」に相当する硬派なカスタマイズオプション。専用サスペンション、20インチの鍛造アルミホイールがおごられ、シート地はモケットと本革のコンビネーションとなる。リアシートは省かれ、車重はノーマルPure editionより10kg軽い1720kg。 乗車定員は、言うまでもなく2人だ。GT-R 2013年モデルの、フロントの食いつきの良さ、回頭性の向上は、すでに報告されている。フロントの動的なロールセンターを下げたのが効いているらしい。よりスペシャルなTRACK PACK用サスペンションでは? 交通法規を順守して公道を行くかぎり、「乗り心地が少々硬い」と感じるのがせいぜいだ。そこで、トランスミッションを「SAVE」、ショックアブソーバーを「COMF(ort)」、VCRはノーマルのまま、試乗してみた。 GT-Rの「COMF」モードは、“安楽”ではなく、“日常”の意味である。つい勢いで(?)TRACK PACKを買ってしまったオーナーでも、後悔することのない日常性を提供する。トランスミッションの「SAVE」モードは、シフトプログラムを燃費寄りにするほか、エンジンの出力も抑え気味となる。アクセル操作に対するエンジンの反応も、穏やかに。 といっても、スーパースポーツからスポーツになったレベルで、普通に運転していても十二分に速い。瞬間燃費計を観察していると、100km/h巡航だと、楽に10km/リッターを超す。ノーマル状態ならシフトダウンするようなアクセルの踏み増しをしても、ギアをキープしたまま、しかしアッと言う間に速度を上げていく。「GT-Rの本籍はサーキット」ということを、逆説的に理解させるSAVEモードである。GT-Rの取扱説明書をひもとくと、ホイール、ブレーキ、トランスミッションそれにLSDからのノイズ、アイドリングの揺らぎやマフラーの変色についてなど、多岐にわたって「これらの現象は異常ではありません」と説明されている。 GT-Rだからといって、すべてのオーナーが「わかって」購入しているわけではないのだろう。「SNOW」変じて「SAVE」モードとなったのは、2011年モデルだった。2014年モデルには、さらにおとなしい「ECO」モードが新設されるかもしれない!? いや、それは次の世代で? どんどん速くなり、グングン優しくなるGT-R。どちらのGT-Rも、応援していきたい!
2013年03月24日
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AUDIのR8といえば、これは高級スポーツカーです。価格は1729~2339万円します。2013年型登場!です。 記事はCar Watchからです。 アウディ ジャパンは、3月19日に東京都現代美術館で「The new Audi R8 Press Launch Event」を開催。 新型トランスミッションの採用などでさらに進化した「R8」2013年モデルを発表した。 2013年モデルのR8について、アウディ ジャパンの大喜多寛社長は「アウディらしく正常な進化を遂げたモデル」と紹介。 「新しいR8の魅力はたくさんありますが、トピックスを3点に絞ると、まずは0-100km/h加速が3.6秒であること、アウディのテクノロジーが凝縮されたLEDヘッドライト、これまでのRトロニックから、よりモータースポーツのフィーリングを味わえるSトロニックに進化したことがあげられます」と解説した。 新しいR8の販売開始は4月10日に設定され、車両価格は1729万円~2339万円。 これまでR8は全国8個所の「R8ディーラー」のみで取り扱われてきたが、今年中に20店舗まで拡大し、年間100台を販売目標としている。
2013年03月23日
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MAZDAロードスターのヨーロッパ版、海外試乗記。価格は日本円換算333万円です。記事はAUTOCAR JAPAN ニック・カケットのレポートからです。 マツダが、MX-5にテコ入れをする時点で、何故パワー・アップを考えなかったか不思議だ。6ヶ月前、われわれの前に200bhpのエンジンを搭載したGTを発表したが、しかし、それは現実のものとはならなかった。また、今年、2013年に新しい4代目のMX-5がデビューするのではという噂もかつて存在した。 それは、より小さいターボチャージャー付きエンジンが搭載されるというものであった。しかし、その”SkyActiv MX-5″の線も消えてしまった。従って、2006年にデビューした3代目MX-5については、しばらくの間、大きな変化はないようである。その代わり、そのライフサイクルの延命を計るため、2、3の特長ある装備をMX-5にもたらした。 新しいMX-5には、ニュー・デザインのグリルとパンパー、そしてチン・スポイラーが与えられ、5.8インチのタッチスクリーンを持つインフォテーメント・システムが装備された。 そのインフォテーメント・システムは古くさいTomTom製だが、それでもMX-5にとっては最初のビルトインされたナビゲーション・システムが与えられたモデルだ。その価格は600ポンド(8.6万円高)となっている。エンジンは158bhpの2.0ℓで、6速のマニュアル・ギアボックスが組み合わせられる。雑音の多い4気筒エンジンではあるが、よりレスポンスを向上させる目的で改良されたスロットルは、右足の反応に非常に素直だ。エンスージァスティックなドライバーの入力に反応してくれるため、多くのバイヤーにとっては非常に魅力的なユニットであることは間違いない。リア・ドライブのダイナミックなドライビングが愉しめるが、限界付近の挙動も従順で滑らかだ。前後荷重の変化に併せて改良されたブレーキや、直感的なバランスのとれたシャシーは、今なお魅力的であることに変わりない。 改良が施されているとはいえ、その古くなった第3世代のMX-5は、あきらかにそのドライビング・クオリティに限界がきている。しかし、そのキャラクターは今でも魅力的である。マツダが新しいMX-5のダウンサイジングを実行する前に、このクルマを手に入れておくというのも一計かもしれない。
2013年03月22日
