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2017年01月19日
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テーマ: ニュース(96979)
カテゴリ: ニュース
次期アメリカ大統領のトランプ氏の発言は何故問題なのか、8日の東京新聞は一問一答形式で次のように解説している;



(ワシントン・時事)


 Q なぜ企業に政治介入するのですか。

 A 米国内の雇用維持はトランプ氏の最も重要な課題です。多くのメーカーは人件費が安いメキシコなどでの工場新設や増強に向かっていますが、トランプ氏は「米国の雇用が奪われている」と批判。国外生産分に対する税率引き上げをちらつかせ、海外移転を阻止しようとしています。

 Q 標的は製造業が多いのですか。

 A トランプ氏は大統領選で鉄鋼や自動車産業の勢いが衰えた中西部の大票田を制し、勝利しました。中国やメキシコからの輸入を抑え、 「米国の製造業を再び偉大にする」という公約を実現したい考え です。

 Q 介入はうまくいくでしょうか。

 A 圧力に屈した企業もあります。スパイサー次期大統領報道官は「成果が出ている」と主張しています。しかし、こうした介入ばかりでは、米国への投資が萎縮しかねません。

 Q トランプ氏のツイートの問題は。

 A 一方的で、虚偽や事実誤認も目立ちます。ただ、1900万近くのフォロワーを抱え、影響力は強大です。狙われた企業の株価は軒並み下落しました。トランプ氏がドル高批判をつぶやけば、大統領選後に進んだ円安ドル高が急変する可能性があります。中国を挑発するツイートも多く、貿易摩擦が激しくなる兆しもみられます。


2017年1月8日 東京新聞朝刊 12版 4ページ「トランプ氏、なぜ企業に介入?」から引用

 トランプ氏は政治の素人で非常識な発言を繰り返してばかりいるような印象を受けますが、なぜ企業活動に介入するのかと言えば、それは工場がアメリカから別の国に移転すると自国の労働者が失業するから、それを防ぐために企業活動に注文をつけているということで、それなり一応スジは通っているようです。しかし、企業活動は経済原則に則って行われるもので、自国の労働者が失業しないように企業を政治的にコントロールするというのは、大局的に見て正しい手法なのかどうか、議論が必要と思います。最近の報道によると、トランプ氏にTPP反対の理由を尋ねたところ「中国が加盟して大きな顔をしているような枠組みにアメリカが参加するというのは許せない」と述べたそうで、彼は世の中をあまりよく分かっていないふしがあります。トランプ氏がTPPには加盟しないと発言しても、どこ吹く風のように安倍首相はTPP承認を強行採決しましたが、いずれトランプ氏は前言を翻すであろうことを読み込んだ上でのことだったのか、大変興味深く思います。





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最終更新日  2017年01月19日 20時34分07秒


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