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2010年09月13日
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カテゴリ: 歴史認識
 終戦間際に宣戦布告して当時の満州に進軍したロシア人兵士たちに強かんされた日本人女性たちの悲惨な記事を読んだ読者が、日本軍兵士による犯罪も忘れてはならないと、8月18日の朝日新聞に投書しいている;




 戦後間もなくの職場では、彼らが実行してきた「三光作戦」(殺し尽くし、絡奪し尽くし、焼き尽くす)についてとくとくと語る姿があちこちで見られた。特に元兵士同士が語り出すと、「赤ん坊を銃剣で突き刺した」といったようなことを競争のようにして話すのだ。聞いている方もそれをとがめ立てる声はほとんどなかった。私も当時はことの重大さに気づいていたとはいえない。

 とりわけ元兵士たちが多く話したのは残虐きわまる婦女暴行についてだった。中には「今頃、オレの子どもが生まれているだろう」とうそぶくものもいた。

 終戦直前に宣戦したソ連軍兵士らによる暴行を受けた女性の悲惨な運命を考えると同時に、中国大陸で行われた日本兵の無数の暴行事件も決して忘れてはなるまい。暴行された中国女性、多分そのために妊娠・出産を余儀なくされたであろう女性を思うとき、決して暴行の「被害」は終わっていないことに慄然(りつぜん)とするのは、私一人ではあるまい。


2010年8月18日 朝日新聞朝刊 12版 12ページ「声-暴行『加害』の歴史も忘れずに」から引用

 中国大陸やその他東南アジアでの日本軍兵士による犯罪は、そのごく一部がB、C級戦犯として裁かれたものもあるが、大部分は混乱に乗じて何のとがめだてを受けることも無く無事に帰国して、戦後は何食わぬ顔で平然と暮らした。中には深く反省した者もいたであろうが、そうでもない者は上の投書が紹介するように自慢話にしていたのであるから、あきれ果てた民度である。







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最終更新日  2010年09月13日 19時09分37秒


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