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AUDIのA5、ドイツ国内レース仕様車が出るようです。最大出力500psだそうです。記事はRESPONSEからです。 アウディのモータースポーツ部門は3月5日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー13において、『RS5 DTM』を初公開した。 アウディは2012年シーズンのDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)に、『A5 DTM』を投入。アウディは2011年シーズンまで、4ドアセダンの『A4』でDTMに参戦し、2004年以来、4度のタイトルを獲得してきた。 2012年シーズンからのレギュレーション変更に合わせて、マシンを2ドアの『A5クーペ』ベースに切り替えている。 アウディは今回、ジュネーブモーターショー13において、A5 DTMの進化形、RS5 DTMを初公開。 2013年シーズンのDTMへ実戦投入されるマシンだ。 DTMではシーズン終了後、DTM参戦マシンの技術仕様のレギュレーションを凍結。そのため、マシンの開発作業は限られる。アウディによると、2012年シーズンから得たノウハウは、約4000か所もの改良を可能にするという。 なお、搭載エンジンは引き続き、レース専用の4.0リットルV型8気筒ガソリンで、最大出力は500psレベル。駆動方式はFR。市販車の『RS5』と、メカニズムの共通性はない。
2013年03月21日
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2013年もAUDIの攻勢は続きます。これはやや小さめのA3、その高性能版S3・・新型です。 記事はRESPONSEからです。 ドイツの高級車メーカー、アウディは3月27日、新型車の『S3セダン』の概要を明らかにした。 同車は、新型『A3』シリーズに加わった第3のボディバリエーション、『A3セダン』の高性能モデル。アウディは「Sシリーズ」として、新型A3をはじめ、『A5』、『A6』、『A8』などにSモデルを用意。新型A3セダンにも、早くもS3セダンが設定された。 パワートレインは、3ドアの新型『S3』、5ドアの新型『S3スポーツバック』と共通。 直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ、「2.0TFSI」の高出力バージョンを積む。 最大出力は300ps、最大トルクは38.7kgm。 トランスミッションは「Sトロニック」、駆動方式は4WDのクワトロだ。S3セダンは、0-100km/h加速4.9秒、最高速250km/h(リミッター作動)の実力。 それでいて、欧州複合モード燃費14.5km/リットル、CO2排出量159g/kmの環境性能も両立している。 内外装はSシリーズらしい演出。 バンパーやグリル、ドアミラーハウジングが専用デザインとなり、サイドシルやリアスポイラー、ディフューザー、デュアルエグゾーストなどを追加。18インチの足回りには、車高を25mm低めた専用サスペンションを組み込む。スポーツシートも用意される。
2013年03月20日
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MERCEDESの出たばかりのCLA。早くもプレミアム・グレードAMG車が追加になります。記事はRESPONSEからです。 メルセデスベンツの高性能部門、AMGは3月27日、米国で開幕したニューヨークモーターショー13において、メルセデスベンツ『CLA45 AMG』をワールドプレミアした。 同車は、新型『Aクラス』派生の4ドアクーペとして、1月のデトロイトモーターショー13のプレビューイベントで初公開された新型車、『CLA』の頂点に立つ高性能グレード。新型Aクラスベースの『A45 AMG』と同じパワートレインを搭載する。 排気量1991ccの直列4気筒直噴ガソリンターボエンジンには、ツインスクロールターボチャージャーをはじめ、専用エグゾーストシステム、『SLS AMG』と同じ冷却システムの採用など、数々のチューニングを実施。その結果、最大出力360ps/6000rpm、最大トルク45.9kgm/2250-5000rpmという、排気量2.0リットルクラス随一のスペックを獲得した。メルセデスベンツAMGは、「量産の4気筒ターボエンジンとしては、世界で最もパワフル」と自信を示す。 またCLA45 AMGには、A45 AMG同様、メルセデスベンツの4WD、「4マチック」の最新バージョンを採用。 新世代の4マチックは、7速デュアルクラッチの「7G-DCT」と一体設計され、リアアクスルにレイアウト。 路面や走行条件に応じて、前後間で最適な駆動トルクを分配する。この4マチックも、AMG車用にパフォーマンス重視のチューニングが施される。 パワフルなエンジンに、トラクション性能の高い4マチックを組み合せたCLA45 AMGは、0-100km/h加速4.6秒、最高速250km/h(リミッター作動)の実力。それでいて、欧州複合モード燃費は14.5km/リットル、CO2排出量は161g/kmと、環境性能も良好なレベル。排出ガス性能は、ユーロ6に適合させた。 もちろん、パワフルなエンジン搭載に合わせて、サスペンションやブレーキを強化。 内外装にはAMG流儀の演出が施されており、ディフューザーなどのエアロパーツやスポーツシートなどが装備されている。
2013年03月19日
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Carrozzeria Touring Superleggeraですかネ。元々はイタリアの歴史あるカロッチェリアです。これはベース車は、マセラティ車を使っているようです。 記事はRESPONSEからです。 ジュネーブモーターショー13にトゥーリング・スーパーレッジェーラは『Disco Volante』を出展した。 軽量化技術の修錬が進む2013年版の“空飛ぶ円盤”。 こうしたカロッツェリアたちの取り組みには引き続き先進性が宿っているとみることが出来る一方、あえて厳しくみるならば、革新という意味では伝統に縛られているために、“空飛ぶ円盤”という発想が陳腐化しつつある、という懸念も感じられる。 “空飛ぶ円盤”という名前に縛られることなく、蓄積したノウハウを一層自由な発想で形に落とし込む、次世代のカロッツェリアのあり方が問われる時代に入っている。
2013年03月18日
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Aston Martinヴァンキッシュの100周年記念限定車が登場するようです。 記事はRESPONSEからです。 英国の高級スポーツカーメーカー、アストンマーチンは3月5日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー13において、『センテナリー・エディション・ヴァンキッシュ』を初公開した。 センテナリー・エディション・ヴァンキッシュは、アストンマーチンの創業100周年を祝う記念モデル。『ヴァンキッシュ』をベースに開発された同車は、世界限定100台がリリースされる。 ボディカラーは、特別なツートン塗装。深みのあるシルバーを基本に、ルーフを黒でコーディネートした。 ルーフからフロントウィンドウ、そしてボンネット中央へと、ブラックカラーがフェードアウトするように仕上げられているのが特徴だ。 アストンマーチンによると、この塗装には、通常よりも18時間多い68時間を要するという。 インテリアは、「ディープソフトブラック」と呼ばれるスペシャルレザー仕上げ。これは、世界限定77台が発売された『One-77』だけに用意されたアイテムである。 パフォーマンスに変更はない。 エンジンは、自然吸気6.0リットルV型12気筒ガソリン。最大出力は573ps/6750rpm、最大トルクは63.2kgm/5500rpmを発生する。0-100km/h加速4.1秒、最高速295km/hの実力だ。
