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今年も残すところ3日となりました。色々ありましたが、今はまだ年賀状書いたり、農園の月末の処理をしたり、大掃除をしたりして振り返る余裕がありません。あさって大晦日の日にでも、妻と一緒に写真や手紙を整理しながら1年間を振り返ってみたいと思っています。ただその前に子供達を何とかはやく寝かしつけなければいけませんが・・・・。 さて今年は12月に入っても暖かい日が続いていましてあまり冬らしい感じがしませんでした。しかし今週に入りいきなり寒さが厳しくなってきました。それにともない新島の冬の風物詩である「西ん風(にしんかぜ)」も吹き出しました。「西ん風」とは冬のあいだ西側海上から新島へふきつける風の事をさし、西高東低の冬型の気圧配置になったときにその強さを増します。この風の威力ただものではなく、小さな台風ぐらいの風が長時間に渡ってふき続けることもよくあります。 ですからこの風がふきだすと、新島では「あ~冬になったな・・・」と感じるわけです。確かに常にこの風にふかれていると、だんだんヘキヘキしてくるのですが、かといってあんまりふかないと、新島の冬らしくなくってなんとも居心地が悪い、すっきりしない気持ちになってしまうものでもあります。 またこの西ん風を島の人たちは大いに利用してきたようです。例えば郷土料理に「そぎ」という大根をそいだものを干した保存食があります。これを野菜などと甘じょっぱく煮込むととてもとても美味しいのですが、これを作るには「西ん風」が必要です。なぜならこの風がないとそいだ大根がきちんと乾ききらないからです。 昨日も村内で知り合いのおばさんに会ってこの「そぎ」の話になりました。私のほうから「おばさんそぎは作ったかい?」と尋ねたら、嬉しそうに「あ~やっと作れたよ」と返事が返ってきました。このおばさんも西ん風が吹くのを楽しみにしていた一人のようです。
2006年12月29日

私の出身の信州には、日本3大奇祭の一つに数えられる「御柱祭り」があります。この祭りは映像でしばしば流れますのでご存知の方も多いと思いますが、これぞまさに奇祭!! 毎回1人ぐらいは死人が出ているという噂の激しいお祭りでもあります。そしてこれは7年に1度開催されるお祭りで、人生80年としますと、10回ぐらいしかお目にかかることができない貴重なお祭りでもあります。確かにあんな祭り毎年やっていたら、死人続出で地域が成り立たなくなってしまいそうですが・・・・。 ところが新島に来てもっとお目にかかれないお祭りがあることを知りました。それは新島の大祭り。話に聞くと約20年に1度ぐらいしか開催されないとのこと。人生80年としますと、ギリギリ4回、まあ記憶として残るのは3回ぐらいでしょうか。たぶんやっている人も、うる覚え記憶をたどりながら、祭りを仕上げていくのでしょう。御柱祭りは7年に1度と決まって開催されますが、大祭りのほうはお目出度いことがないととりおこなわれないため、いつ開かれるか分からないというところも驚きです。 さてその大祭りに欠かせないのが、獅子木遣り。この大祭りの時には獅子が村内を練り歩き、また地域の長の家や漁協、農協などを訪れては、獅子を舞うそうです。それはそれはめったにお目にかかれないお目出度い獅子舞いなのであります。 ところで今年このお目出度いお獅子が12月8日の師走祭りに十三社神社で舞われました。この獅子が人前に姿をあらわしたとのは、8年ぶりとのこと、天皇家に男子が誕生したことがその理由とか・・・、ただ今回は大祭りではないので、村内にねりだすということはありませんでいたが。 当日の12月8日の日は天気予報では雨でしたが、神への願いが届いたのか、ちょうど獅子が舞った昼過ぎには、風もなく日が差し、とても暖かいなかで行事はとりおこなわれました。 自分も10月から新町地区の獅子木遣り保存会の方に誘われて、練習に参加してきました。はじめは木遣りを調べる側へ参加する予定でしたが、人員の関係から獅子舞いの胴体に入ることにもなりました。この獅子舞いはとても珍しい形をしています。普通獅子舞いというと1人~2人ぐらいで舞われるのが普通なような気がしますが、ここでは総勢5人が中に入ります。その5人とも入る位置によってそれぞれ役目があり、きちんとその役目を果たさなければ、きれいな舞にはなりません。それに舞う場所も、神社の鈴門の階段であったり、参道であったり、神主宅であったりと場所によって動きを工夫していかなければなりません。ただ中に入ってしまうと外のことがまったく分からなくなってしまうため、果たして自分がちゃんとした動きをしているのかどうかわからなくなってしまいます。練習のときもビデオに撮った舞の様子をみんなでチェックしながら、すすめてきました。 私自身は3回の舞のうち、2回獅子の胴に入り、1回は皆と一緒に木遣りを調べました。大勢の観客が見つめる中、緊張しながらも一生懸命やらせていただきました。胴の中に入ってしまうと周りは分からなくなってしまうので、自分の動きが果たしてどのように映ったか分かりませんが、私自身としてはとても気持ちよく舞わせていただき、また木遣りを調べさせてもらいました。 そして今回も良い経験をさせていただきました。皆様本当にお世話になりました。
2006年12月10日
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