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2009年12月04日
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カテゴリ: 政治問題
 平野官房長官が憲法解釈について、過去の内閣法制局長官の発言にしばられないと発言したことが、11月5日の朝日新聞に報道された;




 歴代政権は、内閣法制局の了解がなければ、事実上、憲法解釈の変更には踏み込まなかった。今回の発言は、憲法解釈も政治主導で行う原則を示したとみられるが、時の政権の都合で憲法解釈が安易に変更される恐れもある。

 平野氏は会見で「これまでの法制局長官の憲法解釈には内閣はしぼられないのか」と問われ「もちろんそういうことだ」「政治主導だから、政治判断で解釈していく」と述べた。集団的自衛権の行使を違憲とするこれまでの政府解釈については「現時点では過去に解釈されたことを踏襲する」と述べた。

 首相は4日夜、記者団に対し、「(憲法解釈を)変えるためには極めて慎重じゃなきゃいけない。変えるためには当然、国民的な世論というものもしっかり見定める必要もあると思う」とも述べた。      (金子桂一)


2009年11月5日 朝日新聞朝刊 14版 1ページ「憲法解釈も『政治主導』-法制局答弁と一線」から引用

 もともと「政治主導」とは、政策決定を官僚に丸投げしていた過去の政治のあり方を反省して出てきたものであったはずである。政治家も官僚以上に政策に通じていなければならないという主旨で、国会答弁を官僚にやらせることは止めるということになったのであるが、これが調子に乗って、政府がその内部の専門部局である「内閣法制局」の見解を無視して行動するというのは、いささか悪乗りというものではないだろうか。そんなことがまかり通るのでは、内閣法制局は一体何のために存在するのか。









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最終更新日  2009年12月04日 22時45分49秒


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