2013年03月17日
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こりゃ、スゴイ話題です!86/BRZがフェラーリ、ポルシェに挑む!です。結果がどうなってもいい・・訳ではありませんが。スゴイことです。 記事はRESPONSEからです。 ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は3月5日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー13において、「2013ワールドパフォーマンスカーオブザイヤー」の最終選考3台を発表した。 同賞はワールドカーオブザイヤーと同時に発表されるもので、2012年に発売されたスポーツモデルの中から、世界約60名のジャーリストの投票によってベストな1台を選出する。年間生産台数は500台以上が条件だ。 2013ワールドパフォーマンスカーオブザイヤーの最終選考3台は以下の通り。 ●フェラーリF12ベルリネッタ ●ポルシェ・ボクスター/ケイマン ●トヨタ86/スバルBRZ日本車からは、新型FRスポーツカーのトヨタ『86』とスバル『BRZ』が唯一、最終選考に駒を進めた。 2013ワールドパフォーマンスカーオブザイヤーは、86とBRZが、フェラーリ『F12ベルリネッタ』とポルシェ『ボクスター/ケイマン』という、欧州の高級ハイパフォーマンスカーに挑む構図。 また、2次選考に残っていたアストンマーチン『ヴァンキッシュ』、アウディ『RS5』、BMW 『M6』/ 『M135i』、メルセデスベンツ『SL63AMG』/『SLS AMGロードスター』、ルノー『クリオ(ルーテシア)・ルノースポール』は、脱落している。 2013ワールドパフォーマンスカーオブザイヤーは3月27日、米国で開幕するニューヨークモーターショー13の会場で発表される。 過去の結果は、2006年がポルシェ『ケイマンS』、2007年がアウディ『RS4』、2008年がアウディ『R8』、2009年が日産『GT-R』、2010年がアウディ『R8V10』、2011年がフェラーリ『458イタリア』、2012年が新型ポルシェ『911』だ。
2013年03月16日
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複雑怪奇な数式は解けない謎?として、このクルマは紛れも無くモンスター・スーパーカーとでもいいましょうか!記事はRESPONSEからです。 フランスの高級スポーツカーメーカー、ブガッティは3月5日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー13において、『ヴェイロン グランスポーツ ヴネ』を初公開した。 同車は、『ヴェイロン』のオープンモデル、『グランスポーツ』をベースにしたアートカー。 フランス人の有名アーチスト、ベルナール・ヴネ氏とのコラボレーションで生まれた特別なヴェイロンだ。 ヴェイロンの車体をキャンバスに、ベルナール・ヴネ氏が描き出したのは、数字や数式などの複雑怪奇な文字群。 同氏によると、これらは、ヴェイロンの開発時に使われた計算式を表現したものだという。インテリアは、ドアトリムのレザーに、同様のデザインが施されている。 パワートレインに変更はない。 ミッドシップに搭載されるのは、8.0リットルW16気筒ガソリンエンジンを4個のターボチャージャーで過給したユニット。最大出力は1001psを発生し、最高速は405km/hの実力だ。
2013年03月15日
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1.6億円のクルマ・・購入希望者が1000人トッパ!スーパーカービジネス健在!と言われても・・日本じゃ、震災復興が進まない・・・地球規模で何とかセイ! 記事はRESPONSEからです。 イタリアのスーパーカーメーカー、フェラーリが3月5日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー13で初公開した『ラ・フェラーリ』。同車が早くも、入手困難な状況になっていることが分かった。 これは3月8日、フェラーリが明らかにしたもの。 同社はラ・フェラーリに関して、「購入希望者は、すでに限定生産台数499台の2倍以上に達した」と公表している。 ラ・フェラーリはフェラーリ初の市販ハイブリッド車。『F12ベルリネッタ』用の6262cc V型12気筒ガソリンエンジンは、最大出力が800psまで引き上げられ、9250rpmという高回転まで回る。 これにフェラーリのハイブリッドシステム、「HY-KERS」から、モーターの最大出力163psが加わる。システム全体で963psという圧倒的パワーを引き出す。 このHY-KERSが、排出ガスを低減すると同時に、パフォーマンスを向上。 フェラーリによると、ラ・フェラーリは『エンツォ』比で 0-200km/h 加速タイムを約1割短縮。排出ガス性能はおよそ40%も低減させているという。0‐100km/h加速は3秒以下、最高速は350km/hと世界屈指のパフォーマンスを実現する 今回のフェラーリの発表によると、ラ・フェラーリはワールドプレミアからわずか3日で、499台の生産枠に対して、全世界から1000名以上の購入希望者が殺到した計算。 ラ・フェラーリの価格は、日本円でおよそ1億6000万円と伝えられるだけに、スーパーカービジネスは健在のようだ。
2013年03月14日
