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一般的な身体の使い方としては、押された方向に対抗して押し返す、引かれた方向に対抗して引き返す、というのが、ほとんどの人が行なっている身体の使い方です。しかし、いつまでもこのような使い方で、身体を使っていると、力の強い人にはより強い力で、というように筋力を鍛えて行かなければなりません。それと、このような体の使い方は、不自然で無理な使い方ですから、当然怪我や故障をし易くなりますし、体にも良い事ないでしょうね。では、鍛えても強くならない人や元々体が小さい人は、大きくて強い人には何もできません。諦めるしかないのでしょうか。いえ、そのために武道武術の身体の使い方がある訳で、小さくても力が弱くても大きい人にひけを取らずに対応できるのです。簡単に言うと、力勝負をしないということです。勝負を避けるのです、と言えば逃げるのか!と思うでしょうが、実戦の勝負に勝つためには相手の土俵で相撲をとらないということが鉄則です。鋼鉄のような体には、真綿のような柔かさで、岩のような大男には、水のように流れるように。相手の力に対抗せず、一旦吸収して方向を変えて相手に返して上げます。ぶつからなければ、水のようになれるのです。色々な言い方があります、相手を無力化するとかゼロ化するとか、表現は違いますが、原理は全て同じものです。要は、相手の力とぶつからず、ベクトルを変えてそのままの力を相手に返してやればいいのです。「これはあなたの力でしょ!お返しします。」そしたら、相手の方は非常に喜ぶと思いますよ・満面の笑顔でネ・・ではまた・・=達人養成塾=☆体幹操作法の習得は諸芸全般一流の登竜門!☆「極意」とは意識を極め自在にすること!☆一瞬にして相手の力を無力化する技法とは・・?5月度「体幹操法」を体感するセミナーページへどうぞ!
2011/04/27
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フィジカルコントロールの基本の操作になる体幹操作ですが、体幹操作の基本になるのが感覚と意識のコントロールだと思います。感覚の中の触感を見ても、手首を持たれた力の強さや弱さは、一般の人達にも案外容易に感覚できると思いますが、握られた腕を相手の意識で感じられないように、数ミリ単位で動かして、相手の錐体外路神経系に働きかけて崩すという、僅かな動きの感覚を養成していく必要があります。一般的には、腕を掴まれてから、それを目で見て、視神経を通って脳の視覚野に送られて、脳から運動神経を介し、腕の筋肉を収縮させ腕を動かすという動作的回路です。が、皮膚や筋肉,筋膜への接触感覚の精度を、高感度に上げて行くことによって、目で見て動くという動作の数倍~数十倍速く動けますし、また身体能力を高度に使うことも可能になります。フィジカルコントロールと言っても単に身体をどう動かすか、と云うことだけではなくて皮膚や筋肉を一つのセンサーとして使う感覚も、フィジカルを高精度にコントロールするということに繋がっていきます。そして接触感覚から、接触しない空間感覚へと高度化して感覚を磨いて行くのです。感覚と意識でフィジカルを導いて行くようになれば、かなり精通した、武道武術の達人と言われるようになるのではないでしょうか。続く・・・=達人養成塾=☆体幹操作法の習得は諸芸全般一流の登竜門!☆「極意」とは意識を極め自在にすること!☆一瞬にして相手の力を無力化する技法とは・・?5月度「体幹操法」を体感するセミナーページへどうぞ!
2011/04/25
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フィジカル・コントロールとは、身体操作法のことですが、武道武術の高度な身体の使い方には身体のみならず、意識や気といった目に見えない部分の心や思考などを同時に使います。同時にと言うより、見えない意識や気というものに導かれて、身体が動き、他に作用すると考えた方が正解ではないかと思います。が、しかし高度の心身の操作法を修得するにしても先ずは、フィジカルの操作法を習得することが大切になります。フィジカル操作の中でも、体幹の操作法はすべての基礎になりますので、この地道な体幹操作の訓練が疎かなままでは、次のステップの意識や心で身体を導く段階で、身体が意識に導かれ正確に動くことができません。また、間違った自分勝手なフィジカルコントロールを身に付けてしまうと、修正するのに再たび多くの時間が必要になります。なので定期的に検証、確認の場が必要になるのです。体幹やフィジカルコントロールを、正確にマスターするだけでも、普通では考えられない程の能力を引き出すことができるようになります。まずは、フィジカルや体幹操作法を正確にマスターすることが、達人の道への最速最短の方法だと認識することが大切です。逆に言うと、体幹操作が中途半端ですと、先ほども書いたように、達人の道などまた夢の夢ということになります。達人的な技の部分だけを取り出して、その部分だけを方法論でインスタントに教えたとしても、見世物にはなったとしても、実際には全く使えるレベルには到底ないことは言うまでもありません。続く・・=達人養成塾=☆体幹操作法の習得は諸芸全般一流の登竜門!☆「極意」とは意識を極め自在にすること!☆一瞬にして相手の力を無力化する技法とは・・?4月度「体幹操法」を体感するセミナーページへどうぞ!
