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2015.02.13

史上最高の漫画は？ DEATH NOTE(デスノート)原作:大場つぐみ漫画:小畑健

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カテゴリ：書評雑記その他

史上最高の漫画は？ DEATH NOTE(デスノート)原作:大場つぐみ漫画:小畑健

史上最高の漫画は？特に大人も楽しめる史上最高の漫画は？と聞かれたらデスノートと答える。漫画を毎日読み続けて数十年たつけど、週刊連載漫画で毎週ハラハラドキドキしながら読み、早く翌週の話を読みたいと切望した漫画は全盛期のドラゴンボールと、更にその数倍の興奮・刺激を与えてくれたデスノートしか無い。大人も楽しめる(知的興奮を与えてくれる)漫画では、このデスノートがその最高峰だろう。世界的に人気のある漫画としても知られていますね。（以下、ネタバレあり。）

その魅力を箇条書きにすると以下の通り。

・細部まで練りこまれた他に類を見ないレベルの高度な頭脳戦漫画である。
・奇想天外な設定ながら現実世界とうまくマッチしリアリティを感じさせる。
・実際に人が死んでしまうという刺激の強さ。
・殺すか捕まって死刑になるかという緊迫感のある戦い。
・夜神月、Ｌ双方の繰り出す作戦や展開が毎回読者の想像を超える域にあり、驚きの連続で予定調和を感じさせなく、全く飽きさせない。

高度な頭脳戦漫画であることから、ある程度読者を選んでしまう漫画でもある訳だけど、そこが一番の魅力かな。私の一番好きなシーンは、知的で美人キャラの南空ナオミがデスノートに操られ自殺に向かうシーン。夜神月にキラであることを告白され、一瞬恐怖と驚きの表情に包まれるがデスノートに名前を書かれたあとだったので、その直後に操り人形のように無表情・無人格に変貌、自殺へと向かうシーンは何とも興奮させられる魅力的シーンです。

他にも沢山魅力的なシーンはありますね。

・Ｌがキラの疑いのある人物に対し｢私はＬです。｣と自ら名乗り出る奇想天外で大胆な策略。
・夜神月が｢キラの自覚が無いが自分がキラかも知れない。｣と告白する決死の策略。
・夜神月がキラの能力を他人に譲り渡し、記憶を失ったにも関わらず、それを取り戻し、Ｌを殺してしまうという離れ業。
・夜神月が魅上照と困難な状況において繋がりを持てた場面。

第一部で主人公の夜神月は大逆転で勝利するのだけれども、第二部では結局、夜神月は善戦するも敗北して死んでしまいます。この展開は個人的には全く残念でした。なので、夜神月が勝利し、大活躍する第三部というものを、ドラえもん最終話のように同人誌のような形ででも読むことが出来ないかなあ、なんて連載終了後からずっと想い続けています。（幾つか話も考えてみたりしています。）

もし、そのような話や同人誌、第三部を作りたいと思っている作家さんの存在などご存知の方いらっしゃいましたら是非教えて下さい。

また私はあまり小説を読まないんだけど、このデスノートのように面白い小説や漫画でお勧めのものがあったら是非教えて下さい。

史上最高の漫画は？ DEATH NOTE(デスノート)原作:大場つぐみ漫画:小畑健

デスノート夜神月が勝利する方法

裏デスノート｢夜神月、Lをスルーする｣の巻

裏デスノート2 ｢夜神月、ニアにも勝利する｣の巻

裏デスノート第3話｢魅上照、夜神月の顔と名前を知る｣の巻

再開熱望！死のゲームデスペナ / 江戸川エドガワ、押川雲太朗

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