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英国RR新車です・・・ Wraithという名だそうです。記事はCar Watchからです。 ロールスロイスは、「ゴースト」以来となる「Wraith(レイス)」のワールドプレミアを行った。 Aピラーからリアエンドまで、流れるようなファストバックスタイルのクーペフォルムで仕上げられたレイスは、「ファントムクーペ」とも異なる独特なスタイリングを持つ。 インテリアは、ファントムと同様の最高級レザーやカナデル・パネリングのウッドパネルに包まれていて、肌触りや質感など随所にロールスロイスならではのクラフトマンシップを感じさせる。 クーペスタイルから見て分かるように、ショーファーではなくドライバーズカーとして作られているレイスは、パワートレーンを含めロールスロイス史上最高のパフォーマンスが与えられている。 エンジンは6592ccのV型12気筒で、最高出力は632PS、最大トルクは800Nm。1500rpmから5000rpmという幅広い回転域で最大トルクを発生するパワフルなセッティングで、0-100km/h加速はわずか4.6秒。リミッターの作動する250km/hの最高速まで途切れることのない加速力を発揮すると言う。 トランスミッションはZF製の8速ATで、サテライト・エイディッド・トランスミッション(SAT)という最新機能を持ち合わせている。 SATは、GPSデータを利用することでドライバーが認知するよりもさらに前方の情報を見通し、ドライバーの走行スタイルや動きを予測して最適なギアを選択するというもの。具体的には、ドライバーの視界から見えていないコーナーやアップダウンがあっても、そこに合わせた最適なギアセレクトをして待機しているのだ。 サスペンションもドライバーズカーらしく、ロールを抑え俊敏さを感じさせる味付けとなっている。 だが、「浮遊するような」と形容されるロールスロイスならではの乗り味は損なっておらず、滑らかなハンドリングと乗り心地はレイスにも受け継がれている。 レイスは、2013年後半からの納車を予定している。
2013年03月13日
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MSN自動車のシリーズにSUBARU車、登場です! しかもインプレッサのXVです。 第67回は、TVや雑誌、CMなどで活躍するモデル・タレントの山口恵里奈さんが、「東京スバル 本郷店」にやってきました。スバル「インプレッサ」をベースにしたクロスオーバーSUVを前に、彼女のテンションも上がり気味。 キャッチーなオレンジのボディカラーも気に入ったようです。 「XV」のコンセプトは、「Urban Adventure」。SUVらしい力強さを持ちつつも、スタイリッシュかつスリムなボディで、街乗りにも便利な都市型SUVです。 ビジュアル面で最も印象的なのが、この星形のホイール。ひと目見ただけで、他のクルマとは違う、このクルマのオリジナリティーが伝わりますね。 200mmという高い地上高を持ちながらも、車高は1550mmと、ちょうど立体駐車場にも入庫できるサイズなんだそうです。コンセプトにある通り、普段使いにも便利なクルマですね。 ラゲッジスペースは、通常時でも380リッターの大容量。リアシートを倒せば奥行きは約1.7メートルにもなるというから、大人でも横になれるくらいの広さですね! スバルの代名詞ともいわれる「水平対向エンジン(SUBARU BOXER)」。低振動のため、静かで安定したドライビングを可能にするそう。軽量化などによって、15.8km/リッターの低燃費も実現されているんですって。 もうおなじみになったスバルの運転支援システム「EyeSight(ver.2)」は、このクルマにも搭載。信号待ちや渋滞中によそ見をしている時、先行車が発進したことを警告音で教えてくれる機能もあるのだとか。 「EyeSight」だけでなく、ボディ自体の衝突安全性も高い「XV」。米国IIHS(道路安全保険協会)から総合で最高評価を受け、「2012トップセーフティピック」に認定されたそうです。 とっても広々とした車内は、前後のタイヤ間(ホイールベース)を長くとり、またドアを薄型化したことで実現したそうです。ファミリーで使うにも快適ですね!
2013年03月12日
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RENAULT車、ニュル最速のFF車・・だそうです。 記事はWeb CG荒 聖治インプレをサトータダシがレポートします。 “ニュル最速のFF車”をうたう「ルノー・メガーヌR.S.」は、日本の鈴鹿サーキットでどのような走りを見せるのか? 乾いた排気音を残してピットロードを加速するメガーヌR.S.は、あっという間に1コーナーに吸い込まれて姿を消した。ピットレーンでマシンを見送ってから小走りでパドックに戻り、各コーナーに設置された映像を映すモニター画面を凝視する。1周5.8kmと広い鈴鹿サーキットでは、一度ピットを離れた車両を確認する手段はモニター画面しかない。モニター画面上のメガーヌR.S.は、いかにもスムーズに各コーナーをクリアしているように見える。フライングラップ1周目は2分35秒876、2周目が2分34秒717。速い! テスト前の予想では、2分34秒台がひとつのめどだった。それをたった2周目であっさり達成してしまうとは。パドックには安堵(あんど)の空気が漂う。2度のフライングラップを終えた荒氏とメガーヌR.S.が戻ってくる。 「筑波で空気圧のセッティングだとか、タイヤの使い方がわかったから、最初から攻め込めた」と、荒氏も余裕の表情。ちなみにタイヤの空気圧は前後輪とも1.9kg/cm2でスタート、パドックに戻るとフロントが2.6kg/cm2、リアが2.4kg/cm2に上がっている。「オーケー、前も後ろも1.9のままで大丈夫です」 そう伝えた荒氏は、新しいタイヤに履き替えて再びピットを後にした。けれどもこの2セット目のタイヤの最速ラップは2分34秒679。タイムは意外に伸びない。安堵の空気が一転、パドックはどよんとした雰囲気に包まれる。 けれども2セット目のタイヤでのタイムアタックを終えてパドックに戻った荒氏の表情は明るい。「うーん、1.9はちょっと低すぎたみたい。前後とも2.2に上げてください。大丈夫、もうちょっと(タイムは)詰まると思いますよ」と、勝算ありの口ぶりだ。 モニター画面に映るメガーヌR.S.の挙動が、今までよりアグレッシブに見える。縁石に大胆に乗り上げ、コーナーの最短ルートを攻めている。果たしてモニター画面には2分34秒282のタイムが映し出され、パドック内では拍手が起こった!パドックに戻った荒氏は、開口一番「速かったでしょっ」と満足そうに笑った。そして、3度目のタイムアタックに向かう時に余裕の表情だったタネ明かしをしてくれた。「1コーナー、2コーナーをクリアすると3速が吹け切っちゃうので、最初は4速にシフトアップしてS字に入っていました。このクルマのエンジンは下からトルクが厚いから、4速の低い回転域で、トルクを使って走ろうと思ったんです。でも、そうやって走ると、アンダーステアが少しだけ顔を出す」 ふたつの60Rのコーナーを組み合わせたスプーンカーブは、「ひとつめは突っ込んでも、ふたつめはやさしく。