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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2006.02.04
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これまでのお話は、フリーライターの「僕」が書いたもの。
フリーライターの「僕」が、恵美から聞いて書いたもの。

ブンとモトは18歳。
ブンは予備校、モトは京都の大学へ通っている。

三好君が現れた。
工業高校の機械科を卒業後、自動車工場に就職し、今は浜松の工場で研修中。
ギャラリーには、恵美が撮った三好君の写真もある。

「僕」が女性週刊誌の仕事で、NPOが経営するフリースクールを訪ねたとき、

『モコちゃん先生』と呼ばれる恵美に、「僕」は興味を持った。
連載の取材が終わったあとも、「僕」は学校に顔を出して、恵美の思い出話を聞いた。
そして、学校以外の場所でも会うようになっていく。

ギャラリーには、恵美の会社の同僚や大学時代の友人もいる。
そして、中庭には堀田ちゃん、ハナちゃん、西村さんがいた。
三人と話しをする「僕」。恵美と由香の思い出話。

最初、恵美は小説に書かれることを嫌がっていた。
でも、何日か経った後、由香ちゃんのために書いてもいいと言った。
本が出来上がったら、真っ先に届けたい一組の夫婦がいると言って。

ギャラリーに佐藤君がやってきた。
ヒップホップ調のいでたちにキャップをかぶり、耳にはピアス。


由香ちゃんのお墓に寄っていた、恵美が現れた。
純白のウェディングドレスに小さな花を飾った松葉杖。
会場の天窓からは、小さなふわっとした雲が浮かんでいるのが見えた。
「ほら、兄貴、迎えに行かなきゃ」とブンが「僕」にささやく。
「僕」ときみは、一歩ずつ近付いていった。





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Last updated  2006.02.04 21:39:24
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