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2025.03.13
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カテゴリ: I think
今回は、前回告知に反して「スピンオフ」的話。


自分の意志や決意はさておいて、
外部から自分がどう見られているかについては、
未だに全ての情報を確認できていないし、
知る由もない遠いところで広がった噂も多かったと
認識している。

ま、一言で言うなら、あらゆる場面で難儀したということ。
純粋な虫けらの仕事の内容や人間性を理解されることが少なく、
そのことで仕事のやりにくさを感じることも、


が、特に抗うこともなくやり過ごした。

よかったのか、悪かったのか。

いまとなってはどうでもよいことだが。。






​得意先や協力会社などで打ち合わせ室に案内され、
担当者を待っていると、
接客担当の女性事務員が灰皿を持ってくる。
例外なく、だ。


虫「あ、不要です。ありがとうございます」

事「いま、禁煙中ですか?」

なぜ、「虫けらは煙草を吸う」ことが確定事項になっている?
(虫けらは全く煙草を吸わない)


ファッションがヤンキー的?
水商売風(30年以上前の話)?

いずれも当てはまらないと思う。

いつもきちんとしたスーツを着ていたし、
書類をたくさん入れたブリーフケースを持ち、


それでも、虫けらは煙草を吸うというイメージか…。

いまでも理由はわからない。

が、ほとんどは、相手が女性だった。

虫けらは、女性に誤解されやすいのかもしれない。
(しれない、ではない。誤解されやすい)



​「みな兄弟」​

24歳で対外的に社長になった虫けらは
(社長と名乗ったことはなかったが、
仕事相手には、実質そういう認識を持たれるもの)、

「なんであんな若い女が?」
「パトロンがいるのか?」
「親が金持ちで、お嬢様のお遊びだろう」

などと噂されていたらしい。

実際はというと、貧乏人満開の生い立ちだし、
寝る間も惜しんで仕事をし、
食事も遊びも美容もそっちのけ、
仕事、仕事、仕事の生活だったわけで、
そんな噂など知るよしもなかった。

24歳〜35歳と、結構長く付き合いの続いた企業がある。

2次元の制作物(印刷物)、3次元の制作物(映像)、
空間(スペース)、イベント、販促などの
企画・構成・制作という
多岐にわたる需要に応えてきた。

相手方担当者も、需要に合わせて何十人になる。
グラフィックデザイナー、映像クリエーター、
スペースデザイナー、プランナー、営業マン、
ディレクター、プロデューサーなどなど。

こちらは、一応「プランナー」の肩書きだが、
コピーライター、シナリオライター、
SPプランナーなどと、さまざまな肩書きに
変化させながらプロジェクトの一員になる。

そうすると、接点が密になる担当者ができる。

その担当者がみな「兄弟」だと噂される。

つまり、虫けらが「体を使って仕事をもらっている」
と吹聴する人間がいるということだ。

実に誇らしい。

実力がなくても仕事がもらえる「体」を持っている
ということだ。

うれしい評価。

ぷぷぷ。

誰も知らないが(薄々気づかれている気はする)、
虫けらの体は小学生のような
貧弱なもんじゃい。
これで仕事をもらえるなら、
相手はどんなボランティアだろうと感動する。

生前の夫は、いつも虫けらを
「ちいどかん」
と呼んでいた。

なんじゃ?

聞いてみると

夫「小さい土管やから、ちいどかんや」

……。

「ボン・キュッ・ボン」の反対。

「ズボン」とした体型ということ。

いや、ウエストは人並みなのだ!
最も細いときは51cmだった。

「スカーレットオハラまであと4cm。
コルセットしたら、縮まる!!」

などと言っていたのだ。

ただ、胸と尻が異常に貧弱なので……。

なぜこんなところで、
虫けらのコンプレックスを披瀝しないといけないのか。。

つまりは、虫けらの周りの人は
悪意を持って根拠のない噂を流し、
虫けらの人格や人間性を貶めて、
仕事の勢いを失速させようなど
腹黒い目的を遂行しようとしたということだ。

もちろん、担当者それぞれは
「そんな噂、気にするな。
僕らは君の仕事への姿勢も
仕事の質の高さも知っているから」
と言ってくれる。

だったら、噂を否定してくれよ!

