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日本軍「慰安婦」の問題は、「強制連行」があったか否かが最大の問題ではなく、政府・軍が「慰安婦」制度を持っていたこと自体が問われているのです。
日韓の問題だけではなく、第2次大戦時の日本軍の行動への認識が問われています。
「慰安婦」制度の罪は、戦後、オランダ女性を「慰安婦」にしたことが裁かれたように、連合国の戦争犯罪法廷で裁かれています。
日本は、サンフランシスコ条約で「極東国際軍事裁判所並びに他の連合国戦争犯罪法廷の裁判を受諾する」として、独立しました。いま、私たちに求められているのは、罪状は罪状として認めた上で、将来に向け建設的動きを示すことだと思います。
◆日本人として大事な責務-法政大学教授、田中優子さん
志位委員長の見解は、すでに政府が公式に認定した河野談話の内容と成立経緯を非常に丁寧に再確認し、日本軍「慰安婦」を「人権侵害」として明確に位置づけており、感銘を受けました。
日本人である以上、今こそこの再確認をすべきであり、それが世界に対する責務だと思いますので、その責務を果たしたと思います。
河野談話は反政府的言説でも反司法的言説でもなく、まさに戦後の日本政府が人権を重視した民主主義国家、差別のない国家として幾度も生まれ変わる、その重要な節目でした。「旧日本軍」の行為の事実を精査し、司法の判断を受け、政府がそれを認定し、そうすることで新しい日本になる大事な過程でした。
ドイツ政府がナチを否定することで戦後ドイツに生まれ変わったように、 日本政府は「旧日本軍」を否定することで戦後日本に生まれ変わった はずです。河野談話は日本を否定しているのではなく、旧日本軍のありかたを否定して日本を救った談話です。
このことを多くの日本人が認識し、国際的に「まともな」日本を創る必要があると思います。
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