2011/04/16
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「直線と円」・・武道武術の高度な技には、これらの理解と会得が必須であり、これらの深い理解無しに武道武術の上達は有り得ないと言えるでしょう。昔から伝わる空手では、円の動きも多く存在しますが、どちらかというと直線を多様するようです。現代の空手は海外の格闘技などの技術の影響を受け、回し蹴りやフックなどを多用しますが、元々の空手には、直線的な前蹴りと足刀蹴りしかなく、直突きと鉤突きが主でした。鉤突きは現代のフックに似ていますが、実際は直線的に使います。なぜ直線なのか・・? これにはかっての武術の根幹とも言える生命のやり取りが関わっています。命が掛かっている勝負の中では、直線の最短距離の技を身に付けることは、的確に敵を仕留める最善で且つ確実な方法だったのです。とは言っても、すべての武術は好んで人を殺傷するものではありません。すべての解決の道が閉ざされ、自分の生命と、人の生命を守る時に、止む無く使われるのが、武道武術の技なのです。「武士の刀」・・これは一生涯一度も、人に向けて抜かないかも知れない刀を、有事の際にはいつでも抜けるように、刀を日々磨き手入れをし、技を磨き心を練って準備を怠らない。ということです。直線に対して円の動きは、合気道などに多用されていますが、合気道の考え方の根本には、和合の理があって相手を殺傷するのではなく、相手と一体化し相手を導き相手を最小限のダメージで取り押えるというものです。一般的にも武道では円の動きということをしきりに言っていますし、教えていますが、果たして真に円の動きを深く理解し、また体現できる方が、どの位いらっしゃることでしょうか・・・直線は、最短最速・・より致命的な殺傷能力を持ち且つ寸前で止めることも可能である。円は、柔かい動きで相手を導き・・最小の力で相手をより最小のダメージで取り押えることができる。続く・・・=達人養成塾=☆体幹操作法の習得は諸芸全般一流の登竜門!☆「極意」とは意識を極め自在にすること!☆一瞬にして相手の力を無力化する技法とは・・?4月度「体幹操法」を体感するセミナーページへどうぞ!
2011/04/08
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↓日本を救う男たち/Team Japan歴史的な大震災と同時期に生きている私たちにこの大自然の脅威は果たして何を教えようとしているのだろう。直接、震災の影響を受けていない場所に住み普通の生活をしている私たちは、ただ被災地を見守り祈るしかないけれど、日本人すべての人が今この震災で大切な何かを学ぼうとしている。普通に過ごしていることって、実はすごく幸せなことなんじゃないだろうか・・・震災に遭遇した人たちは、一瞬にしてさっきまで普通にあった「普通」を失ってしまった。何が幸せなのか? どういうことが幸せなのか?自分はどのように生きるべきなのか?自分は何のために働いているのだろうか?私たちは、世界中でも有数の豊かな国に生まれてこの未曾有の大震災でも直接被害を受けなかった。そんな恵まれ過ぎている私たちは、一体何をするべきなんだろう?被災地に向けて、私たちは何ができるのか?自分の今やるべき使命は何なんだろうか?ただ言えることは、震災の犠牲になられた大勢の方たちのことを思えば私たちは普通に与えられた時間を無駄に生きてはいけないということだろう。普通に今ある時間に感謝しながら・・一心に取り組み自分を高めてくれるものに感謝し目の前に普通にある一日を懸命に生きることが私たちがこの震災で学ぶべきことだろうと思う・・=達人養成塾=☆体幹操作法の習得は諸芸全般一流の登竜門!☆「極意」とは意識を極め自在にすること!☆一瞬にして相手の力を無力化する技法とは・・?4月度「体幹操法」を体感するセミナーページへどうぞ!
2011/04/04
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