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2015年01月16日
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カテゴリ: 文化
 日本在住の中国人作家、楊逸(ヤンイー)氏は、中国で人気の「知日」という雑誌に関連して、10日の東京新聞コラムに次のように書いている;




「日本を知る」意味のそのタイトルは、日中関係が悪化しつつあった2011年1月に北京で創刊された雑誌の名前に由来する。漫画や猫のような「一般受けしやすい」ことから、日本禅や明治維新など歴史や価値観をのぞかせる分野まで、毎回テーマに沿って写真や漫画を用いて中国人に 今の日本の「ありのままの姿」を紹介するこの雑誌、中国の若者の間で大ヒットしている そうだ。

 政治に操られる「日中関係」は、いつに始まったのだろうか。隣国なのに、いや隣国だからこそ、互いに「ののしり合っている」。心痛むもなすすべはない。日本で暮らす中国人として日本の人にもっともよくされる質問は「中国とどう向き合えばよいのか」である。ゆえに、今の私は「中国とどう向き合えばよいのかアレルギー」にもかかってしまった。

 よく考えれば、 先の質問をする人の大半は中国のことをあまり知らずに、メディアの報道で「嫌中」感情を抱く ようになった。「どう向き合うか」を悩む前に、どんな小さなことでも、まず興味を持ち、自らの目で見て、身をもって体験することだ。「知」と「日」とを合わせれば「智(ちえ)」になる。「智」もまた、「知」がなくして生まれやしないのだ。(作家)


2015年1月10日 東京新聞朝刊 11版S 25ページ「本音のコラム-知日」から引用

 この記事は中々示唆に富んでいる。楊逸氏に「中国とどう向き合えばいいのか」と質問してくる人が、実はあまり中国のことを知らない。これはどうも中国に限った話ではなく、不当なヘイトスピーチを繰り返す在特会のメンバーも、インタビューしたところ、彼らは日本になぜ在日と呼ばれる人々がいるのか、行政がなぜ彼らを支援する政策を実施せざるを得なかったのか、その辺の知識は皆無で、巷に氾濫するヘイト本を鵜呑みにしているだけだという報告もある。そのような付和雷同はつつしみ、自分の目で見て確かな情報を得ることが大切です。





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最終更新日  2015年01月17日 11時03分22秒


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