ふたつめを乱暴に入ってもクルマがいいからクリアしてしまうけれど、タイムアップのためにはそこで自分の気持ちを抑える必要がありました」 そして鈴鹿名物の高速コーナー、130Rへ。「メーター読み210km/hから5速でちょいブレーキ、全開ではないですがそのまま曲がれます。ここで操舵(そうだ)が一発で決まる市販車なんてほとんどないんですが、メガーヌR.S.はピタッと決まった。130Rでのスピード感は、2リッターターボとは思えないほど刺激的でした」 130Rの次には、シケインが待ち受ける。「2速でばんばんシケインに乗り上げて、ショートカットしても問題ないです。サスペンションがしなやかに動いてくれるんですね」 なるほど、最後のタイムアタックはモニター画面で見たように、やはり果敢に攻め込んでいたのだ。「そうです。レーシングマシンのように、メリハリを利かせて走るとタイムが出る。本当に懐が深いクルマですね」 最後に、荒氏はこう付け加えた。「今朝は横浜から新東名で来たんですが、高速も静かで快適、エンジンにもトルクがあって乗りやすい。例えば、横浜から鈴鹿まで快適にドライブして、サーキットではエキサイティングな走りを満喫、そこからまた横浜まで楽しく帰ることができる。
2013年03月11日
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2013 SUPER GT戦が来月から始まりますね。BRZのレース仕様車の話題です。 記事はCar Watchからです。 STI(スバルテクニカインターナショナル)は3月7日~8日、岡山国際サーキット(岡山県美作市)で、SUPER GT300クラスに参戦する「SUBARU BRZ GT300」のシェイクダウンを行った。 2013年シーズンのSUPER GTの参戦体制は、例年同様東京オートサロンで発表。 昨年と同様に、監督は辰己英治氏、ドライバーは山野哲也選手、佐々木孝太選手となる。車両は、JAF GT仕様のSUBARU BRZ GT300で、タイヤを昨年までのヨコハマからミシュランにスイッチした。シェイクダウンは、3月7日に10周ほど走行。8日の午前中も走行したものの、トラブルが発生したため、数周の走行にとどまりテストを打ち切った。この時期のテストは、トラブルなどの要素を減らしていくための意味合いもあるので、仕方のないところだろう。 BRZ GT300は、マシンの名称こそ昨年と同様だが、タイヤサイズをGT500のサイズに変更。それもあって、よりワイドな印象を受けるボディーデザインとなっている。辰己監督によると、「今年のマシンは、軽量化、重心の集中、低重心化を行っている。エンジンの位置は、できる限り後ろに持ってきた」とのこと。また、タイヤサイズの変更については、「BRZは、重配(重量配分)など、GT500のマシンに近いものがある。そのため、GT500のタイヤサイズがあうと思っている」と言い、ミシュランへのタイヤメーカー変更も、このタイヤサイズの変更が関係している。 タイヤメーカー変更は、STIからミシュランに働きかけたとのことで、GT500のサイズのタイヤを使いたかったことと、開発過程でのさまざまな仕様変更をしたかったため。日本ミシュランタイヤでSUPER GT参戦を統括する小田島広明氏は、「STIさんから話があり、GT500のタイヤサイズであるなら経験も豊富なのでやりましょうということになった。まだクルマの特性も分からない状態なので、現在は通常スペックのものとなっている。今後、(BRZ GT300の)ダウンフォースの出方などを見ながら戦っていくことになる」と語った。すでにミシュランタイヤでのドライブを行った山野哲也選手は、「昨年までのタイヤと比べて軽い感じがする」と言い、すでに昨年のタイムを上回るタイムを記録しているとのこと。ただ、現在はサスペンションなどのセッティングも決まっておらず、「すべてはこれから」となる。タイヤサイズの変更については、「タイヤサイズが太くなるのは、長距離を走る上での負担が減る。また、SUPER GTの場合ウエイトを積むことになるが、ウエイトを積んだ場合のキャパシティも増える」と語り、パワーがタイヤに食われてしまうというデメリットはあるものの、サイズの変更によるメリットのほうが大きいと判断しているようだ。ポイントを獲得するとクルマに課せられるウエイトへの言及もあり、今年はそれだけ大きくポイントを稼ぐ意欲が感じられた。 辰己監督によると、すべてを作り直しているとのことだが、外観からはタイヤサイズの変更に伴うボディーの変更が分かりやすい。とくに新規パーツについては、カーボンブラックになっており、青いカラーのボディーパーツは、昨年から流用もあるとのことだ。空力的なポイントは、タイヤサイズが太くなったことに伴って、フロントまわりをスムーズな空気の流れとしたこと。昨年型ではオーバーフェンダー気味だったところを、一体形状とした。また、リアまわりでは、リアフェンダーの上面をフラットにして、リアウイング下部へとスムーズに空気を導く形状とした。これにより、リアウイング下部の流速が上がり、空気の圧力がより低下する。つまり、より大きなダウンフォースの発生につながるわけだ。 SUPER GTの第1戦は、4月6日~7日に岡山国際サーキットで開催される。また、3月16日~17日には、同じ岡山国際サーキットで開幕前の公式テストが行われる。多数のGTマシンの参加が予定されているので、開幕が待ちきれない方は、この公式テストを見に行くというのもありだろう。
2013年03月10日
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これはAston Martin車です。最近、シューティングブレークなるジャンルがユーロで脚光を浴びています。 記事はRESPONSEからです。 イタリアのデザイン工房ベルトーネは、ジュネーブモーターショー13でアストンマーチン『ラピード』をベースにステーションワゴンとクーペの要素を取り入れた「シューティングブレーク」のコンセプトを発表した。 コンセプトカーの名は『ラピード・ベルトーネ JET2+2』。ベルトーネとアストンマーチンの協力関係が60周年を迎えることを記念して制作された。 ラピードの4ドアクーペボディをハッチバック化し、ウッドデッキを備えた荷室を新たに創出した。 4ドアではあるものの、後席は非常に狭く2+2シーターとなっている。 エクステリアはアストンマーチンの個性である、伸びやかで筋肉質なプレスラインや、スマートかつダイナミックなボディデザインを尊重し昇華させた。 インテリアは高級家具をイメージし、上質なレザーをふんだんに使用。後席は電動で折り畳めるようになっており、荷室を拡大することができる。 パワートレインはベース車のラピード同様、最大出力476hpの6リットルV12エンジンを搭載する。 また、今回会場には2004年に制作されたアストンマーチン『ヴァンキッシュ』をベースとした2ドアシューティングブレーク『ベルトーネ JET2』も展示された。
