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2010年10月31日
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カテゴリ: 政治問題
 中国人船長を処分保留で釈放したことを批判する意見がある一方で、あれは賢明な選択であったとする投書が、3日の朝日新聞に掲載された;




 しかし、もし身柄の拘束を続けて起訴に踏み切った場合、それは我が国の利益になったのだろうか。私は、その影響を考えると、タイミングの問題は別にして、賢明な選択だったと思う。

 中国側は国際的な常識やルールを無視して次々と不当な対抗措置を繰り返し、釈放後も強硬な姿勢をとり続けている。こうした中国の姿勢を支持する国はほとんどあるまい。だから、我が国は国際社会に向かって、自らの正当性をもっと明白に主張すべきである。

 ただ、イソップ物語の「北風と太陽」のように、経済力や軍事力を背景にした相手に、力で当たっても解決は得られない。むしろ、力に頼らず、対話と交渉を通じ、知恵を尽くして双方の利益になるような解決策を模索すべきだろう。


2010年10月3日 朝日新聞朝刊 13版 6ページ「声-『弱腰外交』恥じず、知恵尽くせ」から引用

 私もこの投書の意見に賛成です。事態があのようになってしまったからには、そうするしか無かったと思います。物事の後先を考えずに逮捕を決断した前原外相の失態の後始末ですから、仕方がありません。日米安保を楯に筋を通せとか尖閣諸島に自衛隊を配備しろというような安易な発想では満足な解決は得られません。対話と交渉を通じ、知恵を尽くして双方の利益になるような解決策を模索する、これこそがわが国憲法の精神であることを想起するべきでしょう。
 それにしても、尖閣諸島沖の漁船衝突事故と同じ頃に、ロシアのメドベージェフ大統領が突然、北方四島を視察する意向との報道があり、奇異に思いましたが、その後の今月中旬のNHKの報道によると、大統領が突然そのようなことを言い出した原因は、前原外相がロシア大使を外務省に呼びつけて何やら余分なことを言った、それに対する報復であったとのことです。どうもこの、前原という政治家はろくなことをしない。こういう人物を政府の要職につけておくことは国益に反するのではないかと思います。







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最終更新日  2010年10月31日 20時44分19秒


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