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2017年01月17日
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テーマ: ニュース(96951)
カテゴリ: ニュース
法政大学教授の山口二郎氏は、元日の東京新聞コラムに次のような年頭所感を書いている;




 昨年末の安倍首相による真珠湾メッセージの中にあった「寛容」と「和解」という言葉は、今の日本と世界に最も必要な価値である。これらを自分よりも強い者にへつらうメッセージではなく、自分自身の生き方の原理、他者に接するときの価値の基準にしたい。

 特に昨年の日本では排除、差別がまん延し、多くの悲惨な事件が起こった。国内の社会で周辺に追いやられている人々の一部は、近隣の国民にいじめや差別の矛先を向けることで憂さを晴らそうとしてきた。

 こうした問題は、米国や欧州諸国にも広がっている。 人間の歴史を振り返れば、16、17世紀の宗教戦争による破壊を経験した人々は寛容と共存の必要を学び、市民革命以後、個人の尊厳という価値を定着させた。 今の人類は、 その400年の歩みを逆転させるか否かの瀬戸際に立っている といっても過言ではない。

 この流れに抗して、寛容と和解を実現することは政治の課題であるとともに、私たち一人ひとりの生き方のテーマでもある。身近な場所での差別やいじめを許さない、困難な状況にある人々に手を差し伸べる。こうした一人一人の行動の積み重ねが、寛容な社会をつくり出すはずだ。
(法政大教授)


2017年1月1日 東京新聞朝刊 11版S 27ページ「本音のコラム-2017年の希望」から引用

 去年はEUからイギリスが離脱し、残った諸国には移民排除を主張する勢力が台頭し、アメリカでは差別的な発言をする人物が大統領になるという危機的状況が進行しています。はたして人類はこの危機を乗り越えることができるのか、それとも歴史の進歩を逆転させる羽目になるのか、今年は岐路にたった年になるのかも知れません。特に、政治の素人が大統領になるアメリカがどういうことになるのか、その影響は日本にも直接的に影響してくる可能性が大であり注意が必要です。





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最終更新日  2017年01月17日 15時53分07秒


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