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心臓のカテーテル手術後の経過を診るため退院後、初めて病院へ行きました。そもそも、心筋梗塞だった(!)ことを知るきっかけは知り合いの内科医が私の顔色を見て「一度、俺んとこで検査をさせろ!」との半ば強引な申し出がきっかけでした。その結果、普段はノーマークで検査すらした記憶がない「BNP値」の異常値が発覚したことです。下の表は「日本心不全学会」のHPをもとに分類したBNP値の「閾値:評価」です。 心疾患の有無心不全の重症度専門医による診察・治療18.4pg/dl未満基準値どちらとも言えない慢性の心不全はない場合によっては必要40pg/dl以上~100pg/dl未満要観察どちらとも言えない慢性の心不全による症状はないことが多い場合によっては必要100pg/dl以上~200pg/dl未満要精査・要治療心疾患あり多くは無症状の心不全一度はあったほうがよい200pg/dl以上~500pg/dl未満専門医による治療が必要心疾患あり心不全の可能性あり専門医による治療が必要500pg/dl以上厳重な治療が必要心疾患あり重症心不全入院も含めて厳重な治療が必要勝手に上から18.4未満(基準値)⇒「レベル0」数値が空いていますが、18.4~40未満⇒「レベル1」40~100未満(要観察)⇒「レベル2」100~200未満(要精査・要治療)心疾患有り!⇒「レベル3」200~500未満(専門医による治療が必要)心疾患有り!!⇒「レベル4」500以上(厳重な治療が必要)心疾患有り!!!⇒「レベル5」とレベル名を付けています。当初、ノーマークだった心臓の何らかの疾患が疑われた時点での私のBNP値は、なんと「300」を超えていました。「レベル4」(心疾患有り!!)です。 ・・・それでも自覚症状ゼロ!だった。 主治医曰く、「痛みに耐えきれず普通なら間違いなく救急車を呼ぶ」 ぐらいの病状だったようですが・・・その後、カテーテル手術でステント(コバルトクロム製のコイル)を血管に埋め込んだ直後は「220」まで下がり本日の検査では「60.4」まで下がりました。それでもまだ「レベル2」では有りますが・・・ただ、それに伴って想定されてはいましたが薬剤による作用で・PT高め・・・これは血液の固まりやすさの目安 現在血流を良くするため「血液サラサラ薬」を服用しているので これは当然の結果。・入院生活のためか「中性脂肪」増加・「尿酸値」も高め・そして、一番懸念された「クレアチニン値」が とうとう「2」を超えて「2.21」まで悪化!この数値が増すと腎臓の濾過機能が低下した証で行き着く先は「人工透析」です。これだけは避けたいところです。糖分、カロリー、塩分、タンパク質、脂肪分などなど制約の多い食生活を甘受しているのはひとえにこれ以上健康を蝕まれず生きていきたいがため。毎日9種類の薬を飲んでいますが、今回、腎臓の濾過機能を補助するため「非常に評判の悪い薬」(主治医曰く)を新たに追加されました。↑左にはみ出ているスティックコーヒーのような奴が今回追加された「評判の悪い薬」評判の悪い理由は・飲みにくい・食間服用 (食事をしながら・・・ではない!食事と食事の間、比較的空腹時の意味)・下痢、あるいは便秘しやすい・比較的高価との事。それでも、藁をもすがる思いで服用させていただきます。それ以外の「9種類の薬」は、朝1回(と言っても、変則勤務のため昼食後ですが)飲めば良いのですが、いちいち袋から9種類出しているとどこかへ飛んで行ったり、「あれ?これ飲んだっけか?」と残量を数えたり何かと面倒くさいので↓こいつを買ってきました。日曜日ごとに、1週間分小分けすれば飲み忘れも紛失(?)も防ぐことが出来そうです。結果的には、「まだまだ予断を許さない状況」との事で今週末に控えたセンター試験は、 ドクターストップとなり、今年の受験戦線は「不戦敗」となってしまいました。応援してくれている方にはただただ「申し訳ありません」としか言いようがありません。本日は、1日休暇を取ったので病院から帰って、返す刀で眼科へも行ってきました。6年ぶりぐらいの「眼底検査」です。以前なら「瞳孔を開く薬」を使ってしか検査が出来ず車で行くと、数時間「目が見えるようになるまで」車内で安静にしていないと帰れませんでした。医療機器や技術の発達はすごいもので、最新の眼底検査マシンは「ちょちょいのちょい」で以前の4倍の細かい広域まで調べることが出来ちゃいます。眼底検査の結果は「特筆すべき異常なし!」で、ほっといたしました。なんせ、ノーマークの心臓ですらこのザマなのですから15年以上前からマークしている「糖尿病三大合併症」の「失明」(糖尿病網膜症)「糖尿病神経障害」「糖尿病腎症」は、常に頭から離れない恐怖の存在なのです。ほっとしたせいか、タガが外れて一口羊羹と甘納豆を買ってしまいました。その隣の本屋さんで、「日本史&世界史並列年表」という面白そうな本も買いました。そういえば最近、ネット以外の「普通の本屋さん」で本を買うのは久しぶり。活字中毒の私は以前は、帰宅途上に必ず本屋に寄ってあの時間と空間に身を浸さないと1日が終わらないぐらいでしたが肝心の本屋さんが、1軒減り、2軒減り・・・今では通勤途上に(多少迂回しても)本屋さんが存在しません。残念だけど、しかたないんだろうなぁ。