2013年03月09日
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こちらもスーパーカー、McLarenのP1です。前回ここに登場した時は迷彩色でした・・今回は・・ 記事はRESPONSEからです。 マクラーレンは新型スーパーカー『P1』を発表した。ミッドシップに『MP4-12C』と基本を共用する3.8リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。さらに、エンジンパワーをアシストするモーターを組み合わせる。 P1のエンジンは、最大出力737ps/7500rpm、最大トルク73.4kgm/4000rpmを発生。 さらに運動エネルギー回生システムIPAS(インスタント・パワー・アシスト・システム)を採用した。 エンジンに直結したモーターは、最大出力179ps、最大トルク26.5kgm。エンジンとモーターを合せたトータル出力は、最大出力916ps、最大トルク91.8kgm。 ステアリングホイールのスイッチを操作すれば、このモーターが加速時などに、エンジンのパワーをアシストするシステムとなる。 さらにP1は外部電源にも対応し、充電が可能。およそ10kmをEV走行することが可能だという。
2013年03月08日
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FERRARI ラ・フェラーリ、限定499台。別報では、ジュネーブ・ショー会場が騒然となったと報じていましたが。そうでしょうネ! 記事はRESPONSEからです。 イタリアのスーパーカーメーカー、フェラーリは3月5日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー13において、『ラ・フェラーリ』を初公開した。 同車は、開発コードネーム「F150」を名乗り、新たな限定車の「ニュー・リミテッド・エディション・スペシャルシリーズ」として予告されていたモデル。『エンツォ』後継車となり、フェラーリのフラッグシップスーパーカーに位置付けられる。 ラ・フェラーリは、フェラーリ初の市販ハイブリッド車になる点が最大の特徴。『F12ベルリネッタ』用の6262cc V型12気筒ガソリンエンジンは、最大出力800psを発生。9250rpmという高回転まで回る。 これにフェラーリのハイブリッドシステム、「HY-KERS」から、モーターの最大出力163psが加わる。システム全体で963psという圧倒的パワーを引き出す。 最新のHY-KERS は2モーター方式で、ミッドシップにV型12気筒エンジンをレイアウトし、デュアルクラッチ・トランスミッションと1個目のモーターを一体設計。さらに、2個目のモーターは、エンジンの前方にレイアウト。 2つのモーターは、バッテリー(二次電池)と接続される。そして減速時には、モーターがジェネレーターの役割を果たし、発生した電力をバッテリーに蓄えるというシステムだ。 このHY-KERSが、排出ガスを低減すると同時に、パフォーマンスを向上。フェラーリによると、ラ・フェラーリはエンツォ比で 0-200km/h 加速タイムを約1割短縮。 排出ガス性能はおよそ40%も低減させているという。 ラ・フェラーリは世界限定499台を生産。F1テクノロジーを反映させたエアロダイナミクス性能の高いデザインが目を引く。
2013年03月07日
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PORSCHE911 GT3レース車。シンガポールで実際に目の前を疾走する様を見ましたが、やはりスゴイ!のひと言でした。最新のカップカーです。記事はRESPONSEからです。 ポルシェAGは、3月5日に行われるジュネーブモーターショーのプレスカンファレンスにおいて、スポーツモデル2台のワールドプレミアを行うと発表した。 今回初公開する2台のうち1台は『911 GT3カップ』。ワンメイクシリーズのために開発された最新のカップカー。 パワーソースは、先代モデルを10PS上回る最高出力460PS(338kW)/7500rpmを発生する3.8リッター水平対向6気筒エンジンが搭載。開発はポルシェ モータースポーツ部門により行われ、ポルシェのカップカーとして初めてステアリングホイールにパドルシフトを備える6速ドグタイプギアボックス。 ミシュランのスリックタイヤは、前輪がプラス20mmの270mm、後輪がプラス10mmの310mmにそれぞれワイド化された。 新開発のブレーキシステムは先代モデルよりさらに耐久性が向上。 フロントは、380mm径のスチール製スリットベンチレーテッドブレーキローターとアルミ製の6ピストンキャリパーが奢られ、リアには4ピストンキャリパーが装着される。 安全性も改良され、新設計のロールケージやバケットシートを採用するとともに、ルーフには初動の救急行為やドライバー救出に貢献するレスキューハッチが設けられた。 新型911 GT3カップは、F1のヨーロッパラウンドと共催される2013年のポルシェ・モービル1 スーパーカップでデビューを飾る予定。
2013年03月06日
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LAMBORGHINI 50's、ですネ。どこから見ても、カッコいい・・4億円以上の・・一台になりそうです。記事はRESPONSEからです。 イタリアのスーパーカーメーカー、ランボルギーニが3月5日に開幕するジュネーブモーターショー13で初公開すると見られる創業50周年記念車。その正体を、海外の自動車メディアがひと足早く報じている。 これは3月3日、チェコの自動車メディア、『autoforum.cz』が伝えたもの。 同メディアが独自ソースから得た情報として、創業50周年記念車、『VENENO』の全貌を伝えている。 このVENENO、『アヴェンタドールLP700-4』のシャシーやメカニズムをベースに、アグレッシブなデザインの専用ボディを採用。ミッドシップに積まれる6.5リットルV型12気筒ガソリンエンジンは、最大出力が700psから740psへ引き上げられ、最高速は354km/hと、ランボルギーニ歴代最速を誇るという。 なお、VENENOの価格は日本円で4億円以上となり、限定3台のみが生産されるが、すでに完売しているの情報もある。
2013年03月05日
