フリーページ
この法案の危険性は本紙をはじめ、多くのメディア、識者が指摘している通りである。行いの正しい普通の人には適用されないと政府は言うが、それが信用できるかどうか。 わが国の捜査機関、裁判所が今まで人権を守ることに、どの程度の熱意を持ってきたかを検証する必要がある。
まず、警察・検察は過去の冤罪(えんざい)事件について真剣な反省はしておらず、しばしば結論ありきの捜査によって、人権を侵害している。
沖縄では基地反対運動のリーダー、 山城博治氏を公務執行妨害、器物損壊などの容疑で繰り返し逮捕し、4カ月にわたって勾留 している。これは 警察の狙いが犯罪行為を追及することになく、政府に逆らう思想を抑圧することにある一例だ。
裁判所という機関は、警察・検察の捜査についてほとんど何の歯止めにもなっていない。山城氏の例でいえば、証拠隠滅や逃亡の恐れは毛頭ないわけで、 長期間拘束する理由は全くない。 にもかかわらず、裁判所は警察の言い分を漫然と正当化するだけである。
共謀罪とは政府、司法が共謀して、為政者にたてつく「不逞(ふてい)の輩(やから)」を弾圧するための新たな道具だと私は考えている。
(法政大教授)
侵略無反省の高市政権(10日の日記) 2026年09月10日
首相批判続々、今度は視察動画(9日の日… 2026年09月09日
「残念」で済ませるのか?(8日の日記) 2026年09月08日
PR
キーワードサーチ
コメント新着