2018年01月11日

本日、お昼過ぎ頃…なんと!1,000,000アクセスを突破いたしました。ありがとうございます。このブログを開設した当初の目的は、まだ達成出来ていませんが、少なくとも志をいまだに維持し続けていられるのは、このブログの存在によるところ大です。何事も中途半端で、物事をとことん突き詰める事なく生きて来ていろんな事を、「そこそこ」こなしながら食い繋いで来ました。現状は、形の上では今までで最も「形にならない」日々です。ま、それでも一つの事にここまで執着した事も無かったしここまで、遠いものに向かった事も無かったので、少なからず新鮮な気持ちを味わっています。「目指す」事自体が目的とならないように、戒めながら、この先も、日々歩んで行きます。一度きりのこの人生、「過去」となった人生の一つ一つの事柄は変えることは出来ませんが、ここからの未来次第で、「過去」の意味は大きく変える事が出来ます。「あの時代、あの時が有ってこそ、今が有る!」…と言える未来の「今」を目指して、今日の「今」を大切に。その積み重ねが、求める未来の「今」を作る。比喩ではなく、本当に「人間明日の事はわからない」と実感してからは、毎日を、丁寧に生きるよう心がけております。次の「キリ番」は、1,111,111 まずは、そこに至るまで日々大切に。↑ちょっとタイミングがズレて「1,000,001」になってしまいました。(-_-)
2018年01月09日
「正月や冥途の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」この歌は一休さん(一休宗純禅師)が骸骨の付いた杖をつきながら詠んだものらしい。例によって、この手のものは諸説有りますが、人は誰も明日(どころか今日でさえ)生きている保証は無いぜ。だから、今生きていることをしっかりと噛み締めぇや!という事を伝えんが為、あえて目出度い正月に骸骨の杖を突いて叫んで回った。と解釈しています。年末にまさにこのことを突き付けられるような事態に遭って、この新年を迎えるに当たり「目出度くもあり目出度くも無し」ということを身を持って実感しております。12月22日に退院してからは、25日(月)~28日(木)まで出勤し29日(金)~1月6日(土)までの連休中はひたすら「安静」を心がけて日々送っています。7日(日)から年明けの仕事が始まり11日(木)に病院で検査を受けます。カテーテル手術で埋め込んだ「ステント」の具合を確認します。調子が良ければ、その後1か月毎に通院し、その調子で8月以降まで維持出来たらお盆過ぎには2泊3日でまたカテーテル検査を受けます。その時点で異常が無ければ、ようやく投与する薬剤も現在の11種類から元通り2種類に減らすことが出来ます。とにかく、心臓の血管内に「コバルト・クロム」製のコイルが埋め込まれているかと思うと、 くしゃみも怖いし、 咳も怖いし、 しゃっくりも怖いし 鼻をかむのも怖いし 運転中バックするのに体をひねるのも怖い。ちょっとした筋肉痛も、腹痛も、肩凝りもすべてこのステントが原因ではないか、と疑心暗鬼になりびくびくしながら、ゆっくりとした動きを心がけております。実際、心筋梗塞になる兆候は人それぞれで、筋肉痛・・・と思ったら心筋梗塞で救急車単なる腹痛・・・と思ったら心筋梗塞で救急車肩凝り・・・でも心筋梗塞で救急車どんな症状が兆候になるか、油断できません。私の場合は、どの兆候も無く「無痛心筋梗塞」だったようで天の配剤(と信じている)により、最小限の肉体被害で済み何とか生きながらえておる次第です。あの時、現主治医と食事してなかったら・・・その前に、「遠いから」という理由で主治医を変えなかったら・・・現主治医が、「なんか、顔色が気になる」というだけで強引に「一回検査をさせろ」と言ってこなかったら・・・検査の結果を見て、「心臓の数値が気になる」と、これまた強引に専門医に紹介状を書かなかったら・・・そして、その場ですぐ予約を入れてくれなかったら・・・以前のように「過度の仕事の虫」で、検査(ごとき)のために有給休暇を取らなかったら・・・などなど・・・ぎりぎり綱渡りで命を落とさずに済んだ。思い返すと、ぞっとします。正直言えば、「明日生きて目覚める保証もない」かと思うと意を決して腹を括らないと、眠ることすら怖い。毎朝目覚めると、まずは「お~生きとった、生きとった。」と、我が身の生存確認をすることが日課になりました。あらためて言う事では無いのですが、 日々を大切に 為すべきことを後回しにせず 重要なことから片付けることをモットーに、悔いの無い生活を送るよう今年1年を過ごしたいと願っております。
2018年01月05日
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