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仏CITROEN、DS3のオープンカーですネ。 試乗記はCar Watch飯田裕子レポートからです。 2年前に日本に導入されたシトロエン「DS3」のオープンモデルが、この夏にも日本にやってくる予定だ。それに先駆けスペインはバレンシアで行われた国際試乗会で、一足先にその楽しさと実力を確認することができた。 それはオープンカーとしてはお約束通りの解放感のみならず、コンパクトなオープンカーでありながら、得られる実用性とDS3として期待を裏切らない走り、そしてオープンだからこそ楽しめるデザインや新しいDSライフの始まりをも予感させる魅力があった。 DS3は2010年から日本に導入されている「C3」の派生車種であり、上級モデルである。シトロエンのDSシリーズは1955年に発売されたシトロエン「DS」に由来し、現在のC3や「C4」などのCシリーズとは一線を画すプレミアムなシリーズだ。新たに追加される「DS3 Cabrio(カブリオ)」は、ベースとなる2ドア ハッチバックモデルのボディーサイズやスタイルを継承するオープンカー。外観の特徴は、ハッチバックのDS3に対し、ウインドーの上に浮いているように見えるルーフが3タイプ(色)のキャンバスのルーフに変わっている点と、テールライトに3D LEDライトを採用していることだ。 キャンバスルーフは生地の細部にもこだわり、例えば「ブルーインフィニ」というブルーにもバイオレットにも見えるキャンバスは3種類の色を使って織り上げ、そのうちの1本は光を反射する糸を採用することで、光の具合で光沢感や風合いが変わる質感を実現した。また「モノグラム」は、よく見るとDSロゴが織り込まれ、その色合いにもフレンチテイストを感じることができる。キャンバスルーフはこの2タイプの他にブラックがあり、日本導入モデルにはボディーカラーに合ったタイプが予め採用されるということだ。3D LEDライトの光も斬新だ。そもそもこの技術はコンセプトカーの「Revolte」や「SunVolt」からヒントを得ている。この3次元的なテールランプは、中央部に31個のLEDを備えた長方形の白色ガラスを配置し、光を反射して後方へ放散する反射板ミラーと組み合わされている。点灯させたライトを近距離でジーッと見ると、ライトの奥へ目線が吸い込まれそうな感覚があり、とにかく興味深くて新しい。が、実はこのライト、つい最近限定発売された「DS3 ウルトラ・マリン」には導入済みだ。 キャンバスルーフは3段階での開閉が可能だ。全開の状態からでも120km/h以下であれば16秒で閉じることができる。DS3 カブリオはA、B、Cピラーを残し天井だけが開くタイプなので、高速走行中でも開閉操作が行えるメリットがある。開発者は「このクラスのオープンカーに完璧なシステムは要らない。欠点がないカブリオレのようなモデルがいい」と言っていた。高速走行中でも開閉が可能である点に加え、天井だけが開くこのモデルは、乗車定員が5名。そもそもそれほど広い後席ではないが、ルーフを開けてもスペースが犠牲になったりしない。おまけにラゲッジスペースも250Lと、「MINI」のオープンモデルと比べて倍の容量が保たれ、6:4分割式の後席を畳めばそのスペースはさらに広がる。「毎日大きい荷物は入れないにしても、たまには大きいスーツケースも入れたいだろう」という配慮である。完璧なシステムよりも気軽にオープンドライブを楽しめ、なおかつコンパクトカーとしての日常+αの実用性も犠牲にしないオープンカー開発がこのDS3で行われているのだ。 それはドライビングプレジャーもしかり。DS3の開発当初からオープンモデルを作る予定があったわけではないが、ハッチバックと同等のハンドリングや乗り心地が求められたそうだ。バレンシアでは、日本に導入が予定されている直列4気筒DOHC1.6リッター直噴ターボ(156PS)に6速MTを組み合わせたモデルを試乗することができた。ボディーサイズに必要十分なトルクとパワーを持つ走りは、操作フィールのよい6速MTで走りのリズムやムードを変えることができる。バレンシアの街中や眺めのよい郊外では流すように走らせ、時々スポーティにキュンキュンと走らせてもみた。サイズのわりに重厚なボディーを軽快に走らせることができるが、乗り心地が決してハードなわけでもない。ハッチバックのDS3と何ら変わらぬ質の高い走りが、スムーズかつスポーティに楽しめる。それでいて大がかりなチューニングや補強、変更は行われてはいないそうだ。屋根のパーツ、トランクまわりの強化、振動を抑えるダイナミックダンパーの採用など……重量の増加はわずか25kgというから、これも驚きだ。通常は100kg近く重くなっても不思議ではない。キャンバスルーフを閉めたクローズド状態の静粛性も、ハッチバックと同等の遮音性が保たれている。一方3段階に開くルーフは、全開で高速走行をしても、フロントのルーフエンドに装着されたウインドーデフレクターを立てれば、問題なく走れる。が、全開状態では後席の後ろに畳まれた幌が壁を作り、後方視界を妨げるので、1段階手前にしておくのが日常ドライブにはおすすめだ。DS3 カブリオは「屋根が開いたらファンタスティックな楽しさも気軽に広がる」的なモデル。 スポーティな印象も強いプレミアムシリーズのDSに追加されるオープンカーは、そんなスポーティなデザインや走りをオープンという少し肩の力を抜いて楽しみたいモデルでもある。だからこそ本当ならATモデルがあれば、女性も積極的に選びやすくなるのかもしれないが、6速MTだけというややマニアックな販売を予定しているらしい。が、楽しくて頼もしい(実用的)のは間違いない。日本への導入は今年夏ごろを予定している。
2013年03月04日
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TOYOTA86のオープンカー、コンセプト車ですネ。もう何も申しません、とっぷりご覧ください。記事はCar Watchからです。 トヨタ自動車は、ジュネーブ・モーターショー(プレスデー:3月5日、6日、一般公開日:3月7日~17日)に「FT-86 オープンコンセプト」を出展する。 「86」をベースに製作されたオープンモデル。ソフトトップ(電動開閉式)を採用する。ミラノのデザイナーによる内外装は、ホワイトとネイビーブルーのコントラストでカラーコーディネートした。また、フロアマットやシートのステッチにアクセントとしてイエローゴールドを用いた。
2013年03月03日
