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2010.05.17
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カテゴリ: I think
G.W.中からはまってるのです。

友人のちょっとした質問に答えようとYou Tubeで動画を検索していたら、
20世紀を代表するテノール歌手・パバロッティの画像を見てしまったのです。

もちろん、以前から彼の存在は知ってました。
トリノオリンピックで「Nessun Dorma」を歌ったことも記憶にあります。
でも、こんなにかっこいいパバロッティは見たことがなかったのです。

pavarotti
動画は こちら

で、あれこれ動画を探しました。
30歳代のころのオペラのシーンから、トリノオリンピックまで


「この」というのは、上の動画ですが、1994年、彼が59歳のときのこと。

「世界三大テノール(The three tenors)」と言われた三人(パバロッティ、ドミンゴ、
カレーラス)がコンサートを開いたときの画像です。

パバロッティは、姿も声もすごく変わりました。
40代から50歳前半までは安定した姿と歌声。
体の割には軽やかなテノールで、澄んで癖のない歌声は実に気持ちいい。
でも、50代半ばからの歌声の方が私は好きです。
低い成分が増えて高い成分が抜け、重さが加わって声に包容力と大らかさ、
男らしさがあらわれてくるのです。
顔も、59歳になると、58歳までにはなかった美しさが加わって、
彼の人生で最も美しいときじゃなかったかと思います。


違った味わいのある歌を歌いますが、若々しさが急に失われていきます。

68歳で歌劇を引退しますが、そのころにはもう声量が十分ではなく。

トリノのときは口パクだったそうですが(大会前から体調が万全ではなく、
当日声が出ないことを危惧して録音しておいたそうです)、
そう思わせない口の動きの精密さはさすがパバロッティと思わせてくれます。


亡くなる1年前、老いたパバロッティが舞台の中央で朗々と歌い上げる様は
彼がそれにふさわしい人だという確信のようなものを持たせてくれます。
70歳だから、の威厳と、神と見まがうような空気感(ザビエルの頭に似ている
からかもしれませんが)によって、えも言われぬ感動を与えてくれるのです。

天才テノール歌手の最後の舞台にふさわしいステージだったと思います。


私は、59歳のパバロッティが好きです。

渾身の力を振り絞り、鬼気迫る表情で歌い上げた後の
両手を無造作に上げて、巨体をフルに生かした挨拶、
決してスマートとはいえない投げキッスをする仕草、
屈託のない笑顔は、私の心をぐっとつかんでしまいました。

16年前の話。

なぜそのときに気づかなかったのか……。

残念で残念で仕方がありません。


ということを、電話で友人に話していたら……、センサー照明がつきました。

玄関についている、温感センサーの照明。
だれかの来訪があったようです。

パバロッティだったらいいのに。

日本のこんな名もないファンのところに来るわけない。
いちいちそんなファンを訪問していたら、忙しくて仕方ないでしょう。

でも、会いたいなぁ。。。


……早く書き上げて、You Tube見よ!





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Last updated  2010.05.18 00:11:58
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Re:Ti Adoro …… Pavarotti(05/17)  
milkyway.  さん
テノールのなんとも言えない響き。。

吸い込まれそうですね・・。

癒しの時間、疲れを解いてくれそうですね。^^
(2010.05.18 11:15:50)

Re:Ti Adoro …… Pavarotti(05/17)  
skeさんは興味の範囲がとても広くて、いろんなことを深くご存知でかっこいい^^。
1人の歌手、しかも一流の歌手にもこうした年令による違いがあるのですね。

パバロッティ、すてきですね。
いつだったか、何かの折に「乾杯の歌」を歌っているのを観て声のすばらしいのにびっくりしたことがありました。

ゼミの先生はドミンゴが好きで授業中にビデオを観せて下さったりしたのでそんなときに一緒に観たのかも・・。
もう20年以上も前のことですが・・。




(2010.05.18 12:02:02)

Re[1]:Ti Adoro …… Pavarotti(05/17)  
milkyway.さん
それが……何度も、何枚も、何時間も観るものだから、寝不足気味で……。

早く飽きたいです。。 (2010.05.18 15:39:49)

Re[1]:Ti Adoro …… Pavarotti(05/17)  
ドリカムハウス1106さん
20年前といえば、The Three Tenorsの最初のコンサートが開かれた頃です。あのときのパバロッティはまだ若さがあって、「マエストロ」とまでは言えなかった。マエストロになるのは、やはり60歳以上……59歳のこのコンサート以降かな。

ドミンゴがまさに「正統派テノール歌手」と言えるでしょうね。
声や歌い方に表情があって、演技もうまい。顔もいいし、背も高い。
でも、パバロッティの圧倒的な声量と自然体の発声法、美しい声、完璧な発音と滑舌、狂うことのない音程……歌手の域を超えて、神に近い存在なのだと思います。ドミンゴやカレーラスが太刀打ち相手じゃない。
容姿は…巨体だけど、顔はいいんですよね。何歳になっても、そのときどきにいい顔をする。イタリア人特有の人なつっこさと、やさしさと、色気があって…。

いかん! 早く抜けなければ……。

彼が生きていれば75歳。生きていて当たり前の年齢なのに…つらいなぁ。
(2010.05.19 10:05:16)

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