なのだが、

どうも、噂は噂でうれしいのか、楽しいのか、
誰も否定することなくいつもその企業の中で
ふわふわ漂っていた。



​「死んだご主人」​

虫けらが30過ぎのとき、いまは亡き夫と仕事をした。

それまでにも幾度となく仕事をしていたが、
夫の記憶にはなかったようで、
後に説明したら、ようやく思い出すような事態で、
虫けらに全く興味がなかったようだ。
(というか、嫌なタイプだったようで、
「僕は、美人はキライやねん。ブスが好きやから」
と言っていた。虫けらは美人ではないが、
夫にとってはキライなカテゴリーだったのだろう)

久々に会話した夫に聞かれた。

夫「虫けらさん、ご主人が残した会社を
  引き継いで経営してるんやろ」

(もちろん虫けらは未婚だった)

虫「??? 残したって、夫は死んだということ?」

夫「うん。そう聞いたけど」

何のこと?? だ。

虫「だれから聞いたの?」

夫「うちの会社じゅうの人間が知ってるよ」

だれがそんな根も葉もない噂を流したのか
薄々わかったが、それはそれでかっこいいな、と思った。

虫「その話は全く嘘だけど、ちょっとかっこいいので、
  噂はそのままにしといて」

と夫に頼んだ。

そんな噂を流した理由は、その人物(その仕事の
プロデューサー)が、夫と虫けらが仲良くなるのが
嫌だった、ということのようだ。
なかなか鋭い勘をしている。

この噂は業界内の結構な範囲に広がった。

が、それはそれでいい。

夫と虫けらが仲良くなる阻害要因ではないし、
虫けらが過去、既婚者であったとしても、
仕事をする上で何の障害にもならない。

しかし……、人間の思考というのは不思議である。

そのプロデューサーは既婚者だし、
虫けらのことが好きだとは思えなかった。
どうして人の恋路を邪魔したかったのか。。


この手の噂は本当にたくさん流された。

車(シビック)を社用車として購入したときは、
「BMWをパトロンに買ってもらったらしい」
という噂。
車の色は似ていたが
(その頃のBMWはマットなブルーが人気。
シビックはメタリックだったが、ブルーの色調が
とても似ていた)

大きな事務所に移転したときは、
「パトロンが金を出してくれたらしい」
(パトロンと名指しされた人は、
新しい事務所にかける壁時計を寄贈してくれた人。
「5000円の時計でパトロンと言われるなら、
嬉しいわ」と言っていた)
という噂。

街中で得意先と歩いていたときは
(打ち合わせ場所に向かう途中)
「不倫している」
と言われた。

いい加減にせい! である。

どれだけ仕事をしていたか知っているのか!

人の2倍はしていたと思う。

20代、30代のときの睡眠時間は
ずっと4時間ほどだった。
「24時間戦えますか」の時代である。

男性とイチャイチャしている暇などなかったわい。


というような、自分の本質と相反する他人のイメージに
悩まされながら生きてきた。
しかし、闘いはしなかった。
無駄である。
噂や嘘は、否定しようがないのだ。
悪魔の証明にならざるを得ない。


虫けらの人生の中で、
虫けらの本質を見抜いてくれた人はいるのだろうか。


まだ20代の頃、展示会の企画・制作を担当した。
相手は、3セクの課長さん
(役所側の人で、物静かで頭脳明晰タイプ)。
年齢は虫けらの20歳くらい上か。

イベント会場が横浜だったので、
イベント立会いのあと、
中華街で食事をした。
虫けらに発注してくれた会社(クライアント)の
営業担当と3人で。

課「いい人ですね」

と虫けらのことを言う。

さまざまな噂を流される、誤解多き女の虫けらに向かって
「いい人」と言うその人の「いい」の意味がわからず、

虫「いい人……ですか?」

課「仕事や話し方を見ていたらわかりますよ」

と言ってくれた。
本当の「いい」だと思った。

実は、そのくらいの年齢の人に、
食事やその他のプライベートな誘いを
受けることが多かったので、少し警戒していた。

が、この言葉。

そんなに会話を交わした訳でもなかったし、
プライベートな話もしていない。

嫌味でもおべんちゃらでもなく、
「いい人」と言ってくれたと思った。


いまでもその言葉は忘れられない。


虫けらの本質を見抜いてくれる人……。

夫とて、怪しいところがある。

親兄弟など、論外。



死ぬまでには、出会いたいものである。


               切 願





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Last updated  2025.03.15 12:15:17
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