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Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2011.08.15
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カテゴリ: 文芸

 私は 『阪急電車』 を読んで、有川浩という作家に興味を持ち、
 それから『図書館戦争』を読んだ人なので、
 非常に、そして絶対に驚かねばならない人ということになる。

 そして「驚いた?」と聞かれたら、「ある意味、驚いた」と答える。
 それは、何に対して驚いたかというと、
 この作品が、これほどまで話題になり、売れているという事実に対して。
 『阪急電車』が話題になり、売れたことに対しては全く驚かないのだけど。


本作冒頭部は、読むのに相当苦労させられたから。
本著50~60ページ当たりまで、私は読むことにかなり辛抱を強いられた。
恐らく、漢字だらけのカチカチ言葉や言い回し、説明が多用されているからだろう。

これで途中放棄せず、お話しとして面白くなってくる当たりまで、
多くの読者たちが、辛抱して読み続けたという事実に、ある意味感心し、驚かされたのだ。
場面展開の突飛さ等も含め、作品としての練度は、同じ作者のものとはとても思えなかった。
2年の月日の間に、急成長を遂げられたということなのだろう。

  ホントに頭がいい奴は誰でも分かる言葉で誰でも分かるように話すのよ。(P.265)

もちろん、文体や言い回しに慣れてきてからは、結構楽しむことが出来た。
主人公たちのキャラは、明確で分かりやすいものだし、
ラブストーリーとしても、多くの人に支持されるのが頷ける。





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Last updated  2011.08.15 22:02:24
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