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首相は9日の参院予算委員会で「採択されている多くの教科書で『自衛隊が違憲である』という記述がある。(それなのに)自衛隊は命がけで国民を守らなければいけない。この状況はなくしていく責任がある」と語りました。
首相は安全保障関連法を審議した2015年7月の国会審議でも「中学校の公民の教科書」に言及し、同様の見解を示しています。そこで教科書検定に合格して現在使われている7社の中学3年生向け公民教科書を点検しました。
自衛隊と憲法の関係は、憲法の3原則の一つである平和主義を説明するくだりで出てきます。
7社すべてが、自衛のための必要最小限度の実力は憲法9条が禁じる「戦力」に当たらず、自衛隊は合憲とする政府の憲法解釈を掲載しています。うち6社は「自衛隊は憲法に違反するという主張もあります」といった記述で自衛隊違憲論に触れていました。
多くの教科書に自衛隊違憲論が記載されているのは事実でした。もちろん、自衛隊を合憲とする政府の立場との両論併記という形です。
(清水俊介)
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