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イタリアンGT、MASERATIグラントゥーリズモ。こういうクルマは試乗すると聴くだけでもウラヤマシイ・・・ 記事はWeb CGからです。 自然吸気の4.7リッターV8エンジンを搭載する4シーターイタリアンGT、「マセラティ・グラントゥーリズモ スポーツ」の6段ロボタイズドMTモデルに試乗した。 マセラティは1914年にマセラティ兄弟がイタリアのボローニャで創業した。創業以来、いろいろな企業に経営権が渡った。ここで歴史を詳しくひもとくつもりはないが、僕なりに分類すると、60年代以前はオルシ家が経営し、美しすぎるクーペを生んだだけで十分のFR黄金期。 60年代後半から70年代前半はシトロエンが経営し、流行のミドシップを取り入れ、得意のハイドロを盛り込んだ“調子良ければ最高”期。70年代後半から90年代はデ・トマソが手を差し伸べ、カクカク、ギラギラ、ツインターボでドーピングの北方謙三期。そしてフィアット傘下となり、フェラーリと関係を深める現在に分けられると思う。現在のマセラティは、この「グラントゥーリズモ」と「クアトロポルテ」の二本立て。クアトロポルテは先に本国で新型に切り替わり、日本でも年内に切り替わる。となると、グラントゥーリズモもそろそろカウントダウン、円熟期に入ったと見ることができる。果物や刺し身同様、最もうまい時期といえよう。現在、グラントゥーリズモには、4.2リッターV8エンジンのベースモデルと、4.7リッターV8の「スポーツ」、それにスポーツを軽量化して走りを研ぎ澄ました「MCストラダーレ」がある。 ベースモデルは6段AT(マセラティは「MCオートシフト」と呼ぶ)のみの設定、スポーツは6段ATとシングルクラッチの6段ロボタイズドMT(「MCシフト」と呼ぶ)を選べ、MCストラダーレはロボタイズドMTのみとなる。加えて、オープンの「グランカブリオ」とその「スポーツ」(いずれもAT)の計5種類。1550万~2125万円の豪華なラインナップだ。このクルマには何度も乗ったが、ヌケのよい乾いたエキゾーストノートは甘美で、毎度ほれぼれする。音量が大きいだけの下品な音ではなく、キレイな音。昨年、元ヤマハの研究者が立ち上げたサウンドデザインラボと、中央大学理工学部精密機械工学科の戸井武司研究室による合同チームがこのクルマの音を解析し、バイオリンの名器、ストラディバリウスと比較したところ、予想通り両者に倍音が豊かという共通点があることをつきとめたという。なるほど、で倍音て何? ともかく、他のクルマではこうはいかなかったらしいから、科学的にもいい音なのは間違いないようだ。このクルマが積む4.7リッターV8エンジンは自然吸気だけに、近頃の同じような排気量に過給器を取り付けたライバルほどのパワーはない。 この手のクルマにとって絶対的なパワーは商売のためにも名誉のためにも大切なはず。にもかかわらず、なぜマセラティが自然吸気にこだわるのか。それはドラマをつくるためだと僕は思う。このクルマは最高出力460psを7000rpmで発し、最大トルク53.0kgmを4750rpmで発する。ここまで高回転型のエンジンは珍しい。過給器付きのエンジンは――それを目指しているのだから当たり前だが――低回転からドカッと太いトルクを発するので、上まで回しても意味がない。そっちのほうが体感的速さを得やすいし、回さないから燃費もいい。けれど、例えばETCゲートを20km/h程度で抜けた後、ガバっとではなく、しかしゆっくりとでもなくアクセルペダルを床まで踏むと、グラントゥーリズモ スポーツは次第に音を高め、五感を刺激しながら加速していく。6000rpmは祭りの始まりだ。そこからの1000rpmには、過給器付きエンジンでは得られないドラマがある。アクセル操作に対する敏感な音と挙動の変化は何物にも代えがたい。上まで回して3速へ入れればまた新たな祭りが始まるが、捕まったらあとの祭りだから3速以上はサーキットで。ATでもほぼ同じ楽しみを得られるし、街中での変速はスムーズだが、祭り中の“研ぎ澄まされた感”はロボタイズドMTのほうが上。街中でも同種のトランスミッションの中では洗練されているほうなので、僕なら50万円高くても迷わずMCシフトを選ぶ。グラントゥーリズモは姿かたちから想像するよりもずっと乗り心地がいい。減衰特性可変式のスカイフックサスペンションは、くねくねのワインディングロードでは頼もしく踏ん張ってくれる一方で、街中での段差などをマイルドに吸収してくれる。さきほど強調したエンジン音も、迫力満点なのはスポーツボタンを押して排気の経路を変えた時のみで、普段はジェントルだ。必要な快適装備はすべて備わり、むやみに深いバケット形状ではなく、長距離移動を考慮した居心地のいいシートもある。 リアの居住空間は外から見るよりずっと現実的で、乗り降りこそ腰を折る必要があるが、乗ってしまえば大人でも長時間過ごすことができる。テスト車両にはインテリアにカーボンを多用したパッケージがついていたが、僕ならアルカンターラのパッケージにしたい。待つことさえできれば仕様を細かく決められるのは、この価格帯を新車で買う人の特権だ。僕はすでにコンフィギュレーター上で4台ほど仕上げた。それに4人分の1泊2日程度の荷物なら楽に飲み込むトランクもある。グラントゥーリズモという直球な名前はだてではない。知人にこのクルマについて聞かれたことがある。彼は「派手に見られすぎないか」を心配していたが、派手に見られるに決まっているじゃないか! イタリアンGTなんだから。そうしたある種のやせ我慢が苦痛だという人は素直に黒いドイツ車に乗ろう。車重は1920kgあり、経験上、燃費はどう気を使ってもおそらく7km/リッター以上は難しいが、それがなんだ! イタリアンGTなんだから。
2013年03月02日
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ALFA ROMEOの新しいライト・ウェイト スポーツカー、その名は4Cです。いかにも疾走感!が溢れています。記事はRESPONSEからです。 イタリアのフィアット傘下のアルファロメオが3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー13でワールドプレミアする新型スポーツカー、『4C』。同車のパワースペックが判明した。 これは2月25日、アルファロメオが明らかにしたもの。 2シーターの小型スポーツカー、4Cに関して、ミッドシップに搭載されるエンジンの諸元が公表されている。 アルファロメオの発表によると、4Cには、排気量1750ccの直列4気筒直噴ガソリンターボエンジンを搭載。 このエンジンは、最大出力240psを引き出す。トランスミッションは、TCTと呼ばれるデュアルクラッチトランスミッションを組み合わせた。 また車両重量は公表されていないが、アルファロメオによると、4Cのパワーウェイトレシオは、4kg/ps以下。このことから、4Cの車両重量はおよそ960kgと、1トンを切る水準であることが分かる。
2013年03月01日
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