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2010年10月14日
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テーマ: ニュース(96949)
カテゴリ: ニュース
 検察審査会が小沢一郎氏について2度目の「起訴」を議決したことについて、5日の東京新聞は次のような解説記事を掲載している;




 今回の議決は、4月の一度目の議決に比べ、小沢氏と元秘事りの供述の信用性をより詳細に検討。その上で、検察の不起訴処分に異議を呈した。強制起訴制度をめぐっては「市民感情で起訴の判断をしてもいいのか」という批判があるが、議決には、そうした声を封じる重みがある。

 国民は長く、検察の判断に一定の信頼を寄せてきた。しかし、陸山会事件をはじめ、兵庫県明石市の花火大会事故などで検察の不起訴が繰り返されても、検察審査会が起訴議決するケースが相次いでいることば、市民が検察の判断を絶対視しなくなっていることの表れと言える。

 加えて、厚生労働省の文書偽造事件の無罪判決や、証拠改ざん事件や不正隠ペい事件は検察への信頼を崩壊させた。

 日本では、検察が起訴した事件の有罪率は99%。このため、国民には「起訴イコール犯人」という意識があったことは否めない。

 陸山会事件をめぐる二つの議決や検察不信は、『白黒』を判断するのは裁判であるという、刑事司法の本来の姿を再確認させようとしている。 (社会部・飯田孝幸)


2010年10月5日 東京新聞朝刊 12版 1ページ「解説-法廷判断 強く求める」から引用

 この解説記事は、色々とうさん臭い問題を含んでいる。検察審査会のメンバーが一新されても同じ判断が示されたことの意味が大きいなどと言っているが、これは東京新聞も含んだマスメディアが、推定無罪のルールを無視して小沢氏が限りなくクロに近い灰色であることを喧伝した結果、大部分の国民が「小沢はクロ」との予断を持ってしまっただけのこと、とも考えられる。
 国民が「起訴イコール犯人」という意識になったのは検察が起訴した事件の有罪率が99%であることが理由であるかのように書いているが、それだけに留まらず、新聞やテレビが長年にわたって容疑者を犯人視報道してきた結果であることも見落とすわけにはいかない。
 数週間前に引用した斎藤学氏のコラムによれば、検察審査会のメンバーは当然のことながら全員、法律の素人で、法律用語だらけの膨大な捜査資料を限られた期間内に全てに目を通すこともできず、結局は検察側の誘導する方向に議決されてしまう実態も明らかになっている。
 結局、小沢VS検察の権力闘争の中で、検察は法律のプロとして小沢を起訴することは出来ないと結論を出したが、ここでシロウトを利用して「強制起訴」を無理やり通せば、裁判には長時間かかるからその期間、小沢氏の政治活動を妨害することができるという作戦に出たものと考えられる。
 審査会の決議には市民が検察の判断を絶対視しなくなっているという意味があるなどと、見当外れなことを書いてるヒマに、検察審査会の実態がどのようになっているか、自らの反省を込めて取材し報道していただきたいものである。







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最終更新日  2010年10月14日 18時31分47秒


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